ダンガンロンパリゾート   作:M.T.

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ご投票ありがとうございます!
猫西ちゃん人気ですねw
ちなみに章タイトル元ネタ『パラレルレイヤー』です。
誤字見つけたので編集


番外編 パラレルエブリデイ
番外編① 動画サイト編


よし、メイクはカンペキ!

あとは、カメラの角度を調整してっと…

6月8日、うぇすにゃんこと猫西理嘉は、今日も視聴者の皆さんにハッピーな1日をお届けします!

 

「どうも〜!みんな、今日もうぇすにゃんチャンネル見てくれてどうもありがと〜!!今日は、この前Yudetamagoさんからリクエストをいただいていた企画をお届けします!と言うわけで!このモルティオバ島に生息する、謎の生物『モティモティ』を食べてみたいと思います!」

オタク・オブ・オタク「いよっ、待っておりましたぞ!!」

Peerage of terakoya「upotsuです!」

スーパー美少女天使あーちゃん「うぇすにゃんうぽつー!!」

早速、コメントが書かれた。

…織田君とカークランド君とあーちゃんだな、これは。

希望ヶ峰にも、私のファンがいたんだね。

メッチャ嬉しい!

よーし、張り切っていきますか!

 

「ええと、じゃあ…これはどうやって調理しようかな?うーん…じゃあ、割とシンプルにステーキにしてみようと思います!」

モティモティを取り出すと、モティモティはギャーギャーと鳴いた。

うわっ…結構うるさいなぁ。

ちゃんと私の声聴こえてるかな?

スーパー美少女天使あーちゃん「材料どうすんの!?」

どーなつ「ステーキだから赤ワインとか使うのかな?」

S.K.「そもそも食えるのかこれ。」

ECILA「なんかすごい暴れてるけど…」

ゆみ「ギャーギャーうるさい」

渚(論さんLOVE)「すごい見た目ですね。」

Mr.サイキック「見ものだな。」

WolfKing「人間の食い物じゃねえ」

Rita「手洗った?」

Rita「まな板洗った?」

Rita「水洗った?」

Rita「心洗った?」

ちょっと待って。このチャンネル、狗上君と床前さんまで見てたの?

意外なんだけど。

うわあ、アンカーソンさんが怒涛の勢いでコメントしてくるよ。

普段はそんなに発言しないくせに…

っていうか、アンカーソンさんって洗った厨だったんだね。

まずは、材料を映してっと。

 

「材料は、獲れたて新鮮のモティモティを一匹、玉ねぎ半分、ニンニクひとかけら、バター10g、赤ワイン大さじ3、醤油大さじ3、みりん大さじ1、砂糖大さじ2、お酢大さじ1、あとスープの素と塩こしょうを少々です!みんな、ちゃんとメモしてね!」

S.K.「誰が作るかwww」

ぶっきー「謎の生物以外の材料は普通のステーキソースですね。」

カッちゃん「その分量通りに作っても旨くなるのか自体が謎。」

大工魂「ちゃんと料理になるのか?」

Peerage of terakoya「_φ( ̄ー ̄ )」

アキノセセラギ「律儀にメモしなくっていいっスよカークランド先輩。」

神「いいから早く作れ愚民が!!」

速瀬さんまで!?

いや、嬉しいんだけどさ。

意外とこのチャンネル見てる人多いんだな。

ああもう、神城さんが催促してきたよ。

 

「じゃあ、まずはRitaさんのご要望にお応えして、しっかり手を洗います。あ、この水は浄水器の水だから汚くないですよ〜。いやー、最近は変なウイルスが流行してますからね。手洗いはしっかりしましょうね。さてと、じゃあモティモティをシメます。」

モティモティをひっつかむと、鼓膜が破れるくらいの声量で鳴き始めた。

ゆみ「うるさっ」

アキノセセラギ「すごい音量っスね。」

Peerage of terakoya「↑94.186dB」

カッちゃん「測定したのかよw」

大工魂「大丈夫かこれ?音外に漏れてないか?」

どーなつ「↑ウチとなりの部屋だけど大丈夫だよ〜」

スーパー美少女天使あーちゃん「完全防音先輩有能説」

Rita「身体洗った?」

Rita「空気洗った?」

Rita「部屋洗った?」

アンカーソンさんのコメントの勢いがすごいんだけど…

もう既にカオスだよこの動画。

 

