やはり俺のパートナーは・・・   作:バネア☆

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今月最後の更新になると思います
思った以上に執筆の時間が取れなくて申し訳ありません


第二十二話 それからの日々

それからの日々は瞬く間に過ぎ去っていった。

 

先生に会った翌週は家電店・家具屋に足を運び必要になる家電を選定

いろはと話し合った結果32型テレビセットを新生活応援フェアに合わせてまとめ買いする事に

 

昼からは2LDKの部屋を探しに不動産屋を覗きに。

俺の最寄り駅といろはの最寄り駅の中間、稲毛駅から徒歩15分のタウンハウス

家賃は7万円、子供OKともあるから、将来家族が増えても問題はなさそうなので

来週は現地の見学に行くことになった

 

 

「せんぱい・・・・今日もお願いしますね…?」

夕方からは恋人のおねだりで恋人の営みを2時間程ラブホテルですることに

 

「何か月後からは毎日こういうの出来ますね~」

「毎日って・・・俺の婚約者は何時からこんなことを言うようになってしまったのだろうか」

「え、せんぱいのせいですよ?」

「俺かよ!?」

「わたしをいつもメロメロさせてる責任はそれくらいじゃないと!」

「毎日は厳しいじゃないかなぁ・・・・」

「むーじゃ毎日ハグしながら添い寝で!」

「それ旅行の時と同じじゃん・・・」

「せんぱいもう、倦怠期突入ですかぁ?わたし凄く悲しいですよぉ・・・」

「違うんだよ、腰が張ってて毎日そんなんやってたら持たないっての」

 

「20代半ばで腰痛もちって・・・」

「言うな・・・運動不足って自覚はある」

 

「なら、お互い改善すべき点はありそうですね!」

「へ?」

「先週3時間も事に及んだあと、しばらく休憩してましたけど

もう疲労困憊で、家帰るまで凄くダルかったんですよね・・・

学生時代あんなに交わえる体力あったはずなのに愕然としました」

 

「マジで?全然そう見えなかったわ。俺もまだまだ甘いな・・・」

「えへへ、こんな事で気遣われるのは恥ずかしいので黙ってました♪」

 

「こいつめ・・・」

照れ隠しに頭をわしゃわしゃと撫でてやると

「わーもう、折角のセットが乱れちゃうじゃないですかー!」

「そうなると休日とか寝る前運動したほうがいいかもなぁ」

「わたしマネージャーの時、柔軟体操してから寝てましたから

結構よく寝れるんですよ?腰痛予防体操も取り入れれば

わたしたちの営みも安泰ですよ?」

 

「そう簡単には効果でないかもしれんが、やらないよりはやってみるかね」

「じゃぁ、わたし実践してみせますんで、今日夜からやってくださいね?

わたしたちのよりよい未来のために」

 

「そうだな、愛想をつかれないよう頑張らないとな」

「あり得ませんよ」

「え?」

「わたしがあなたに愛想をつかすなんてことはあり得ません」

今までと違うちょっと怒りの表情で断言してきた。

 

「い、いろは?」

「偽物だらけのわたしの欺瞞を突き付けて、本物と呼べる何か。

それを考える機会をくれた事。恋人同士になってからは常にわたしを第一に考えてくれた事。

結婚式費用を真剣に考えていてくれた事。そんな人をなんで愛想をつかすなんて発想が

浮かぶことが意味不明ですよ」

(でも「頑張る」って言ってくれた事はキュンときましたけど♪)

 

「あー悪い、失言だったな」

「分かればいいんです」

「さて、延長料金取られる前に退散しよう」

 

 

翌週

 

 

目当てのタウンハウスの下見を一色家と共に行う事になった。

人生の先輩の意見も参考にしておきたかったからだ。

ちなみにうちは、社畜両親が家を朝から空けているので無理だった。

休日出勤するまでの社畜にはなりたくないものである

 

しぐれさんも兼人さんも「いい物件でスーパーの立地も良い」

との太鼓判を頂き、俺達も気に入ったので

改めて書類を目を通し賃料・駐車料金・管理費。全てを足し

2人の手取り給料みて充分余裕があることからここに決定した。

入居は1か月後からという事らしい。

 

