バトルスピリッツ 7 -Guilt-   作:ブラスト

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第2話【罪を背負いし龍達】

 

光黄と一旦別れ、だいぶ人通りの少ない路地に入ると、バジュラのカードを取り出す。

 

「この辺りなら大丈夫だろう。出て来いよ、バジュラ」

 

烈我の言葉に、バジュラブレイズのカードが小型の恐竜のような姿に変化すると、先程まで窮屈だったのか、体を伸ばすような素振りを見せる。

 

『やっぱ実体化した方が伸び伸びできるなぁ』

「じゃぁさっき実体化しなかったのは光黄に気遣ってくれたからか?」

『まぁな、一応俺が選ぶ人間を除いて、他の人間には無闇に姿を見せるなってのは念を押されてるからな』

「誰に?」

『るせぇ、一々説明するのは面倒で嫌いだ。それにお前だってあの女を巻き込むのは嫌だったんだろ? だったらそれでいいだろ』

「それはそうだけど……って嫌々! やっぱ納得できねぇ! さっきの奴らと言い、お前と言い、訳分かんないことが多すぎるんだって!」

『俺については説明してやったろ、そしてさっきの奴らは俺を狙うまぁ盗人だな』

「盗人って、それで片付く奴らなのか?」

『それ以上の事は知らん、無駄な詮索はイラつくだけだ』

「イラつくとかそればっかだなお前、何が起きたのか全然分からねぇじゃんか」

 

「だったらおじさんが説明してあげようかい?」

「『!』」

 

いつからそこにいたのか路地裏に佇む一人の男、フードで顔を隠すその男だが、口振りから察するに事情について把握しているのか、烈我にとって警戒を隠せない。

 

「お前、あいつらの仲間なのか!!」

「さぁどうだかねぇ。けどこっちも情報を渡す上で一つ手合わせをお願いしたい」

「!」

「まぁ細かい話はする必要ないよね。カードバトラー同士ならこっちの方が話が早い」

「いいぜ! やってやる!! お前らの正体やら色々、洗いざらい吐いてもらうからな!」

 

男性はデッキを構え、対抗するよう同じくデッキを構える烈我に薄ら笑うと、ドレイクが使っていたキューブを足元に投げつけると、サークルを描いて二人の周囲を囲む。

 

「「ゲートオープン! 界放ッ!」」

 

 

***

 

 

「さぁ始めようか。先に自己紹介するならおじさんの名はヘル、先行はおじさんからいただくよ」

 

 

────第1ターン、ヘルside。

 

[Reserve]4個。

[Hand]5枚。

 

「まずはバーストセット。これでターンエンドするよ」

 

 

────第2ターン、烈我side。

 

[Reserve]5個。

[Hand]5枚。

 

「俺のターン、煌星第五使徒テティス召喚ッ! そのままアタックだ! アタック時効果で1枚ドロー!」

「なら手札増加後でバースト貰ったよ!」

「!!」

「バーストは聖皇ジークフリーデン! バースト効果で召喚する!」

 

開いたバーストカードを手に取り、高らかに叫ぶ。

 

「凍てつく鋼鉄と紅蓮の炎を合わせし超龍、ジークフリーデン、召喚だ。Lv.2!」

 

氷と炎の柱がフィールドに逆巻き、その中央から両手の砲門を突き出し、飛び出る一体の竜、聖皇ジークフリーデン。

 

「召喚時効果発揮で、デッキから3枚オープン。その中の古竜と武装を持つスピリットを好きなだけ手札に加える」

 

オープンされたカードは上から白晶防壁、モダニックドラゴン、古代怪獣ゴルザ。3枚の内、古竜を持つモダニックとゴルザの2枚が手札に加えられる。

 

「さぁ折角のアタックだけど、それはジークフリーデンでブロックだ」

 

右手の砲台を構えてこちらに迫るテティスに照準を定めるとそのまま放射。その一撃の直撃受け、テティスは破壊される。

 

「ッ! ターンエンド!!」

 

 

────第3ターン、ヘルside。

 

