橘 天衣の日本に対する宣戦布告・・・
それは本来の話であれば大和たちにより止められるはずであった・・・
しかし・・・明久が関わったことにより・・・
いや、ある男が関わったことにより、ストーリーは変わってゆく・・・
「俺からの誕生日プレゼント、どうだった?」
「あぁ、すごく楽しかった!!」
「・・・こんなの認めれるか!!」
それはただ一人の自分勝手な転生者により・・・
「大和!?」
「なにがどうなってんだよ!?なんで・・・大和が・・・」
次々と捻じ曲げられる運命。
「私達は・・・日本に見捨てられた」
「でもそんな命令どこにもなかったんだよ?」
「明久・・・私は・・・弟分を・・・大和を・・・守れなかった・・・」
「何が起こっているというんだ!?」
明久は深層に近づくうちにある一人の人物にたどり着く。
「・・・お前が・・・」
「だってこんなのつまらないだろ!?せっかく力があるんだ!!
自分好みに帰るくらいいいじゃねえか!!!」
「ふざけるな・・・物語?作り話?違う!!!ここにいるみんなはちゃんと生きていて、一人一人自分の足で未来に向かって歩いてるんだ!!
お前の自分勝手な欲望に巻き込むんじゃねぇっ!!!」
ただ一人の欲望によって・・・
物語は捻じ曲がっていく・・・しかし、彼は気づいていなかった。
もっとも怒らせてはいけない人物の逆鱗に触れたことを。
「明久、私は・・・」
「大和・・・目を覚ましてね・・・」
「どうも転生者の人たちは僕の気分を逆撫でするのが好きみたいだ・・・」
「へへ、楽しい祭りになりそうじゃねぇか」
「天衣さん!!眼を覚ましてください!!」
「だまれぇっ!!!!!」
それぞれは宿命のために・・・
「どこまで邪魔する気だ・・・てめぇ・・・」
「どこまで?おかしな事言わないでよ。最後までに決まってんだろう・・・」
敵も味方も関係なんかない・・・ただみんなに手を出そうとしている、
欲望のために関係のない人たちを不幸にしようとしている・・・
僕は・・・それを許すわけには行かない・・・
「へっ、人が俺に勝てるとでも?」
「言ってろ、紛い物・・・言っておく、ここに貴様の居場所なんてない。
その魂・・・ここで散らしな!!」
「限界(いのち)を知れ・・・形がある以上、死(おわり)があるのは
人であろうと、物質であろうと・・・それこそ神であろうと変えることの出来ない絶対の決まりごとなんだからな」