なので1日遅れております。ブランクのような物もあるかもしれないので違和感を感じたら言ってください。
「りゅうのはどう!」
「マジカルシャイン!」
ヌメルゴンが放った波動とモスノウの身体から放たれた光の弾丸が衝突。光の弾丸は波動をかき消してヌメルゴンに当たって行くがその表情から痛みというのは見えない。するとメリーが動く。
「ポイズンテール!」
「迫ってくる気なら…!モスノウ、れいとうビーム!」
尻尾に毒を纏わせヌメルゴンは地面を強く蹴り出すとエネルギーを溜め始めたモスノウに急接近。ビームを掠りながらも尻尾を振り回し、モスノウを地面に叩きつける。叩きつけられた事による砂埃が指示する私達の視界すら見えなくするが…
「マジカルシャイン!」
「もう一度ポイズンテール!」
モスノウさえ動いてくれたら…!酷な頼みかもしれないが私はモスノウに技を使ってくれる事を祈りつつ、声を張り上げるともう一撃打とうとヌメルゴンが毒を尻尾に纏わせる。もう一度モスノウを見ようとするが姿が見えない。ヌメルゴンが悩んでいる隙に光が発生。
無数の光の弾丸がヌメルゴンの身体に命中しながらヌメルゴンを煙が上がった場所から引き離す。煙を取っ払い健全ぶりをアピールしたモスノウに私は安心して一息吐く。
「強烈なカウンター!だが顔色が悪いぞ!毒を食らったか!」
「っ!」
「毒を喰らわせる狙いは達成したようだね…だったら!りゅうのはどう!」
「れいとうビーム!」
ポイズンテールによる毒を浴びたモスノウに私は少し歯を食いしばる。そしてメリーが声を張り上げヌメルゴンにりゅうのはどうを指示。こちらも反撃する為にれいとうビームを指示する。同じタイミングで放たれた波動とビームが力強くぶつかり合うと爆煙が発生。
再び私達の視界が見えなくなる中、爆煙が晴れるとそこにはヌメルゴンとモスノウ。同時に倒れている姿が。
「ヌメルゴン、モスノウ!お互いに戦闘不能!ダブルノックアウトとなります!」
「まさかのダブルノックアウトだぁ!ヌメルゴンはドラパルトとモスノウをフィールドから引き摺り下ろす健闘ぶり!さあ!状況が分からなくなってきました!」
3対2の状況。メリーは2体の数だけでは不利だが私のポケモンは全て一度フィールドに出てダメージを…いやちょっと待てよ?完全不利かと思った私は表情を少し引き締め、一つのボールを出して見つめる。メリーはそんな私に目もくれず5体目のポケモンをフィールドに。
蛇のようなポケモンだ。顔に尻尾が巻き付いているように見えるが何タイプか?だけどこの子にかけるしかない…!
「行くよ…キュウコン!」
「蓮子選手、ついに出してなかった最後の一体をフィールドに!メリー選手のフィールドにはサダイジャ!じめんとほのおのタイプ相性がどう左右するか!」
蛇のようなポケモンはじめんタイプか…弱点を付けなくてこちらの弱点を突かれる形になるけど…じめんタイプならイーブィ以外は弱点を突かれる。数的にも有利はある。焦る前にどれだけ削れるかやるしかない!