[Reserve]3個。

[Hand]7枚。

[Filed]聖皇龍ジークフリーデンLv.2(2)BP9000。

 

「モダニックドラゴンを召喚! これでアタックステップだ」

「!」

「ジークフリーデン、軽めに小突いてやりな」

 

巨大な翼を羽ばたかせ、烈我へと向かって行くと砲台による射撃は行わず、代わりに腕を掲げて砲台で直接殴りつける。

 

「ライフで受けるッ!!」

「ジークフリーデンはダブルシンボル! ライフを二つ破壊するぜ!」

 

砲台をバリアに叩きつけ、重い一撃が衝撃となって烈我にも伝わる。

 

「うぐっ! 何が、軽めに小突くだ、めちゃくちゃ痛ぇッ!!!

「はは、悪い悪い。まだ加減してくれてる方だとは思うんだけどな」

「何が加減してくれてるだ! 十分効いたわ!」

「ほんと悪かったね。おじさんはこれでエンドだ」

 

悪戯っぽく笑うヘルに対して調子が狂うように頭を掻くが、気を取り直す様に首を振り視線を前に向ける。

 

 

────第4ターン、烈我side。

 

[Reserve]8個。

[Hand]5枚。

 

「ともかくピンチなのは変わりねぇ、何とか立て直さないと! まずは創界神アポローンを配置!」

 

神の名を持つネクサス、創界神(グランウォーカー)

うっすらと半実体化状態のアポローンの姿が烈我の背後に映し出され、その手には矢が携えられている。

 

「配置時に神託発揮! 効果でデッキの上から三枚破棄。その中に系統、「界渡」、「化神」、「星竜」持つコスト3以上のスピリットの数だけコアを乗せる」

 

捲られたカードは、雷皇龍ジークヴルム、龍星の射手リュキオース、レイニードルの三枚。

 

「条件を満たしたカードは2枚、よってコア2個をアポローンに追加。さらにライトブレイドラを召喚して、バーストセット! これでターンエンドだ」

 

 

────第5ターン、ヘルside。

 

[Reserve]3個。

[Hand]7枚。

[Field]聖皇ジークフリーデンLv.2(2)BP9000、モダニックドラゴンLv.1(1)BP3000

 

「メインステップ、古代怪獣ゴルザ、ソウルコアを乗せ、Lv.1で召喚」

 

地面を突き破りながら現れるゴルザ、勇ましく吠えるその迫力はフリーデンにも引けを取らない。

 

「来るなら来い!」

「まっ、そう言ってくれるなら遠慮なく行くよ。ゴルザでまずはアタック! アタック時効果でBP5000以下のスピリットを破壊、さらにソウルコアの力でデッキから1枚ドローだ」

 

額の結晶から放つ光線をライトブレイドラに撃ち込み、直撃を受けてライトブレイドラは破壊される。

 

「相手による自分のスピリット破壊でバースト! 幻影氷結晶!!」

「!」

「破壊されたライトブレイドラは手札に戻し、さらにフラッシュ効果! ジークフリーデンを指定し、このターン、そのスピリットのアタックじゃライフは削られない!」

「やるねぇ。けど、ゴルザのアタックは継続中だよ?」

 

ジークフリーデンを封じ込めるように周囲に広がる氷の結晶。だがアタック中のゴルザの攻撃は止められない。「ライフで受ける!」と宣言すると、そのままバリアに突進し、破壊する。

 

「ぐぅッ!!」

 

烈我の残りライフは2、だがダブルシンボルであるジークフリーデンのアタックではライフを削れない状況の今、これ以上の攻め手はヘルにはない。

 

「参ったねー。モダニックで攻めてもいいんだけど、アポローンの神技(グランスキル)で破壊されるのがオチ。これ以上は攻めきれないね、ターンエンド」

 

 

────第6ターン、烈我side。

 

[Reserve]10個

[Hand]4枚。

 

「俺のターン、手札に戻したライトブレイドラを再召喚! さらにもう一体行くぜ!」

 

手札に掲げる一枚、その一枚はヘルにとっても容易に察しが付く。そのカードは即ち、バジュラブレイズ。

 