「はい皆さん、こういうの苦手な人は閲覧注意ですよ〜。まず、ちゃんと気絶させてあげましょう。ごめんね、今からおいしくいただくよ〜。」

「ギャエェエエエエエエエエエエエエ!!!」

モティモティを棒でどついて気を失わせる。

モティモティの断末魔が部屋中に響き渡る。

どーなつ「うわぁ…」

WolfKing「うるせ」

スーパー美少女天使あーちゃん「うーるーさーいー!!!」

ECILA「こんな汚い断末魔聴きたくなかったわ。」

アキノセセラギ「なんか見ててかわいそうになってきたっス。」

Mr.サイキック「命あるものを食べるとはそういう事だ。」

渚(論さんLOVE)「論さん大丈夫ですか?」

S.K.「↑俺の心配はいいから動画を見ろ」

 

「…はい、気を失ったようです。ごめんね。今から美味しくお料理してあげるからね。では、首を切り落とします。」

モティモティの首を切り落とすと、緑色の液体が怒涛の勢いで吹き出した。

うわぁ…結構血出るんだな。

シンクが全部緑色だよ…

アキノセセラギ「うわぁ…」

ECILA「すごい血の量」

神「キッショ!!」

Peerage of terakoya「血は緑色なんですね。」

ぶっきー「血色素はクロロクルオリンですかね。」

Rita「グッロ」

Mr.サイキック「断頭台に登る人間はこんな気分なのか?」

スーパー美少女天使あーちゃん「モティー・モティトワネット」

S.K.「よくこんな事できるな…」

どーなつ「頑張るなぁ…」

渚(論さんLOVE)「論さんが気分を悪くしたらすぐに通報します。」

大工魂「↑やめてやれ」

ゆみ「これ動画にする意味あんの?」

オタク・オブ・オタク「何を言いますか!ちゃんと命を奪う工程を動画にする事で、そのありがたみを教える素晴らしい動画なのですぞ!」

渚(論さんLOVE)「信者は大人しく死んでいてください。」

ECILA「↑アンタそれ特大ブーメランよ。」

オタク・オブ・オタク「信者で何が悪い!!」

S.K.「ああもう、わかったから荒れんなって。」

ああ、菊池君信者でお馴染みの床前さんが荒らしてるよ…

あの子、菊池君以外の人は全員嫌いだからな…

 

「では、血抜きをします。ここはしっかりやらないとね。この作業をサボるとお肉が美味しくならないんですよね。」

モティモティを縛り付けて、逆さに吊るす。

血がボタボタとシンクに滴り落ちる。

スーパー美少女天使あーちゃん「やけに未知の生物の捌き方に詳しいうぇすにゃんw」

どーなつ「鶏の捌き方に似てるね。」

Rita「血洗った?」

S.K.「手際いいな」

カッちゃん「未知の生物に、普通の動物の捌き方が通用するのか?」

ゆみ「それな」

 

「はい、血抜きも終わった事ですし、鱗と羽を剥がしていきます。包丁だと剥きづらいので、小さめのナイフを用意しておきましょうね。この時、手袋した方がいいですよ〜。まずはナイフと手袋を洗いましょう。」

アンカーソンさんが色々洗えって言ってくるからね。

しっかり洗っておかないと。

一応視聴者さんの要望には丁寧に対応するのが、私のやり方です!

「ここでちゃんと洗っとかないとね。最近ウイルスとか怖いですからね〜。」

オタク・オブ・オタク「視聴者の要望に律儀に答える神の如きうぇすにゃん様」

Rita「スポンジ洗った?」

神「神が見てる動画のコメント欄荒らしてんじゃねえよこの洗った厨!!」

どーなつ「神城っちの言ってる事がまともで草www」

Rita「目洗った?」

Rita「歯洗った?」

Rita「カメラ洗った?」

カメラ洗ったって…無茶だよアンカーソンさん。

まあ、洗った厨の対応には慣れてるけどさ。

 

