灯火の星   作:命 翼

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お久しぶりですー。やっていきますね。
とりあえずバトルパートにつなげたい…


得たヒントと思い出したゾクゾク感

「キュウコン、かえんほうしゃ!」

 

「サンダース、まもる!」

 

「さ、サンダース!?」

 

 私がその名前に驚いたのはしっかりとキュウコンに指示を出した後の事。キュウコンの口から吐かれた火炎がサンダースに向かって行くが、サンダースはバリアを自分の周りに貼り攻撃を防ぎ切る。そうか…今キュウコンと対しているのがサンダース…何タイプだろうか?

 

「よーく観察してよね」

 

「え?」

 

「ここはあくまでジムミッションであって本戦じゃないから。1日かけて解かないと行けない問題を出すほど酷じゃないわ」

 

「は、はあ…」

 

 だから私がこの部屋に突っ込んで来た際に呆れたような反応を見せていたのか。女性の口ぶりからしてかつて1日かけてしまったトレーナーがいたのだろう。サンダースをチラ見しつつ、今はバトルの最中こちらをチラ見して来たキュウコンに対して私は指示を出す。

 

「やきつくす!」

 

「ほうでん!」

 

 キュウコンから吐かれた炎に対してサンダースは体から静電気を発生させると電気として放出。炎は電気によってあっという間にかき消され、キュウコンに電気が命中した。多少ダメージは受けたが身体を震わせて健全さをアピール。キュウコンから前が見えない中私は指示を出す。

 

「かえんほうしゃ!」

 

 キュウコンが爆煙が包み込む前方に向かって火炎を吐くと爆煙を振り払いながら全く持って油断しきっていたサンダースにへと命中。命中したと同時に再度爆発を起こし、爆煙が再び広がっていく中その爆煙が晴れると一撃で戦闘不能と化しているサンダースの姿が。

 

「い、一撃?」

 

「はい。終わりね。さっさと1問目の解答に戻った」

 

「え?ちょ!?」

 

 バトルに勝利したという事に浸らせてくれないままに私はサンダースについての問題を出された場所にへと逆戻り。改めて問題を確認し1番の場所に向かって歩いていく。一番のカーテンをくぐり抜けるとピンポンという音が鳴り響き、私の目の前に再びクイズが書かれた看板が。

 

「なるほど…問題に不正解したらヒントみたいなものが出されるのか…考えてるねホント…」

 

 自分が考えていないだけなのか?という事を感じつつも看板に書かれた問題を目に通していく。問題はまたイーブィ系統。ブラッキーは果たして何タイプか?と書いてある。これも見たことのないポケモンだ。1つ目はあくタイプ、2つ目はでんきタイプ、3つ目はノーマルタイプと書いてある。

 

 でんきタイプはサンダースでノーマルタイプはイーブィだから…あくタイプか。というか冷静に考えていたら普通に正解できたかもしれない。1つ目の解答のカーテンに進むと、新しい場所と共に正解の音が鳴り響く。

 

「もしかして間違えた私がおかしいみたいな感じなのかな…」

 

 少し自信を失いつつも三つ目の看板を見つめる。問題は幻のドラゴンタイプのポケモンドラパルトは果たして何タイプか?1つ目はドラゴン・ゴースト。2つ目はドラゴン・ノーマル。3つ目はドラゴン・フェアリー。この3つだが少し看板前で立ち止まっているとここまで一緒に来ていたキュウコンに裾を引っ張られ…

 

「あ、キュウコン…」

 

「コン!」

 

 キュウコンが見ている方向は1番の方向。私はキュウコンに笑みを浮かべながら礼を告げると、一旦キュウコンをボールに戻し1番の解答に向かって歩き始めていく。1番のカーテンを抜けるとピンポン!という音と共にたどり着いたのはバトルコートに通じる通路。上からは観客の声が聞こえてくる。

 

「正解でいいんだよね…はー…良かったぁー…」

 

 この先に進めば今度はアリスさんが立ち塞がる。通路にいるのを利用して軽く深呼吸を繰り返し、パッと鋭い目つきでバトルコートにへと歩いていく。しばらくはスタジアムがなかった為、この感覚を忘れていたが声が聞こえてくるたびにゾクゾクしてきた。グッと私は拳を握りしめ、バトルコートに足を踏み入れる。

