BS×スタートゥインクル~12星宮に導かれたもの~ 作:風森斗真
お相手はひかるです
ひかるのデッキレシピはあとがきに。導が今回使うデッキは『Wノヴァ』になります
大人げない?いいえ、常に全力なだけです
最近、導のデッキレシピを一新したほうがいいなと思うこのごろ
そのうち、手を加えます
射手座のスタープリンセスを復活させてから数日。
いつもと変わらず、導は一人で静かにゆったりと過ごしていた、はずだった。
いつの間にかひかるとララ、そしてえれなとまどかが導のいる場所に集まっていた。
ひかるにもララにも、どこにいるか教えていないはずなのに、なぜあっさり見つけることができるのか。
その謎に、導は頭を抱えていた。
そんな導の様子など知ったことではないというように、ひかるたちは楽し気に会話を繰り広げていた。
「あ、そうだ導くん!」
「……なんだ?」
「わたしと一回、バトスピしない?!」
「……本気で相手になるけど、いいか?」
突然、ひかるからバトルの申し込みがあったのだ。
仮にも、ショップ大会どころか全国大会の予選で上位に食い込むほどの実力を持っている導に、無謀にも素人が挑もうというのだ。
普段ならばしないことだが、日頃のストレスもあるのか、導はひかるに本気で戦うことを宣言していた。
だが、天狗になり始めていることもあるのか、それとも本気でぶつかることで導の本音を知ることができると思っているのか、ひかるはかまわないと言ってきた。
「当然!やるからには全力でしょ!」
「言ったな?なら覚悟しとけ」
その言葉を口にした瞬間、導のまとう雰囲気が変わった。
プリキュアとして戦ってきた経験からか、その雰囲気が圧倒的強者のものであることを察するまで、さほどかからなかった。
思わず、成り行きを見守っていたララたちは唾をのみこんでいた。
--------------
放課後になり、ひかるたちはララのロケットにいた。
テーブルではすでに、導とひかるがデッキとコアを取り出し、バトルの準備をしていた。
その様子を、えれなとまどかは興味深そうに眺めていた。
「どっちにするかは星奈が決めろ」
「いいの?」
「ハンデだ」
本来、バトルスピリッツの先攻後攻はコイントスやじゃんけんなど、わかりやすい方法でプレイヤーのどちらかが選ぶことになる。
だが、大会に何度も出場し、その度にある程度の成績を修めている導に対し、ひかるはつい先日バトスピを始めたばかりだ。
実力差は明らかであるため、せめてものハンデ、ということなのだろう。
「それじゃ遠慮なく!後攻をもらうよ!!」
「なら、俺から進めさせてもらう」
先攻を譲られた導はスタートステップを宣言し、デッキからカードを引いた。
さらに、ヴェロキ・ハルパーをLv1、レイニードルをLv2で召喚し、ターンを終了した。
<第1ターン>
導/ライフ:5、リザーブ:4→0、トラッシュ:0→1、手札:4→5→3
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(赤/1/Lv1:BP1000)
レイニードル(赤/1(軽減:赤1)/Lv2:BP3000)
ネクサス:なし
バースト:なし
第2ターンになり、ひかるはコアステップ、ドローステップに続き、メインステップに入った。
「メインステップ!「ライト・ブレイドラ」、「戦竜エルギニアス」をそれぞれLv1で召喚。ネクサス「炎の楽園」をLv1で配置してターンエンドだよ」
<第2ターン>
ひかる/ライフ:5、リザーブ:4→5→1、トラッシュ:0→2、手札:4→5→2
フィールド
スピリット:ライト・ブレイドラ(赤/0/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
ネクサス:炎の楽園(赤/4(軽減:赤2)/Lv1)
バースト:なし
第3ターンで導はキツネービを1体召喚しターンを終了。
続く第4ターン、ひかるはネクサス「炎の楽園」とライト・ブレイドラをLv2に上げ、もう一体の戦竜エルギニアスを召喚してターンを終わらせた。
「お二人とも、先ほどからカードを出すだけですね」
「決定打になるものがないから、なのかな?」
