読んでくださってる方、ありがとうございます
今回は、ちょっとオリジナル話です
では、どうぞ!
サイド陽人
今日も今日とて何時もの日常が始まる
まずランニング
この時間は一番ハプニングが無く落ち着ける
…いや、走ってるから心臓バクバクだよ?
話しを戻し、何故落ち着けるかと言うと、一人で走ってるからだ
一夏も、簪も、箒もいない
あいつらがいると必ずと言っていいほど何か起きる
だから、俺一人のこの時はそういう心配をしなくて済むんだ
「なんだ、杉坂も走っていたのか?」
…振り向いちゃいけない
…振り向いちゃダメだ
…振り向いたら俺のプライベートタイムが消えていく
「おい、無視するなよ?さもないと…」
そう言って殺気を俺に向けてくるのはーーー
ーーー何故か織斑先生だった
「ごめんなさい聞こえなかったんです本当ですすみませんでした!!」
うん、我ながらよく噛まずに言えたと思う
ていうか、織斑先生なんでいるの?
「最近動いて無いのでな、運動だ」
ねぇなんで普通に心読んでるの?怖いんですけど?
「ふむ…少し話すか」
え?いやぁちょっと織斑先生と二人は…
「ほう…?私と二人が嫌か…」
うんだから俺喋ってないよね!?もうやめて!!俺のプライベートを返して!!
「全然嫌じゃないです!いやぁめっちゃ嬉しいなぁ織斑先生との会話!!俺はなんて幸せ者なんだろう!!」
最後の方は恐怖で声が裏返っていた
「そ、そうか…そこまでか…」
そっぽを向いて呟く織斑先生
気のせいか耳が赤くなってる気がする
…走ってるからかな?
『おいおい…お前織斑教官にもフラグを…』
(おい、ここでは織斑先生だぞ。あとフラグとかは一夏の仕事だからね?俺を勘違いさせるような言語は慎もうね?)
黒が織斑先生にフラグを建てるという、とても物騒な事を言い始めたので、それを否定する
すると黒が『これだから天然クソ野郎は…』と言い始めた
こいつ喋り方ウザいな
「…ラウラがこの学園に転校してくるそうだ」
その一言で、先程までのおふざけ雰囲気が消え、真面目な雰囲気に変わる
「…ラウラが、ですか?」
「あぁ、お前はドイツでの訓練以来か」
俺はIS学園に来る前はドイツにいた
ドイツでIS訓練をしていたんだ
ーーー極秘で、だけど
その時に一緒に織斑教官ーーもとい織斑先生の指導を受けたのがラウラとの出会い
ラウラは織斑教官にゾッコンだったな
俺はその前から織斑教官と知り合いだったので、すぐにラウラと仲良くなった
けれど、ラウラはとても一夏の事を嫌っている
俺は今でこそ一夏の事をとても良く思っているけど、ドイツに居た時は正直微妙だった
織斑教官はとても一夏を自慢する
ラウラはそんな一夏をけなしまくる
俺は二人が話す奴が同一人物なのか分からなかった
それほど、話す内容が相反していた
今では織斑教官の話しが正しいなと思っている
だからこそだ
織斑教官の内容が正しいとしても、相反する方のラウラはそんな事微塵も思っていない
ラウラは一夏を殺しかねない
軍人であるラウラは殺す事を躊躇しないから余計に怖い
「…大丈夫なんですか?ラウラは…」
そこまで俺が言って、織斑教官ーーー織斑先生が言葉を遮る
「大丈夫だ。あいつは本当の意味での強さが分かっていない。それを分からせる為にも、一夏に会うのはとてもプラスになることだ。」
確かに、織斑先生の言う事は的を得ている
けど、殺されないよな?一夏の奴
「大丈夫だ。あいつはラウラより強い」
「…そうですね。一夏は俺やラウラなんかよりずっと強い」
どうやら、愚問だった様だ
「じゃあ、また。織斑先生ーーいや、千冬さん!」
そう俺が言うと、織斑先生が少し虚をつかれた表情をするが、すぐにキリッとなり「あぁ、またな」と言う
最後に千冬さんと呼んだのはいつだろうか
ドイツに行く時より前だから、大分経つな
「また、千冬さんと呼んでくれるとはな…」
微笑みながら言う織斑先生の呟きを、俺は聞き取れなかった
…自分的には今回はうまく出来たと思ってます!
勘違いだったらすみません!
感想、意見、質問がありましたら、遠慮無く言ってください!(^ω^)