「では、ナイフと手袋を綺麗に洗ったので、早速捌いていきましょう。こうやって、根本から剥ぐ感じで刃を入れるとやりやすいですよ。よいしょっと、結構硬いですね。いやー、ハイス鋼のナイフ使ってて良かったです。」

モティモティにナイフを入れた。

…結構硬いなぁ。

これ、普通の安い刃物使ってたらすぐに刃がダメになってたよ。

それにしても、結構体力使う…

カッちゃん「謎の手際の良さ」

スーパー美少女天使あーちゃん「ナイフ折れそうだけど大丈夫?」

ECILA「刃こぼれしないか心配」

 

「さてと、剥ぎ終わりました。では、中身を取り出していきましょう。苦手な方は今すぐブラウザバックしましょうね〜。」

モティモティのお腹を捌いて、中身を取り出す。

うわぁ…見た目結構キツいなぁ。

でも、ここまでやったら最後までお料理しないと。

アキノセセラギ「結構グロいっスね。」

WolfKing「キメェ」

神「内臓がありえねぇ形してやがる。特にタマとか」

ゆみ「黙れ。」

神「ごめんなさい。」

カッちゃん「誰一人としてログアウトしてねぇw」

Rita「耳洗った?」

Rita「足洗った?」

Rita「首洗った?」

S.K.「↑それもう意味違う」

 

「さてと、中身を取り出しました。早速、Ritaさんのご要望にお応えして、モティモティをしっかり洗っていきたいと思います。その前に、調理器具もちゃんと洗っておきましょうね。」

捌いたモティモティを水洗いする。

洗ってるところを、アンカーソンさんにちゃんとアピールしとかないとね。

Peerage of terakoya「あ、洗ったら割と綺麗になるんですね。」

大工魂「やっとまともに見られる見た目になったな。」

スーパー美少女天使あーちゃん「シンクの水が腐ったカメムシの体液みたいな色してんだけど。」

カッちゃん「見たことあんのかよw」

Rita「鼻洗った?」

Rita「マイク洗った?」

Rita「髪洗った?」

Rita「洗剤洗った?」

神「黙れっつってんだろ洗った厨!!」

あーちゃんのコメントが常軌を逸してるよ全く。

アンカーソンさん、洗剤洗うって一体どういう事?

 

「さて、では下ごしらえをしましょう。ざっくりとカットして、塩こしょうで下味をつけます。」

モティモティを包丁で大まかな形にカットし、塩こしょうをふる。

…あ、案外普通のステーキっぽくなったな。

S.K.「急に料理っぽくなった。」

どーなつ「見た目割と普通だね。」

オタク・オブ・オタク「さすがはうぇすにゃん様!料理の腕も素晴らしいですぞ!!」

アキノセセラギ「自分も見習いたいっス。」

「そして、焼きます。焼き加減はお好みで構いませんよ〜。ついでに、鉄板もあっためておきましょうか。」

フライパンの上に切ったお肉を乗せて焼く。

横では、鉄板をあっためる。

大工魂「おぉ…旨そうだな。」

スーパー美少女天使あーちゃん「おいしそー!!画面の向こうから匂いがしてきそうだよ!」

Rita「フライパン洗った?」

Rita「火洗った?」

Rita「塩こしょう洗った?」

Rita「油洗った?」

WolfKing「これなら普通に食えそう」

意外とちゃんとステーキになってくれて安心したよ。

どう食べたらいいかわかんないゲテモノが出来たらどうしようって内心ヒヤヒヤしてたからね。

「よし、鉄板もあったまってるし、そろそろこっちに移そうかな?」

フライパンのお肉を鉄板に乗せた。

「見てください!これ、モティモティですよ?美味しそうでしょ?」

アキノセセラギ「それ見せられたらちょっと食べてみたくなったっス。」

ゆみ「それな。」

S.K.「旨そうじゃん。俺も見習わねぇと…」

渚(論さんLOVE)「普通のステーキでつまらないです。もっとゲテモノ感が欲しかったです。」

無茶言うな。

これでも、「あ、案外いけんじゃね?」っていうレベルの味に持っていくのに苦労したんだぞ。

 

「では、ソース作りの準備に取り掛かりたいと思います。まず、玉ねぎとニンニクをみじん切りにします。」

玉ねぎとニンニクを刻む。

うぅ、目がしみる。

オタク・オブ・オタク「うひょおおおおおおおおお!!!玉ねぎが目にしみたうぇすにゃん様も最高ですぞ!!」

S.K.「どんな性壁だ。」

Peerage of terakoya「箸を咥えながら刻むと目に滲みませんよ。」

え?そうなの?