「コストの高いスピリットを召喚するなら、フィールドになるべくスピリットを並べた方が有利ルン。だから今は、二人とも場を整えることに集中してるルン」
静かに進む戦況に、えれなとララがそんな予測を立てた。
少なくとも、まだ仕掛ける時ではないと二人が判断していると感じているのは確かなようだ。
そして、バトルは第5ターンに突入した。
<第5ターン>
ひかる/ライフ:5、リザーブ:1→4→0、トラッシュ:2→0、手札:2→3→2
フィールド
スピリット:ライト・ブレイドラ(赤/0/Lv1:BP1000→Lv2:BP2000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
ネクサス:炎の楽園(赤/4(軽減:赤2)/Lv1→2)
バースト:なし
導/ライフ:5、リザーブ:0→2、トラッシュ:1→0、手札:3→4
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(赤/1/Lv1:BP1000)
レイニードル(赤/1(軽減:赤1)/Lv2:BP3000)
キツネービ(紫/1/Lv1:BP1000)
ネクサス:なし
バースト:なし
「メインステップ!レイニードルをLv1に下げ、ネクサス「闇の聖剣」を配置!ターンエンドだ」
「「闇の聖剣」?なんかかっこいいかも!」
「そう言ってられるのも今の内だ」
<第5ターン>
導/ライフ:5、リザーブ:2→0、トラッシュ:0→3、手札:4→3
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(赤/1/Lv1:BP1000)
レイニードル(赤/1(軽減:赤1)/Lv2:BP3000→Lv1:BP1000)
キツネービ(紫/1/Lv1:BP1000)
ネクサス:闇の聖剣(紫/4(軽減:紫2)/Lv1)
バースト:なし
新たなカードの登場に目を輝かせているひかるに対して、導は冷たい笑みを浮かべながらそう告げた。
だが、ひかるがその意味を理解するまで、まだ時間が必要となる。
一体、どのような能力が秘められているのか、気になって仕方のないひかるだったが、自分のターンが回ってきたため、聞くことはなかった。
<第6ターン>
ひかる/ライフ:5、リザーブ:0→1、トラッシュ:0、手札:2→4
フィールド
スピリット:ライト・ブレイドラ(赤/0/Lv1:BP1000→Lv2:BP2000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
ネクサス:炎の楽園(赤/4(軽減:赤2)/Lv2)
バースト:なし
第6ターンに入り、ひかるはネクサス「炎の楽園」Lv2の効果でドローステップでドローできるカードが一枚追加されたことで、二枚のカードを引いた。
その中に目当てのカードはなかったのか、それとも手札に来たがまだ召喚できるような状況ではないのか、何もせずにターンを終了させた。
続く第7ターン、ここで導が動きを見せた。
「メインステップ、ヴェロキ・ハルパーとレイニードル、「闇の聖剣」をLv2にアップ!」
<第7ターン>
導/ライフ:5、リザーブ:0→4→0、トラッシュ:3→0、手札:3→4
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(赤/1/Lv1:BP1000→Lv2:BP3000)
レイニードル(赤/1(軽減:赤1)/Lv1:BP1000→Lv2:BP3000)
キツネービ(紫/1/Lv1:BP1000)
ネクサス:闇の聖剣(紫/4(軽減:紫2)/Lv1→Lv2)
バースト:なし
「続けてアタックステップ!ヴェロキ・ハルパーでアタック!」
「ライフで受けるよ!」
最初のアタックは導が仕掛けてきた。
ひかるは、ヴェロキ・ハルパーのアタックをライフで受けたことで、Lv2の効果が発動。
導はデッキからカードを一枚ドローした。
<第7ターン>
導/ライフ:5、リザーブ:0、トラッシュ:0、手札:4→5
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(アタックにより疲労)(赤/1/Lv2:BP3000)
