今回の沢渡さんのデッキには融合はありません。理由は本編に書いてあります。あとダーク・ガントレットの効果を間違えていましたので少し変えてあります。それと安全地帯の効果も間違えていました。間違いだらけですみません……
金満な壺って発動したターンはP召喚以外の特殊召喚ができないのですね……勿論修正しました
あ、ありのままに起こったことをRPG風で話すぜ!
不審者1に絡まれた!→不審者1の正体は黒咲だった!→リンとセレナを瑠璃と間違われた!→黒咲がキレた!→黒咲がリンを連れていこうとした!→俺がキレた!→黒咲とデュエルになった!→勿論俺様が勝利した!→不審者2が現れた!
ってなんでこんなに面倒ごとに巻き込まれるのか自分でもわからない
黒咲の後に現れたこの不審者2は間違いなくアイツだ
「おいおい……だからそこの奴にも言ったがコイツらは瑠璃じゃない。人違いだし俺たちはアカデミアじゃない」
多分コイツは少なくとも黒咲よりは話を聞いてくれるから大丈夫だと思うが……
「……確かによく見てみれば髪の色や目の色など違うな……それに二人いるということは仮にどっちかが瑠璃にしろもう一人は瑠璃じゃないということか……」
……ああ、話を聞いてくれる奴で助かったよ
「だがアカデミアである貴様を見逃すわけにはいかない!隼の仇は取らせてもらう!デュエルだ!」
……前言撤回。全然話を聞いちゃいなかった
「……だから俺たちはアカデミアじゃないし、こいつと戦ったのはそいつが話を聞かなかったからだ」
「さっきのデュエルであれほどの融合召喚を見せたくせにそんな言い逃れができると?」
……融合デッキを使ったのは失敗だったか。今度からはデッキ選択は慎重にしよう……
……さて、どうしたものか
はっきり言ってこの場から去りたいのだが逃がしてくれそうにない『シュン!』なんだ!?
「これはデュエルアンカー。このアンカーはデュエルが終わるまで決して外れることはない。さあデュエルだ!」
……やるしかないか。今度は間違われないように、って今更遅いかもしれないがデッキを変える
「「デュエル!!」」
沢渡シンゴLP4000手札5枚
VS
不審者2LP4000手札5枚
・・・・
シンゴとまた現れた不審者がデュエルディスクを構える。先行はシンゴか
「俺はPゾーンにメロー・マドンナとワイルド・ホープをセッティング」
「ペンデュラム……貴様らアカデミアはそんなものまで開発したのか?」
その目から向けられるのは偽りなどない強い敵意。それだけでわかってしまう……
アカデミアへの憎しみや怒りが……
「だから違うって言ってるだろ……メローマドンナのペンデュラム効果。ライフ1000をコストにデッキからビッグ・スターを手札に加えるぜ。そして揺れる眼差しを発動。メローマドンナとワイルドホープを破壊。揺れる眼差しの効果。更にチェーンしてワイルドホープの効果。デッキからコミック・リリーフを手札に加える。揺れる眼差しの効果はペンデュラムゾーンの破壊した数まで効果を発動できる。1つ目の効果、相手に500のダメージを与える」
沢渡シンゴLP4000→3000
不審者2LP4000→3500
「ぐうッ……!」
ダメージを受けても尚、怯むことなく立ち上がりシンゴを睨みつける。
そこまで憎いのか……アカデミアが……
「2つ目の効果、デッキから2枚目のビッグ・スターを手札に加える。そしてビッグ・スターとコミック・リリーフでペンデュラムスケールを再びセッティング!これでレベル4から7までのモンスターが同時に召喚可能!行くぜ行くぜ行くぜぇ!ペンデュラム召喚!現れろ!エクストラデッキからメロー・マドンナにワイルドホープ!そして手札からビッグ・スター!」
光のアークから現れるのはデュエルを盛り上げるために呼び出された魔界の役者たち。
魔界劇団ビッグ・スターATK2500
魔界劇団ワイルド・ホープATK1600
魔界劇団メロー・マドンナDEF2500
「そしてビッグ・スターの効果!デッキからオープニング・セレモニーをセットして発動!ライフを1500回復!」
ビッグ・スターがサッと腕を振ると鮮やかな光のアークが空中に描かれ、舞台を盛り上げるための花火が打ち上げられる。モンスターたちも格好つけてポーズを決めていた。