「罪を背負いし怒りの竜! 憤怒の炎、烈火で地獄さえも焼き尽くせ! 爆我炎龍バジュラブレイズ、召喚だぁッ!!!」

 

暁の空より降り注ぐ無数の流星、ある一帯を残して地面を抉るように撃ち込まれ、残った舞台の上に飛来する巨大な火球、それはすぐさま炎を振り払い、振り払った炎を拳に宿す龍の姿こそ、バジュラブレイズである。

 

『早速呼んだか、怒りのままに暴れてやるよォッ!!!』

 

登場しての開口一番、猛々しく吠えながら叫び、自分の敵であるスピリット達に武者震いするように両拳を打ち合わせる。

 

『さぁ、とっとと合図しな!!』

「あぁ、このターンで一気に決める! バジュラ! アタックだ!!」

 

闘争本能を押さえきれないように、烈我の指示とほぼ同時、もしくはそれよりも少し早く飛び出すと、真っ直ぐ一直線にヘルへと向かって行く。

 

「アタック時効果! 【火力推進(ヒートアップ)】発動! BP+5000し、さらに手札を一枚捨てて、相手は可能なら必ずブロック!」

「仕方ない、モダニックドラゴンで受ける」

 

迎え撃つようにもモダニックドラゴンも飛び出し、口を開き、炎を込めて火炎放射を放とうとするが、モダニックドラゴンが迎撃体制に入る瞬間にはバジュラは即座に拳を突き出し、弾丸の如く放たれた拳はモダニックを捉え、そのまま吹っ飛ばされて破壊される。

 

「バトルに勝利すればバジュラブレイズは回復! もう一度再アタックで、【火力推進】発揮! もう一つ、アポローンの神技も発揮させる! アポローンのコア2個をボイドに送り、BP6000以下の相手スピリット、ゴルザを破壊だ!!」

 

アポローンは携えた矢を構え、遥か後方からゴルザに向けて、矢を撃ち放つ。

真っ直ぐそして何よりも速く、正確にゴルザを捉え、撃ち抜かれたゴルザは破壊される。

 

「破壊した時デッキから1枚ドロー!」

「(なるほどね、さっきのターンでわざと攻めにくい状況を作り上げ、ブロッカーを残させた。そして今度は【火力推進】で失う手札をアポローンの効果で補強、充分バジュラを使いこなしてるじゃないか)」

 

感心するように、うんうんと首を縦に振りながらも継続するバジュラのアタックはジークフリーデンで受けるしかない。

 

「このまま一気に決める! バジュラ、行っけぇーッ!!」

「ジークフリーデン、ブロック任せるよ」

 

ヘルの合図に即座に迎撃態勢。テティスの時とは違い、全力で迎え撃つように両腕の砲台を構え、こちらに突っ込むバジュラに全砲台を使用しての一斉掃射。放たれたそれは閃光の如く、バジュラへと向かう。

 

『ボケがぁッ! こんなもん喰らうかよッ!!!』

 

拳より噴き出す炎はまるでジェット噴射のように勢いをつけ、速度で威力を増した炎拳を放たれた粒子砲を真っ向から相殺、拳を勢いのままに振り切ると、粒子砲を掻き消す。

全力の一撃を掻き消されたことに一瞬たじろぐが、その隙を見逃さず、一気に距離を詰める。ジークフリーデンは慌てて右腕の砲台を構えるが、照準を合わす前に突き付けられた砲台に拳叩きつけて瞬時に破壊。ならばともう片腕の砲台を向けるが、今度は足で砲台を蹴り上げて照準を崩させ、そのまま一気に拳を突き出し、その拳は無防備となったジークフリーデンの腹部に突き刺さる。

 

『そらぁッッ!!』

 

間髪入れずに続く二撃目をさらに叩き込み、ジークフリーデンの体が地面から宙へ浮き上がり、最後に渾身の力を込めて、三撃目を同じ個所にぶち込み、ジークフリーデンの体は遥か上空へぶっ飛ばされ、上空で爆発四散を起こす。

