重々しい扉から出てきた未来の僕と天之河君は、某M〇Bみたいなことをイシュタルさん達にした後、僕たちに事情を説明しくれた。
曰く、召喚されたのは
曰く、この世界の悪状況も
曰く、最終的に
曰く、ほっとくと何をしでかすかわからないし、面倒だから速攻で終わらせに行ってきた。
曰く、さっさと故郷に帰りたい。
と、なにやら物語の序盤で終盤あたりの話をされて衝撃を受けるところなんだけど全く頭に入らない。
だって――
「あうっ! い゛っ!! あ゛っ!! ん゛っ!!」
視界の隅っこで、
未来の僕曰く、「手が離せない時に重度なドMの嫁の相手をさせるために作った」らしい。
クラスの女子の僕を見る目が更に冷たくなって僕の胃がキュってなる。
そのお尻ペンペンされてるエヒト神だけど、だんだん声が色っぽくなってきて僕たち男子は顔を上げられないし、背筋を伸ばして立つこともできない。
今立ったら僕たちはジ・エンドだ。
「あ、あの話に集中できないんで、その彼女(?)へのお仕置きは一旦やめないか?」
よく言ったむしょk――じゃなかった天之河君!!
「随分と甘いこと言うな昔の天之河。言うならば
「それでも女性に、それもこんな小さな子供に手荒な真似を…」
「ああ、それ中身は幼女好きなクソジジイだぞ。好みの幼女が居たら身体を乗っ取ろうとしたり、自分の思い通りにならなかったら
え、そうなの? という僕らの視線が幼女(in エヒト神)に向く
「い゛っ!! べ、べつに゛ぃ!! 幼女がすきな゛っ!? わけじゃぁっ!!!!!」
「ポチっとな」
「アバババババババババ!!!!???」
「好きなんだよな?」
「は、はいぃっ゛! この身体がぁっ! 大、好きぃっ!!」
「だ、そうだ」
爽やかな笑顔を向ける未来の僕。
もう、ドン引きなんですけど!? いったい何があったらそんな風になるんの!?
う゛っ、い、胃がぁぁあ……
「何って……無理矢理異世界に呼ばれたと思ったら無能の烙印を押され、非戦闘職なのに何故か戦わされ、ひやm―クラスメイトの裏切りで奈落の底に突き落とされ、魔獣の襲撃に何度もあったうえに腕を食われ、孤独と圧倒的な暴力に心が折れて、復讐心だとか理不尽に対する怒りで色々と吹っ切った結果だが?」
そりゃ性格変わるね!?
あと、檜山君の名前隠しきれないからね!!!
「ついでにばらすが
ドチクショウッ!!!???
「…まぁ、どうしてもてんなら、席から立って止めに行けばいいだろ?」
「「「「「「「いえ、このままでいいです」」」」」」」
多少落ち着いたとはいえ、まだまっすぐ立てない僕たち男子の総意だった。
「マスター」
未来の僕らからの話が進むなか(幼女の悲鳴つき)、ふとリンとした声が響いた。
声がした方を向くと、いつの間にか開いた扉から綺麗な女性が、銀髪に整った顔をしたシスターが歩いてきていた。
「よく来たノイントぉっ!⁉? 早く゛っ!! ごいづを殺せっ゛っ!! 私を゛っ!! 助けろ゛っ!!」
敵っ!!⁉?