ていうかなんでアイツも両手を広げて格好つけているんだ……見てるコッチが恥ずかしい……
沢渡シンゴLP3000→4500
「巫山戯ているのか貴様!」
「いや?俺は大マジメだぜ?折角のデュエルなんだし楽しもうじゃねえか。更にメロー・マドンナの効果!デッキからレベル4以下の魔界劇団を特殊召喚できる!来な!ティンクル・リトルスター!」
魔界劇団ティンクル・リトルスター「ふぁ……」
DEF1000
メロー・マドンナが透き通った声で歌うとビッグ・スターと同じ帽子を被った少女人形は寝惚け眼を擦りながらフィールドに降り立った
「そしてティンクル・リトルスターをリリースして光帝クライスをアドバンス召喚!」
光帝クライス「はあっ!」
ATK2400
煌びやかな衣装を纏った帝が光を放つ
上手い。これでメロー・マドンナのエンドフェイズに手札に戻すというデメリットはなくなったか
「クライスの効果!クライスとメロー・マドンナを破壊!2枚ドローだ!」
フィールドやエクストラデッキに展開しながらも手札を3枚まで回復させる。流石だな
「まだまだ行くぜ!ビッグ・スターのP効果!ビッグ・スターをリリースして墓地のオープニング・セレモニーを手札に加えるぜ。カードを4枚伏せてターンエンドだ」
「俺のターンドロー!手札1枚をコストにツインツイスターを発動!お前のペンデュラムカードを破壊する!」
二つの竜巻がシンゴの伏せカードを破壊せんと猛威を振るう。アイツペンデュラムカードが魔法カードだということを見抜いたのか!?
「それにチェーンしてカウンター罠、神の宣告発動!ライフを半分支払い発動を無効にし破壊する!」
だが天をも支配する神の威光の前に二つの嵐は霧散した。
沢渡シンゴLP4500→2250
「だかコストは無効にはならない!墓地に送られた
奴の場に現れたのはボロボロの外套を纏った闇の騎士
「更に俺の場に
先ほどダスティローブの効果で手札に加えられたボロボロのマントを羽織った騎士が現れる
「俺はレベル3のラギッドグローブとサイレントブーツでオーバーレイネットワークを構築!」
ニ体の闇の騎士が紫の光となり渦巻くエネルギーの中に飛び込む
「戦場に倒れし騎士たちの魂よ。今こそ蘇り、闇を斬り裂く光となれ!エクシーズ召喚!現れろ!ランク3!
先端が折れた大剣を担いだ漆黒の騎士が光の中から飛び出してフィールドに降り立つと凄まじい衝撃が伝わってくる
「ブレイクソードの効果!ORUを使い、俺の場のカード1枚と貴様のカード1枚を破壊する!俺はブレイクソードと貴様の伏せカードを破壊「おっと待ってもらおうか!それにチェーンしてトラップカードオープン。メタバース!更にチェーンして永続罠ペンデュラム・スイッチ発動!」なにっ!?」
ブレイクソードの効果が発動する前に発動された2つのカード。
「まずはペンデュラム・スイッチを発動。だが発動効果は特にない。本命はこっちだ!メタバースの効果でデッキからフィールド魔法をセットする!俺は魔界劇場ファンタスティックシアターをセットする!そしてブレイクソードの効果だが……ファンタスティックシアターが場に存在し、俺の場にP召喚された魔界劇団が存在する時、1ターンに1度だけお前のモンスター効果を「俺の魔法、罠ゾーンのセットカードを破壊する」に書き換えられる!」
「なんだとっ!?」
「よってブレイクソードの破壊効果は無効となり俺のセットカードは破壊される!更に破壊されたオープニング・セレモニーの効果!セットされたこのカードが相手のカード効果によって破壊された時、エクストラデッキに表側表示の魔界劇団Pモンスターが存在するなら手札が5枚になるようにドローする。俺の手札は0、よって5枚ドローだ!」
ブレイクソードがシンゴのカードを破壊せんと駆けるが、フィールドに突然現れた魔界の力に誘導され、間違えた対象を破壊してしまい、破壊されたオープニング・セレモニーの恩恵を受けたシンゴの手札が一気に回復する
「クッ……!バトルだ!俺はブレイクソードでワイルド・ホープを攻撃!」
ブレイクソードの振るった大剣に手にした銃で抵抗していたワイルド・ホープが一刀両断されるとリアルダメージと化した衝撃波がシンゴを襲う。
「グワアアァァ!!」
「「シンゴ!!」」
やめろ……!シンゴを傷つけるな!
