運命をねじ曲げてでも   作:久遠

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鬼が嫌いだ

鬼殺隊・闇柱・五木 琥珀

年齢は10歳

鬼殺隊に入隊したのは、7歳

そして、僅か5ヶ月後に十二鬼月に遭遇した人物

運が良いのか悪いのか、その鬼を見事一人で討ち取り8歳で、柱に昇進

その後は、お館様の奥方・あまね様が双子の剣士を迎えに行くと聞きそれについて行った

すると、あまね様が水をかけられ、追い返されている所に遭遇

 

女の人に水を掛けた事によって、兄弟喧嘩した2人を側で見守って居ると、鬼の登場があり2人の家が壊れ、双子の片割れが剣士になると言い出し兄は根負け

そして、鬼殺隊に入隊してきた双子

今は、霞柱として日々いろんな鬼を狩っている

 

俺としてはこんな物はどうでも良い事

剣士が増えようが何だろうが、鬼の首が取れれば良い

人を殺しておいて、月の下を歩く鬼が嫌いだ

この世にいる価値は無い

そう思う人物も多いだろう

だが、元々は人間

俺達は()()()()()()()が言い方を変えれば()()()

 

鬼は、色んなものを奪って行く

家も.人の命もそして、心も・・・・

人がお前らに何したのかは、知らない

だが、鬼だけが悪い訳じゃ無い

それは何故か

俺は見てきたからだ

男が妻に殴る蹴るの暴行を与え、それに耐え兼ねた妻が、鬼となるのを

人間は醜い

正直、助ける理由がわからない

 

子供の俺でさえも、失望してしまう程

生きていたいだなんて俺は思えない

だが、この殺戮は死ぬまで続ける

そうたかったんだ

5歳の時に・・・・・・

 


 

夜道は危険だから家から出ては行けない

離れてはいけない

親にそう言われ続けた

その時は意味がいまいちわからなかった

俺には、兄弟が沢山いてその中で俺は三男だった

姉が2人、兄が2人、弟が1人

6人兄弟が居て、母の腹にはもう1人妹か弟が居た

 

生活は楽じゃ無いけど、楽しかった

満ち足りて居た

正直、誰一人かける事のないこの家族で、永遠の時を過ごしたいと思った

だが、4歳の弟が言いつけを守らず家から出てしまった

すぐに後を追った姉2人と兄2人

母は妊娠している為、あまり動けなく父は風邪をひいていて、寝込んでいた

 

俺が家に残った理由は、体力が無くて兄達と逸れたからだ

息も絶え絶えになって戻ると母が温めでくれた

そして、その日は俺の6歳になる誕生日で、耳飾りをもらった

姉も兄もみんなそれぞれ別々の耳飾りを付けていた

だけど、兄と姉どちらか2人が似たようなの付けてたなっの頭に浮かぶ

俺のは、崖の上に1人の狼に霧が掛かった月

その狼は一人でとても寂しそうで、可愛そうだった

 

戸を叩く音が家に響き渡った

帰ってきたんだ

そう思い何の確認もせず、戸を開けると血塗れの弟

左腕はもう無く死んでもおかしくない状況

きっと家に帰って来たくて執念で戻って来たんだろう

この惨状に頭の理解が追いつかなかった

立ち崩れていく弟を支える事をせず、膝から地面に座り込んだ

 

母は父を守ろうと、父は母を守ろうとしていた

俺は弟を抱えて外に出た

そこには、笛を持った鬼が立っていた

目には文字が書いてあり、上弦の音

その笛が鳴ると、鬼の方向に引っ張られるようだった

その自分の様とさっきの弟が重なった

弟はこの鬼に呼ばれたんだと・・・・・・

 

妊娠中の母は、俺が鬼に引き裂かれそうになると助けに来てくれた

父は斧を鬼に投げ、鬼の気を引いていた

その様を俺は唖然として見るばかりで、何も出来ずにいた

日の出が近づく頃には、父も母も弟も亡くなった

泣いてはいけない、これは俺が何もしなかった結果なんだ

泣いちゃダメだ、泣いちゃダメだ

 

琥珀「父、さん、母さん、逝かないで、俺っ!がんっ、ばるっから!次はこんな風にならっ、ないっ、ようにっ!だからっ、置いて、いなやいでよ!!」

 

脳裏に焼き付いた父と母の断末魔 

父と母、弟の血で手が汚れる

俺にはどうする事も出来なかった辛さ

そして、最後の鬼の言葉

鬼『お前が家族を殺したんだ、お前が居なけりゃこの馬鹿な大人二人は死ななかったのになぁ?可哀想になぁ?お前一人の命どうでも良いだろうになぁ?』

 

俺が、家族を殺した?

そうか、俺が招いた結果なんだ

これは俺が、望んだ結果

それは受け入れないといけないな

父も母も弟も何も悪くない

悪いのは俺なんだから・・・・

 

 

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