最速のヒーロー   作:向日水 錐

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いやほんと爆豪さんが好きなファンには申し訳ないですけど、瞬殺させてもらいました(ニチャァ)

今回短いです


体育祭編 10

side出久

 

「え?緑谷くん今の見えてかい?」

 

僕はこれへの答えはYESだ。なんなら修行中に僕も吹き飛ばされてるから

 

「うん。一応ね、僕としゅんくんは一緒に鍛えて貰ってたから何回か喰らったこともあるくらいだし。」

 

飯田くんは悔しそうな顔をしていた。それはそうだ、目の前で自分よりも速くて強い人が居る。悔しくないわけが無い。でも、仕方ないとも思う。しゅんくんは小さい頃から強くなっていった下地がある。それも普通の人では有り得ないほど、長生きして、武に身を捧げていた人に扱かれていたんだから。

 

「くっ。僕と早間くんとの間にはとてつもなく遠い壁があるような気がしたよ。」

 

その悔しさは大事だと思う

 

「でも、しゅんくんは凄く嬉しそうにしてたよ。『飯田はいつか、俺と速さを競い合っていつか追い越してくれるんじゃないかって』僕に笑顔で語りかけてくれてたよ。」

 

こんな事は言わない方がいいのかもしれないけど、飯田くんはまだまだ、成長の発展途上だからこそ期待値のがとっても大きい。

 

「ふっ。早間くんは僕に期待してくれているんだな。なら、応えなくては!ありがとう緑谷くん。やっぱり君はお節介だな!」

 

「っ//ごめん。でしゃばりみたいになっちゃったけど」

 

「なに!構わないよ!感謝している!」

 

良かった。飯田くんに気を使われちゃったよ!!僕がつかわなきゃいけないのに!

 


side早間

 

俺は大声援を受けながらステージを後にする。

 

爆豪は担架に運ばれ救護室に連行されていた。途中で目覚めて俺に突っかかって来そうになったが、ミッドナイト先生に眠らされて強制連行だった。

 

『おい!!なんだよぉ!おめぇはよォ!!もっかいやれやぁ!!』

 

眠らされる前の最後の言葉です。目がヴィランのそれだったよ。こえーよ

 

でも、超元気で良かったわ。安心安心!

 

次からは準決勝なのだが俺の出番は次の試合の後なので、さっさと控え室に戻る。

 

その途中で父さんに会う。

 

「しゅんくん!!いやーかっこよかったよ!!!最高だよ!ビデオにも保存したしプロのカメラマンに写真も撮って貰ったし。家のテレビで録画もしてきたし!」

 

んんん!親バカ!!

 

「恥ずかしいよ父さん。でも、見に来てくれてありがとう。ていうかなんでここに?」

 

「ん!?職権乱用に決まってるよ!」

 

いやほんと!ヒーローかよ!?いやマジでヒーローかよ!?

 

「父さんそれしても大丈夫なの?」

 

「ふふっ!冗談さ。警備してたらイレイザー君にあってね、息子に声を掛けても良いか頼んだら『5分くらいならどうぞ』って許可もらえたんだよね。だから来たんだ!」

 

イレ先なんだかんだで生徒に優しくて俺は好きなんだよな。

 

「そっか。」

 

「うん。だから父さんもう行くよ!しゅんくんの頑張ってる姿を見たら僕も頑張らなきゃなってなったよ!ありがとう。しゅんくんやるからには」

 

「うん。勿論、優勝を取ってくる。出久との約束だしな。」

 

「そっか、そうだね!頑張って!息子の目標の応援は親の務めたがらね!」

 

「ありがとう、父さん。来てくれて嬉しいよ。頑張ってくる!」

 

「頑張れ!瞬太。」

 

1個聞きたかったんだ。

 

「なぁ父さん、エンデヴァーって酷い奴なのか?」

 

「うーん。父さんはあんまり炎司さんと関わりがないからどうとも言えないけど、昔は家族を大事そうにしていた記憶があるよ。1人息子さんを亡くされてからは変わっちゃった気がしたけど。」

 

「うん。そっか、ありがと。行ってくる!」

 

「うん!」

 


 

飯田対轟は恐ろしく早く終わった。飯田は油断をしちまったな。

 

ここまで、小細工無しの大氷結ブッパばっかしてた轟に上手い氷の使われ方をして、全身カチコチにされてた。ま、轟の場合掴まれたら掴み返して凍らせちまえばいいわけだしな。飯田、頑張ろうな。

 

そして、俺対常闇戦も恐ろしく早く終わった。ダークシャドウはちと厄介だったが、常闇自身の戦闘能力が如何せん高くないのが目立ったな。

 

あの個性はめちゃくちゃ強いが、常闇自身が強くない所が弱点となってしまっていたな。これで常闇自身もイレ先くらい強くなると、えげつない程強いヒーローの完成になっちまうが、それはまだ先だな。

 

『さぁさぁさぁ!!!これでこの体育祭のホントの最後の大一番だぜ!お前らもっともっと盛り上がっていけよぉ!!!』

 

「「「うぉぉーーー!!!」」」

 

この大歓声を受けながら俺と轟がステージで向かい合う。

 

「よぉ。ここまで来てやったぜ。最後の挑戦者がお前になっちまったな。俺は出久だと踏んでたが。まさかお前とはな。」

 

「うるせぇよ。」

 

こいつ何か考え事か?出久とやってた時は吹っ切れた顔してたのに。

 

「まっ!関係ないさ。本気で来いよ?出久にあんだけ煽られてんだ、ここで舐めた真似するんだったら二度と立てなくなるまで腹パンしてやるからな」

 

「おう。」

 

はぁーやだやだ上の空ですよこのハーフ君。

 

『それじゃぁ!START!!!!』

 

 




短めですが何卒
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