レイニードル(赤/1(軽減:赤1)/Lv2:BP3000)
キツネービ(紫/1/Lv1:BP1000)
ネクサス:闇の聖剣(紫/4(軽減:紫2)/Lv2)
バースト:なし
ひかる/ライフ:5→4、リザーブ:1→2、トラッシュ:0、手札:4
フィールド
スピリット:ライト・ブレイドラ(赤/0/Lv2:BP2000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
ネクサス:炎の楽園(赤/4(軽減:赤2)/Lv2)
バースト:なし
「先に動いたのは導の方でプルンスな」
「ひかる、ライフを減らしちゃっても大丈夫なの?」
「最低でも一つ残れば問題ないのでは?」
「その通りルン。ライフを削ることも戦略だって導は言ってたルン」
ライフはバトルが始まる前に五つ用意される。
最低でも一つ残れば、バトルを続けることはできるし、大逆転劇を生むことが可能となることもある。
何より、ライフは砕けてもコアとしてリザーブに残るため、より早く、新たな戦力を出すことが出来るようにもなる。
最初に導からバトルスピリッツを教えてもらってから、ひかるとララは何度かバトルしてきたためか、そのあたりがわかるようになったらしい。
「ターンエンドだ」
そんなギャラリーをよそに、導はターン終了を宣言し、ひかるにターンを渡した。
そして第8ターンとなり、ひかるもようやく動きを見せた。
「メインステップ!「砲竜バル・ガンナー」を召喚!そして、導くんからもらったカード!「星雲竜アンドロメダ・ドラゴン」をLv1で召喚!足りない分は、「炎の楽園」とライト・ブレイドラから使うよ!」
<第8ターン>
ひかる/ライフ:4、リザーブ:2→3→0、トラッシュ:0→2→5、手札:4→6→4
フィールド
スピリット:ライト・ブレイドラ(赤/0/Lv2:BP2000→Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
砲竜バル・ガンナー(赤/4(軽減:赤2)/BP4000)
星雲竜アンドロメダ・ドラゴン(赤/6(軽減:赤3)/Lv1:BP5000)
ネクサス:炎の楽園(赤/4(軽減:赤2)/Lv2→Lv1)
バースト:なし
「大型スピリットを出してきたな」
「さらに、アンドロメダ・ドラゴンの召喚時効果でレイニードルを破壊するよ!!」
星雲竜アンドロメダ・ドラゴンは、その召喚時、BP6000以下の相手スピリット1体を破壊する能力を持っている。
ここにライト・ブレイドラとアンドロメダ・ドラゴン自身の『
ひかるはこの効果で、レイニードルを破壊した。
「相手スピリット1体を破壊したことで、自分フィールドの『強化』を持つスピリット1体につき、デッキからカードを1枚ドローする。ライト・ブレイドラとアンドロメダ・ドラゴンの2体がいるから、二枚ドローだよ!」
<第8ターン>
ひかる/ライフ:4、リザーブ:0、トラッシュ:5、手札:4→6
フィールド
スピリット:ライト・ブレイドラ(赤/0/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
砲竜バル・ガンナー(赤/4(軽減:赤2)/BP4000)
星雲竜アンドロメダ・ドラゴン(赤/6(軽減:赤3)/Lv1:BP5000)
ネクサス:炎の楽園(赤/4(軽減:赤2)/Lv1)
バースト:なし
導/ライフ:5、リザーブ:0→2、トラッシュ:0、手札:5
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(アタックにより疲労)(赤/1/Lv2:BP3000)
キツネービ(紫/1/Lv1:BP1000)
ネクサス:闇の聖剣(紫/4(軽減:紫2)/Lv2)
バースト:なし
さらに、ひかるは砲竜バル・ガンナーをアンドロメダ・ドラゴンに
だが。
「ネクサス「闇の聖剣」Lv2の効果。相手スピリットが合体したとき、そのスピリットは疲労する。それでも合体させるか?」
「うぇっ??!!う~ん……うん!だったら次のターンで攻めればいいもんね!!というわけで、バル・ガンナーをアンドロメダ・ドラゴンに合体してLv2に!アタックステップに入るよ!」
