「……あれが強欲か」
未だ続くヘルと烈我のバトル、世界の命運を賭けた勝負はスピリッツエデン全土に向けて映し出され、現地から遠く離れた場所でルディアとドレイクもまた感染者の一人としてバトルの光景を見守っていた。
「最強の七罪竜……彼らは果たして勝てるだろうか」
「勝てなきゃ俺達は世界と心中するだけだ。騒いだ所で無駄だろ」
「……そうだね」
あくまでも冷淡なドレイクに対して、ルディアは。
「……僕はずっと世界なんか滅びればいいと思ってた。それが僕の全てだと……でも、自分の記憶を知り、世界に償う道を決めた時、この世界に未練が残った。だから彼らに……この世界の希望を託したんだ。彼等なら」
「……信じるだの、信じないだの、俺はお前と違って臭ぇ台詞は吐きたかねぇ。けど、これだけ言ってやる」
「?」
「彼奴にはリベンジするって決めてんだ。その前に負けやがったら、絶対に承知しねぇ。それだけだ」
「………ハハ、ホントにドレイクって素直じゃないよね」
「るせぇ」
「まっ、信じようよ。彼ならきっと」
***
「デスギルデッドノヴァ……!」
空を覆い尽くす果てしなき闇、太陽を通さぬ闇の中で止む事無い激しい紫の稲光のみがフィールドを照らし続け、闇の染まったフィールドで唯一無二の存在として君臨するスピリット────デスギルデッドノヴァ。
『望め! この力は全てを呑み込み滅ぼし尽くす! 貴様が望むものは何だ!』
「無論全てだ。俺にとって、もう不要なこの世界、跡形もなく消してしまえ!!」
『その望み、叶えてやろうッ!!』
デスギルデッドが視線を向ける先は、彼らに立ち向かおうとする烈我ただ一人。
「(デスギルデッドノヴァ……これが強欲の……本当の姿!)」
相対した瞬間に肌がヒリつき、体中が震えるような感覚。単なる怯えではない、眼にした瞬間、脳が危険信号を出し生物的な本能が戦う事を全力で拒絶していた。だがそれでも……。
「(負けられねぇんだ! 逃げる訳には行かねぇんだ……必ず勝つって! 皆と……光黄と約束したんだ!!)」
体中から知らされる危険信号の一切を全て抗ってデスギルデッドを直視する。必ず倒すという強い思いを込めながら。
「此奴を前にして、まだ戦う気力があるとはな」
「当たり前だろ! "お前に勝つ"、その想いを曲げる事は死んでもしないッ!!」
「そうか。なら褒めてやる……デスギルデッドノヴァを前にまだ抗う気力があるならそれだけで……それだけでお前は! 全力で叩き潰すに値するッ!!!」
「!?」
「お前のライフは一つ、ブロッカーもない。デスギルデッドノヴァ、アタックだッ!!」
『承知した。バジュラの契約者よ。終焉をくれてやる!』
「ッ!!」
ゆっくりと浮遊しながら接近するデスギルデッド。最期のライフを奪うべく目を輝かせて。
「まだ終わりじゃない! フラッシュ、デルタバリアッ!! 効果でコスト4以上のアタックじゃ、俺のライフは削られない!!」
目を輝かせ胴体のブラックホールから放たれるエネルギー砲、展開されたバリアごと巨大なエネルギー粒子が飲み込み、衝撃はバトルフィールドのみならず外にまで影響を及ぼし全員思わず吹き飛ばされそうになる程。
「……ッ! 烈我ッ!!」
衝撃が止み無事なのかと思わず叫ぶ光黄だが、デルタバリアによる防壁は何とか攻撃に耐え切り無事な様子の烈我。それを見てほっと息を吐くが、まだ安心はできない。また吐いた息を呑み込みながらバトルを行方を見守り続けていく光黄達。
「攻撃を凌いだか、だが……ッ!」
発動したデルタバリアがトラッシュへ送られた瞬間を見逃さないように眼を見開き。