 

「バジュラブレイズの効果で回復! さらにアタック! 三度目のアタックにより、【超爆火力(オーバーヒート)】発揮ッ!!」

 

残るライフは5つ。このまま相手に何も手立てがなければバジュラは止まることなく、残るライフを全て破壊し尽くす、だがヘルの手札は7枚もあり、手立ては一つや二つあったとしても不思議ではない。

 

「何があってもバジュラ、お前を信じるだけだ! 行っけぇーーッ!!」

『おぉよッ!!』

 

バジュラは吠えながらヘルへ拳を叩きつけようと拳を振りかざす。だがその瞬間、ヘルは両手を上げて見せたかと思うと。

 

「参った」

「は?」

 

ただ一言。ヘルの唐突の言葉に思わずバジュラも一時停止し、烈我もまたあっけにとられたように一瞬硬直してしまう。

 

「はっ?」

「降参だよ降参。おじさんに防ぐ手立てはない」

「え? でも手札だってまだ」

「全部スピリットカード、防御用のカードは一枚もないさ」

 

勝ちには違いないが、どうもあっけない結末に有耶無耶した感情が残る。一方でバジュラは振りかざした拳をそっと下ろし、退屈そうに軽く舌打ちながらも、バトルは幕引きとなり二人は元の場所へと戻る。

 

 

『興覚めだ。ヘル、テメェ俺をムシャクシャさせたくてこんな真似してんのか?』

「勘弁してくれって。おじさんあんまり痛い目に合いたくないんだよ。お前さん、加減してくれねぇし、それにあくまであの子の実力を測るためのバトルだからね、これ」

『知るかぁッ! こんな終わり方、余計イライラするじゃねぇか!!!』

 

「ちょ、ちょっと待て!!」

 

見知ったような二人の会話、会話の流れについて行けずに混乱する烈我だったが、状況を整理するべく、慌てて会話に割って入る。

 

「バジュラ、もしかしてこの人知ってたのか?」

『まぁな、顔見知り程度だが』

「お前それ何で言わねぇんだよ!」

『こいつからバトルを吹っ掛けてきたんだ。何か考えがあると思って、あえて乗ってやったが結果はこの様。今心底後悔してるし、ムカついてる』

「……お前は相変わらずか。けど、そっちのヘルさんだっけ?」

「ヘルでいいよ、気安く呼んでくれ」

「じゃあヘル、さっき俺の測るとか言ってたけど、どういう」

「まぁバジュラが選んだ人間がどんな子なのか軽く見定めたくてね。それにともう一つ、バジュラの事だから、選んだ人間に対しても詳しい事は何にも説明してないかと思ってね」

 

事実を射抜くヘルの言葉に納得するように、隣にいるバジュラを呆れるような目で見るがバジュラ本人は知らぬ存ぜぬ。

 

「思った通りだったね。まっ、こっちの知ってる事でよければ全部教えてあげるよ」

「あ、ありがとうございます。けど、その前に、バジュラとどういう関係なんです?」

「俺はただの学者さ、どっちかというと探究者っていた方が近いかな。世界中を旅して、バジュラとは旅の道中で出会ったのさ」

『まっ、腐れ縁って奴だな』

「色々世話してやったのに可愛げがねぇなお前」

 

バジュラに対して軽く怒りを覚えながらも気を取り直す様に話を戻す。

 

「道中で、丁度バジュラを狙ってる奴らの事も知れた」

「それって!」

「あぁ。奴らの名は罪狩猟団(デッドハンターズ)、そしてそのボスの名はルディア。組織を統治する首魁さ」

「そいつが光黄を!!」

 

光黄本人はもう無事とはいえ、何の関係もなかった彼女に危険な思いをさせた事、ボスの名を聞いた瞬間に怒りが湧き上がる。

 

