帝国は異世界でも無双します 作:RIM-156 SM-2ER
それと今回は新兵器が多すぎて、あとがき欄では描き切れなそうなので、あとで別で設定集出します。
では、本編どうぞ
帝国帝都ベルン 首相官邸地下危機管理センター
帝国の現首相であるヒトラーは、知らせを受けるとすぐさま危機管理センターに向かった。すでに国防相や外務相をはじめとする閣僚や官僚が集まっていた。
「現在の状況を教えてくれ・・・・」
短期間にいろいろなことがありすぎた。世界一の大国である帝国の首相たる帝国首相にはそこらの国の首相よりも多くの情報が入ってくる。しかも今回は事前のマニュアルにはない異常事態が短期間に発生した。ヒトラーはその情報を聞き精査するだけでも相当疲れたらしい。
するとヴェルナーが口を開く。
「私から報告しよう。本日0時。帝国、ルーシー帝国、協商連合、合州国の4か国で空が急に白く光るという現象が起こった。その後、フランソワ、ダキア、イルドアとの国境を警備していた部隊から3か国の国土が確認できないとの報告があり、代わりにそれらには海が広がっていたということだ」
「それがどういうことかわかりやすく説明してくれ・・・・」
ヒトラーの言葉にヴェルナーは肩をすくめるしかなかった。
「これ以上どうわかりやすく説明しろと?わからないものは仕方がない。いま空軍と海軍の作戦航空機を使って情報収集にあたっている。何かわかったらすぐに報告する」
「わかった。・・・・とにかく3か国との連絡は取れるんだな?国内で連絡の取れない場所などはないか?」
すると横にいた内務大臣のフリックが首を横に振った。
「幸い、現在のところ国内すべてと連絡が取れています」
「それだけは救いだな・・・・」
一安心したようにヒトラーはため息をつく。しかし、その横で相変わらず厳しい顔をした産業大臣のアルベルト・シュペーアは首を横に振った。
「首相、まだ安心できませんよ。旧植民地との連絡は取れておらず、レアアースの供給先を見つけなくてはなりません」
「農務省としても同じです。流通制限を行い、代用品を普及させれば長期的に持たせることは可能ですが、食料品の供給先を早急に見つけ出す必要があります」
農務大臣のリヒャルトもシュペーアに同意する。すると、代用品に興味を持ったヴェルナーが、リヒャルトに話しかけた。
「代用品というと?」
「今、農務省の有識者会議で案を出させている。今のところ出ている案では小麦の代わりに、我が国でも十分供給可能なジャガイモを使ったパンや、タンポポやドングリを使った代用コーヒーなんかがあると聞いている」
ヴェルナーは一度頷くと、ヒトラーの方をすぐに向いた。
「周辺の調査が完了次第、直ちに周辺諸国と国交を開設する交渉に移りましょう」
余りの必死さに、外相のリッベントロップが困惑する。
「まて、なぜそんなに急いでいる。まずは互いの理解を深めるところから・・・・」
「事は急を要するのです。食糧やレアアースは国の存続にかかわります。可及的速やかに、行動に移しましょう」
ヴェルナーの脳裏にあるのは、代用品を流通させてはならないという謎の使命感であった。するとヒトラーがこくりと頷いた。
「リッベントロップの言う事にも一理あるが、ヴェルナーの言う事も正しいと思う。我々は急がねばならん。特にレアアースは、軍需品だけでなく民間の工業製品にも必要なものだ。ただ、万が一があってはかなわん。ヴェルナー、軍の方で護衛部隊を編成しておいてくれないか?」
「わかりました。至急、特殊部隊を含む護衛部隊を編成します」
ちょうどその時であった。会議室の扉が勢いよく開かれ、空軍の軍服を身にまとった一人の士官が中に入ってきた。
「か、会議中失礼します!さきほど空軍作戦航空艦隊群*1司令部より連絡があり、航空機による偵察で陸地を発見したと・・・・」
「なに?位置は?」
ヴェルナーの問いに空軍士官は答える。
「ノイデンブルクより南方約1000km地点とのことです。文明の存在が確認でき、穀倉地帯も確認しました」
まさかの報告に会議室がざわめく。今の帝国に必要なもの、資源と食料。そのうちの一つが解決される可能性があるのだ。ざわめくのも無理はない。
ヴェルナーはヒトラーの方を向く。
「至急、外交官を派遣して、国交開設交渉に移るべきだ。護衛部隊は至急編成する」
「農務省としても同意見です。食糧確保は早いに越したことはありません」
