どんな出来になるか分かりませんが頭はしっかりと回ってくれてます。
しっかりと書いていきたいと思います。
「多くのドラマを生み出したセミファイナルもついにクライマックス!蓮子選手2体、メリー選手はピカチュウを残すのみ!このクライマックスを制するのは果たしてどちらか!」
「私にはこの子と対面させないと行けないポケモンがいるの!だからキュウコン、アナタには退場してもらうわ!ピカチュウ、10まんボルト!」
「かえんほうしゃ!」
ピカチュウが放って来た電撃とキュウコンが放った火炎が衝突。互角にぶつかり合わないまま、爆煙と化すとその流れでメリーが声を張り上げる。
「あなをほる!」
煙が上がっている中ピカチュウはメリーの指示で地面の中に潜り込むと、音だけが聞こえて来たキュウコンが辺りを見渡す中、キュウコンの真下から飛び出しキュウコンに衝突し上空にへと頭突きで吹き飛ばす。空中から下にいるピカチュウを見据えるキュウコン。
そんなキュウコンを見て私は指示を出す。
「じんつうりき!」
「キュウ!」
「ピカ!?」
「ただでやられないキュウコン!ピカチュウの動きを縛ったッ!」
「そのまま地面に叩きつけて!」
空中から地面に落ちるまで僅か数秒。ピカチュウが地面に落ちて行くたった数秒の中で念力で動きを縛ると、そのまま自分が地面に落ちている間にピカチュウを地面に叩きつけた。地面にヒビが入り、砂埃が広がる中メリーは表情を引き締めながら…
「でんこうせっか!」
「ッ!?」
メリーの声と共に砂埃が起きた中心から地面を蹴り出す音。砂埃をかき消しながらピカチュウが出現すると、3歩地面を踏まないうちにキュウコンに思い切り体当たりをしキュウコンを吹き飛ばす。ある程度吹き飛びながら踏ん張ったキュウコンを見てメリーは…
「かみなり!」
「おにび!」
「おにび!?」
身体中に電気を溜め込んだピカチュウがキュウコンに再び電撃を撃ち込んでくる中、私が出した指示はおにび。少しの炎がキュウコンに電撃が命中している間にピカチュウに命中。その一瞬は電撃による爆煙で客には見えなかったが…
爆煙が晴れピカチュウが火傷を負い、キュウコンが息を切らす。私が歯を食いしばる中、キュウコンは倒れ込む。
「キュウコン!戦闘不能!ピカチュウの勝ち!」
「やけどという置き土産を残してキュウコンダウン!さあ蓮子選手もついに残り一体!ついにどちらかが倒れた瞬間!勝者と敗者が決まります!」
「やけどを負わされたか…でも…!」
「お疲れ様キュウコン。ナイスファイト。これだけやってくれたら…!最後だよイーブィ!」
キュウコンはピカチュウにやけどを負わせた事とダメージを負わせてくれた。充分だ。残ってるイーブィにとってはかなりのメリットとなる。私はイーブィをフィールドへ。メリーが笑みを浮かべている。この時が来るのを…彼女が一番望んでいたかもしれない。
「蓮子!ピカチュウとイーブィ。私達が最初に貰ったポケモンだったよね?なのに、一時私はピカチュウを外したりしてスランプにハマって…」
「…メリー…」
「イーブィもルカリオが出て来てから影が薄くなっていた。でも私達の戦いの中でこの2体は最後のフィールドに立ってる!蓮子も私もこの子達より明らかに能力がいいポケモンを連れているのに!」
「そうだね。泣いても笑ってもこの子達で終わる」
「そう…!だからこそ結局どちらが強いか!決着を付ける!」
メリーの言葉にスタジアム中が大歓声を上げる。ピカチュウとイーブィは向き合いながらニヤリと笑う。何故だろうか、今だけはその気持ちが直接伝わってくる。私の中の心の鼓動が早くなりワクワクが止まらない。改めて気を引き締め私達は指示を出す。
「10まんボルト!」
「めらめらバーン!」
ピカチュウが電撃を放って来てイーブィが身体に溜め込んだ炎を一気に放出して行く。お互いが火花を散らしながらぶつかり合い、爆煙を巻き上がらせる中爆煙で視界が見えなくても私達は怯む事はなかった。
