ラブライブ!~歴史の阻止~   作:夜櫻

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ウォズ「この本によれば、仮面ライダーウィザードこと氷海美晴は久しぶりにAqoursの練習に参加し、高海、桜内と共に帰宅していたがそこにアナザー鎧武が現れ、氷海美晴と高海千歌がヘルヘイムの森に閉じ込められてしまう、そこで出会った駆紋戒斗とは?そして、生まれる新たな大将軍…おっと、先まで読みすぎました」


第42話 新たな将軍

~ヘルヘイムの森~

美晴「インベス?」

戒斗「その果実を口にした物は皆、怪物になる…あんな奴らにな」

戒斗さんがそう言うと森の奥からドラゴンの怪物がでてきた

千歌「あれがインベス?」

戒斗「奴らの攻撃を食らうな、ヘルヘイムの芽が傷口から出てくるぞ」

そう言うと戒斗さんはドライバーを腰に着け、錠前を取りだした

戒斗「離れてろ、変身!」

バナナ!

錠前をドライバーに取り付けた

『ロックオン!』

そして、ドライバーについてる小刀で錠前を切った

『カモン!バナナアームズ!ナイツ・オブ・スピアー!

上からバナナが降ってきて、頭に被ると仮面ライダーに変身した

美晴・千歌「バナナ!?」

バロン「バロンだ!」

そう言い、バロンはバナスピアーを取りだし、ドラゴンインベスと戦い始めた

 

~第三者視点~

バロン「はぁ!ふん!ふっ!」

ドラゴンインベス「はぁ!」

バロン「ふっ!ぐわあ!」

ドラゴンインベス「はぁーー!」

バロン「ふっ!確か貴様パワータイプだったな」

そう言い、バロンは別の錠前を取りだした

マンゴー!

ベルトに着けていたバナナロックシードを取り外し、マンゴーロックシードを取り付けた

『ロックオン!』

『カモン!マンゴーアームズ!ファイト・オブ・ハンマー!

バロンはマンゴーアームズになった

バロンM「はぁ!ふん!ふん!ふっ!はぁ!」

ドラゴンインベス「ぐわあ!ぬわぁ!」

バロンM「トドメだ」

マンゴースカッシュ!』

ベルトの小刀でロックシードを1回切るとマンゴパニッシャーにエネルギーが溜まる

バロンM「はぁーーー!はぁ!」

ドラゴンインベス「ぐわぁぁぁぁ!」

バロンがマンゴパニッシャーでドラゴンインベスを殴った

ドラゴンインベスを倒した後、ベルトにあるロックシードを畳んで取り外した

戒斗「貴様もその実を食べていたら、俺に倒されていたぞ」

実を食べようとした千歌さんに言った

千歌「ご、ごめんなさい」

美晴「戒斗さん、ここは一体どこなんだ?」

戒斗「ここは大剣を持った怪物が作り出した世界…ネオ・ヘルヘイム」

千歌「ネオ・ヘルヘイム?」

美晴「ここから抜け出す方法はあるんですか?」

戒斗「あるにはある…'クラックで入ってきた者が現れるとどこかに出口のクラックが開く」

千歌「じゃあそのクラックっていうのを探せば帰れるんだね!」

美晴「問題はどこにあるかだ」

戒斗「安心しろ、目星ならついてる」

ついて行いと戒斗さんが言ったので俺と千歌さんはあとをついてった

 

~道中~

千歌「ねぇ、美晴君、私ってさ足でまといじゃない?」

美晴「え?どうしたの?急に」

千歌「美晴君や戒斗さんは仮面ライダーとして戦ってるのに私は2人に守られながら進んでるだけなんて…だったら私がここに残れば…!」

千歌さんが続きを言う前に俺が人差し指で押さえた

美晴「そういうことは言っちゃダメだ、千歌さんには大切な仲間が待ってるんだから

大人しく守られてな」

千歌「うん……」

渋々うなづいてくれた

その時、俺は気が付かなかった

千歌さんがロックシードと戦国ドライバーを持っている事に

 