リヒャルトからの援護射撃もあり、ヒトラーは彼らの提案を受け入れることにした。
「そうだな。リッベントロップ、至急、外交官を選定してくれ。ヴェルナーはあらゆる事態に対応できる護衛部隊の編成を頼む。そのほかの省庁も可能な限り、協力するように」
3日後には外交官4名、情報省職員2名、言語学者4名他、各省庁から派遣されてきた人員を含む30名ほどの使節団が編成。
護衛部隊としてグロス・ライヒ級戦艦*2 6番艦「カイザー・バルバロッサ」とヴェルナー・フォン・ルントシュテット級航空母艦*3 1番艦「ヴェルナー・フォン・ルントシュテット」を中心とし、デアフリンガー級大型巡洋艦*4 1番艦「デアフリンガー」他アドミラル・ヒッパー級防空巡洋艦*5 2隻、ハンブルク級ミサイル駆逐艦*6 2隻、ブレーメン級駆逐艦*7 12隻、U1927級潜水艦*8 2隻からなる計21隻の大艦隊と83機の航空機、帝国特別作戦軍
最大排水量/基準排水量:121,800トン/112,100トン
全長/全幅:330m/39m
速力:33ノット
武装:Ask.26(Askは対艦砲。26は採用年下二桁) 45口径50.8㎝3連装砲3基 9門
Fsdk.26(FSdkは対空対艦両用砲) 50口径15.5cm3連装砲2基 6門
Szsr.26 ブリッツ艦対艦ミサイル4連装発射機(Mk.141ミサイルランチャーに酷似)4基 16門
Mafk.30 ミョルニル巡航ミサイル4連装装甲発射機(Mk.142ミサイルランチャーに酷似)8基 32門(もともと12基あったブリッツの発射機のうち8基を取り外して、切り替えたもの)
Fsdk.24 40口径127㎜連装両用砲4基 8門
Fsdk.23 56口径88㎜連装両用砲4基 8門
Bslr.29 ヴィルベルヴィント個艦防御用艦対空ミサイル8連装発射機(Mk.29ミサイルランチャーと酷似)6基 48門(Fsdk.23を4基とFsdk.24を2基撤去して代わりに搭載)
Nvs.27 30㎜ガトリング砲搭載接近防空システム(ファランクスの30㎜バージョンのような物)8基
Flak.22 20㎜単装機関砲(史実のFlak38。不審船対処用)10基
MG13 13㎜連装重機関銃(M2ブローニングのライセンス生産バージョン。不審船対策用)30基 60門
乗員:3,700名余
搭載機:Auh.28A/M 対潜ヘリコプター4機(艦最後尾のAsk.26を1基撤去し、ヘリコプター運用可能なヘリポートを設置)
同型艦:1番艦「グロス・ライヒ」
2番艦「カイザー・ヴィルヘルム2世」
3番艦「カイザー・ヴィルヘルム1世」
4番艦「カイザー・フリードリッヒ3世」
5番艦「フリードリッヒ・デア・グロッセ」
6番艦「カイザー・バルバロッサ」
7番艦「グローサー・クルフュルスト・フリードリッヒ・ヴィルヘルム」
8番艦「ケーニッヒ・フリードリッヒ・ヴィルヘルム1世」
余談:当初、20インチ砲を持つ本型の派遣には「脅迫外交になる」として反対するものが多くいたものの、海軍のある将軍がヴェルナーに直談判した結果、派遣が決まった
最大排水量/基準排水量:74,600トン/101,000トン
全長/全幅:335m/86m
速力:33ノット
武装:Nvs.27 30㎜ガトリング砲搭載接近防空システム4基
MG13 13㎜連装重機関銃12基 24門
乗員:4700名余
搭載機:K.28A/M 単座戦闘機×36機(うち4機は予備機)
Jb.27B/M 戦闘攻撃機×18機(うち2機は予備機)
Fdl.25C/M 早期警戒機×5機(1機は予備機)
Auh.27A/M 対潜ヘリコプター×14機(2機は予備機)
同型艦:1番艦「ヴェルナー・フォン・ルントシュテット」
2番艦「ゲルハルト・フォン・シャルンホルスト」
3番艦「ブルダー・ライト」(ドイツ語でライト兄弟)
4番艦「フェルディナント・フォン・ツェッペリン」
最大排水量/基準排水量:21,400トン/19,100トン
全長/全幅:170m/27m
速力:35ノット
武装:Asf.24 55口径20.3㎝3連装砲3基 9門
Szsr.26 ブリッツ艦対艦ミサイル4連装発射機2基 8門
Fsdk.24 40口径127㎜連装両用砲6基 12門
Fsdk.23 56口径88㎜連装両用砲6基 12門