「でんこうせっか!」
「ほしがる!」
「爆煙の中、動く音が聞こえてきます!お互いの場所が分かるとでも言うのでしょうか!?」
爆煙の中地面を蹴り出す音を響かせながら動いた両者。私の視界には見えないが確かにぶつかった音が聞こえ、そして煙が晴れると頭をぶつけ合っているイーブィとピカチュウの姿が。
「かみなり!」
「押し切るしかない!イーブィ、そのまま突っ込んで!」
ゼロ距離から電撃を溜め込もうとするピカチュウに対して近くで技を放つのは不可能だと判断した私はイーブィにそのまま突っ込む指示を出す。メリーが驚く中、イーブィは声を張り上げながらピカチュウを頭突きで吹き飛ばし技を中断させる。
「脅威の執念!技を中断させた!」
「きらきら…ストームッ!」
「もう一度かみなりッ!」
ピカチュウが電撃を溜め込み、イーブィが念波を天に放つ中巨大な星が空から降り注ぐ中ピカチュウの電撃がイーブィに向かって行く。ぶつかり合う星と電撃。火花を通り越した光のような物がスタジアム中を包み込む中、星と電撃が消滅する時に爆発を巻き起こす。
爆風で私達まで吹き飛ばされそうになる中、私はありったけの声を張り上げる。
「めらめらバーンッ!」
「10まんボルトッ!」
イーブィが私の声を聞き取り、炎を身体に溜め込んでいく中ピカチュウも電撃を身体に溜め込む。両者声を張り上げながら炎と電撃をぶつけ合って行く。爆煙が晴れたら次は電気と炎。私達も感覚で指示を出してるようなそんな感じの中、ピカチュウとイーブィも歯を食いしばる。
ピカチュウがやけどのダメージで一瞬技の威力を弱めたその時。イーブィが炎を強め、電撃を一気に押し込んでいきピカチュウに炎を直撃させる。
「めらめらバーンがピカチュウに命中ッ!やけどが響いたッ!」
「ッ!」
ピカチュウがいた場所から煙が巻き上がり、ピカチュウが息を切らしながら煙を振り払う中イーブィを見据える。耐え切ったとスタジアム中が大歓声を上げ、私もさらに気を引き締めたその時。ピカチュウはフラッと目を瞑った瞬間、そのまま倒れ込んだ。
スタジアム中から伝わって来た熱気が一気に凍りつく。審判が慌ててピカチュウの元に駆け寄ると…
「…ピカチュウ、戦闘不能!よって勝者宇佐見蓮子選手!」
「決着ッ!激戦に終止符!4人によるセミファイナルを制したのは蓮子選手ッ!」
私の中の時が一瞬止まったようなそんな気がした。何も音が聞こえなくなり、メリーが悟ったかのように目を瞑りピカチュウに近づいて行く中、イーブィが私に飛びかかって来た。
「ブイ!ブイ!」
「イーブィ…?」
「…何ボーッとしてるの蓮子。アナタは勝ったんだよ。スタジアムの歓声を聞いてごらんよ」
メリーが近づいて来て勝ったと言う実感を得た。スタジアム中の歓声が再び聞こえて来て、喜んでいるイーブィに笑みを浮かべ軽く撫でる。そして目の前にいるメリーと笑みを浮かべながら向き合い…
「ありがとうメリー。アナタがいなかったらきっと…私ここまで進めてなかった」
「礼はこっちの方だよ蓮子。最高のバトルをありがとう」
メリーが差し伸べて来た手を私は力強く掴む。いつだって話に出て、いつの間にか遠くに行っていた気がした私の最高のライバル。握手を交わした私達を見てスタジアム中から拍手が送られる中、スタジアムで見ていたとある女性に慧音さんが近づく。
「勝ち上がったのは蓮子だったな。推薦したお前はどう思う?」
「悪くなかったんじゃない?決勝でやり合うとは思ってなかったけど、この出来じゃないと私も燃える物が出てこないから」
会っていたのは霊夢さん。私達が歓声に応えているのを見ながら笑みを浮かべていたがその目には確かに闘志が宿っているとそう慧音さんは確信していた…
見てくださりありがとうございます。
最後だれた感じはありましたが自分の中では問題なく行けたんじゃないかなと思います。次は閑話回になります。