 

「……」

 

 見え始めたバトルコートとスタンドを見て気持ちがどんどんと昂っていく。どこかで冷静にならないと行けないと感じた自分は大きく一息吐きつつ、バトルコートの中央にいるアリスさんの元に近づいていき…

 

「少し時間がかかりましたがお待たせしました」

 

「ジムミッションお疲れ様。頭をだいぶ回した所で今度は私とのバトルで盛り上がりましょうか。でも…勝たせる気はないから」

 

「覚悟の上です…!」

 

 アリスさんは私の言葉に対して笑みを浮かべながら言葉を発していく。お疲れ様という労いの言葉がありつつも、その勝たせる気はないと言った時の威圧感と言えば凄まじいもの。息を呑みつつも真剣な表情でアリスさんを見つめ返すと、アリスさんも頷き返し…

 

「簡単に突破出来るとは思わない事ね。それじゃ位置について」

 

 アリスさんは私に背中を向けながらそう呟くと私は再度一息を吐きながらアリスさんと距離を取っていく。離れた距離にて静かにボールを構える私達。アリスさんがパチン!と指を鳴らした瞬間にゴングがスタジアム中に鳴り響く。

 

「いくよサーナイト!」

 

「任せたよウッウ!」

 

 私はウッウ。そしてアリスさんはサーナイトを場に。2匹の気合いの入った声が伝わってくる中、私とアリスさんは声を張り上げて指示を出す。

 

「マジカルリーフ!」

 

「ドリルくちばし!」

 

 サーナイトは自らの周りに葉っぱを浮かばせると弾丸かのように投げつけてくる。それに立ち向かう為に回転し始めたウッウ。ドリルのように高速に回り続けるウッウにマジカルリーフが向かって行くが、ドリルに当たり一瞬にして粉々に。サーナイトにウッウが迫っていく中…

 

「サイコキネシス!」

 

「そのまま突っ込んで!」

 

 サーナイトの目が光り出し自らの前でウッウの動きを念力にて止める。もがこうとするが強力な念力の前にウッウは動けない。そのままサーナイトはウッウを地面に叩きつける。

 

「もう一回マジカルリーフ!」

 

「っ!こうそくいどうでその場から離れて!」

 

「何!?」

 

 サーナイトが放った葉っぱの弾丸は地面に刺さり、ウッウは私の前にへと退避。すぅ…と一息を吐いた私は表情を引き締めてウッウに指示を出す。

 

「なみのり!」

 

「だったらムーンフォース!」

 

 ウッウは地面を叩きつけて巨大な津波を起こすとアリスさんはサーナイトにムーンフォースを指示。両手を広げ、ピンク色の球を放出。確かにムーンフォースは津波に風穴を開けたが、吹き飛ばすまでには至らず。サーナイトに襲いかかった。

 

「っ!?サーナイト!」

 

「ウッウ!もう一度ドリルくちばし!」

 

 水を吹き飛ばしながらウッウは再度サーナイトに対して突撃。サーナイトも水を振り払いながらアリスさんの指示を待っている状況。アリスさんは息を呑みながらも指示を出す。

 

「サーナイト!サイコキネシス!」

 

「もう一回突っ込んで!」

 

 目を光らせて自分の周りにオーラをサーナイトが溜め込もうとしたその時。サーナイトの目の前にいたウッウのクチバシの直撃を喰らう。さらにウッウが動きを止めたのを見てサーナイトはウッウを再び地面に叩きつけた。

 

「サーナイト!」

 

「ウッウ!」

 

 地面に叩きつけられたウッウとドリルくちばしの直撃を食らったサーナイト。ウッウは爆煙が晴れた瞬間に戦闘不能となっているのが判明。そしてサーナイトはフラフラとし始めた瞬間に仰向けに倒れた。歓声が上がる中まさかのダブルノックアウト。

 

「何の…まだまだ一体よ!」

 

「こっちだってまだまだ負けません!」

 

 ウッウとサーナイトをボールに戻しアリスさんは2体目にエーフィを出し、私は博打に打って出てユキハミを場に。アリスさんには呆れられかけたが私は真剣だった…




何とか目標としていた場所までは行けました。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
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