Bslr.29 ヴィルベルヴィント個艦防御用艦対空ミサイル8連装発射機6基 48門(Fsdk.23を6基撤去して代わりに搭載)
Nvs.27 30㎜ガトリング砲搭載接近防空システム6基(Flak.24を6基撤去して設置)
Flak.24 40㎜連装機関砲(不審船対処用)6基 12門
MG13 13㎜連装重機関銃(M2ブローニングのライセンス生産バージョン。不審船対策用)15基 30門
Aut.29 324㎜3連装短魚雷発射管4基
乗員:1800名余
搭載機:Auh.27A/M 対潜ヘリコプター2機(艦最後尾の水上機運用スペースを改良)
同型艦:1番艦「デアフリンガー」
2番艦「リュッツオウ」
3番艦「ヒンデンブルク」
4番艦「ザイドリッツ」
最大排水量/基準排水量:18,100トン/16,600トン
全長/全幅:207m/23m
速度:35ノット
武装:Fsdk.24 50口径15.5cm連装砲4基 8門
Szsr.26 ブリッツ艦対艦ミサイル4連装発射機2基 8門
Fslr.30 シート艦隊防御用艦対空ミサイル2連装発射機(Mk.26に酷似) 2基(Fsdk.24を2基撤去して設置)
Fsdk.23 56口径88㎜連装両用砲6基 12門
Bslr.29 ヴィルベルヴィント個艦防御用艦対空ミサイル8連装発射機5基 40門
Nvs.27 30㎜ガトリング砲搭載接近防空システム4基(Flak.24を4基撤去して設置)
Flak.24 40㎜連装機関砲2基 4門
MG13 13㎜連装重機関銃15基 30門
Aut.29 324㎜3連装短魚雷発射管4基
乗員:1,100名余
搭載機:Auh.27A/M 対潜ヘリコプター2機(艦最後尾の水上機運用スペースを改良)
同型艦:1番艦「アドミラル・ヒッパー」
2番艦「アドミラル・シェーア」
3番艦「プリンツ・オイゲン」
4番艦「フリードリヒ・カール」
5番艦「フュルスト・ビスマルク」
6番艦「グナイゼナウ」
7番艦「ブリュッヒャー」
8番艦「プリンツ・アーダルベルト」
9番艦「プリンツ・ハインリヒ 」
10番艦「シュトッシュ」
11番艦「アルブレヒト・フォン・ローン」
12番艦「モルトケ」
最大排水量/基準排水量:5,200トン/3,900トン
全長/全幅:145m/16m
速度:37ノット
武装:Fsdk.30 54口径127㎜単装両用砲1基 1門
Fsdk.23 56口径88㎜連装両用砲1基 2門
Szsr.26 ブリッツ艦対艦ミサイル4連装発射機2基 8門
Fslr.30 シート艦隊防御用艦対空ミサイル単装発射機(Mk.13ミサイルランチャーに酷似) 2基
Bslr.29 ヴィルベルヴィント個艦防御用艦対空ミサイル8連装発射機1基 8門
Uar.30 シーシュラゲ対潜ミサイル8連装発射機(アスロック発射機に酷似)1基
Nvs.27 30㎜ガトリング砲搭載接近防空システム2基
MG13 13㎜連装重機関銃4基 8門
Aut.29 324㎜3連装短魚雷発射管2基
乗員:260名
同型艦:「ハンブルク」以下4隻が就役、2隻が艤装中、6隻が建造中、4隻が計画中
最大排水量/基準排水量:5,200トン/3,900トン
全長/全幅:145m/16m
速度:36ノット
武装:Fsdk.24 40口径127㎜連装両用砲2基 4門
Szsr.26 ブリッツ艦対艦ミサイル4連装発射機2基 8門(1基あった3連装魚雷発射管を撤去して設置)
Bslr.29 ヴィルベルヴィント個艦防御用艦対空ミサイル8連装発射機1基 8門(Fsdk.24を1基撤去して設置)
Nvs.27 30㎜ガトリング砲搭載接近防空システム4基
MG13 13㎜連装重機関銃11基 22門
Aut.29 324㎜3連装短魚雷発射管2基
Aurk.24 22連装対潜ロケット砲4基
乗員:330名
同型艦:「ブレーメン」他63隻
最大排水量/基準排水量:2,100トン/1,600トン
全長/全幅:87m/8m
速度:17ノット(水中)/12ノット(水上)
武装:533㎜魚雷発射管 4本
(Fut.27 誘導長魚雷、Szsr.26 ブリッツ艦対艦ミサイル)
乗員:80名
同型艦:28隻
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