ラブライブ!~歴史の阻止~   作:夜櫻

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ウォズ「この本によればμ'sのマネージャーである仮面ライダーディケイドこと門矢士と仮面ライダーキバこと紅渡は氷海美晴がしばらく来れなくても頑張ろうとμ's全員の指揮をあげる
そんな帰り道西木野真姫が突如謎の男が変身したアナザーファイズに手によって誘拐される、変身して後を追うとする門矢士、紅渡、園田海未、綾瀬絵里の前に氷海美晴の手の中で消滅したはずの仮面ライダーパラドクス、パラドが妨害をする、圧倒的力の前に門矢士達は倒れる
一方西木野真姫を拐ったアナザーファイズは西木野真姫に見知った顔『乾巧』の手によって解放される、そして自分の夢を持って他人の夢を守る仮面ライダー…おっと先まで読みすぎました」


第44話 555

真姫「乾さん…どうして」

乾「それより今は逃げるぞ」

乾は真姫の手を引きながらアナザーファイズから遠ざかった

 

一方その頃渡達は

士「…これがパラドがμ'sの前から姿を消した真実だ」

μ's『…………』

僕らはあの後、近くにあった絵里さんの家で手当をしている

そして士さんがパラド君が消えた理由をみんなに話した

穂乃果「でも穂乃果がことりちゃん達と喧嘩した時は慰めに来てくれたよ!」

渡「恐らくその時にはもう蘇っていたんだよ」

士「あいつは美晴が浦の星女学院にいることを突き止めていた、蘇った際に何か探知的なものを渡されたんだろ」

海未「花陽も知っていたんですね」

士さんが話してる最中に花陽さんも説明していた

花陽「うん…美晴君がライダーの力を奪われた時に…みんなの為にも言わない方がいいかなって」

そんな前から知っていたんですか…

士「だがあいつは俺たちと敵対した今、敵であることに変わりはない」

穂乃果「士君…でも」

絵里「士の言う通りよ、どうやってパラドが蘇ったのかは知らないけどライダーが美晴しかいない浦の星女学院に向かったのだから黒も同然よ」

穂乃果「絵里ちゃんまで…」

海未「私たちと戦ってる時に一切躊躇も見せませんでした、今回は士の言う通りかと…」

穂乃果「海未ちゃん…」

士「これからはパラドに遭遇したら俺達4人の誰かに連絡してくれ」

そう言い、僕達は解散して、真姫さんを探しに行った

 

乾「ここなら大丈夫だろう」

手を引かれてやってきたのは古い家だ

真姫「乾さんここは?」

乾「俺が以前使っていた所だ、今じゃボロくなってるけどな」

そう言いながら、古い家の中に入っていく

乾「西木野先生は元気か?」

真姫「元気です、うるさいくらいに…」

乾「あの人は相変わらずだなぁ…真姫ちゃんは将来病院を?」

真姫「…分かりません、なりたいとは思うんですけど親からしたら当然だと思われるようなきがして…」

乾「いいよなー真姫ちゃんは夢があって」

真姫「え?」

乾「俺にはずっと夢がなかった、何年生きても夢がなかった…だからせめて他人の夢を守る仮面ライダーとして」

真姫「夢を守る……」

乾「けど俺は1人の仲間の夢を守れなかった…」

 

渡視点

渡「真姫さんはどこに行ったんだろう…」

凛「あっちかもしれないにゃー!」

僕達は今、真姫さんを探している

凛さんが前に走っていくと誰かにぶつかった

凛「ご、ごめんなさい……」

渡「大丈夫ですか?すみません…!?あなたは」

凛さんがぶつかった人は真姫さんをさらったアナザーファイズに変身した人だった

ファイズ…!