「Peerage of terakoyaさん、貴重なアドバイスありがとうございます!」

…あ、ホントだ。目に滲みない。

アキノセセラギ「なんかめっちゃシュールっスね。」

スーパー美少女天使あーちゃん「玉ねぎ刻んでるうぇすにゃんでご飯100杯はイケちゃうね!」

Peerage of terakoya「sorenaです!」

どーなつ「野菜刻んでるだけでここまで盛り上がってるとこ初めて見たよ。」

ECILA「うふふ、うぇすにゃんちゃんカワイイわねぇ。」

Rita「箸洗った?」

Rita「玉ねぎ洗った?」

Rita「ニンニク洗った?」

うわっ…いきなりアンカーソンさんの洗った攻撃きたよ。

もう全部洗ってあるっての。

「さてと、全部切り終わったので、炒めていきたいと思います。」

刻んだ玉ねぎとニンニクをフライパンに入れて、バターで炒めた。

「このまま、飴色になるまで炒めていきま〜す。」

神「ふははははははははは!!!やっとそれらしくなってきたじゃねえか!!」

Rita「ガスコンロ洗った?」

Rita「バター洗った?」

Rita「煙洗った?」

「うん、いい感じに色がついてきました。では、材料を全て投入していきます!」

材料を順番にフライパンに入れる。

フライパンからは、おいしそうな匂いがする。

「さて、ここから2分くらい中火で炒めます。」

キッチンのタイマーをセットする。

カッちゃん「うおぉ!旨そう!!」

どーなつ「本格的なステーキソースだね!」

スーパー美少女天使あーちゃん「ヒマラヤ山脈並みにおいしそうなんだけど!!あーちゃんも食べたい!!」

神「ふははははははははははははは!!!おい猫!!もし旨くできたら、私の食べるステーキを作る権利をやろう!!」

S.K.「俺も食ってみたいな。」

渚(論さんLOVE)「論さんが食べるなら私も食べます。」

ふふふ、ちゃんとみんなの分を考えて作ってるから、楽しみに待っていなさい!

オタク・オブ・オタク「うぇすにゃん様のお料理…楽しみであります!!」

Peerage of terakoya「sorenaです!完成形が楽しみですね!」

Rita「赤ワイン洗った?」

Rita「醤油洗った?」

Rita「みりん洗った?」

Rita「砂糖洗った?」

Rita「お酢洗った?」

Rita「ブイヨン洗った?」

うわぁ!来たよアンカーソンさんの怒濤の洗った厨攻撃!!

ってか全部洗えないものなんだけど!?

液体をどうやって洗えって言うのさ!!

砂糖とかも洗ったら絶対ベチャベチャになるでしょ!

ああもう、ここは軽くあしらって料理を完成させちゃうか。

「あはは、Ritaさんは綺麗好きですね〜。最近変なウイルスが流行ってるから、このくらい慎重になった方がいいのかもしれませんね〜。まあでも、よく火を通して加熱消毒してるから大丈夫ですよ〜。っと、そんな話をしてる間にソースが完成しました〜♪これを、さっき焼いたお肉にかければ完成でーす♫」