沢渡シンゴLP2250→850
「グッ……破壊されたワイルド・ホープの効果でデッキからデビル・ヒールを手札に……更にペンデュラム・スイッチの効果……Pゾーンの魔界劇団ビッグ・スターを特殊召喚……」
「俺は強欲で貪欲な壺を発動!デッキの上から10枚を裏側表示で除外して2枚ドローする!カードを4枚伏せてターンエンドだ」
魔界劇団ビッグ・スターATK2500
ブレイクソードの攻撃の影響を受けたシンゴはボロボロになり、立ち上がるのも限界に近かった
「もう見てられない……!」
リンは両手で目を覆って下を向く。私も目の前の光景がどうしようもなく苦しい。
それでもシンゴは尚、デュエルを続けようと立とうとする。何故だ!?何故そこまでして戦おうとするのだ!?
前の私ならそれを勇気の証だと思っていただろう。デュエリストなら傷ついても戦うのが当然だと自分の考えを押し付けていただろう。
でも……
『確かにセレナの言う通り勝敗という概念がある以上、デュエルとは戦いと見られるのかもしれない』
私は……
『でも誰だって傷つくのが怖いんだ。死ぬのが怖いんだ。大切な人を失うのが怖いんだ』
私は『それは弱い人間だからではないか?』って聞いた。その時の私はアイツが強い人間だと思っていたからだ
するとアイツは苦笑した。
『そうかもな。でも俺だって怖いさ。傷つきたくないし、死にたくもない。でも情けないって思われてもいい。弱さがあるのは誇らしいと思えるからかな』
『弱さがか?何故だ?』
『痛みや怖さがあると俺を人として生きている……って思えるんだ。誰かを傷つけるのにも戸惑えるし、死なないためにダサくもなれるし、大切な人を失わないためにどこまでだってみっともなくなれる。弱いだろ?情けないだろ?でも俺はそんな自分でよかったと思えるんだ』
あの時清々しい笑顔で言ったシンゴの言葉を私は理解できなかった。そんな人間が真っ先に死ぬのだとしか思っていなかったからだ。
だけど……今ならわかる!
アイツが傷ついていくのがどうしようもなく苦しい!
傷ついていくアイツをこれ以上戦わせたくない!
アイツを失うのがどうしようもなく嫌だ!
そう思った時、私の身体は勝手に動いていた。シンゴを守るように私は不審者の前に立つ
「やめろーー!!こんなのデュエルじゃない!!デュエルは……!」
アイツのいう本当のデュエルは……!
「デュエルは……!戦いだとしても……!皆を……!誰もを笑顔にする……!誰かの希望になれるような……!そんな明るいものなんだ!決して……戦争や争いの道具なんかじゃない!」
「ッ!!(瑠璃……)」
「セレ……ナ……」
「何故だ……何故私に本当の強さを教えてくれたお前が……!ここまで……!」
「言っただろ……?俺は……大切な誰かのために……どこまでもみっともなく……なれるって……お前らは……かけがえのない存在なんだ……」
「シンゴ……!わかった!わかったから!もうやめてくれ!後は私が……!」
これ以上シンゴを戦わせはしない!私が守る!
