まじこい?僕が? (休載?   作:只今更新凍結中

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3試合目 マシュマロ少女

 

百代という女の子と別れて三日目。

 

《明久・・・》

 

「なに?」

 

《いや・・・そのね・・・》

 

どうしたんだ?歯切れが悪い・・・

 

「ん?あれは・・・」

 

僕は川辺の近くでふらふらと歩いている子を見つけた。

白髪に白い肌、ぼんやりと開いている眼は赤かった。

しかしそれ以上にやせ細っている・・・

 

「・・・」

 

『フラッ』

 

「おっと・・・」

 

いきなりその子は倒れそうになり、僕はそれを受け止めた。

 

「・・・栄養失調・・・それに打撲?」

 

その体はあまりに軽く、ボロボロだった。

 

「とりあえず、ご飯を作るか・・・」

 

僕は橋の下に行き、テントを立て布団に女の子を寝かせ、

 

「う~ん。なに作ろう・・・」

 

いっぱい食べるならカレーだけど・・・

いきなり濃いもの食べたら不調を起こす。

 

「・・・野菜スープが妥当かな」

 

僕は道具と材料を隙間から出し、調理を始めた。

 

 

side???

 

ここはどこだろう?

たしか・・・ご飯をもらえなくて川のあたりをふらふらしてたのは覚えてるんだけど・・・

 

『スッ』

 

「!?」

 

そう思っていると男の人が入ってきた。ここはこの人の家?

 

「あ、起きたみたいだね。」

 

「えっと・・・」

 

「とりあえず、外おいで」

 

「・・・うん」

 

外に出ると川と橋。今さっき僕が寝てたのはこのテントだったのか・・・

 

「ほら、こっちだよ」

 

男の人はいすを取り出し僕はそれに座る。

今どこから椅子出したんだろう?この椅子・・・

 

疑問に思っていると、

 

「はい」

 

渡されたのはスープ。

色々な物が入って美味しそうだった。

 

「えっと・・・」

 

「食べて良いよ」

 

「いいの?」

 

「うん。そのために作ったからね」

 

「・・・いただきます」

 

一口食べて・・・

 

「おいしい・・・」

 

それはすごく美味しかった。久しぶりに食べたごはん・・・

でもそれ以上に・・・

 

(あたたかい・・・)

 

まるで包み込むように暖かい・・・

 

「まだあるからゆっくり食べなよ」

 

僕はこの暖かさはこの人の温かさなのだろうと、僕は見上げながらなんとなく思った。

 

 

side明久

 

「はは、そんなに急がなくても誰も取らないよ」

 

僕は必死にご飯を食べる少女を見ながら、

 

(えっと薬は・・・)

 

隙間からシップや消毒などを取り出す。

 

「あ、あの・・・」

 

「うん?なにかな?」

 

「ご馳走様です・・・あと・・・これ・・・」

 

そういうとポケットからつぶれた・・・えっとこれは・・・

 

「マシュマロ?僕にくれるの?」

 

「うん」

 

「ありがとね」

 

僕はそれをもらい口に入れる。

うん、甘いね。

 

「お兄さん、誰なの?」

 

「うん?僕はね・・・まぁ・・・旅人だね」

 

ちょっと変だけど。

 

「君は?」

 

「こゆき・・・小雪だよ」

 

「小雪ちゃんね。あ、そうだ腕とか見せてもらえる?」

 

「?うん」

 

小雪ちゃんは腕を見せてくれた。

 

「・・・・」

 

打撲だけかと思ったけど・・・火傷や切り傷まである。

 

「薬塗ってあげるから我慢してね」

 

「うん・・・」

 

僕は薬を塗り始めた。腕がこれなら多分体もか・・・

背中は出来るが・・・、前とかしたら犯罪だ。それはほかの人に任せよう。

 

「何でこんな怪我を?」

 

「それは・・・」

 

小雪ちゃんは俯いてしまう。

 

「いきなり・・・お母さんが変わっちゃった・・・

いつもは優しかったのに・・・」

 

・・・家庭内暴力か・・・

しかし、いきなり、か・・・

 

「そっか・・・辛かったね・・・」

 

僕は小雪ちゃんを抱き寄せ、頭を撫でた。

 

「・・・うぅ・・・」

 

小雪ちゃんは泣き出し、僕は泣き止むまで撫で続けた。

 

______________

 

「・・・こっち」

 

泣き止んだ小雪ちゃんに僕は案内を頼んだ。

理由としては母親に会うため。

そして・・・確認のためだ。

 

「ここ」

 

「ここか・・・」

 

そこは一軒家。しかし周りを囲むこの気は・・・

 

「小雪ちゃんはここで待っててね」

 

「お兄ちゃんは?」

 

「ちょっとお母さんとお話。大丈夫だよ」

 

「・・・うん」

 

僕は家に入ると即座に結界を張った。

あの子に危害が行ったらたまったもんじゃないからね・・・

 

「こんにちは」

 

僕は台所に立っていた女性の話しかけた。

 

「誰かしら?家に勝手に入ってきて」

 

「それは君もでしょ?」

 

「何を言ってるn・・・」

 

「いい加減その人から離れたらどうだい?」

 

「・・・」

 

すると女性は倒れ、そこには悪魔のようなものが・・・

 

「何でわかった?」

 

「この家はいやな魔力で覆われてたからね」

 

「あ~あ、後もう少しで成功だったのに」

 

「やっぱりお前が原因か・・・」

 

「幸せな家族がいきなり家族崩壊!!たのしそうでしょ?」

 

「・・・」

 

「それに俺がやってたとはいえ、母親はそれを止めれずにどんどん病んでいく。

こんな愉快なことないじゃないか」

 

なんと言うか・・・

 

「・・・早い話娯楽のためにやったと・・・」

 

「あぁ、けどお前のせいd・・・」

 

「いや、もういいよ。黙れ」

 

・・・こいつの声を聞いてるとイラつく・・・

 

「人間が何を・・・」

 

「黙れって言ってるだろ・・・・」

 

「!?」

 

僕は悪魔の首を掴むと壁に叩き付けた。

 

「な・・・お前・・・なんなんだ」

 

「なんでもないよ。ただお前に死を宣告するものだ」

 

「へ・・・俺を殺せるとでも?」

 

「あぁ、殺せるよ」

 

僕は『直死の魔眼』を発動し七ッ夜を構える。

 

「な!?や、やめろ!!俺は・・・」

 

「悪いが聞く気はない」

 

ー 十七分割 ー

 

僕は一瞬にして悪魔を17個の肉片に解体した。

 

「・・・・」

 

灰になる悪魔を見つめた後、倒れていた小雪ちゃんのお母さんを見る。

息はしている・・・でも、心が回復するまでに時間がかかるだろう。

僕は結界を解き、病院に電話をした。

 

「はぁ・・・」

 

どう説明しようかな・・・

 

 

_______________

 

 

とりあえず結果だけいうと、

小雪ちゃんの母親は入院、そして小雪ちゃんは話によるとその病院の看護婦の、

榊原さんという人が面倒を見るらしい。

 

「・・・お兄ちゃん、どこか行くの?」

 

「うん、元々は旅人だからね」

 

刹那の話・・・それはあの声と次元は同じだがどうも時間が違うらしい。

 

「また、会える?」

 

「う~ん、断言はできないけどきっと会えるよ」

 

僕は小雪ちゃんの頭を撫で、

 

「じゃあ榊原さん達と仲良くね」

 

「・・・うん!!」

 

僕は裏路地ににはいると人がいないのを確認した後、隙間に潜り込んだ。

 

《また・・・立てたわね・・・》

 

何のことだ?

 

 

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