灯火の星   作:命 翼

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お疲れ様です。非常に進め方に困る終わり方をしましたが何とか思いつきましたので書いていきます。


ぶつかる実力、進みたい信念

「何が起きたんでしょうか!トゲキッスが大きく吹き飛びそしてスタジアムに何度かの大爆発が起こりました!」

 

「トゲキッス、大丈夫!?」

 

「キッス…!」

 

「仕留めるには威力が足りなかったか…!」

 

 空中で体制を整えたトゲキッスは輝夜さんの前に降り立つとその問いかけに対して深々と頷く。少し吹き飛ばされそうになったキュウコンの表情が再び引き締まる中、私は一息吐きながらキュウコンに指示を出す。

 

「キュウコン、やきつくす!」

 

「エアスラッシュ!」

 

 キュウコンから放たれた炎の球をトゲキッスは自身の羽を羽ばたかせる事で起こした風の刃で真っ二つにして行くとその風の刃は地面に跡をつけて行く。残り火が若干ながらトゲキッスを見えなくさせる中、輝夜さんはさらに指示を出す。

 

「しんそく!」

 

「迎え撃つよキュウコン!かえんほうしゃ!」

 

 トゲキッスが羽を羽ばたかせた後滑空の姿勢に入り、残り火をかき消しながらキュウコンに接近するとそのまま体当たりをかましキュウコンを吹き飛ばす。キュウコンは足で地面を抉りながら何とか踏みとどまると目の前にいるトゲキッスに向かって火炎を吐きつける。

 

「はどうだん!」

 

「キッ…!」

 

「あっとトゲキッス!やけどのダメージで反撃が遅れたぁ!」

 

 何かしらの反撃をしようとしたトゲキッスの動きが少しばかり遅れ、キュウコンのかえんほうしゃが直撃。再び巻き上がった爆煙が晴れる前にトゲキッスは地面に落下し、審判が駆け寄ると落下していたトゲキッスは戦闘不能に。

 

「トゲキッス、戦闘不能!キュウコンの勝ち!」

 

「2体のサイクル戦!一手を取ったのは蓮子選手だ!」

 

「よし…!」

 

「お疲れ様。トゲキッス。後は任せて」

 

 輝夜さんがボールを動かしながら若干悩んだようなそんな素振りを見せるとトゲキッスを戻した後に繰り出したのはピクシー。ピクシーは永琳さんとのジムテストで対戦した事のあるポケモン。決して未知数というポケモンではない。

 

「まだ行けるねキュウコン!」

 

「キュウ!」

 

「よし行くよかえんほうしゃ!」

 

「ソイツにはちょっと眠ってもらうわよ…ピクシーうたう!」

 

「うたう…!?」

 

 ピクシーはキュウコンからのかえんほうしゃをまともに食らいながらも歌い始め、炎を吐き続けていたキュウコンの意識が朦朧とし始めるとそのまま倒れ込み眠ってしまった。

 

「あーっとキュウコン眠ってしまった!クチートにも有利が効くキュウコンを眠らせる作戦で来たか!」

 

「ソイツは私のパーティが相手するには若干厄介だからね…」

 

「っ!戻ってキュウコン!」

 

「さすがに眠らされては万事休す!キュウコンを引っ込めます!」

 

「行くよウッウ!」

 

 ルカリオはまだ輝夜さん相手のジョーカーとして残しておかないと行けない。私はキュウコンを引っ込めウッウをフィールドに出す。眠らされては攻撃を喰らわされるだけだ。ここで要らぬ抵抗かもしれないがキュウコンを失う訳には行かない。

 

「ここで蓮子選手はウッウ!さあピクシーにどう対するのか!」

 

「ウッウ、なみのり!」

 

「マジカルシャイン!」

 

 ウッウはくちばしで地面を叩きつけると後方から巨大な津波を起こしそのままピクシーに向かわせて行く。ピクシーは身体を思い切り光らせると光の弾丸を前方に放ち津波を打ち消して行く。だが津波に乗っていたウッウがピクシーの目の前に迫ると…

 

「ドリルくちばし!」

 

「もう一回マジカルシャイン!」

 

 口の中にサシカマスを加えながら回転しようとしたウッウだったが目の前のピクシーのスピードを上回れず、再び身体を光らせてからの光の弾丸を数発まともに食らったが、口から放たれたサシカマスがピクシーに直撃し怯ませる。

 

「ウッウ、こうそくいどうからのついばむ!」

 

