3000字に届きませんがキリが良いので公開します
両家の親との挨拶から数日たった土曜日、お互い休みが重なったこともあり
千葉駅近くのそごうにある宝石店に足を運んでいた。
「せんぱい、ここをいつの間に予約してたんですか?」
「平日のうちにな、長時間待たされて挙句決まらないというのはイヤだからな」
「相変わらず、ずるい・・・」
「なんで罵倒されるのかね、俺・・」
ここが千葉駅界隈でよさげな宝石店だから、いろはの要望に応えられるといいんだけど
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11時に予約した店に入り、まずは陳列されている指輪・ネックレス・ピアス・イヤリング
を一通り見て眺め、イメージを膨らまして相談することと相成った。
結論からいうとプレート以外はほぼ要望通りになりそうだった。
基本としてはリングネックレスという形で、刻印はリングの裏に書かれ
4月の誕生石ダイアモンドと8月の誕生石ペリドットの組み合わせのリングで制作と相なった
ちなみにダイアモンドの誕生石は「永遠の絆」の意味を持ち、ペリドットは「夫婦の幸福」を意味していたらしく、
「2つ合わせれば最高の言葉じゃないですか!」といろはが感極まっていたのいたので、よかったのか・・な?
ちなみに刻印の言葉は「May the happiness be with you」
直訳すると「幸せがあなたと共にあらんことを」
プロポーズのきっかけとなった俺からの言葉、プロポーズ受け入れてくれたいろはの言葉
それを考えるとこれしかないだろうと思っていた。
いろはが「なんで日本語ではなく英語なんですか?」と聞いてきたが
「日本語だとあまりにも直接的過ぎて恥ずかしいから英語でぼかした」と言い訳したが
「ばか・・・・」顔を真っ赤にして胸に顔を埋めてきたので、満更でもなかったみたいだ
俺も恥ずかしい思いをした甲斐はあったのかもしれない
宝石店を出て同じ建物の飲食店で昼食を取るころには、13時をとうに回っていた
お互い運ばれた食事を終わらせ一息をついたところで
「せんぱい、この後はどうするんです?」
「前もって話してた平塚先生と18時から飲む約束を取り付けてるからそれまではフリーとなるな。
電器店に必要になるものを下見にでも行くとするかね・・・」
「それ来週に延期して、他に行きたい所あるんですけどいいですか?」
「何処なんだよ・・・・」
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「ここなんですよ♪」
「よりによってここ?」
施設に入り部屋番号をタッチしていく。そうここは駅からちょっと遠ざかった界隈にあるラブホテルだった
部屋に入ると同時に、お互いを強く求めあうが如く舌を絡ませあう
「いろは、ごめんな・・・」
「せんぱい、わたしがどんだけこうされたかったか分かります?」
「うっ・・・」
「プロポーズしてくれた婚前旅行でも結局されなかったし、それ以前を遡れば11月ですよ?
あまりにもセックスレス過ぎると思いません?」
「言葉もございません」
「毎日会えていた学生の頃とは環境が違うとはいえ、これは由々しき問題なのでわたしを寂しくさせた
罰としてわたしを一杯愛してくれたら許してあげますから」
「寛大な婚約者であることに感謝しますよ」
「それはほら、行動で示してくださいよー」
この後、一緒に風呂を浴びたり色んな体位で3回は抜かされた事だけ言っておく
時間が結構あるのに3回だけ?一杯焦らして気持ちよくしたからのと
腰が痛いからあまり激しい動きが出来ないというよんどころない事情もあったことを上げて置く
お互い汗だくになった体の汗を流しあってる間、いろはも相当ご満悦のようだったし
俺も満たされた気持ちになった
「せんぱい、今回もゴム付けてましたね」
「そりゃそうだろうよ?まだ妊娠させるわけにはいかんでしょ。
アフターピルばかりを使うのはコンドームより高いのもあるし、
いろはにも副作用の危険性があるから最終手段にしておきたいからな・・・」
「もう、親の了承も得てるというのに・・・
学生の時と違って、今や社会人になってピルを買う金がないわけではないんですから。
先週から飲んでるから危険性はほとんどないと言えるのに、せんぱいが考えるその時期はいつなんですか?」
「2人で暮らすようになったら・・・じゃないか?
それまで、色々と手続きやら身の回りの買い出しとかあるだろうし
新生活に入っての苦労もある事考えたら、いろはには無理させられないだろうが」
「・・・・・せんぱいはいつも優しいですね」
「先を見据えてるだけだ。リスクを抱える必要はないんだ。
いろはが教えてくれただろ?幸せでい続ける為にやることをやろうしてるだけだ」
「そうですねっ!」
ぎゅっと抱き着いてきて熱いキスを交わしあう。この2,3時間で何度もした行為。
付き合い始めてもう数えきれないほどした行為。でも、俺もいろはも飽きる事はないだろう
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17時半になった所でラブホテルを後にして、平塚先生の集合場所の千葉駅に向かう事になった
「久しぶりだな、比企谷」
「ご無沙汰してます、先生」
「それに今日は一色もいるんだな」
「ええ、ご無沙汰してます、平塚先生」
「立ち話もなんだ、店に入ってからにしようじゃないか」
居酒屋に入り酒も進み話が盛り上がる中、あの報告をすることに
「先生、実はですね、この度俺達は結婚することになりまして」
「それでわたしたちの恩師にはいち早く報告しようと思ったわけです」
「なんと・・・・・・そうか、そうなのか」
感慨深げにつぶやき、何度も首肯する
「2人とも手のかかる生徒だったがとうとう結婚か・・・・
いつかはそうなるだろうなと思ってたがとうとうなんだな
おめでとう、2人とも」
「「ありがとうございます」」
「それで式は挙げるのか?」
「いえ、籍をいれるだけです。将来的に物入りになりそうなので」
「せんぱいも式を挙げる事にこだわってたんですが、話し合って先を見据えた決断をしたんです」
「なるほどな・・・・2人とも仲良くしてるようでなによりだな」
「当然です、いまや婚約者なんですから!」
「俺達がようやくここまで来れたのは、先生の導きがあってこそだと思ってます」
「わたしからもお礼を。ありがとうございました」
「ふふ。そう言われると教師をやっていてよかったとつくづく思うよ。こちらこそだ」
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いい時間になり、店を出て解散することに。
「ではな、2人とも。無事に籍を入れたら、知らせるんだぞー」
「もちろん、記念写真の裏面をつけてお送りさせて頂きます」
そう去っていく平塚先生は、いいなぁ私も結婚したいと呟いている姿が酷く哀愁を漂わせていたのが
印象的だった。
「俺達も今日は帰るか?」
「ええ、来週以降もやることがいっぱいですねー」
「また来週な・・・いろは」
「ええ、来週です、せんぱい・・・・」
別れ際のハグとキスを交わし俺達はそれぞれ家に
若干それらしい表現になりましたが
上手くボカしたつもりです