おとこの人はアナザーウォッチを起動して、自分の体内に入れた

アナザーファイズ「はぁ!」

渡「よっ!凛さん離れててください」

凛「了解にゃー!」

渡「キバット!」

キバット「よっしゃー!久しぶりのセリフだぜー!」

渡「メタいよ!」

そう言いながら、キバットを掴んだ

『ガブッ!』

僕の手をキバットに噛ませると腰に赤いチェーンのベルトが現れた

渡「変身!」

そしてベルトの真ん中にキバットをぶら下げると僕はキバの鎧を纏った

キバ「はぁ!」

アナザーファイズ「うぅ…!」

キバ「真姫さんをどこにやった?!」

アナザーファイズ「知るか!あの後別のヤツに連れてかれたからよ!」

そう言い、殴ってくる

キバ「つまり他の人に助けられた…?」

アナザーファイズ「おらぁ!」

キバ「ふっ!来いドッカ!!」

僕は横にあるスロットから紫のフェッスルを取りだした

『ドッカハンマー!』

キバットに吹かせるとキャッスルドランからドッカの彫像がやってきた

僕が手に持つとハンマーになり、キバの鎧が紫色になった

キバD「はぁ!」

アナザーファイズ「うわぁ!はぁ!」

『コンプリート…!』

アナザーファイズの体がしろくなった

キバD「何だ?」

『スタートアップ…!』

アナザーファイズが腕についてるボタンを押すと突然加速した

キバD「ぐっ!うわぁ!ぐわぁ!」

『タイムアップ…!』

時間が経つとアナザーファイズは元に戻った

キバD「はぁ…はぁ…」

アナザーファイズ「終わりだな、はぁ!」

乾「おらぁ!」

アナザーファイズ「ぐっ…またお前か…」

真姫「渡!」

キバD「真姫さん…どうして」

真姫「乾さんが助けてくれたの」

乾さんって…仮面ライダーファイズの

乾「そこのコウモリ!」

キバD「コウモリって…僕!?」

すると乾さんは僕にライドウォッチをなげつけてきた

キバ「これってライドウォッチ!?なんで」

乾「気がついたら持ってたんだ、それはあんたらのもんだろ?」

キバ「うわぁ!」

ファイズウォッチが勝手に浮き、真姫さんの元に渡った

キバ「まさか…ライドウォッチが真姫さんを適合者に選んだ?」

真姫「ヴェェえ!?」

乾「真姫ちゃん夢があるんだろ、ならやめといたほうがいいんじゃないか?」

真姫「確かに私には夢がある…でも他人の夢を見捨てるなんて医者の娘がやることじゃないわ、守ってみせるわよ自分の夢もみんなの夢も!」

そう言い、真姫さんはウォッチを起動した

『ファイズ!』

すると真姫さんの腰にファイズギアが取り付けられた

真姫さんはファイズフォンを開いた

『スタネバイ?』

ファイズフォンに数字を打ち込むとファイズフォンを閉め、空高く手を上げた

真姫「変身!」

『コンプリート!』

赤い光が光り、光が消えると真姫さんは仮面ライダーファイズになっていた

ファイズ「行くわよ!はぁ!」

アナザーファイズ「はぁ!おらぁ!」

ファイズ「ふっ!はぁ!はぁ!」

アナザーファイズ「ぐぅ…はぁ!」

アナザーファイズは空に飛び、ファイズに向けて赤い槍のようなものを投げつけ、キックをしてきた

ファイズ「そっちがその気なら! 」

そう言い、ファイズフォンを取り出し、数字を打ち込んだ

『エクシードチャージ!』

ファイズの足に力が溜まり、アナザーファイズに向けて赤い槍を蹴った

アナザーファイズ「何!?」

ファイズ「はぁぁぁぁぁぁぁあ!」

アナザーファイズ「ぐわぁぁぁぁあ!」

アナザーファイズは爆散した

 

仮面ライダーファイズの力を継承した西木野真姫、次は一体どんなレジェンドに出会えるか

赤い車からタイヤ人間がでてきた

 

次回仮面ライダーウィザード

「ライブの衣装の手伝いをして!」

「なんだ…これ」

「私があなたに彼女を取り戻す力をあげるわ」

「曜ちゃんに近寄らないで」

 

次回第45話 堕ちた月

『僕の曜ちゃんに触るな!』


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