「っ!つきのひかり!」

 

 こうそくいどうでスピードを上げるとそのままのスピードでピクシーにくちばしを突き立て、直撃させる。少しふらついたピクシーだったがあらかじめ念じていたつきのひかりでダメージを回復させる。

 

「脅威の耐久力!ピクシーがつきのひかりでダメージを回復した!」

 

「ムーンフォース!」

 

「そのまま行くよウッウ!ドリルくちばし!」

 

 ウッウがピクシーに向かって回転し始めそしてピクシーも三度身体を光らせ、そして身体からウッウに向かって光の球体を放出して行く。ウッウがドリルのように回転しながら光の球体と火花を散らしながらぶつかり合って行く中、ピクシーも何とか突き出そうとする。

 

 両者の攻撃は大爆発を起こし、爆煙の中ピクシーとウッウを吹き飛ばすとそのまま爆煙が晴れた後に両者が倒れ込む。

 

「ピクシー!」

 

「ウッウ!」

 

「ピクシー、ウッウ!共に戦闘不能!ダブルノックアウトとなります!」

 

「お互いに戦闘不能!輝夜選手は2体目、そして蓮子選手は初のポケモンダウンとなります!」

 

 私が一息を吐き輝夜さんも一息を吐く。そして輝夜さんは戦闘不能になったピクシーを戻すと再びフィールドに出してきたのはクチート。普段ならその流れでキュウコンを出すかもしれないが、現在眠っておりいつ目を覚ますか分からないキュウコンに賭ける程余裕はない。

 

 モスノウやドラパルトではクチートに立ち向かうのが難しい以上こちらの選択肢としては一つしかない。

 

「行くよイーブィ!」

 

「蓮子選手、フィールドにイーブィ!ルカリオを出さないという選択肢を取って来ました!」

 

「まだ出さないという事ね。だったら引き摺り出してあげる!クチート!アイアンヘッド!」

 

「イーブィ、めらめらバーン!」

 

 地面を強く蹴り出しこちらに向かってくるクチートに対してイーブィは身体に熱気を溜め込むとクチートが迫って来たタイミングで身体全体から炎として放出して行く。その炎がクチートに命中するがダメージを負いながらもクチートは大顎をイーブィにぶつけ、イーブィを吹き飛ばす。

 

 イーブィは足で地面を抉りながら踏ん張ると輝夜さんがさらに仕掛ける。

 

「ほのお技を持っているなら早く仕留めにかかる!じゃれつく!」

 

「もう一度行くよ!めらめらバーン!」

 

 イーブィを吹き飛ばしたタイミングでクチートは再びその場の足元を蹴り出すとそのままイーブィの元に迫って行く。イーブィはその場で再び身体に熱気を溜め込みにかかるが、クチートがその隙に突進を食らわせる。空中に吹き飛ばされながらも熱気を溜め込んだイーブィが炎としてクチートに放出。

 

 たまらず輝夜さんは…

 

「クチート、大顎を前に防ぎに行って!」

 

「クチ!」

 

 クチートは大顎を前にして防ぎにかかる。クチートに浴びさせられる炎を何とか防ぎ切ったクチートだったが、イーブィを再び見据えたタイミングでフラつきが発生しそのまま前に倒れ込む。それに驚いたのは輝夜さん。審判は慌ててクチートに駆け寄ると…

 

「クチート、戦闘不能!イーブィの勝ち!」

 

「先程の一戦のダメージが残っていたか!クチートがここでダウンだ!」

 

「ルカリオから受けたバレットパンチか…!蓄積って奴ね…」

 

「まだ行ける?イーブィ!」

 

「ブイ!」

 

 輝夜さんがクチートを戻すと次に繰り出したのはアブリボン。これが輝夜さんの4体目。ある程度数的には有利で来ているがその内の一体のキュウコンは眠ったまま動けない。私は大きく一息を吐きながら心を冷静に保つ。

 

「行くよイーブィ…!」

 

「ブイ!」

 

「まだまだここから。巻き返してやるわ」

 

「アブリィ!」

 

「数は5対2。数的には蓮子選手ですがキュウコンはねむり状態!さあどう動くのでしょうか!」

 

 見据えるはアブリボン。パートナーと共にただ目の前の輝夜さんを倒す事だけを考えていた…




お疲れ様です。何とか書けました。
次で輝夜さんとの勝負は終わるかもです。
ではまた次回も頑張ります。
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