なので早速本編どうぞ(始まりの始まりなのでクッソ短いです)
始まりは、白
..............................例えばの話だ
もし世界に否定された存在が生きる方法として手っ取り早い方法は何だろうか。
恐らく大半が世界のどこか片隅で息をひそめる。それが手っ取り早いという結論になるだろう。
だが、『彼女』は違った。あろうことか、彼女は............................
生きる世界を変えた、彼女の意思とは関わりなく。
「…っ」
(頭が響くように痛い、何が起こった…)
今は激しく、だが恐らくしばらくすれば鈍い痛みに頭は見舞われるだろうと悟りながら彼女は目が覚めた。
まず目に入ったのは無機質な白色。腕に目をやると小さくだが針とその針に繋がるように管が通され上へ目をやると何やら透明な梱包容器に水のようなものが入っている。そして指には痛くはないが何やら怪しげな機械に通じる紐のようなものが繋がれた洗濯ばさみの様な器具が。
そして自分が横たわる様式の寝具から少し奥にある棚の上には、自身が着ていたはずの黒を基調としている衣服と、大幣がきれいに折り畳まれた衣服の上に置かれていた。
腕や足には枷の様な拘束するような器具は一切取り付けられておらず、彼女は疑問に思った。
何故、私をこのような状態に放置してあるのか…と。
身を起こそうとするもまるで背中に重石を乗せられているかのような倦怠感に襲われ起こす気にもならずにしばらくは周囲を見渡すことにした。
しかし、しばらくもせずに、突如として引き戸が引かれる音が耳に入る。
目に入ったのは白衣を着用し、金髪に翡翠色の目を持ち、右手の人差し指と薬指に指輪をはめ出るところは出て、引き締まっているところは引き締まった体形の女性だ。
「…!目が覚めたのね!よかったぁ…」
と、女性は彼女に向かって話す。まるで母親のように。
「5日も目が覚めないから、心配していたのよ。しかもあんな海岸線沿いの街道で倒れているなんて…」
と、彼女にとっては矢継ぎ早にしゃべる女だな…と、聞き流し…倦怠感等を、なんとか気力を振り絞って振り払い
「こ…こ、は…?」
と、しゃがれた声で目の前にいた女性に聞いた。
「あ、ご、ごめんなさいっ。つい喋りすぎちゃったわね。ここはミッドチルダ。えーっと、貴女にとって信じられないだろうけど、別世界…というべきかしら。そこの治安維持組織にある医療施設の一室よ」
そう言って一回小さく謝るように軽く手を重ねて小さく背を丸める。その後小さく笑みを
浮かべたまま床に伏せた彼女の身体をチェックするためのホログラム画面を映し出し、
注意深く項目一個一個とにらめっこをして、やがてすべて見終わるとバイタルも安定してるわね…と、再度胸をなでおろしながら、また彼女に向かって小さく微笑んだ。
勿論彼女にしたら、いったい何を見て何をやっていたのかはさっぱりだが、身を案じてはくれているという事だけは理解はしている
…つもりだ。
「ああ、そうだ。自己紹介、忘れてたわ」
そういうと顔を床に伏せている彼女の顔とできるだけ同じ高さにまで近づけて
「私はシャマル。皆からはシャマル先生って呼ばれてるわ。」
と、彼女に向って言った。
「シャ…マル…?」
「ええ、そうよっ」
自分の名をとぎれとぎれで、しゃがれた声ではあるものの、自身の名を呼んでくれた彼女に対して女性、シャマルは喜ぶように喜色を含んだ声で言う。
「じゃあ、次は貴女ねっ。名前、教えてくれるかしら?」
そういわれると無意識のうちに彼女は、皆から。あの世界では畏怖と嫌悪の象徴として呼ばれた名を言った
「
…と。
一週間後までには投稿できるように努力はします。では、今回はここまで。