切島との勝負は俺の勝ちで終わった
切島が引っ掛からず尚且つ個性を節約しなきゃあれはなかったようなもんだ。危ない勝ち方だったよ。あいつとは二度とやりたくないね。拳も足も痛いしよ。
「ちゆーーー!!」
「うへぇぁ。」
今俺はリカバリーガールの元で治療を行って貰ってる。
誰がばぁさんのチューを受けたいんだよ!治るけど!ありがたいけどさ!!
「何て言葉発してるのさ。感謝しなー!」
「いやほんと、ありがとうございます。」
リカバリーガールに治療の感謝を伝え、俺はトーナメント会場に戻る
ちなみに切島は俺の治療が終わった頃には目を覚ましてた。切島からは『やっぱおめぇは強えよ早間!!俺の完敗だった!またやろうぜ!』ってすごい笑顔で言われた。もう次は手袋と足もブーツ履いてあいつの硬化叩き壊してやる。『おう!』とだけ返事を返して戻ってきたのですが
麗日さんと爆豪の戦いが始まろうとしてた
「しゅんくん!!!こっち空いてるよ!!」
出久が笑顔で手を振り俺を呼ぶ。この笑顔はお姉さん系には絶対モテるよな。俺ですら可愛いとか言う感想が出るんだから。
「ありがとな出久。席取っててくれて。」
感謝を伝える
「ううん!いいよ!それより麗日さんの試合が始まっちゃうよ!さっき控え室に応援しに行ってきたら、凄く緊張してたけど、気持ちは仕上がってたよ!」
え?!出久さんもしかして女の子に応援しに行ってたの!!
僕、衝撃を受けてます。まさか好き……
「出久、お前もしかして麗日さんの事す」
「わわわわそそそそそんんんなことととないってて!!!」
うっわーこれは完全にあれだね。うん!そうだね!青春だね!俺よりしてるよね!
「そんなことより応援しようよ!」
「ま、そうだな。」
たしかにな。応援しなきゃね。さてはて、麗日さんがどうやって戦闘センスの塊野郎もといヴィランに勝つかな。全く勝機が無いわけじゃないけど障れるがどうかが問題になるだろうな。
「これは応援しがいがあるね。あのほぼヴィランくんに応援したくないし。」
「かっちゃんが可哀想だよその言い方は。」
「そうだぞ!早間くん!彼はあれでもクラスメイトだ!2人とも応援しよう!」
飯田ほんとに委員長気質だな。
「ま、確かに2人とも応援しなくちゃな。」
そんなこと言ってたら試合が始まった。
と、まぁ試合結果はおれの応援も虚しく麗日さんの負けで終わった。
でもあのガッツに戦術は最高にヒーローっぽくて俺は好きだったけど仕方ないよな。あんな戦闘の為に生きてるような奴とじゃ差があるのは確かだよ。
「麗日さん凄かったね。」
出久が呟く
「あぁ。かっこよかった。」
これは慰めに行ってやれよと声をかけるべきなのだろうか。
「出久、ちょっと」
そう声をかけたら、出久は立ち上がって
「僕、行ってくるね!」
と俺に声をかけて控え室に向かった。
いやはや、これは恋の香りがプンプンしますねぇ。
「ね、早間くん。」
芦戸と葉隠が俺に声をかけてくる。
「これは恋の匂いがしませんかねぇ!早間さん!!」
「いやはやお主も嗅ぎつけましたか、芦戸さん!」
「これは甘酸っぱい匂いがするね!芦戸ちゃん!早間くん!」
そんな与太話をしていたら出久が帰ってきた。
「おかえり、出久。どうだった。」
「凄く悔しかったと思うよ。僕も背中押されたような気がする。」
「そっか。」
かなり真剣な顔で帰ってきた。何かあったのだろうか。ていうかあったんだろうな。そりゃそうだよな。皆ここに来て本気でヒーロー目指してるんだから。
とそんなこんなで出久対轟が始まりそうになった。
控え室に行く前に一言だけ声をかけて出久を見送った。めちゃくちゃ緊張してたけど。さっき背中押されたとか言ってたじゃねぇか。ガチガチじゃねぇか。
始まる直前に麗日さんが帰ってきた。
「お疲れさん。すげぇ戦いだったぞ。かっこよかった!」
目が腫れてる。こいつぁ、泣いてたんだな。
こんな姿みたら、「男」早間、やる気出して爆発三太郎倒さなきゃなんねぇじゃねぇの。
「うん!ありがとね!やけどいまは!私も応援せなあかんから!みるで!」
いやぁ、こいつぁいい子ですよ!出久さん!このまま嫁に貰っちゃいましょう。
「そうだな。応援しよう。」
そんなこんなで出久対轟が始まった。
みじかめです。すみません。