とっさに身構える僕たちだったけど、例のシスター…ノイントさんは僕たちの事は一切気にせず真っすぐ歩いていき
「マスター、城内に居た信者の洗脳の解除及び事情説明を終えました」
「ご苦労」
未来の僕に臣下の礼をとった
「ノイントォッっ!⁉?」
まさかの部下の裏切りにエヒト神の驚愕と怒声の声が部屋に響く。
「何故だぁっ!⁉? 何故、裏切ったっ!⁉? ノイントォっ!⁉?」
「裏切っておりません。今でも私は
『敬愛する上司を可愛い幼女にして一生お世話したくないか?』
「――と提案を受けましたので、それを飲んだだけですので誓って裏切っておりません」
「ノイントォッっ!⁉?」
世間一般でそれを裏切りっていうんですよ。
この後の出来事は、色々ありすぎたので纏めて話そう。
<謝罪>
洗脳やら記憶やらが戻った王国並びに協会のお偉い人たちが慌てて僕らの居る部屋に駆けつけて
「「「「「この度は、誠に申し訳ありませんでした」」」」」」
一斉に土下座を始めた。
謝罪の内容を簡潔にまとめると『自国の問題を他世界の、それも幼い子供に委ねるとかマジないですよね』といった感じ。
とりあえず、僕たちが帰還するまでの生活と安全と資金の保証、帰還方法の模索を約束してくれた。
<使徒、襲撃>
謝罪を受け入れてお偉いさん方が立ち去ろうとしたとき、伝令兵が慌てて駆けつけてきた。
『報告!! 空を覆いつくすような数の銀色の人型が現れました』
その報告に僕らは呆然とし、
「m9(^Д^)プギャー!! 随分とちょうしに乗ってくれたなクズ共が!! もうお前らはおしまいだ!! やってしまえ我が子らよ!!」
とエヒト神が吠えた。
けど、
「墜ちろカトンボォオオオオッ!!!」
「「「「ギャァァァアアアア!!!???」」」」
「フハハハハッ!!! 見ろ神の使徒がゴミのようだ!!」
万を超える砲門を練成して、空を飛ぶ女性らを撃ち落とす
「ギャッ1?」
「クッ、こいつ速いどころか認識g―」
「フハハハッ、手緩い、手緩すぎるぞ神の使途よ! もっと私を、
「今です。対象を槍で串刺しに―「フッ、それは私の残像だ」(敵の背後を取りサングラスくいっ入りまーす)―貴様ぁああ!」
「遅い」(クルっとターンからの一閃入りまーす。ポージングに続きまーす)
「あっ―」
「深淵にて安らかに眠るといい」(お辞儀入りまーす。香ばしい匂い入りまーす)
「「「ゴフッ」」」
的確に敵を処理しつつ、ちょくちょく一部生徒の心にダメージを与えてくる
この2名によってあっさりと鎮圧された。
なお、この時未来の天之河君はエヒト神が逃げ出さないように、聖剣をエヒト神のほほにペチペチ当てながら盛大に煽っていた。
その様子はまさにヤクザ! 顔は爽やかイケメンなのにしてることが完全にヤクザとかマフィア!!!
「ぐはっ!?」
天之河君の胃にダイレクトダメージ!!!
……胃薬のむ?
<訓練>
未来の僕曰く、
「このままお前らを帰還させることはできる。だが、今のお前らのクソ雑魚スペックじゃこの先やってけねぇから鍛えてやる」
「だから、選べ」
Aコース
心優しい穏やかな性格な一族を、狂気な笑みを浮かべるムキムキ暗殺集団に変える最短コース
もしかしたら中二病を患うかも?
Bコース
爽やかイケメンによる優しくゆっくりしな
ただし、講師は時折
Cコース
中二病な暗殺者が分裂しまくって一人一人をみっちり指導する〇せんせーコース。
かたぐるしいだけじゃない。ちゃんとした
「「「さぁ、どれにする?」」」
この選択に僕らは……
<それから・・・>
色々とあったけど、無事に地球へと帰還した僕ら。
再び、平穏な日々を送れる。
そう思っていたのだけれど―――
「召喚陣が出たぞ!!!」
「ッチクショウ!!!」
「ちょ、おま、こっち来んな天之河!!!!」
「嫌だ!! 南雲も一緒に来てくれ!! お前が頼りなんだ!!!!」
「ふざけんなあああ―――――」
こうして時折、天之河の召喚に巻き込まれてる。
とりあえず、現地についてら一発ぶん殴ってやる。
今日もそう誓うのであった。
すごい投げやりな形になりましたが、これにて終わりになります。
色々書きたいネタとかあったのですが、うまくまとめられる気がせず、だらだらと先延ばしにするのもなと思い全てカット。
残りは短編として書けたらなと考えてます。
私のつたない作品に付き合っていただき、誠にありがとうございました。
またの機会がありましたら、よろしくお願いします。
<一応のまとめ>
◆初日(1話)
原作組に加えて未来の勇者と魔王と深淵卿が召喚
それぞれ、天之河が南雲を巻き込んで、道連れだと遠藤を巻き込んだ形になります。
召喚された時も話し合いの席にも遠藤はあいましたが未来組以外には全く認識されません。
◆二日目(2~3話)
さっさと帰りたいから、遠藤に分身&変装させて原作組の護衛と監視を頼み、こっそりエヒト神のもとへ侵入。
◆三日目(4~5話)
準備が整ったので敵の注意を引き付けてもらい一気に終わらせる。