<第8ターン>
ひかる/ライフ:4、リザーブ:0、トラッシュ:5、手札:6
フィールド
スピリット:ライト・ブレイドラ(赤/0/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
星雲竜アンドロメダ・ドラゴン+砲竜バル・ガンナー(「闇の聖剣」の効果により疲労)(赤・赤/6+4(軽減:赤3)/Lv1:BP5000→Lv2:BP8000+4000)
ネクサス:炎の楽園(赤/4(軽減:赤2)/Lv1)
バースト:なし
アンドロメダ・ドラゴンが疲労状態になったにも関わらず、ひかるは戦竜エルギニアスとライト・ブレイドラでアタックを仕掛けた。
導はこれを二つともライフで受けた。
<第8ターン>
導/ライフ:5→3、リザーブ:2→4、トラッシュ:0、手札:5
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(アタックにより疲労)(赤/1/Lv2:BP3000)
キツネービ(紫/1/Lv1:BP1000)
ネクサス:闇の聖剣(紫/4(軽減:紫2)/Lv2)
バースト:なし
第9ターンに入り、導は再びレイニードルをLv2、ソードールをLv1で召喚。
アタックステップに入り、ヴェロキ・ハルパーでアタックを仕掛けた。
ひかるはこのアタックをライフで受けたため、導はヴェロキ・ハルパーの効果でデッキからカードを一枚引き、ターンを終了した。
<第9ターン>
導/ライフ:3、リザーブ:4→5→1、トラッシュ:0、手札:5→6→4→5
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(アタックにより疲労)(赤/1/Lv2:BP3000)
キツネービ(紫/1/Lv1:BP1000)
レイニードル(赤/1(軽減:赤1)/Lv2:BP3000)
ソードール(紫/1(軽減:紫・白1)/Lv1:BP1000)
ネクサス:闇の聖剣(紫/4(軽減:紫2)/Lv2)
バースト:なし
ひかる/ライフ:4→3、リザーブ:0→1、トラッシュ:5、手札:6
フィールド
スピリット:ライト・ブレイドラ(疲労)(赤/0/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(疲労)(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
星雲竜アンドロメダ・ドラゴン+砲竜バル・ガンナー(疲労)(赤・赤/6+4(軽減:赤3)/Lv2:BP8000+4000)
ネクサス:炎の楽園(赤/4(軽減:赤2)/Lv1)
バースト:なし
「ここまでは一進一退、というところでしょうか?」
「いまのところ、どっちが有利なのかな?」
「アドバンテージはひかるが持ってるルン。けど、ひかるのターンで導がどう動くかで変わってくるはずルン」
実際、導が配置したネクサス「闇の聖剣」はブレイヴ使いに対抗するためのカードの一つだ。
当然、マジックや大型スピリットの中には、ブレイヴや合体スピリットに対抗するカードが仕込まれていると考えられる。
ララのその予想は正しかった。
第10ターンに入り、ひかるはすべてのスピリットを回復。
「太陽龍ジーク・アポロドラゴン」と「獣装甲メガバイソン」をそれぞれLv1で召喚。
戦竜エルギニアス1体のコアをジーク・アポロドラゴンに移し、Lv2になるよう合体させた。
当然、闇の聖剣の効果で疲労状態になるが、気にすることなく、アタックステップに移った。
<第10ターン>
ひかる/ライフ:3、リザーブ:1→7→1、トラッシュ:5→0→4、手札:6→7→5
フィールド
スピリット:ライト・ブレイドラ(赤/0/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
星雲竜アンドロメダ・ドラゴン+砲竜バル・ガンナー(赤・赤/6+4(軽減:赤3)/Lv2:BP8000+4000)
太陽龍ジーク・アポロドラゴン+獣装甲メガバイソン(疲労)(赤・白/6+5(軽減:赤・青2)/Lv2:BP6000+3000)