~クラック前~

戒斗「あそこだ」

美晴「って遠!」

戒斗さんが指さした所は崖の向こうだった

戒斗「バイクを使えば問題ない」

そう言い、ロックシードを投げて、バイクを出した

美晴「そういうことなら」

『コネクト・プリーズ!』

後ろに魔法陣が現れ、手を入れてバイクを引きずり出したら

美晴「千歌さん乗って」

千歌「う、うん」

千歌さんが俺の後ろに跨る

戒斗「行くぞ!」

そう言い、ふたつのバイクがクラックに衝突する

 

~現実世界~

梨子視点

あの後、警察の人が来て、美晴君と千歌ちゃんを探したけど見つからなかった

梨子「千歌ちゃんと美晴君どこ行ったんだろ…」

果南「まさかそんなことがあったなんて…」

私は次の日に部室で皆に事情を話した

鞠莉「そういえば梨子、美晴と千歌っちをどこかに閉じ込めたって言う化け物はどんな見た目だった?」

梨子「え?えっと確か…侍みたいに鎧を着てて…あっ!オレンジを模した大剣を持ってたよ」

Aqours「オレンジを模した大剣?」

ダイヤ「士さん達に連した方がいいんじゃないですか?」

果南「そうだね、私渡君に電話してくるよ」

鞠莉「あら~果南ったらいつの間にμ'sのマネージャーとそういう関係にぃ~?」

果南「なっ!?そんな訳ないじゃん!/////」

顔を真っ赤にしながら、電話しに行った果南さん

梨子「思い出した!その怪人の鎧には確かGAIMEって書いてあった!」

Aqours「鎧武?」

ルビィ「鎧武ってあの『チーム鎧武』ですか?」

梨子「分からない、でもそう書いてあったよ」

電話をしに行った果南さんが戻ってきた

果南「ダメみたい、向こうでもなんか起きてるみたい…」

ウォズ「では私が話しましょう」

Aqours「!?誰!?」

ウォズ「私の名はウォズ、しがない預言者だ」

ダイヤ「よ、預言者ですの?」

ウォズ「そんなことより、桜内君が見たのは『アナザーライダー』だ」

梨子「アナザーライダー?」

ウォズ「アナザーライダーとは見出した人間をもとに勝手に創り出した仮面ライダーのこと。アナザーライダーが誕生した瞬間、その時代に活躍する正規のライダーは消滅、アナザーライダーにとって代わられてしまい、歴史そのものが変化してしまうのだ」

曜「じゃあ『GAIME』って文字は…」

ウォズ「本来の仮面ライダー、仮面ライダー鎧武の事だ」

ウォズさんが解説していると外が騒がしくなった

善子「外がうるさいわね」

花丸「見に行くズラ」

全員外に向かった

 

~浦の星女学院・校庭~

アナザー鎧武「うぉー!はぁ!」

校庭に行くとそこではアナザー鎧武が暴れていた

果南「あれがアナザーライダー…」

鞠莉「もう、どうするのよ!」

ウォズ「ここは私が」

そう言いながら、ウォズさんが前に出た

曜「ウォズさん?」

ウォズさんの手には緑色のドライバーが

ビヨンドライバー!

腰に巻くとデバイスを取りだした

ウォズ!

デバイスを起動して、ベルトの右側につけた

アクション!

ウォズさんの後ろから緑色のレーザービームが出てきた

ウォズ「変身」

ベルトの右側を曲げた

『投影!フューチャータイム!

『スゴい!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズウォズ!』

ウォズさんは仮面ライダーになった

Aqours『え?』

ウォズ「祝え!過去と未来を読み解き、正しき道を記す預言者!