「行くよキュウコン!おにび!」
「がんせきふうじ!」
キュウコンから火の粉が吐かれる中、サダイジャは地面に頭を叩きつけどことなく浮かばせた巨大な岩を浮ばせキュウコンに降らせていく。キュウコンが放った炎がサダイジャに命中する中、キュウコンにも岩が命中。少しキュウコンが歯を食いしばるが大丈夫そうだ。
「強烈な一撃!然しサダイジャに負わされた火傷がキュウコンにとって追い風になるのか!?」
「まだまだッ!すなあらし!」
「かえんほうしゃ!」
キュウコンから吐かれた炎が砂嵐を発生させようとするサダイジャに直撃して行くが、炎をかき消してサダイジャはフィールドをすなあらし状態にする。視界に若干入ってくる砂が近くにいるキュウコンすら見えなくさせる中、メリーは臆さず指示を出す。
「じしん!」
「もう1発!かえんほうしゃ!」
サダイジャがジャンプし地面に強くぶつかった瞬間にサダイジャから衝撃波が発生。キュウコンが技を中断して衝撃波をまともに喰らうが、その後に仕返しとばかりにかえんほうしゃをサダイジャに再び直撃させる。キュウコンは少しふらついている。
砂嵐は追加ダメージも喰らう天候…これじゃ追い打ちを喰らうだけだ。
「キュウコン一旦戻って!」
「ここで蓮子選手、キュウコンを戻します!」
「戻した?」
「行くよ…ルカリオ!」
ここでキュウコンを失う訳にはいかない。そう思った私はキュウコンを一旦引っ込めると場に出したのはルカリオ。はがねタイプの為すなあらしのダメージは通らない。だが弱点を突かれる事に変わりはない。少し不利だが賭けるしかない。
「蓮子選手、再びルカリオをフィールドに!サダイジャ相手にどう戦うか!」
「バレットパンチ!」
「近くに来るなら…!じしん!」
ルカリオは地面を蹴り出すとサダイジャがジャンプする前に懐に入り込むと、1発のパンチを当てた後に無数の拳を叩き込んでいき吹き飛ばすが技を中断させるに至らず、サダイジャは耐え切った後に大きくジャンプし地面に落ちて行く。
「ルカリオ!はどうだん!」
サダイジャの地面にぶつかった際の衝撃波とルカリオのはどうだんが衝突。大きな爆発と共に爆煙が巻き上がる中、このタイミングですなあらしが無くなり、若干周りが見えやすくなった。後は…!
「ルカリオ、もう一度はどうだん!」
「アイアンヘッドで吹き飛ばして!」
ルカリオが目を瞑りながら溜め込んだ波動を打ち込んだその時。サダイジャは頭にオーラを纏わせ、波動にぶつかる。激しい火花が散る中、再び巻き上がった爆煙。その煙が晴れたその時、その場にいたサダイジャが横に倒れ込み戦闘不能になっている姿が。
「サダイジャ!」
「サダイジャ、戦闘不能!ルカリオの勝ち!」
「サダイジャ落ちた!ついにメリー選手ラストとなります!」
メリーが大きく一息吐く。3対1とはいえメリーのラストのポケモンは一度もフィールドに出ていない万全の状況。こちらは手傷を負わされている。ここにあのポケモンが出てきていないと言う事はラストはあのポケモンと踏んで間違いないだろう。
「あらかたの予想はしているんでしょ?蓮子」
「この試合になって一度も出てきてないなとは思ってた。いるのは分かってるよ」
「…私の集大成であり、最初のポケモン。その進化をアナタに見せる!行くよピカチュウ!」
「ピカァ!」
「フィールドにはルカリオとピカチュウ!ピカチュウはこの試合では一度もフィールドには出てきてませんでした!この万全ぶりがどう試合を左右するか!」
フィールドにはピカチュウ。そしてメリーはピカチュウを戻し、ダイマックスバンドを光らせる。こう来るだろうと言う事も予想出来た。ボールが大きくなって行き、メリーは後方に投げつける。メリーの後方で巨大化していくピカチュウ。私は一息吐く。
「キョダイマックスピカチュウ!最後の最後でメリー選手、ダイマックスを切ってきました!」
「やれるねルカリオ」
「グウ!」
「よし…はどうだん!」
「行くよピカチュウ!キョダイバンライ!」
ルカリオが波動を溜め込む中ピカチュウは電気を天に向かって放出。ピカチュウにはどうだんが命中する中、ルカリオに降り注ぐ雷。回避不能の一撃を前に爆煙が巻き上がる中、ピカチュウはダイマックスの一撃を経て元の姿に戻った。
爆煙が晴れるとそこには戦闘不能となっているルカリオの姿が。
「ルカリオ、戦闘不能!ピカチュウの勝ち!」
「キョダイマックスの一撃にさすがに耐えきれず!戦闘不能ッ!」
「お疲れ様ルカリオ。後は任せて」
ピカチュウのキョダイマックスを解かせただけでも立派。ルカリオに感謝を述べた私はキュウコンをフィールドに。ピカチュウは少しのかすり傷のみでキュウコンと対する事になる。私は深呼吸をすると表情を引き締めピカチュウとメリーに対するのだった…
見てくださりありがとうございます。
次の話からは多分あるブランクが無くなると思います。