ネクサス:炎の楽園(赤/4(軽減:赤2)/Lv1)
バースト:なし
「アタックステップ!合体スピリットでアタック!合体スピリットのアタック時効果で、デッキからカードを1枚ドロー!BP6000以下の相手スピリット1体を破壊するよ!!レイニードルを破壊!!」
「フラッシュタイミング!マジック「サイレントウォール」を使用!バトル終了時にアタックステップを終了する!合体スピリットのアタックはライフで受ける!!」
<第10ターン>
ひかる/ライフ:3、リザーブ:1、トラッシュ:4、手札:5→6
フィールド
スピリット:ライト・ブレイドラ(赤/0/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
星雲竜アンドロメダ・ドラゴン+砲竜バル・ガンナー(疲労)(赤・赤/6+4(軽減:赤3)/Lv2:BP8000+4000)
太陽龍ジーク・アポロドラゴン+獣装甲メガバイソン(疲労)(赤・白/6+5(軽減:赤・青2)/Lv2:BP6000+3000)
ネクサス:炎の楽園(赤/4(軽減:赤2)/Lv1)
バースト:なし
導/ライフ:3→1、リザーブ:1→3→0→2、トラッシュ:0→3、手札:5→4
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(アタックにより疲労)(赤/1/Lv2:BP3000)
キツネービ(紫/1/Lv1:BP1000)
ソードール(紫/1(軽減:紫・白1)/Lv1:BP1000)
ネクサス:闇の聖剣(紫/4(軽減:紫2)/Lv2)
バースト:なし
白の防御魔法「サイレントウォール」。
バトル終了と同時にアタックステップを強制終了させるマジックだ。
この効果により、ひかるのアタックステップは終了となり、導のターンへと移った。
<第11ターン>
導/ライフ:1、リザーブ:2→6、トラッシュ:3→0、手札:4→5
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(赤/1/Lv2:BP3000)
キツネービ(紫/1/Lv1:BP1000)
ソードール(紫/1(軽減:紫・白1)/Lv1:BP1000)
ネクサス:闇の聖剣(紫/4(軽減:紫2)/Lv2)
バースト:なし
「メインステップ!マジック「ビッグバンエナジー」を使用!<系統:星竜>を持つ俺のスピリットのコストは、このターン、俺のライフと同じになる!」
「導くんのライフと同じ……ってことはコスト1?!」
「ほとんどのスピリットをノーコストで召喚できるルン?!」
ひかるとララは導のそのコンボに目を見開いていた。
だが、これこそかつて"激突王"と呼ばれていた導の父が得意とし、母"ヴィオレ魔ゐ"が使っていたコンボだ。
「星食らう龍をここに!「滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ」をノーコストで召喚!Lv2だ!!さらに、「闇の聖剣」をLv1に下げ、「雷皇龍ジークヴルム」をLv1で召喚する!!」
<第11ターン>
導/ライフ:1、リザーブ:6→4→1、トラッシュ:0→2、手札:5→2
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(赤/1/Lv2:BP3000)
キツネービ(紫/1/Lv1:BP1000)
ソードール(紫/1(軽減:紫・白1)/Lv1:BP1000)
滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ(紫/7(軽減:紫・赤3)/Lv2:BP8000)
雷皇龍ジークヴルム(赤/6(軽減:赤3)/Lv1:BP6000)
ネクサス:闇の聖剣(紫/4(軽減:紫2)/Lv2→Lv1)
バースト:なし
大型スピリットが一気に二体並び、さすがにひかるも驚きを隠せなかった。
だが、滅神星龍ダークヴルム・ノヴァと雷皇龍ジークヴルムが並び立ったということは、導の必殺コンボはすでに完成しているということでもあった。
そして、ダークヴルム・ノヴァの持つ能力は、ひかるたちをさらに驚愕させることとなる。
