白龍「( ˘ω˘)スヤァ」
(これはある日の日常である)
正龍「起きて下さーい」
白龍「( ˘ω˘)スヤァ」
正龍「起きろやあ!!」
(正龍がハート形ハンマーで白龍をぶん殴る)
白龍「ギャアアアアアアアアアア!?」
(…!?)
白龍「痛い…普通に痛い…」
正龍「朝ですよ!!」
(…なんという起こし方だろう)
白龍「怖い…うちの子怖いのじゃ…」
正龍「はい 早く行きますよ!みんなが待ってるんです!」
(…彼らは飛び出し家を出る)
(何億年か前…)
俺は翼を見た 久しぶりに…
いや…
初めて飛んだのだ
「…気持ちがいい 初めて飛んだ…」
俺は飛べなかった
空気だから飛ぶことすら自分で許可しなかったのだ
いつだっただろうか…
俺の近くには大きな世界がいつの間にか生成され 人間という生物が生きていた
そして見てきた 争いも 悲劇も 悲しみも 愛も 友情も 全て
そして俺は人間のふりをし
その世界に足を踏み入れたのだ
「ここが…」
それは大きな草原だった
しかし初めて見た俺はわからなかった
「…なんだ…これ?」
結局 あの草原のことはわからなかった
透明な水を見る…
そこには変わり果てている自分の姿があった
なぜか水を知っていた俺は
「…誰だろう…」
と始めは思っていたが 数秒考えると
「これ…俺!?」
そうなるのも当たり前だ
俺は自分を見たことがなかったのだ
…そして ある家にたどり着いた
あいにく 家は見たことがあった
{自分の住処}という意味で覚えていた
…誰も住んでなさそうだが ちゃんと人はいた
その子は…俺にとって初めての信用できる女の子だった
??「…誰ですか…?」
その子が訪ねてくる 俺はとっさに
「あ 違うんだ!!悪い人じゃないよ!!」
と言った ちなみになぜそんなことを言ったのか
…自分でもわからない
その子はやせ細っており 服も汚かった
??「…あなたは なぜそんなに綺麗な服を着ているの?」
そういわれた
…自分の服装を見ると綺麗なドレスを着ていた
「わ…なにこれ…」
自分でも混乱した
ドレスは知っていたがこんな綺麗なものは初めて見たのだ
??「…天使…様?」
天使と言われた 俺は天使と言う言葉を初めて聞いた そして俺はとっさに
「…空気だよ」
と言ってしまった
??「空気…って今私が吸ってる空気?」
…まあ信じてもらえるとは思っていなかった しかし俺は
「そうだよ 俺は空気さ」
と自慢げに答えた… すると
??「…じゃあなぜあなたはここにいるの?」
と言われた
そういえば考えたことがなかったな
??「…わからない?」
と聞かれたので
「…わからないよ 俺は難しいことが嫌いなんだ…」
と答えた するとなぜか女の子がほほ笑む
??「それはね あなたがここに存在するから!」
と次は向こうから自慢げに答えた
自分の存在を受け入れてくれた
…うれしかった
「ありがとう じゃあお礼として…」
女の子は首をふった
??「お礼はいいよ 天使様」
向こうは俺を天使?と思っているようだ
「俺は…」
俺は本当のことを言った
「俺は龍だ 天使じゃないよ」
…脅しのつもりだったのだが女の子はさらに興奮し
??「龍!?本当!?お空飛べる!?」
と聞いてきた
…空なんか俺は飛んだことない…
ふと気がついたのだが 親がいない
人間の子供は親という守る生物がいるはずだ
しかしこの子の家にはいない
「…親は?」
話題をそらし聴いてみた
??「親…?それはなに?」
…どうやら親の存在を知らないようだ
「どうやって生きてきたの?」
次の質問を出した
??「…」
…どうやら答えたくなかったようだ
「…やっぱりか… 自分でどこからか盗んできたんだね?」
俺は強く言った 今思えば無慈悲だと思う
??「…誰もいない村から…食料を…取ったの…」
女の子はそういった
「そっか つらかったね」
俺はただただ そういうしかできなかった
??「ねえ 龍のお兄さん」
そうたずねられた
正直なぜ男とわかったのだろうか… 今でもわからない
「なに?」
そう答えることしかできなかった
??「私を 遠くに連れて行って…?」
そう言われた だから俺は
「…無理かもしれないけど今から行きたい?」
と答えて見せた
??「行きたい!!」
…そう答えた女の子の目はここを捨てる
覚悟 決意 愛で満ち溢れていた
俺は翼を開け 久しぶりに…
いや 初めて飛んだのだ
「…気持ちがいい 初めて飛んだ…」
??「すごい!!本当にとんだ!」
女の子は俺の背中に乗っている
といっても今は龍じゃないから人間状態で羽を広げて飛んでることになる
??「ねえ あなたの名前は?」
そう聞かれた 俺は…少し考えて
「…白龍」
と答えた 今考えた名前なのだが
その方がしっくり来た
??「白龍!!いい名前!!」
…嬉しかった
「…君の名前は何?」
そう聞いてみた
??「私の名は… 桜」
桜… いい響きだと思った
「これからよろしく 桜ちゃん」
そう答えてみせた
…彼女は笑顔だった
白龍「以上が 我と桜の初めてのであいじゃ」
正龍「…いい話~(´;ω;`)」
闇雲龍「昔から人が良かったんですね」
緑龍「さすがは兄ね…」
白龍「エッヘンなのじゃ!!」
第一話 完
ここまで見ていただきありがとうございます
白龍編第2話は現在制作中ですのでお待ちください
2020/01/07 23:22分にて 一部修正 追加いたしました