やはり俺のパートナーは・・・   作:バネア☆

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月一、二投稿になって申し訳ありません。

短いですがキリがいいので投稿します


第二十四話 比企谷いろはになる日

それから一か月の月日が流れていた

 

平日の帰りが早いいろはが夕食を作り

駅前イ〇ンのタイムセールの時間に合えば

連絡し買うという生活がほぼ定着していた

 

 

そして4月16日 いろはの生誕日

俺達は事前に有給申請を出し区役所に訪れていた

 

 

          ~回想~

 

 

引っ越し、リングネックレスの注文を進める内に

いつ婚姻届けを出そうかという話を出したところ

 

「もちろんわたしの誕生日です!」

 

「まぁ、なんとなくそう言うのだろうとは思った」

 

「だって、絶対忘れようがないでしょう?すっぽかして大喧嘩とかにはなりようがないですし」

 

「全く、あざとかわいい婚約者だこと・・・・・・」

 

 

          ~回想終わり~

 

 

俺達の首元には、オーダーメイドのペア・リングネックレスが掛けられていた

4月の誕生石ダイアモンドと8月の誕生石ペリドットの組み合わせのリング

裏の刻印は「May the happiness be with you」=「幸せがあなたと共にあらんことを」

一か月の期間で作られたそれは、俺達が満足出来るだけのアクセサリーに仕上がっていた

 

ただ抜かっていた点・・・それが実家に届けられていたということだろう

引っ越した後、送り先を宝飾店に伝えていなかったこちらの落ち度だ

当然、いろはやこまちに「しょうがないお兄ちゃん(人)だなぁ」と呆れられたとのは言うまでもない

区役所で滞りなく書類手続きが受理され、「一色いろは」は晴れて「比企谷いろは」

俺の妻となった。

 

 

「ようやくですねー・・・」

 

役所からの帰り道、感慨深げにいろはがつぶやく

 

「いろは?どうしたんだ」

 

「いつかはこうなりたいと思って事が実現して、法的公的にも認められるって嬉しいなーって」

 

「そうだな、今日からは俺達は夫婦というわけだからな」

 

「このまま帰るのも味気ないのでデート行きません?」

 

「平日、今から行けて混まなそうなところかぁ」

 

 

考えた結果、家からも近いスポット

千葉都市モノレールで千葉動物公園にやって来た。

 

 

「平日の昼間にもならない時間帯だけあってのんびりと回れそうですね」

 

「そういえば風太君とやらは健在でいるかね?」

 

「勝手に亡くなった扱いをしないでください!」

 

「ま、突発で来てしまったし、ふれあい動物コーナーは避けた方がいいだろう

服と靴汚れるだろうし」

 

「・・・・相変わらずですね」

 

「これ位はな(フフッ)」

 

「(この人は初めてデートした時も気を使ってくれたし、後自然に笑顔を見せるようになった。

その姿をわたしだけが独占しているというこの気持ち。いつまでも忘れないでいたいなぁ・・・)」

 

「とりあえずふれあいコーナー以外、全部見てみるつもりで回るかね」

 

「は~い♪」

 

 

風太君ことレッサーパンダは未だ存命で、人間の歳でいうと80歳にもなるというらしい

右目に白内障を患ってるとのことだ。流石に俺達の家族が増える時までは厳しいかもな・・・

 

ハシビロコウはほとんど動かなくて、それが逆に興味深いものとなったし

猛禽類であるワシの勇ましさには純粋にかっこいいと思えたし

小動物のチンチラやミーアキャットを見ると和んだりもした

小学生以来の動物公園、年を経てから訪れるのも当時と変わった趣があって、悪くはないと思えた

 

14時を過ぎあらかた見終わり、森のレストランで遅めの昼食を取ることにした

メニュー表に載っていた「レッサーパンダラーメン」

ラーメンでどのようにレッサーパンダを表現してるのか、興味をそそられた俺は迷わずチョイス

 

「八幡君、ここでもラーメンですか・・・」

 

呆れるように言う新妻いろはだったが

 

「いや気になるだろ?なんでレッサーパンダラーメンなのか」

 

「わたしも気にはなりますけど・・・」

 

そう言ういろはは、ハシビロコウアイスパンケーキ。デザートのみと

腹持ちがあまりよくないものをチョイスしていた

 

レッサーパンダラーメンは添えられた旗にレッサーパンダがあしらえた物になっており

いかにも子供が好きそうな飾りとなっていたものだった。

将来家族が増えて小さなお土産にするのも悪くはないと思えるものだった

 

 

15時を過ぎ、モノレールで動物公園を後にした。穴川駅で降り稲毛駅イ〇ンで

ワインとケーキを買い帰宅。

 

「二重の記念日ですからそれらしくお祝いしましょ?♪」

 

夕食の準備は2人で進めることに。献立は生姜焼きにワカメのお浸し。大根の味噌汁。デザートにモンブランのケーキ

並べ終えてグラスにワインを注ぎ終え

 

「結婚という新たなスタートという日に」

「わたしの25歳という誕生日に」

「「乾杯」」

 

食後の後、ワインを口移しで飲みかわすという極上の味わいを楽しんでいる内に

頭に酔いが廻り顔が赤くなっていくのを自覚した。

いろはも同様に目がトロンとなり頬も赤くなり始めたので中断することに

 

「調子に乗っちゃいましたね・・・・」

 

「だな・・・結婚初夜だってのにこんなに酔っぱらってちゃ世話ないな・・・」

 

「もうこのまま寝ちゃいましょう、2日酔いにならないうちに」

 

「そうするか・・・」

 

歯磨きをし終えて寝室でいつものように寄り添っていつものように寝ようとしたが

 

「八幡君・・・せめて繋がったまま寝ませんか?」

上目遣いに酔いで頬を赤らめた表情に俺はあっさり陥落し

「ん、そうするか」

 

 

繋がったまま動く事無く、何気ないやり取りを交わしていく

 

「今日デート楽しかったですね」

 

「ああ小学生以来だな、あそこ行ったのは」

 

「いつか家族が増えたら行けたらいいですね」

 

「・・・・同じこと考えてたわ」

 

「そういった未来予想図に思いをはせるのもいいものですね・・・

GWも日帰りか一泊で何処か行けたらいいんですけど」

 

「え?今から宿取れるか?厳しいぞ多分」

 

「無理なら日帰りでもいいんですよー?」

 

「まぁ、週末探してみるか」

 

「便りにしてますよ?旦那様♪」

 

「へいへい、そろそろ寝るぞいろは」

 

「は~い。おやすみなさい・・・」

 

 

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