その名も仮面ライダーウォズ、新たな歴史の1ページだ!」

ダイヤ「ウォズさんが仮面ライダーですの!?」

『ジカンデススピアー!』

『ヤリスギ!』

ウォズさんは武器を構えた

ウォズ「はぁ!ふっ!はぁ!」

アナザー鎧武「はぁ!うぉー!はぁ!」

ウォズ「ふっ!はぁ!」

アナザー鎧武「ふっ!はぁーー!」

アナザー鎧武が大剣を上にやるとチャックのようなものが開き、そこから怪人が現れた

ルビィ「うゆ!?かかかかかか怪人が出てきた…」

ウォズ「うーん、大人数でやるのは好きじゃないんだ」

ウォズさんは武器についてあるボタンを押して、スライドさせた

『フィニッシュタイム!』

『爆裂DEランス!』

ウォズ「はぁーー!」

槍にエネルギーが溜まり、周りの怪人を一掃する

ウォズ「よし…あとは主役に任せよう」

そう言うとまたチャックが開き、バイクが2台出てくる

 

美晴視点

美晴「はぁ!」

戒斗「ふっ!」

アナザー鎧武「うわぁ!」

クラックを強行で抜け出し、出たのは浦の星の校庭、そこにはAqoursメンバーとアナザーライダー、そしてウォズがいた

千歌「もうー、強引すぎない?」

美晴「仕方ないでしょ?」

梨子・曜「美晴君!千歌ちゃん!」

戒斗「·貴様、あの時の借りを返してやる!」

戒斗さんはバナナロックシードを取り出したが歴史の影響のせいで粒子となって消えた

戒斗「チッ!やはりダメか、氷海ここは任せたぞ!」

美晴「はい!」

『ドライバーオン!プリーズ!』

『シャバドゥビタッチヘンシーン!』

美晴「変身!」

フレイム!プリーズ!』

ヒーヒー!ヒーヒーヒー!

ウィザード「さぁ、ショータイムだ!」

ウィザードはウィザードソードガンを手にして、アナザー鎧武に走てった

ウィザード「はぁ!ふっ!はぁ!とりゃあ!」

アナザー鎧武「ふん!ふっ!はぁ!」

ウィザード「グッ!…はぁ!」

アナザー鎧武「ふん!」

ウィザード「ぐわあ!やっぱりダメか」

千歌「み、美晴君!」

ウィザード「千歌さん!?早く離れろ!」

千歌「……!」

千歌さんは意を決したような顔で戦国ドライバーを腰に巻いた

ウィザード「そのドライバー…まさか!」

千歌「…変身!」

オレンジ!

『ロックオン!』

『ソイヤ!

オレンジアームズ!花道オンステージ!』

千歌さんは仮面ライダー鎧武に変身した

鎧武「はぁ!やぁ!」

アナザー鎧武「うう!はぁ!」

鎧武「ふっ!はぁ!やっ!たぁ!」

アナザー鎧武「うう!グッ!うぉー!」

鎧武はカッティングブレードをスライドさせた

オレンジスカッシュ!』

鎧武「はぁぁぁー!」

アナザー鎧武「うわぁ!」

鎧武のライダーキックがアナザー鎧武にあたり、煙に包まれた

アナザーライダーは正規の仮面ライダーに倒されると生滅する……が

アナザー鎧武「うぅ…」

鎧武「そんな!」

アナザー鎧武「はぁ!」

千歌「キャッ!?」

アナザー鎧武の攻撃で変身が解けてしまった

『シールド・プリーズ!』

だが千歌と戒斗を守るような水色のドーム状のシールドが現れた

千歌「美晴君!」

ウィザード「お説教は後だ!まずはそこで大人しくしていろ!」

そう言い、ウィザードはインフィニティリングを取り出した

インフィニティ!プリーズ!』

ヒースィフードー

ボーザバァビュードゴーン!