ソースをお肉にかけた。

…できた。

最初はどんなゲテモノができるのかって思ってちょっと不安だったけど、案外美味しそうにできた。

「はい、完成でーす!モティモティのステーキ!」

大工魂「うぉおお!旨そう!!」

S.K.「確かに旨そうだな。」

カッちゃん「食いてェー!!」

スーパー美少女天使あーちゃん「おいしそー!!シェイク・ザイード・グランド・モスク並にエモエモのエモだは!!」

オタク・オブ・オタク「888888888888888888888888888888888888888」

Peerage of terakoya「美味しそうです!」

ECILA「美味しそうね。アタシも作ってみたいわ。」

アキノセセラギ「まさかあの変な生き物が美味しそうなステーキになるなんて、驚きっス。」

ゆみ「それな。」

WolfKing「普通に旨そう」

Mr.サイキック「同感だ。」

ぶっきー「流石は国内屈指の実況者ですね。」

Rita「ステーキ洗った?」

どーなつ「うぇすにゃんすごーい!!本格的なステーキだ!」

神「ふははははははは!!!おい猫!!早く食って感想を言え!!」

渚(論さんLOVE)「肝心の味の方はどうなっているんですか?不味かったら論さんに食べさせるわけにはいかないので。」

「ええと、では神さんと渚(論さんLOVE)さんから早く食べて欲しいとのご意見を頂いたので、早速食べてみたいと思います!」

ナイフでステーキを切り、口の中に運ぶ。

「…うん、美味しい!なんか、味は鶏肉みたいなんですけど、お餅みたいにモチモチしてます。これはタピオカに続くブームになりそうです!『モティモティのステーキ』、皆さんもぜひ作ってみてくださいね!それではまた明日!」

カメラを切り、録画を終了する。

 

…ああ、今日も疲れたなぁ。

みんなに笑顔を届けるのは楽しいけど、案外動画の撮影って疲れるんだよな。

けっこうお便りも貰ってるし、明日はどのリクエストに応えるか考えておかないとな。

毎日、とびっきりの笑顔でみんなにハッピーを届けるのが私、うぇすにゃんの仕事だもんね!

…さてと、このステーキどうしようかな?

つい張り切って作っちゃったけど、みんな食べるのかな?

 

ピンポーン

 

…誰か来てるのかな?

