まじこい?僕が? (休載?   作:只今更新凍結中

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11試合目 正体

 

「・・・・・・」

 

「う・・・」

 

「あ、起きた?」

 

僕はモモが起きたことに気づくと本を閉じた。

 

「・・・保健室か・・・負けたんだな」

 

「そうだね」

 

「あそこまで力の差を見せ付けられるとはな・・・

まだまだ世界には強い奴がいるんだな・・・」

 

「モモはここであきらめるかい?」

 

「フフフ、まさか!!まだまだ強い奴がいるんだぞ?戦ってみたいじゃないか!!」

 

「そっか・・・でも・・・」

 

これだけは伝えなきゃいけないと思う。

 

「ただ、その気持ちを制御することも覚えなきゃね」

 

「じじいみたいなこと言うんだな」

 

モモはいじける様に口を尖らせるが、

 

「でも大事なことだよ?小手先の強さなんて強さじゃない」

 

「・・・・」

 

「その奥、ちゃんとした『意味』のある強さを持たなきゃ。

ただ強さだけを求めてたら、待ってるのは孤独だけだよ」

 

「・・・それは・・・」

 

「まぁこれは師の受け売りだけどね」

 

そう、修行中志貴さんがよく言ってた。

『意味があるからこそこの力はある』と。

 

「じゃあ、明久にとって・・・強さとはなんだ?」

 

「『絆』。僕にとって強さとは仲間との絆であり、みんなと共にいるために求める物だよ」

 

「絆・・・」

 

「さて・・・そろそろ出てきたら?」

 

するとドアが開き、

 

「ばれてたみたいだな・・・」

 

「まさかモモ先輩に勝つとはな・・・」

 

「姉さん、大丈夫?」

 

「あぁ。大丈夫だ大和」

 

「一応治療はしたけどなんか違和感あったらいってね」

 

「問題ない。逆に体が軽いくらいだ」

 

「気の流れも直したからね。そのせいかも」

 

僕がそういうとみんな(咲夜達除く)がこっちを見てきた。

 

「え?気の流れを・・・」

 

「直した?」

 

「私の治療は明久がしたのか?」

 

「うん」

 

「明久は一応医療免許とか持ってるからね」

 

霊夢の言葉に、

 

「医療免許って・・・」

 

「もしかして手術とかも・・・」

 

「できるよ」

 

「「「「「(なにもんなんだ?こいつ・・・)」」」」」

 

「ほかにも薬学、栄養・・・あと科学者としてもやってけるんだったわよね?」

 

「す、すごいね・・・」

 

「お前なにもんだよ・・・・」

 

「あー!!」

 

いきなり叫んで・・・モモどうしたんだ?

 

「そうだ!!明久!!」

 

「なに?」

 

「確かお前と始めてあった時、その姿をしていたがどういうことだ?」

 

「・・・・あっ・・・」

 

そうだった・・・

 

 

「え?どういうこと?お姉様」

 

「私が明久と会ったのは9年前・・・」

 

「それって・・・」

 

「あ~なんていうかな・・・」

 

さすがにな・・・

 

「話してもいいんじゃない?」

 

「いや、そんな簡単な問題じゃないからね、霊夢」

 

「でも関わっていけば彼らと同じくいつかはばれますよ?」

 

そこで思い浮かぶは雄二達・・・

 

「う~ん、仕方ないね、紫」

 

「?」

 

僕が呼びかけると隣に隙間が開き、

 

「はあ~い、何かしら明久?」

 

「「「「「「「!?」」」」」」」

 

いきなりの登場。しかも空中に半身だけ出してたら驚くよね。

 

「なんていうかな・・・僕はね、と言うか僕達はこの世界の人じゃないんだよ」

 

「どういうことだ?」

 

「まあ早い話別世界の住人って事」

 

「それとモモ先輩の話とどういう関係があるの?」

 

「まぁそれも加えて、君達は妖怪、神を信じる?」

 

「妖怪、神?」

 

「いや、いないんじゃねえのか?」

 

「あら、存在否定されちゃったわね・・・」

 

「え?もしかして・・・・」

 

「どうも~八雲紫、隙間妖怪よ」

 

うん?なんかいきなりモモの顔が青く・・・

 

「まぁ早い話、紫の能力はね世界を行き来したりもできるんだ」

 

「それで明久が飛び間違えて・・・」

 

「モモ先輩に・・・あった」

 

「そういうこと」

 

「だからお前のこと調べても見つからなかったんだな」

 

「その、なんだ。明久も・・・」

 

「いや、僕も霊夢も咲夜も人間だよ」

 

「そうか・・・」

 

「ただ・・・」

 

う~ん言うべきかな・・・

 

「明久、お茶よ。ほかのみんなも」

 

「ありがとう」

 

「?何時の間に用意したんだ?」

 

「さっきよ」

 

「え・・・でも・・・」

 

「私は時間を止めれるからね」

 

「「「「「はぁ?」」」」」

 

「人によってはそういう能力が使える人がいるのよ」

 

「そうか・・・」

 

「そんなこともあるんだな」

 

案外すんなりと受け入れられたみたいだ。

 

 

 

 

 

ーおまけー

 

「そうだ明久」

 

「なに?モモ」

 

「私もお前をあだ名で呼んでいいか?」

 

「別に変なのでなければいいけど」

 

「じゃあ今度から『アキ』と呼ぼう」

 

「・・・・」

 

「ん?駄目だったか?」

 

「・・・いや大丈夫だよ」

 

ふふ、昔のこと思い出したな。

 

 

 

 

 

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