まじこい?僕が? (休載?   作:只今更新凍結中

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15試合目 戦闘と思い

 

「・・・ダメじゃ。」

 

学園長から却下された。

 

「何でだよじじい!!」

 

「百代、まだ吉井との試合の傷、治っておらぬじゃろ」

 

「!!」

 

「「「「「え?」」」」」

 

「何を言って・・・」

 

「外見的には治っておろうと、内面のダメージは深いじゃろ。

今のお主からは何時もの半分くらいしか気を感じぬからの」

 

「では・・・組み手ならよろしいですか?」

 

「組み手か・・・まぁその程度ならいいじゃろ」

 

「ホントか!?」

 

「ただし、5分じゃ!!それ以上は認めん」

 

「それでもいい!!」

 

とりあえず戦いはするみたいだね・・・

しかし、この世界は好戦的な人ばっかだな・・・

咲夜も何を考えて・・・

 

「明久」

 

「なに?咲夜」

 

「一応だけど、止める準備はしといてね」

 

「止めるって・・・」

 

「なんか暴走しそうだもの、あの子」

 

・・・否定できない。

 

 

side咲夜

 

 

昼になり、学園長の監視の元組み手をすることになったのだけど・・・

 

「はぁぁあ!!!」

 

「・・・」

 

組み手って言うレベルじゃないわよね?

この威力。

明久との戦闘のダメージが残ってこの戦闘力・・・

幻想郷でも生きられそうね・・・

でも・・・

 

「なんだか物足りなさそうね」

 

「・・・分からない。確かに十六夜も強いが・・・

何かが・・・」

 

「フフフ、貴女も彼女と同じね」

 

私は拳を避けながら、時折蹴りを叩き込む。

百代はそれを避け、掴もうとするが、時を止めて回避。

 

「・・・明久と戦った時、何か満たされる感じだったでしょ?」

 

「え?」

 

「そう・・・まるで全てを受け止めてくれるような・・・

そんな暖かさ」

 

「お前も感じたことがあるのか!?」

 

「言ったじゃないですか、多分分かるって」

 

「じゃあ、コレはなんなんだ!!」

 

この子は・・・まるで戦い以外何も知らないような感じの子ね。

 

「自分の気持ちを考えればいいんじゃないかしら?」

 

「自分の・・・気持ち?」

 

「貴女は、戦うことにおいての気持ちしか見ていない。

それじゃダメね。もっと、もっと奥を見なきゃ」

 

「もっと・・・奥・・・」

 

「貴女はなんで強くなろうと思ったのかしら?

何を思って、明久の背中を追ったのかしら?」

 

「私の・・・気持ち?」

 

「・・・そろそろ5分ね・・・」

 

私は距離を置き、

 

「・・・後は貴女次第よ。多分もう答えは見えてるはず。

あとは、正直になればいいわ」

 

「5分、組み手終了!!」

 

私は更衣室へと足を進める。

それにしても・・・

 

「明久はいくつフラグたてる気かしら・・・」

 

まぁ、好きになったものは仕方ないわよね・・・

 

「・・・後悔はしてないけどね・・・」

 

 

side百代

 

 

その出会いは小さい頃・・・

 

本当に偶然だった。

 

戦わずして負ける・・・こちらの攻撃は全てかわされ、組み伏せられたことにすら気が付かなかった。

 

しかし、その後の頭を撫でてくれた手はとても暖かかった。

 

その日の夜、私は始めて眠れない日をすごした。

 

彼は約束した。

 

拳の意味を知った時、また相手をしてくれると・・・

 

次の日、私は練習に勤しんだ。

 

じじいが驚愕していたが無視だ。ただ、ただがむしゃらに拳を振った。

 

そして、大和達に出会った。最初はただの契約。

 

だけど、過ごして内に感じた・・・楽しいと言う思い。

 

そして・・・私は見つけた。

 

私の拳は・・・自分に正直でいるために振るう。

嘘はつかず自分に正直でいること・・・『誠』であると。

 

しかし同時に感じた・・・

彼はいなかった。そう・・・あの日から出会っていない。

 

私は、ただ、強者を探した。

そうすれば、名前は知らないが・・・あいつに会えると思ったから。

 

そして高校3年。転校生を見に来て、見つけた。

昔と変わらない姿・・・抑えられているが感じたあの時の感覚。

 

勝負を申し込むと最初は渋ったが受けてくれた。

そして、私は見つけた答えを伝えた。

 

結果は・・・・・・・・・・

 

『僕も拳を持って君に応えよう』

 

あの時ほど心が踊ったことはあるだろうか?

あいつは・・・認めてくれた。

 

結果はぼろ負け。完璧な敗北。だが悔しさより、嬉しさのほうが強かった。

言っておくがマゾではないぞ?

 

だけどその日から次の日が楽しみだった。あいつがいる、ただそれだけなのに・・・

 

彼女は言った、いつか理解できると・・・

 

この思いはなんなのだろうか・・・だが・・・

 

嫌ではない・・・そう、私、川神百代は自信を持っていえる。

 

さぁ、明日が楽しみだ・・・

 

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