ウィザードI「はぁ!ふっ!はぁ!」

アナザー鎧武「ウォ!はぁ!ふん!」

ウィザードI「ふっ!はぁ!でぇりゃあ!」

 

千歌視点

戒斗「高海と言ってな、貴様何故鎧武に変身できた?」

千歌「え?」

戒斗「元々それはあるひとりの男のロックシードだ、貴様が扱えるはずがない」

確かになんでだろう

千歌「でもあの怪人は倒せなかった」

戒斗「当たり前だ、貴様まだ本当の力という者に気づいていないからな」

千歌「本当の力…?」

戒斗「とある男から教えもらった、本当のとはテキを凌駕する力ではなかった

本当の力は守りたい物を守る力だった、貴様にはあるのか?守りたい物が」

千歌「私の守りたい物…」

戒斗「氷海美晴という男が何故あそこまで戦えるか分かるか?」

千歌「え?」

戒斗「あの男は言っていた『大切な仲間を守る、その為に俺は戦う』と」

守りたい仲間…私にも

ウィザードI「うわぁ!」

美晴君が倒れたと同時に魔法が切れて、シールドが消えた

千歌「私の守りたい物…それは私の事を支えてるくれる、背中を押してくれる仲間を守るために私は戦う!美晴君が戦うように私もAqoursをμ'sを世界のみんなを守りたい!」

その声と共に私の手には鍵のようなロックシードとオレンジ色のロックシードが握られていた

千歌「美晴君!後は任せて」

『カチドキ!』

『ロックオン!』

『カチドキアームズ!いざ出陣!エイエイオー!』

『フルーツバスケット!』

『ロックオープン!』

『極アームズ!大・大・大・大将軍!』

私は仮面ライダー鎧武極アームズに変身した

『バナスピアー!』

フルーツバスケットロックシードを捻らせるとバナスピアーがでてきた

鎧武極「はぁ!ふっ!やぁ!」

アナザー鎧武「うわぁ!ぐわあ」

『イチゴクナイ!』

鎧武極「はぁ!ふっ!はぁ!」

アナザー鎧武「うう!」

『クルミボンバー!』

『マンゴパニッシャー!』

『パインアイアン!』

鎧武極「はぁーーー!」

アナザー鎧武「グッ!うわぁ!ぐわああ!」

『無双セイバー!』

『火縄大橙DJ銃!』

無双セイバーと火縄大橙DJ銃を連結させて、剣モードにした

ロードバロン「行け!高海!俺ごと斬れー!」

戒斗さんが押さえてくれた

だがその戒斗さんはインベスになっていた

鎧武極「はぁーーー!」

アナザー鎧武「ぬわぁぁあ!」

ロードバロン「ぐわぁぁぁぁ!」

2人の叫びが聞こえ、爆散した

 

美晴視点

全ての点と点が繋がった

鎧武ウォッチが無かったのはウォッチが千歌さんを選んで知らぬ間に彼女を鎧武の適合者にしたんだ

美晴「千歌さん…」

千歌「美晴君ごめんね」

美晴「いいんだ、鎧武の歴史を千歌さんに…いや、″千歌″に任せた」

千歌「/////う、うん任せて!」

美晴「?」

なんか顔が紅いが大丈夫だろうか?

曜「私なんてちゃん呼びなのになんで千歌ちゃんと梨子ちゃんだけー」

と曜ちゃんが言っていた

 

ウォズ「こうしてAqoursのリーダー、高海千歌は仮面ライダー鎧武の力を受け継いだ

さあ、次はどんなレジェンドと出会えるのか」

透明な喋が飛んでいるところに発光していて携帯で戦う仮面ライダーがいた

 

次回仮面ライダーウィザード

「美晴が居ない間頑張るぞ」

「何よ!あの怪人」

「真姫さん!」

「久しぶりだな」

次回第43話 913

 




どうでしょ?千歌ちゃんが仮面ライダーになっちゃった
誕生日おめでとう、千歌さん

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