「ダークヴルム・ノヴァは合体できない。だが、そのデメリットは相手にも及ぶ!合体しているスピリットとブレイヴは分離される」
「うっ!け、けどスピリット状態で……」
「ダークヴルム・ノヴァのもう一つの効果。相手はブレイヴをスピリット状態にできない。よって、分離された2体のブレイヴはトラッシュへ送られる」
「しょ、しょんな~……」
<第11ターン>
ひかる/ライフ:3、リザーブ:1、トラッシュ:4、手札:6
フィールド
スピリット:ライト・ブレイドラ(赤/0/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
星雲竜アンドロメダ・ドラゴン(疲労)(赤/6(軽減:赤3)/Lv2:BP8000)
太陽龍ジーク・アポロドラゴン(疲労)(赤/6(軽減:赤・青2)/Lv2:BP6000)
ネクサス:炎の楽園(赤/4(軽減:赤2)/Lv1)
バースト:なし
滅神星龍ダークヴルム・ノヴァが別名「ブレイヴ・キラー」と呼ばれている理由がこれだ。
自身が合体できない代わりに、相手プレイヤーの持つブレイヴを無力化してしまうというブレイヴ使いからすれば非常に厄介な能力。
この能力ゆえに、導が今使っている『
戦力を半減されたひかるがショックを受けているが、導は無慈悲にもアタックステップへと移行した。
「アタックステップ!滅神星龍ダークヴルム・ノヴァでアタック!!ダークヴルム・ノヴァLv2のアタック時効果!疲労状態の相手スピリット1体を破壊!!アンドロメダ・ドラゴンは破壊させてもらう!!」
「フラッシュタイミング!マジック「ピュアエリクサー」!ジーク・アポロドラゴンを回復させるよ!!」
「こちらもフラッシュタイミング!紅蓮の星より生まれし龍をここに!「超神星龍ジークヴルム・ノヴァ」!!ジークヴルムに煌臨!!」
<第11ターン>
導/ライフ:1、リザーブ:1→0、トラッシュ:2→3、手札:2→1
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(赤/1/Lv2:BP3000)
キツネービ(紫/1/Lv1:BP1000)
ソードール(紫/1(軽減:紫・白1)/Lv1:BP1000)
滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ(疲労)(紫/7(軽減:紫・赤3)/Lv2:BP8000)
超神星龍ジークヴルム・ノヴァ(赤/9(軽減:赤5)/Lv1:BP12000)
ネクサス:闇の聖剣(紫/4(軽減:紫2)/Lv1)
バースト:なし
ひかる/ライフ:3、リザーブ:1、トラッシュ:4、手札:6
フィールド
スピリット:ライト・ブレイドラ(赤/0/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
星雲竜アンドロメダ・ドラゴン(疲労)(赤/6(軽減:赤3)/Lv2:BP8000)
太陽龍ジーク・アポロドラゴン(「ピュアエリクサー」により回復)(赤/6(軽減:赤・青2)/Lv2:BP6000)
ネクサス:炎の楽園(赤/4(軽減:赤2)/Lv1)
バースト:なし
「ジークヴルム・ノヴァの煌臨時効果、トラッシュにあるすべてのコアをこのカードに移動。さらに、「ヴルム」と名のついたスピリットに煌臨したことで、俺のライフを5まで回復させる!」
「オヨォッ?!」
「導くんのライフが振出しに戻った?!」
<第11ターン>
導/ライフ:1→5、リザーブ:0、トラッシュ:3→0、手札:5→2
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(赤/1/Lv2:BP3000)
キツネービ(紫/1/Lv1:BP1000)
ソードール(紫/1(軽減:紫・白1)/Lv1:BP1000)
滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ(疲労)(紫/7(軽減:紫・赤3)/Lv2:BP8000)
超神星龍ジークヴルム・ノヴァ(赤/9(軽減:赤5)/Lv1:BP12000→Lv2:BP15000)