「はぁ……あいにく、俺はまだ……負けてない!」
「シンゴ!?何故……!」
「……言っておくが俺はどうしようもないぐらい……聞き分けが悪いんでな!」
…………
「フッ、そうか……わかった。好きにしろ」
「セレナ!?」
「た・だ・し!絶対に死ぬな!それが条件だ」
「リョー……カイ」
「……さて再開だ。俺のターン「一つ聞きたい」……なんだ?」
「……何故、お前はそこまでして戦おうとする?」
「あ……?決まってるだろ。大切な人を失いたくないから。それ以外に理由がいるか?」
「……そうか、アカデミアにもお前のような奴がいるとはな」
「……だから違うっての。ドロー。俺はスケール1のデビル・ヒールをペンデュラムゾーンにセッティング!これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!その前にデビル・ヒールのペンデュラム効果!ビッグ・スターをリリースしてブレイク・ソードの攻撃力をビッグ・スターの攻撃力分ダウンさせ「させるか!永続罠、王宮の勅命を発動!これで魔法カードの効果は全て無効だ!」なにぃ!?」
魔法カードの無効化だと!?マズイな……
「ならこうだ!ペンデュラム召喚!来い!俺様のオールキャストたちよ!エクストラデッキからビッグ・スター!ワイルド・ホープ!ティンクル・リトルスター!」
再び描かれる光のアークから現れるのはいつもシンゴのデュエルを支えてくれる仲間たち
魔界劇団ビッグ・スターATK2500
魔界劇団ワイルド・ホープATK1600
魔界劇団ティンクル・リトルスター ATK1000
「そしてペンデュラム・スイッチの効果でデビル・ヒールをPゾーンから特殊召喚!召喚時効果発動!ブレイクソードの攻撃力を俺の場の魔界劇団の数×1000ダウン!」
魔界劇団デビル・ヒール ATK3000
悪魔の巨人が腕を振ると魔法を受けたブレイクソードは膝をつく
「ワイルド・ホープの効果発動!俺の場の魔界劇団の数×100ポイント攻撃力をアップする!そしてバトルだ!デビル・ヒールでブレイクソードを攻撃!」
魔界劇団ワイルド・ホープATK1600→2100
ブレイクソードは僅かながらの抵抗も虚しくその巨腕に握り潰される
不審者2LP3500→500
「ぐわああぁぁぁぁぁ!!」
ブレイクソードが破壊されると衝撃波が奴のゴーグルとマフラーを飛ばされた
奴の顔が明らかにって……
「「「「「遊矢/ユーゴ/ユーリ!!?」」」」」
私たちの下に晒された奴の顔はユーリや遊矢、そして前にリンに見せてもらった幼馴染のユーゴと瓜二つだった
「誰だそいつらは?俺はユートだ」
ユート……恐らくユートは……
「それよりも君たちは俺に似た奴を知っているのか……?」
「ああ、お前に似た奴が4つの次元にそれぞれ存在する」
「……なぜおまえはそこまで知っているんだ?やはり……「だから違うって言ってるだろ!少々訳ありなんだよ!話なら後でいくらでも聞いてやる!」……本当か?「ああ!」ならデュエルの続きだ。破壊されたブレイクソードの効果!墓地から
「
「ならビッグ・スターでサイレントブーツを攻撃!」
ビッグ・スターの魔法を前にサイレントブーツは抵抗する間も無く破壊された
「ティンクル・リトルスターでラギッドグローブを攻撃!」
リトルスターが突進するとラギッドグローブはそのまま破壊された
「二体目のビッグ・スターでダイレクトアタックだ!」
「ッ!させるか!
ビッグ・スターの魔法がユートに放たれるが出現した磁石の力によって防がれる。
「……ならティンクル・リトルスターでウロング・マグネリングを攻撃だ!」
「なんだと!?そのモンスターの攻撃は終わった筈だ!」
「ティンクル・リトルスターは一度のバトルフェイズに相手モンスターに3度まで攻撃できる!行け!」
……だがリトルスターの再突進で磁石は破壊された
「ワイルド・ホープでダイレクトアタックだ!」
「クッ!
「ティンクル・リトルスターでウロング・マグネリングを攻撃!」
ワイルド・ホープの銃撃は止められたがティンクル・リトルスターの突進によってウロング・マグネリングはまたもや破壊された
「メインフェイズ2に入る。俺はレベル7のビッグ・スター二体でオーバーレイ!」
「なんだとっ!!?」
ビッグ・スターが足元に現れた渦の中に飛び込むとその中から光のエネルギーが溢れ出す
「黒き古の力を受け継ぎし竜よ。聖なる炎とともに舞い降りろ!エクシーズ召喚!
現れろ!