「はい。」

「猫西、今日の動画見たぞ!!今日も面白かったな!!」

動画を見ていたみんなが、私の部屋の前に集まっていた。

「ありがとう!あ、そうだ!あのステーキ、みんなの分作ってあるんだけど、食べる?」

「え!?俺らの分作ってくれたのか!?」

「うん、ちょっと作りすぎちゃって。ちゃんと全員分あるから、みんなで食べよう!」

「わーい!!うぇすにゃんありがとー!!マヂ神!!」

「神は私だろうが!!」

「どこに反応してるんスか先輩。」

「…本当にいいのか?」

「うん、遠慮せずどんどん食べて!!1人じゃ食べきれないし…それに、私はみんなにハッピーを分け与えるのが仕事だから!」

「うふふ、そういう事ならお言葉に甘えていただいちゃおうかしら。」

「あーちゃん1番おっきいのもーらい!!」

「あっ!!おい子供テメェコラ!!何私の分を勝手に取ってんだ!!」

「神城先輩こそ、なんで自分が1番大きいのを食べられる前提なんスか。」

「ちょっと、ケンカしないの!そんなにケンカばっかりするんだったら、これはアタシが食べちゃうわよ!」

「あー!!エカイラちゃんずるいー!!」

「オカマテメェコラ!!何抜け駆けしてんだ!!」

「お前ら、あんまりケンカすんなよ…」

「論さんの言う通りです。これ以上醜い争い合いを見せないでください。論さんの目と耳が腐ってしまいます。」

「「「黙れストーカー!!!」」」

「うわぁ…息ピッタリ…」

「ハッピーアイスクリーム!!」

「カークランド先輩はハモってないじゃないっスか。」

「…一度言ってみたかったんですこれ。森万さん、アイスクリーム奢って下さい。私、ハ●ゲンダッツの抹茶小豆味が食べたいです。」

「俺かよ!?しかも高いの注文しやがって!」

「…ふわぁ、そんな事より早く食べないと冷めますよぉ。」

「あ、そうだな。」

全員が自分の皿を取った。

「じゃあ猫西、これ食っていいんだよな?」

「うん、どんどん食べて!」

「わーい!!うぇすにゃんの手料理ー!!いっただっきまーす!!」

あーちゃんは、モティモティを頬張った。

「うんめー!!めっちゃモッチモチ!!なにこれ!?ポ●ポ●プリンのほっぺ食べてるみたいな食感!!エアーズロック並においしいんですけど!!?」

あーちゃんがほっぺを押さえながらピョンピョンと飛び跳ねる。

「そんなに旨めェのか!?ソイツは楽しみだな。俺も食うか!」

「うぇすにゃん様の手料理…ありがたくいただきますぞ!!」

「おい、神城。そっちにナイフとフォークあるだろ?ちょっと取ってくれ。」

「愚民如きが神である私に命令するなサッカー!!」

「ああ、いいよカッちゃん。ウチが取るよ。」

「おう、悪いな近藤。」

「ふわぁ…僕もちょっと食べてみましゅぅ…」

「私も頂きますね。」

「…ん。」

郷間君、玉木君、織田君、アンカーソンさん、カークランド君、射場山さんも食べ始めた。

…アンカーソンさん、ネットでは洗った厨のくせに、自分は食べる前に手を洗わないんだね。

「おっ、うめぇなコレ!」

「ホントだ。すげェモチモチしてんな!」

「な…なんて美味な…!!わ、吾輩は…明日死ぬのでありましょうか…」

いや、なんで?

「…ふわぁ。モッチモチれふぅ…」

「ふむ…美味ですね。焼きか『モチッ』げんも『モチッ』丁度よ『モチモチッ』く、赤ワ『モチモチモチモチ…』」

「カーキランドよ。食いながら話すな。何を言っているのか分からん。」

アンカーソンさんとカークランド君ったら、2人してハムスターみたいになってるよ。

『モチモチモチモチ…』

射場山さんまで!?

射場山さんがこんなに幸せそうな顔してるの初めて見たよ。

「テメェら愚民の分際で、神である私を差し置いて先に食ってんじゃねえ!!」

「うふふ、アタシもいただいちゃおうかしらん?」

「自分もちょっと食べてみたいっス。」

「なんか見てたら腹減ってきたな。俺も食うか。」

「あら。論さんが食べるなら、毒味しますね。」

「テメェ、そんな事言って自分だけ多く食おうってんじゃねぇだろうな!?」

「…あなたみたいな下品な女と一緒にしないでください。私は、論さんを守るために毒味をするだけです。」

「おい床前。自分の分を食えよ。俺の分が少なくなるだろ。」

「い、いけません論さん!!人の作ったものを…!」

「ハッ、フラれてやんの!!ザマァみろメンヘラ女!!」

「…あなたは黙っていてください。」

相変わらず仲悪いなぁ、この2人。

食事中なんだからちょっとは仲良くしようよ…

そんなこんなで、神城さん、伏木野君、小川さん、菊池君、床前さんも食べ始めた。

「あら、美味しいじゃないの。アタシ、これ気に入ったわ。」

「ふはははははははは!!!おい猫!!今すぐ『モティモティ』とやらを捕まえてこい!!特別に、私のためにモティモティ料理を作る権利をやろう!!!」

「なんでこの女はこんなに上から目線なんでしょうか…」

「美味しいっスね!これ、ヘタしたらタピオカより流行るんじゃないっスか?」

「うめぇなコレ!猫西、お前なかなかやるなぁ!」

「…確かに美味しいですけど、論さんの胃袋を掴んだからっていい気にならないでください。」

うーん、床前さんはなんでそんなに挑戦的なのかなぁ…

「フッ、そんなに美味いなら俺も食うとしようか。」

「…そうですね、では私も頂きましょう。」

「ケッ、どいつもこいつもバカみてェにはしゃぎやがって。」

そう言いつつ、狗上君はモティモティにフォークを突き立てた。

「そういうお前も食うんだな。」

「うるっせェな!!後でテメェらにゴチャゴチャ言われんのがメンドクセェんだよ!!」

森万君、速瀬さん、狗上君も食べ始めた。

「フッ、美味だ。」

「…美味しいですね。適度な焼き加減で焼かれており、程良く弾力があります。」

「…。」

狗上君は、ハイスピードでステーキを口の中に突っ込んだ。

…気に入ったのかな。

でも、近藤さんだけは食べていなかった。

「あれ?ナツねえ食べないの?」

「あ、うん…これ、鶏肉みたいな味なんでしょ?だったら、もしかしてって思っちゃって…」

…ああ、そうだった。

近藤さんは鶏肉アレルギーだったんだ。

どうしよう…?