ネクサス:闇の聖剣(紫/4(軽減:紫2)/Lv1)
バースト:なし
いきなり登場した導のキースピリットの能力に、ひかるは驚きのあまり声が出ず、ララとえれなは目を丸くしていた。
が、まどかだけはジークヴルム・ノヴァに何か思い当たる節があるらしく、考え込む素振りを見せていた。
そんな外野の反応は知ったことではないとばかりに、導はさらに追い打ちをかけてきた。
「さらにマジック「メテオストーム」を使用。ダークヴルム・ノヴァに『BPを比べ相手スピリットを破壊したとき、このスピリットのシンボル1つにつき相手ライフ1つをリザーブへ送る』効果をつける!不足コストはヴェロキ・ハルパーをLv1に下げて確保!」
「げげぇっ??!!ら、ライフで受ける!!」
<第11ターン>
導/ライフ:5、リザーブ:0、トラッシュ:0→2、手札:2→1
フィールド
スピリット:ヴェロキ・ハルパー(赤/1/Lv2:BP3000→Lv1:BP1000)
キツネービ(紫/1/Lv1:BP1000)
ソードール(紫/1(軽減:紫・白1)/Lv1:BP1000)
滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ(疲労)(紫/7(軽減:紫・赤3)/Lv2:BP8000)
超神星龍ジークヴルム・ノヴァ(赤/9(軽減:赤5)/Lv2:BP15000)
ネクサス:闇の聖剣(紫/4(軽減:紫2)/Lv1)
バースト:なし
ひかる/ライフ:3→1、リザーブ:1→3、トラッシュ:4、手札:6
フィールド
スピリット:ライト・ブレイドラ(赤/0/Lv1:BP1000)
戦竜エルギニアス(青/1(軽減:赤・青1)/Lv1:BP1000)
星雲竜アンドロメダ・ドラゴン(疲労)(赤/6(軽減:赤3)/Lv2:BP8000)
ネクサス:炎の楽園(赤/4(軽減:赤2)/Lv1)
バースト:なし
「超神星龍ジークヴルム・ノヴァで追撃!ジークヴルム・ノヴァLv2、3のアタック時効果でBP20000まで相手スピリットを破壊するか、ゲーム中に一度だけ、互いの手札を破棄する!俺は手札破棄の効果を使用!!」
「えぇぇぇっ?!」
まさかの効果に、ひかるだけではなく、観戦していたララたちも目を丸くした。
アタック時効果による処理であるため、フラッシュタイミングでマジックを使用することはできない。つまり、ひかるも導もこのターン、マジックなしで戦わなければならないのだ。
「ら、ライト・ブレイドラでブロック!!」
「ヴェロキ・ハルパー、ソードール!続け!!」
ジークヴルム・ノヴァのアタックは辛うじてブロックできたが、導のフィールドには回復状態のスピリットがまだ三体いた。
そして、ひかるのフィールドにいるブロック可能なスピリットは戦竜エルギニアスのみで、ライフは一つ。
よって、このバトルは、ひかるが最後のライフを砕かれたことで導の勝利となった。
--------------
「う~ん……やっぱり強いなぁ……」
「ひかるのデッキもポテンシャルは高いんだ。これから改造していけばいい」
どこかすっきりした表情で呟くひかるに、導はそう返して、手を伸ばした。
「いいバトルだった」
「えへへ……ありがとう!」
その一言に、ひかるは満面の笑みを浮かべて導の手を取った。
外野ではプルンスが、青春でプルンスなぁ、などと爺臭いことを言っていたが、ララとえれなはまったく気にしている様子はなかった。
が、唯一、まどかだけはやはりあまりいい表情はしていなかった。
――超神星龍ジークヴルム・ノヴァ、たしかあのカードは……それに導さんの『馬神』という苗字……まさか、彼は……
まどかの心に引っかかったもの。
それはかつて、地球とつながった異世界を侵略し、地球をも支配しようとした男、『異界王』の野望を砕いた一人のカードバトラーの存在だった。
ひかるのデッキレシピ
星雲竜アンドロメダ・ドラゴン 3
太陽龍ジーク・アポロドラゴン 3
角獣ガルナール 2
モルゲザウルス 2
アクゥイラム 2
ライト・ブレイドラ 3
棟梁マッコイ 2
戦竜エルギニアス 3
砲竜バル・ガンナー 3
獣装甲メガバイソン 3
炎の楽園 3
絶望壁の要塞 3
三札之術 2
ピュアエリクサー 3
絶甲氷盾 3