現れたのは何度も私を敗北に誘った紅き眼を持つ黒竜
「レッドアイズだと!?そのカードはエクシーズ次元でも持っている者は少ないレアカード……!何故お前が持っている!?」
やはりあのカードは相当な価値のカードか……効果がレッドアイズデッキでなくても強力すぎるからな……でもシンゴってそんなこと関係なしにカードを沢山持っているんだよな……
「俺はカードを3枚伏せてターンを「エンドフェイズ時に非常食を発動!このカードは発動時にカードをコストにする効果、よって王宮の勅命を墓地に送ることで効果を発動できる!王宮の勅命を墓地に送ってライフを1000回復ッグワアアァァ!!」終了する」
ライフを回復したもののレッドアイズの炎がユートの残り少ないライフを削る
ユートLP500→1500→1000
「ッ!俺のターン、ドローォォ!俺は魔法カード一時休戦を発動!このカードの効果で次の相手ターンのエンドフェイズまでお互いが受けるダメージを0にしてお互いに1枚ドローする!ドローした命削りの宝札を発動!このターンの特殊召喚を封じて、エンドフェイズに手札を全て捨てるがデッキから3枚ドローできる! 3枚ドロー!更に俺は墓地のラギッド・グローブを除外してデッキから
一時休戦を使われたか……
「俺のターンドロー。ペンデュラムスイッチの効果でワイルド・ホープをPゾーンに移動!そしてダブル・サイクロンを発動!ペンデュラムスイッチとお前の右端の伏せカードを破壊する!」
2つの竜巻によりペンデュラムスイッチと伏せカードが破壊される。破壊されたのは
「
沢渡シンゴ3→5→4→6
「3枚も手札を増やしただと!?」
「これで仕上げだ!神秘の中華鍋を発動!デビル・ヒールをリリースしてライフを3000回復ぅ!」
沢渡シンゴLP850→3850
デビル・ヒールがリリースされて灯された光によってシンゴの傷が癒えていく。
それにしても……手札を増やすばかりかライフの回復までするとは流石としかいえない
「ここからは俺様のステージだ!魔界劇団カーテンライザーをPゾーンにセッティング!カーテンライザーのP効果!自分フィールドにモンスターが存在しない時、特殊召喚できる。来い!カーテンライザー!」
魔界劇団カーテンライザー「ケケケ!」
ATK1100
「そしてカーテンライザーの効果!デッキから魔界台本を墓地に落とすことでエクストラデッキの表側表示の魔界劇団を手札に加えられる!俺はデッキから火竜の住処を墓地に落としてデビル・ヒールを手札に戻す!更に更にぃ!ファンタスティックシアターの効果!手札のデビル・ヒールとオープニング・セレモニーを見せて、デッキから魔界の宴タ目を手札に!そして手札に戻したデビル・ヒールとサーチしたファンキー・コメディアンでペンデュラムスケールをセッティング!」
何度も描かれる魔界のアークは自然とアイツの場にモンスターが集まっていくように見える
「これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!再び揺れろ!ペンデュラム召喚!エクストラデッキから蘇れ!メローマドンナ!コミック・リリーフ!ティンクル・リトルスター!手札から2体目のメロー・マドンナ!魔界の宴タ目を発動!カーテン・ライザーをリリースしてオープニング・セレモニーをセット!更にメロー・マドンナの効果でデッキからワイルド・ホープを特殊召喚!オープニング・セレモニー発動!ライフを2500回復っ!」
魔界劇団メロー・マドンナ ATK1800
魔界劇団コミック・リリーフATK1000
魔界劇団メロー・マドンナDEF2500
魔界劇団ティンクル・リトルスターATK1000
魔界劇団ワイルド・ホープATK1600
沢渡シンゴLP3850→6350
遂にライフが初期値を上回った。ユートも流石にこの光景に驚愕を隠せない
「更にワイルド・ホープをリリースして魔界の宴タ目の効果発動!墓地の火竜の住処をセットする!!ティンクル・リトルスターを対象に発動!このターン、リトルスターが相手モンスターを破壊した時、相手のエクストラデッキのカードを3枚除外させる!」
「なに!?」
「そしてメロー・マドンナをリリースしてトラップカードオープン!ナイトメア・デーモンズ!お前の場にナイトメア・デーモン・トークンを3体特殊召喚!」
更にナイトメアデーモンズがユートの場に召喚された。ダメージは受けないが……
「お次はファンキー・コメディアンのP効果!もう一体のメロー・マドンナをリリースしてその攻撃力分、リトルスターの攻撃力をアップさせる!」
魔界劇団ティンクル・リトルスター ATK1000→2800
「行くぜバトルだ!「させるか!威圧する咆哮!このターンの攻撃を封じる!」カウンター罠、魔宮の賄賂!無効に!「なっ……!」ティンクル・リトルスターでナイトメアデーモントークン3体を攻撃!マジカルシューティングバースト、サンレンダァ!」
リトルスターの乗っている星が光を放つとナイトメア・デーモン・トークンは破壊された。
ていうか技名ダサいな……
「さあ!破壊したカードは3枚!よって9枚のカードを除外してもらおうか!」
「おのれ……!」
ユートのエクストラデッキから9枚のカードが除外されていく。ヴェルズ・ウロボロス2枚、インヴェルズ・ローチ2枚、
「最後にティンクル・リトルスターをリリースして墓地の魔界台本オープニング・セレモニーをセットする!カードを1枚伏せてターンエンドだ」
「俺の……ターン!!ドロー!……なら!2枚伏せて命削りの宝札を発動!3枚ドロー!1枚伏せて、サイクロンを発動!ファンタスティックシアターを破壊!エンドフェイズにダスディローブを墓地に送る。ターンエンドだ」
ユートは……まだ諦めていないのか……!?
