この素晴らしいハーレム男に本音を!   作:さすめぐ

1 / 3
第一話 プロローグ

時系列は魔王討伐後、設定等は基本書籍版に準拠。

初投稿につき文章は下手で見苦しいですがよろしくお願いします。

────────────────────

 

「へいらっしゃい!魔王を討伐しても何も変わらず日々問題児達に頭を悩ませられるハーレム小僧と最近そのハーレム小僧が無性に気になるも理由が分からぬ頭の足りないアクセル一の問題児と魔王討伐後そこのハーレム小僧となにも進展がなくそわそわしているネタと変態よ!よく来たな!」

店の中からドアを開けてきた、まだ店に入ってないのにも関わらず既にうるさい長文悪魔を前に帰りたくなるが、ぐっとこらえ店の中へ入る。

今日はバニルとウィズと、世界最大のダンジョンの最下層にある残りの宝を取りに行こうと、ウィズの店に来た。本当はアクア達は連れてくるつもりはなかったのだが、バニルが連れてこいというので連れてきたのだ。

「頭が足りないアクセル一の問題児ってひょっとしなくても私のことよね?あんたちょっと表に出なさいな、本来の力を取り戻した女神様の実力を見せてあげるわ」

「別にそわそわなんかしてませんよ!というか、もう娘とすら呼ばなくなりましたね。あと私としては、アクアについての言葉の方が気になるのですが」

「私だけなんか雑じゃないか?!たった一言だけじゃないか!いやまぁ、変な事を言われて悪感情を搾り取られるよりはマシだが…」

「アクアやめろ。今すぐ大人しくしないと部屋に隠してある酒と変な形の石を深夜に全て盗んだ上で街中の酒場にお前に酒を売らないようにさせるぞ」

「ごめんなさい、大人しくするので勘弁してください」

なんかこのやり取り、前にもあった気するな。

「カ、カズマ、ちなみに私が暴れだそうとしたらどんな罰を…?」

「可愛いひらひらの服を着せてギルドの奴らとバニルの前で1日撮影会を…」

俺の言葉に震え上がり着ぐるみの影に隠れるダクネス。こいつも前にも似たようなことを言ったような気がするが、こいつらに記憶力はないのだろうか。

「流石アクセルでもトップ3に入る問題児たちをまとめあげるだけはあるな、この我輩ですら及ばぬ鬼畜さであるわ。一刻も早く悪魔に転生するが吉」

「うるさいな、人を人じゃないみたいに言うなよ。まぁとにかく、今日はダンジョンの宝の残りを取りに来たんだ。ウィズはまた奥で焦げてるのか?」

「うむ、貴様らが来る数分前にな。しかし今日は1つだけ良い品があったので、光線は軽めにした。もうすぐ復活するであろう」

ほう、良い品があるのか。それは気になるが、何故か嫌な予感がするので聞かないでおく。というか、アクア達はまた着ぐるみに絡んでいるがあれは放置していてもいいのだろうか。

「う…う〜ん…あ、あれ、今日は皆さんお揃いですか?今お茶をいれますね!」

むくむくと起き出し、早速お茶をいれようとするウィズ。

「あ、今日はミルクティーでお願いね」

「私はコーヒーでお願いします、少し眠いので」

「私は少し暑いので、アイスティーで頼む」

「いや、おかしいだろ。なんでドリンクを頼むのが当たり前みたいになってんだ、ここは喫茶店か」

「我輩としてもそのお茶などにも値段をつけた方がいいかと思い始めてるのだが」

その方がいい、少なくとも300エリスくらいは取れると思う。

「ウィズ、お茶はいいから早くダンジョンに行こうぜ。こいつらが面倒だから早くあそこに逃げたい」

本当はダンジョンも前回の軽いトラウマがあるので少し嫌なのだが、最下層の宝をテレポートで取りに行くだけなので二人がモンスターの素材を取りたいとか言わなければ問題ない。

「うむ、同意見である。そういえば問題児3人を呼んだ理由だが、とあるとても良い魔道具が入荷してな。小僧がいると売りにくいので、ダンジョンにいっている隙に売ろうと言うわけである。」

俺がいると売りにくい商品とか、更に嫌な予感がする。というかバニルも行くなら、商品はどうやって売るのだろうか。

「それはこういうことである!」

人の頭を勝手に見通したバニルはそう叫ぶと同時に、見事に分身して…

「は?!悪魔って分身できんの?!ていうかなんだよそのポーズ、お前忍者知ってんのかよ!」

忍者がなにかの術を使う時に使うようなポーズで、バニルが2人立っていた。

「悪魔には残機というシステムがあるのは知っているだろう?まぁ詳しく言わずともそれでなんとなく分かるであろう。忍者は大してよく知らぬが、おおかた日本版紅魔族という感じであろう」

日本版紅魔族というところにいつの間にかウィズ達と何かを話していためぐみんが反応しているが放置。説明が面倒だし。

「なるほど、わからん。忍者についてはまぁ間違ってはない…の…か…?というかあんまり変なものこいつらに薦めるなよな、実用性があって変な副作用が無いものにしてくれ」

「勿論である、汝らは当店唯一の買い物をしてくれる常連客であるからな。見通す悪魔の名において、こやつらが実用性があっておかしな副作用がなくてそれほど高くない物を喜んで買う事を約束してやろう」

若干心配だが悪魔は嘘をつけないはず。たまには信用してみるか。というか、この店俺らしか買い物してねぇのかよ。よく潰れないな、本当。

「おいお前ら、という訳で俺は行ってくる。買うなら…まぁ、30万くらいまでな」

「大丈夫ですよ、私が喜ぶアイテムなんて爆裂系統くらいしかありませんし」

「うむ、私の性癖を刺激するものでもなければ恐らく買わぬから心配するな」

「そんなことより、カズマこそ世界一のダンジョンとか大丈夫?トイレに行きたくなったらちゃんと言うのよ?というか、もしもの為に私もついて行きたいんですけど」

「断る」

俺の第六感がざわついているが、後で無理矢理返品するとかダストとかに売り飛ばす手もあるなと思い、俺はウィズとバニルと共に、世界最大のダンジョンへとテレポートした。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。