「まぁ恐らくそれもバジュラ狙っての事だろうね。ちなみに君が戦った男の名はドレイク。彼もまたルディアの部下にして組織の中じゃ帝騎呼ばれる数名の内の一人」

「ドレイク、ダークティラノザウラーを使ってたあいつか」

『あの男、執念は相当凄まじかった。恐らくまたいつか戦うことになるだろうな』

「上等、挑んでくるなら迎え撃つだけだ! 俺は絶対負けねぇ。あんな奴らより俺はもっと勝ちたい奴がいる! だから一々負けてられねぇ!」

『ハッ、その勝ちてぇ相手ってのは惚れた女って訳か。そういや、その女って光黄とかいう奴の事か?』

「何々恋バナ? おじさんでよければアドバイスでもしよっか?」

「だぁぁーーっ!! 煩ぇっ!!」

 

話が逸れた途端に揶揄い出すバジュラとヘル、顔を赤くしながら「話を戻せ!」と声を荒げる。

 

「ごめんごめんそうだったね。最後にバジュラについてだけど、君はどこまで知ってる?」

「バジュラの事? 確かバジュラみたいな力を持つカードが複数枚、それを全部集めればどんな願いも叶うって」

「あぁその通り、正確にはカードは全部で7枚。バジュラを始めとするそのカードの達は七罪竜と呼ばれている。七つの大罪って言葉聞いたことあるかい?」

「え~、ば、バジュラは知ってる?」

『んなもん知るか、自分が知らねぇ事を俺に振るんじゃねぇ』

「こほん、説明するよ。七つの大罪、それは憤怒、嫉妬、怠惰、色欲、暴食、傲慢、強欲。主に7体の悪魔がそれぞれ自分自身を象徴する欲望や感情として伝わっている」

 

「それも今が自分が研究している内容の一つ」と付け足しながら話し、そしてバジュラに視線を置いて話を続ける。

 

「あくまで推測だけど俺は歴史に言い伝えれてきた七罪の悪魔達が、バジュラ達の事を指してるんじゃないかと思ってるんだ」

「バジュラが!?」

 

すぐさまバジュラを見るが、呑気に欠伸をしながら話を流し聞きしてるバジュラにすぐさま「ないない」と否定気味に手を振る。

 

「性格は確かに悪魔級に意地悪いけど、とてもそんな奴には────」

「バジュラの力、凄まじかったろ」

「!」

 

ヘルの言葉に否定しようとしていた烈我の言葉は途端に止まる。

 

「かつて、バジュラを始めとする七罪のスピリット達はある世界を創造した。地球ではないもう一つの世界」

「世界、を?」

「宇宙が誕生し、世界が創造された。私達の星は自然の摂理によって作り上げられた。けど、バジュラ達は違う。この世界が生まれる前から誕生し、そして自然の摂理に従う事なく自分の住まう星すら自らの手で創造した」

「創造って、そんなことを!?」

「まぁここから先の話は口より目で見てもらう方が早いかな」

 

懐からある機械を取り出すと、スイッチを押すと同時に、すぐ真後ろに開く空間の穴。

 

「これって!!? うおおおおおっ!!!」

 

空間の穴へ引き摺り込まれ、そのまま空間の中へとその場から姿を消す烈我達。空間の中へ全員移動すると、間もなく空間の穴も閉じる。

 

 

***

 

 

「う、うーん……一体何が……ッ!!!!」

 

目を覚ました途端、次に飛び込んだ視界の光景に思わず絶句した。

 

「驚いたかい、これがさっき言った異世界だ」

「異世界!? ここが、嘘だろ!!?」

 

視界に映るのは辺り一帯に広がる大草原、住み慣れた街や建築物はなく、視界の果てまで緑一面の自然が広がっていた。

 

「代表して言うよ、ようこそスピリッツエデンへ」




第2話如何でしたでしょうか。
今回のバトルは短めにまとめてみました。
初の創界神、今後はもっといろんな種類も書いてみたいですね。

ちょっとネタバレになるかもですが、実は今回短めのバトルにしたのって実は伏線だたりしたりしなかったり←ドッチ


そして最後に烈我達は異世界スピリッツエデンへ!
え?どこかで聞いたことのある名前? さぁ何のことでしょうか?(すっとぼけ

次回もぜひ、宜しくお願いします。
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