「俺のターンドロー!このスタンバイフェイズにコミック・リリーフのコントロールはお前に移る!「なっ……!?」そしてコミック・リリーフのコントロールが相手に移った時、元々の持ち主は場のセットされた魔界台本を1枚破壊できる。オープニング・セレモニーの効果で3枚ドローだ!何度でも揺れろ!ペンデュラム召喚!来い!ティンクル・リトルスター!そして二体のメロー・マドンナとワイルド・ホープ!そしてセットしてあったオープニング・セレモニーを発動!ライフ2500回復ぅ!」
魔界劇団メロー・マドンナDEF2500
魔界劇団メロー・マドンナDEF2500
魔界劇団ワイルド・ホープATK1600
魔界劇団ワイルド・ホープATK1600
魔界劇団ティンクル・リトルスターATK1000
沢渡シンゴLP6350→8850
……ここまでライフが回復すると勝ち負け以前に凄いな
「レベル7のメロー・マドンナ2体でオーバーレイ!
再び燃え上がれ!
「2枚も持っているのか!?」
それについては私も驚愕を隠せなかった。この次元でも50万はするからな……
「まだまだあ!俺は手札のプリティ・ヒロインを通常召喚!」
魔界劇団プリティ・ヒロイン「キャハ☆!」
ATK1500
「俺はここで罠カードピケルの魔法陣を発動!このターン俺は効果ダメージを受けない!」
なるほど、レッドアイズの効果に対策したというわけか
「そう来たか……だったらファンキー・コメディアンのP効果!ティンクル・リトルスターをリリースしてプリティ・ヒロインの攻撃力に加える!そして火竜の住処をプリティ・ヒロインに発動!更にレベル4のワイルド・ホープ二体でオーバーレイ!闇より来たれ!深淵に潜む者!そしてORUを使って効果発動!このターンお前は墓地からカード効果を発動できない!」
魔界劇団プリティ・ヒロインーATK1500→2500
深淵に潜む者ATK1700
なるほど……墓地効果への対策か
「行くぜ!バトルだ!プリティ・ヒロインでコミック・リリーフを攻撃!」
「永続罠安全地帯!コミック・リリーフに耐性をつける!」
ステッキをチョイとぶつけたプリティ・ヒロインはコミック・リリーフは痛がるそぶりを見せないので涙目になる。それを見たコミック・リリーフは慌てて苦しむふりをして倒れる。なんだこれ?
でも……
「ふ、フフフッ!アハハハハハハ!」
こんなどうしようもなくしょうもないことが自然と笑えてくる。不思議だな……前の私なら「巫山戯るな」と返したはずなのに……
「「フッ……!アハハハハハハハハ!!」
ユートやシンゴもそれに釣られて笑い出す。
本当は私も弱かったんだな……いや、弱くなったというべきか。
でもむしろ誇りに思える。こんなにも幸せなのだから……
「フハハハハ……!!あー……!しょーもないはずなのに笑えた……!でも楽しいだろ?デュエルは恐怖も与えられる。でも笑顔だって与えられるんだ」
「ハハハッ……ああ……!(ああそうか。瑠璃……君がデュエルで笑顔をと言った意味は……)」
ユートの眼はなにか吹っ切れたように見えた。シンゴが……アイツを笑顔にしたんだな……やっぱりスゴいな、アイツは
「だが勝ちは譲らないぜ!(しかしコミック・リリーフの戦闘で発生する自分へのダメージは0になる……安全地帯は攻撃表示モンスターにしか対象にできない。守備表示で出すべきだったな)」
「それは俺もだ!罠カードオープン!デモンズチェーン!レッドアイズの効果は無効になり攻撃できない!更に発動!
