どうも皆さまお久しぶりです。
また勝手にハジケて行こうかと思います。
さあ、今回は少し趣向を変えた一戦を、独断と偏見と妄想と適当とハジケで解説していきます。
趣向を変えるというのはどういうことかと言いますと、ハジケリストとそうではないものの戦いと言う事です。
そしてその戦いとは……私個人が気に入っている一戦。
ハジケVSシゲキ、です。
そうです。
首領パッチと、かの強敵シゲキXとの一戦です。
しかし解説の前に一つ、私の仮説を語らせてください。
シゲキXが扱うシゲキ的真拳……ハジケによく似たこの技が、ボボボーボ・ボーボボにおいてシゲキXが使うまで一度も出る事の無かったというのも少し不思議に思われた方も多いでしょう。
そこで私の仮説はこうです。
ーーシゲキ、とはハジケの亜種である。
ご存知の方も多いでしょうが、ハジケとシゲキの戦い方は非常に似ています。
であればボーボボの旅の何処かで、ぶつかってもおかしくない技なのです。
ですが、それは叶わなかった。
それほどの技が外に出ることがなかったのは、新生毛の王国が外部との関わりを絶っていた事が原因と思われます。
毛の王国のみで鍛え上げられ、ビービビの配下で邪悪な気と共に練り上げられたハジケ……それがシゲキだと私は考えます。
そしてそのシゲキを真拳に合わせた技がシゲキ的真拳ということです。
つまり私の仮説では、首領パッチとシゲキXの戦いもまた、ハジケバトルであると言うものです。
なので私はこの一戦をハジケバトルとして解説させて頂きます。
さて解説に戻りますが、首領パッチもシゲキXも、どちらも歴戦の勇者とも言える存在……。
こういった強者同士がぶつかる場合、圧倒的に長引くか、もしくは一瞬で決着がつくかの二択になります。
この戦いは後者でした。
先手はシゲキXがとりました。
そして選択したのは鶴の構え。
そう、ここが全ての元凶ーーシゲキXの敗因で間違いありません。
ハジケリスト相手に受け身……これは致命的なミスです。
しかしシゲキXを責めることは出来ません。
何せハジケリスト……いえ、ハジケだけではなく、シゲキを使うのが本人以外存在しないとするなら、同種の技を使う相手と戦うのがこれが初めてという事なのですから。
何も分からなければ最善の手を放つのが正道。
そしてシゲキXが使った鶴の構えも本来、完璧な選択と言えます。
もし仮に、相手が真拳使いであった場合、この構えを取られた時点で何をしようと確実にカウンターを食らいます。
並みの真拳使いならそれだけで勝負が決まることすらあり得ました。
しかし、相手はハジケリスト。
全てを超えてきます。
首領パッチが取り出したのは高級辛子明太子。
さしものシゲキXも警戒を強めた事でしょう。
そして始まったのが……命名。
この解説を読んでいる方の中にはハジケリストの方もいらっしゃるかもしれませんが、恐らくその方々もこの命名には気圧された事でしょう。
何気ない名付けに見えますが、名前の選別でハジケ方が変わってきます。
首領パッチの名付け方は想像を掻き立て、幻影をみせるハジケ。
智也。
孝之。
麻子。
瑛太。
ハジケリストであれば、この名付けで思わず何者かの幻影を見た事でしょう。
もしかしたら強者のハジケリストなら、顔まではっきり思い描けたかもしれません。
シゲキXも同様でした。
既に首領パッチの生み出した幻影のハジケに飲まれたシゲキXは、その後のぶん投げに、ツッコミを入れてしまいます。
そう……ハジケバトルにおいて致命的なツッコミを、です。
そして、唐突にワサビをおろし、両手が塞がってしまった首領パッチ。
名付けた辛子明太子をぶん投げるだけではなく、辛子と似て非なる存在であるワサビをおろすという非人道的行為に、思わず鶴の構えを解き辛子明太子達を助けに向かいます。
シゲキXにはもう、辛子明太子が大切な子供達に見えていたのでしょう。
鶴の構えを解いたシゲキXに、首領パッチは格の違いを見せ付けます。
ぶん投げた辛子明太子を全て舌でキャッチしたのです。
これは見事しかいい様がありません。
スピード、正確性、迫力、顔、全てにおいてパーフェクトなハジケでした。
辛子明太子を使った搦め手のハジケ後に、王道とも言える圧巻のハジケを魅せられ、圧倒されたシゲキXは掛かっていた幻影すらとけ、慄いてしまいました。
そしてその一瞬で、首領パッチはシゲキXの背後に回り、すりおろしワサビをシゲキXの額にタッチダウンします。
これにて勝負あり、でした。
このワサビは先ほど首領パッチが唐突におろし始めたワサビであり、それはつまりあの時点でこの結末が見えていたということです。
いえ、もしかしたらもっと前……初手に辛子明太子を選択した時点で、首領パッチはこの勝ち筋を見つけていたのでしょう。
このタッチダウンは、完っ璧にデザインされたプレーだった、ということです。
そして何より驚くべきは、このワサビの成分により、シゲキXの偏頭痛が治った事です。
倒した相手すら気遣う器の大きさ。
そして、最初から相手の体調までも把握していた観察眼。
それらを兼ね備えた首領パッチに、シゲキXも素直に敗北を認めます。
ハジケがシゲキを打ち負かした瞬間でした。
広い世界でハジケ続けた首領パッチと、新生毛の王国という閉塞的な世界でシゲキを求めたシゲキXの差は大きかったという事でしょう。
これにて今回の解説は終了致します。
機会があればまたお会いしましょう。
追記
感想欄でご指摘があったものを、今更ながら追記致します。
ご指摘は『シゲキXは100年前のツルリーナ三世世代から生きていて、しかも三世にかなりの強キャラと認識されています。ですので、シゲキは新毛の王国産ではありません』とのことでした。
確かに仰る通りです。
完全に私の失念と言えます。
申し訳ございませんでした。
このご指摘を元に考察し直しますと、100年前からシゲキは存在していた……そしてシゲキXはハジケを知らない……そうなると、シゲキとはハジケの元祖の可能性が出てきます。
それであれば、シゲキと似た存在であるハジケをシゲキXが知らないのも納得が出来る。
更に、後々登場する『ハジケリスト墓場』。
ここには多くのハジケリストが存在していましたが、みな首領パッチの名を知るものばかりでした。
それはつまり、ハジケという存在の歴史は浅い可能性があるという事です。
何らかの理由があり、シゲキはその歴史を閉じ、シゲキXは封印された……そして時が経ち、そのシゲキを元に新たに練り上げられ、数多の戦いの果てに昇華されたもの……それがハジケなのかも知れません。
そして、シゲキXは毛の王国でビービビに復活させられ、毛の王国内でしか行動していなかった為、時代はシゲキからハジケへと変わった事を知らなかったということかも知れませんね。
新たに考察しなおしましたが、ハジケがシゲキを打ち負かした結論は変わりません。
広い世界でハジケ続けた首領パッチと、新生毛の王国という閉塞的な世界でシゲキを求めたシゲキXの差は大きかった…………言い換えると、古く変わらないシゲキと常に新しくあったハジケの差だったのでしょう。
今回はこれで追記分考察解説を終了させて頂きます。
また次の機会にお会いしましょう。
我が身の疲れからほとんど何も考えずに、ハジケに身を任せて書いてます。
これが結構楽しい。
4/29 今更ながら、感想で頂いた部分の考察を追加しました。