次にやることを見据えるとなると引っ越しとなる

何社かとの相見積もり、そして俺の部屋から持っていく荷物だろう。

 

「しばらくは週末は会えなくなりそうだな。お互い荷物纏めで」

「必要なことですもんね。ちょっと寂しいですけど」

 

 

2月に入った週末

 

小町にも手伝って貰い、持っていく引っ越し荷物を選定していく。

大学2年の一年間で使った家電(洗濯機・炊飯器・掃除機・電子レンジ・冷蔵庫)を物置から引っ張り出し

ダンボールにしまったままのプラスチック皿、そして読まなくなったラノベや漫画は

50冊以上にも及び、これらは古本屋に売ることにした。

本棚は半分ほど空きが出来、いろはが所有する本・雑誌も収容可能になるだろう

後はベッドは置いていくことにしよう。代わりに布団を買い足さないと

 

ここに至って引っ越しサイトで相見積もりを敢行。単身パックで試したら8社出た中の関東内で地域に根差してる

引っ越し会社。ここの営業マンとまずコンタクトをとってみることにしよう

 

コンタクトの結果、来週土曜に家に来てもらえるとのことだった。

今日一日手伝ってくれた小町へのお礼として、スーパー行ってモンブランのケーキを

買ってきて2人で食べた。疲れた体には糖分とそれを中和するコーヒーが染みわたる・・・

 

2月2週目の週末

 

引っ越し会社の営業の人が我が家に訪問しに来た。具体的な荷物をこちらから説明し

無償サービスでダンボールを何枚か貰えるのと細部の見積もりの直しをしてもらえる運びとなった

 

それらを終えた後、水道会社・ガス会社・電力会社の契約。

ネットでも一括で契約を結べるのであっという間に終わった。

 

平日のバレンタインデーでいろはと落ち合い、本命チョコをもらい

その場で美味しく頂き、まったりと雑談する中進捗具合を確認をした

あちらも引っ越しの見積もりが終わって週末から

ダンボールに細かいものを積めていくとの事らしい。

俺と同じ進捗具合のようだ

 

 

週末、本棚にある雑誌・漫画・ラノベ・ファイル等をダンボールに梱包。

衣類箪笥やゲームを置く為の箪笥の荷物も纏め終える頃には一日が終わっていた

 

2月最終週いよいよ引っ越しである

午前中にまず新たに購入した家電・家具。13時からは俺の荷物。15時からはいろはの荷物。

俺の家族だけでなくいろはの両親も手伝い・配置の手伝いで来てもらっている。

本当にありがたいことだ。

 

引っ越し会社の社員さんの方々の緻密な作業、母さんたちのインテリア配置のセンス

絶妙に相まって17時には無事終了。最低限の日用品・お皿等を取りだし終えた後

駅前に繰り出し皆で外食でとんかつ定食を美味しく頂いた。

 

20時頃駅で両家族を見送った後、

「・・・帰るか」

「うん・・・」

自然な流れで手を繋ぎあい、家までの10数分の道をのんびり歩いていく

 

「「ただいまー」」

って誰もいないのに2人で言ってしまう辺りどうなんだろうな

 

そう思ってたら、隣にいたいろはが正面に回り込み

「ふふ、お帰りなさい、せんぱい~」

ぎゅっと背中に手を回し抱きしめてきて、得も言われぬ幸福感に包まれる

「なんかいいな・・・愛する人がいてその人が出迎えてくれるのって」

「せんぱい、柄にもなく浸ってます?」

「今日からそれが始まるんだって思うとそりゃそうなるだろうよ・・・」

「じゃ改めて、今日から宜しくお願いしますね・・・八幡君♪」

「・・・!ああ宜しくな、いろは」

 

 

その後、2人でお風呂で互いを洗いっこした後、引っ越しの疲れが出たせいか

入浴後直ぐに眠気に襲われそのままダウンするように2人で寝入ってしまった

だけど、いろはが横向きで俺に抱き着いたまま寝入るその顔は

見惚れてしまう程の安らかな寝顔だった

 

 

 

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