「なら俺はプリティ・ヒロインをリリースしてオープニング・セレモニーをセットしてターンエンドだ!」
「俺のターン、ドロー!「この瞬間、コミック・リリーフのコントロールは俺に移る。だが俺は破壊効果は使わない」マジック・プランターを発動!安全地帯を墓地に送り2枚ドロー!」
「……安全地帯が場を離れたことでコミック・リリーフは破壊される」
「墓地の
「ブレイクソードの効果!ORUを一つ使ってブレイクソードと魔界の宴タ目を破壊!」
ブレイクソードが再び駆けてその大剣を振るうと魔界の宴タ目は破壊される。
「破壊されたブレイクソードの効果!墓地からラギッドグローブとサイレントブーツをレベルを1つ上げて特殊召喚!そしてレベル4となったラギッドグローブとサイレントブーツでオーバーレイ!」
混沌の渦から現れるのは凄まじい威圧を放つ反逆の牙
「漆黒の闇より、愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今降臨せよ!エクシーズ召喚!現れろ!ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!」
黒き反逆の竜はフィールドに雄叫びを轟かせる。
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンATK3500
「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの効果!ORUを2つ使い、深淵に潜む者の攻撃力を半分にしてその数値分、このカードの攻撃力をアップさせる!トリーズン・ディスチャージ!」
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンATK3500→4530
深淵に潜む者 ATK1700→850
なぜレッドアイズに使わない!?まだ何かあるというのか!?
ユートの方も残りの手札を見るがなにか戸惑っているような気がする。
「どうした?まだ何かあるんだろ?なら使ってこいよ」
「ッ!?……何故だ?君は……怖くないのか?このデュエルが」
そうか……リアルダメージが発生するこのデュエルに対して迷っているのか……
「……そりゃあ怖いさ」
「なら「でもな。楽しいんだよ。どうしようもないぐらい。怖いよりなにが来るのかってワクワクが勝っちまうんだよ」……」
ハ……?
「…………「どうしようもないバカだろ?でもいいんだ。だってデュエルは最高なんだから」……」
ユート……?と思った次の瞬間
「フッ……アハハハハハハハハ!!確かにバカだ!最高のデュエルバカだ!」
「っておい!そこまで言うか!?」
ハァ〜……そういやシンゴはこんな奴だったな……バカやって人から笑われるっていうぐらいの。
でも……あんなバカだから私もリンもアイツが好きなんだろうな……
「そうか!なら全力で行かせてもらう!後悔するなよ!(君は紛れもなくデュエルバカだな。今更かもしれないがそんな君がアカデミアとは思えないよ。だからこのデュエル……全力で楽しむ!そして君に勝つ!)俺は速攻魔法、RUM
ランクアップだと!?
「なんだと!?」
「マジかよ!?」
「そんなのアリか!?」
柿本たちが驚いている間に全身が稲妻に包まれた反逆の竜は変化を遂げていく。プリズムのように結晶化した身体がひび割れていきその姿を現す
「煉獄の底より、未だ鎮まらぬ魂に捧げる反逆の歌!永久に響かせ現れろ!ランクアップ!エクシーズチェンジ!出でよ!ランク5!ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン!」
骨のような装甲をした胸部にダーク・リベリオンよりも枝分かれしている翼を翻して鎮魂の竜は咆哮を轟かせる
ダーク・レクイエム・エクシーズドラゴンATK3000
「ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴンの効果!1ターンに1度!ORUを一つ使い!相手モンスター1体の攻撃力を0にして、そのカードの元々の攻撃力分ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴンの攻撃力をアップさせる!レクイエム・サルベーション!」
広げた翼に宿した水晶から放出されたエネルギーが
ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴンATK3000→5800
「クッ……!」
「バトルだ!ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴンで
ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴンが夕暮れの空に飛び立ち、その翼を再度広げる。
枝分かれした翼に歪なステンドグラスを形作るように虹色の光が灯されていく。
そして最大まで輝きを宿した翼を翻し、
「鎮魂の!ディザスター・ディスオベイ!」
その牙は動く力を奪われた黒竜を葬るには充分過ぎた
「ぐっ……!!ぐわああぁぁぁぁぁ!!!」
シンゴ……!!止めたい……!辞めさせたい……!でもダメだ……!これは……二人の戦いなのだから……
シンゴは吹き飛ばされながらも体勢を立て直して受け身を取ってダメージを減らす
沢渡シンゴLP8850→3050
「対象モンスターが場を離れたことでデモンズチェーンは破壊される。俺は墓地のサイレントブーツを除外してデッキから
「俺の……ターン!ブラック・ホール!全てのモンスターを破壊する!」
「罠カードオープン!
ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴンATK5800→6300
破壊を無効にされたばかりか攻撃力も上げられた……この状況は厳しいな……
「……俺は召喚僧サモン・プリーストを召喚!効果で守備表示になる!手札の魔法をコストにデッキからカーテン・ライザーを特殊召喚「その効果にチェーンしてダーク・レクイエムの効果!ORUを一つ使い相手モンスターの効果を無効にして破壊する!」クッ……!」
あのドラゴンにはそんな効果もあるのか!?
「そして墓地のダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンを特殊召喚!」
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンDEF2000
その上蘇生まで!?
「カステルを出されると防ぎきれないからね」
確かに……除外するカステルの効果は今までのデュエルで見たところユートのカードでは防げそうにないからか
「まだだ!ブラックホール!全てのモンスターを破壊する!」
2枚も持っていたのか!?すごいドロー運だな……
「ッ!なら墓地の
そんな!二度も凌ぐなんて!
「だったら……ペンデュラム召喚!来い!エクストラデッキからプリティ・ヒロイン!ティンクル・リトルスター!「させない!神の宣告!ライフ半分をコストに召喚を無効にする!」…………」
ペンデュラム召喚まで無効にされた!?召喚を無効にされたモンスターたちは墓地に送られる。これでは……
ユートLP1000→500
「…………ありがとう」
「なに……?」
「俺の勝ちだ!「!!?」俺は揺れる眼差しを発動!」
なっ!?
「なんだとっ!?」
「効果でデビル・ヒールとファンキー・コメディアンを破壊してデッキからワイルド・ホープを手札に!そして500のダメージだ!」
「なっ……」
ユートLP500→0
振り子から発せられた衝撃波によってユートは尻餅をつく
シンゴが……勝ったのか……?
あまりにも静かな決着に皆、言葉も出ない
「……そうか。君は俺が妨害札を持っていることを読んでいたわけか……」
まさか……シンゴは何かしらの方法でモンスター効果や除去が無効になることを読んでいたのか!?
「っ……つうても神の宣告じゃなきゃちょっとばかし不味かったってのもあったから一か八かの賭けだったけどな」
……やっぱりスゴいな
「色々あったが……楽しかったぜ」
シンゴが倒れているユートに手を差し伸べる
「……あぁ、俺もだ」
ユートは笑って差し出された手を掴んで起き上がる
「じゃあ君たちが知っていることを話してくれないか?あっ、隼にはちゃんと説明しておくよ」
「別にいいけど……じゃあ俺の家に行こう「悪いがそれは私の元でしてもらいたいな」ッ!」
なっ!?
いつの間にか十数人に囲まれていた私たち
よく見てみると彼らはLDSのバッジをしていた
それにアイツは……
「……赤馬零児か」
「久しぶり……かな?セレナ。そして初めましてMr.沢渡」
「……天下のLDS社長さんが俺のような一市民になんの御用でしょうか?」
シンゴ……警戒を露わにしすぎだ……
「フッ、そう警戒してもらわなくてもいい。私がここに来たのはそこの彼らとの接触したかった……という建前はよそうか。君たちに会いに来たのだよ。沢渡シンゴ」
なにだ……?なにが目的だ……?
「その様子にユートたちに会いに来たところを見ると大方アカデミアのことをアンタは知ってそうだな」
「ふむ。君は洞察力が高いようだな。まあ、その通りだ。事情がわかっているのならついてきてもらいたいのだが……」
……どうあっても逃がしたくないようだな
「……ふぅ。わーったよ!俺たちとしてもアンタと協力関係を結んだ方が得があるしな!ついてってやるよ」
「感謝する。Mr.沢渡」
「あ、あと一人呼びたい奴がいるんだがいいか?」
「わかった。その人物の元に迎えを寄越そう」
これが私たちと赤馬零児の関係の始まりだった