「近藤さん、大丈夫ですよ。一口食べてみて下さい。」

「え…でも、ウチは…」

「ご心配なさらず!!こんな事もあろうかと、常にエピペンを持ち歩いております!」

カークランド君は、素早く両手の全ての指の股にエピペンを挟み、腕を前でクロスしながらドヤ顔をしていた。

「うふふ、アタシもちょっと医学は齧ってるから、そういう時の対応はバッチリよ〜。」

「フン、私は女神のように優しい…っていうか女神だからな!!血が滲むまでデコを地面に擦り付けるなら、特別に助けてやらん事もないぞ!!」

「近藤さん、私達を信じて下さい。」

「…あはは、みんなありがとう。じゃあちょっとだけ食べてみようかな。」

近藤さんは、ステーキをひとかけらだけ口に運んだ。

みんなが、心配そうに近藤さんを見守った。

「…なんともない。いや、それどころかメッチャおいしい!!猫西っち、これすごくおいしいよ!!これならウチでも食べられるよ!」

「ホント!?じゃあ、今度は近藤さんが作ってくれる?」

「もちろん!!メチャメチャおいしいモティモティ料理を作ってあげるよ!!」

「あはは、それは楽しみだね!!」

「よっしゃ!そうと決まれば、みんなでモティモティパーティーだ!!」

「わーい!!あーちゃんモティモティだーい好き!!」

みんながパーティーの話で盛り上がった。

「…あの、皆さん。もうそろそろ就寝時間ですよ?」

「あ、そうだった。じゃあな猫西。」

「うん、また明日。」

「今日はありがとな猫西。明日も面白い動画を投稿してくれよ!」

「うん、楽しみにしてて!」

ステーキの試食がひと段落ついて、みんなが帰った。

「…楽しかったなぁ。」

やっと1人になった。

…そろそろいいかな。

「ふう、今日も疲れたなぁ。みんなの人気者っていうのも、楽じゃないねぇ。」

『みんなにハッピーを届ける『超高校級の実況者』うぇすにゃん』モードの私、終了!




みんなのSNSアカウント一覧

S.K.…菊池。依頼人との交渉から日常的なつぶやきまで色々投稿している。最近粘着行為に遭いがち。
スーパー美少女天使あーちゃん…アリス。自分の可愛さを主張してくるウザいアカウント。うぇすにゃんのフォロワー。
カッちゃん…玉木。みんなとの思い出やトレーニングメニューなどをつぶやいている。フォロワー多し。
どーなつ…近藤。スイーツへの愛をひたすら語っている。SNSでの友達も割と多い。
うぇすにゃん…猫西。動画の応募や猫への愛をつぶやいている。圧倒的なフォロワー数を誇っている。
ぶっきー…速瀬。最初はSNSに対して否定的だったが、最近はたまにひょっこり現れる。名付け親は近藤。
Peerage of terakoya…ジェイムズ。日本への愛をひたすら語ってくる。うぇすにゃんとMr.サイキックのフォロワー。
Rita…リタ。洗った厨。SNS上では、アリスやジェイムズと互角かそれ以上の饒舌家。
アキノセセラギ…小川。日常的なつぶやきをする事が多い。SNS上でも現実でもまとも。
大工魂…郷間。日常的なつぶやきをする事が多い。SNS上では、意外にも控えめなキャラ。
オタク・オブ・オタク…織田。SNS上でも現実でもヘンタイはヘンタイ。うぇすにゃん信者。
渚(論さんLOVE)…床前。片想い中の菊池への愛をひたすら語る気持ち悪いアカウント。ネット荒らしが好物な模様。
WolfKing…狗上。機械への愛を語ってくる。SNS上では割といい人で、友達も少なくない。
Mr.サイキック…森万。ひたすら自分の超能力をアピールしてくる厨二臭いアカウント。
ゆみ…射場山。ネット上でも口数は少ないが、つぶやきの内容がかわいいためファンは一定数いる。
神…神城。ひたすら高圧的なつぶやきをしては、自己愛を延々と語るウザいアカウント。煽り耐性は低め。
ECILA…エカイラ。女子力高い系のつぶやきをする。あんまり仲良くなりすぎると、自宅に押し掛けられてアッー♂なんて事になりかねないので注意が必要。
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※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。