「相手カードがトラッシュへ送られた時、デスギルデッドノヴァの効果! ライトボルディグスのカードをフィールドに置かせてもらう!」
「!?」
バジュラと並びライトのカードもまたフィールドへと出現、それが何を意味するのか、決して楽観視できない事だけはヘルの笑みが物語っていた。
「気になるか? デスギルデッドノヴァの効果」
「!」
「デスギルデッドノヴァの効果、【
「なッ!!?」
無条件の敗北、圧倒的なデスギルデッドの効果に思わず絶句するしかなかった。既にフィールドに置かれた七罪竜は2枚。もしこのまま烈我が何もしなかったとしても5ターンを迎えればそれだけで勝敗は決する。あまりにも驚異的な能力は最早規格外という他にない。
「無茶苦茶にも、程があるぜ」
「だったらサレンダーするか?」
「……誰がッ!!」
「そうだ、最後の最後まで俺に立ち向かって来い! ここまで俺に挑み続けたお前には俺も敬意払っている。だからこそ、全力でお前を叩き潰す! この世界ごとなッ!!」
「ッ!!!」
狂気を思わせるヘルの表情、もはや完全に暴走していると言ってもいい。
「……誰が相手でも負けねぇ。必ず、俺はお前等を倒す!!」
────第23ターン、烈我side。
[Reserve]26個。
[Hand]5枚。
[Field]なし。
「メインステップ! ライトブレイドラ召喚。そしてこのカード、使わせてもらうぜ!! 白き鋼を持つ神の現身、神撃甲龍ジャガンナート、Lv.3で召喚ッ!!」
「そのカードは……!」
フィールドへと呼び出す一枚、それはルディアの持つキースピリットであり、ルディアの姿と重ねる様にジャガンナートの口上を叫びながらカードを繰り出すと地面に亀裂を走らせ、亀裂の隙間から白銀の閃光を放ちながら飛び出すジャガンナートの姿。
「ルディアのカードか!」
「あぁ。彼奴からも託されたんだ、この世界を救ってくれって! 皆の想いを背負ってんだ、絶対負けてたまるかよッ!!!」
烈我と同様にジャガンナートもまたヘル達に向かって吠え叫ぶ。
「アタックステップッ! ジャガンナートでアタックだ!!」
残るヘルのライフを破壊すべく巨体を前進させるジャガンナート。ヘルのライフは残り2、単純に計算すればライトブレイドラとの攻撃を合わせライフを全て破壊できるが。
「そんな単純な攻撃が、俺とデスギルデッドに通用すると思うか!!」
「!?」
「フラッシュタイミング、マジック! スプラッシュザッパー、効果でコスト7以下の相手スピリット三体を破壊だ!!」
マジックにより飛び交う水の斬撃、ジャガンナートは構わずヘルに突っ込もうとするが無数の斬撃に体を切り刻まれ、それ以上の進撃は叶わず巨大な体躯が地面へと突っ伏し爆散、さらに残る斬撃は後方のライトブレイドラをも切り裂き破壊されてしまう。
「!」
「これでスピリットは全滅だな。さらに破壊したスピリットがトラッシュへ送られる事で再びデスギルデッドの効果発揮!」
今度はキラーのカードがフィールドへと置かれる。烈我に残された
「ッ!!」
「攻撃できるスピリットは無し……これで、終わりか?」
「ターン、エンド」
歯を食いしばりながらのコール、だがエンドステップの宣言もまた、デスギルデッドの効果のトリガーでしかない。
「4枚目、エヴォルグランドをフィールドへ。これであと3枚」
「ぐッ!!」
「ターンエンドだ」
攻撃を防ぎはすれど所詮その場凌ぎ。先の短い蝋燭の炎を消さないよう燃やし続けるのと何ら変わりない。 何れは蝋が尽きて炎も消えてしまう。
追い込まれつつある状況、バトルを見守る星七達も状況を芳しくないように表情を顰める。
「……7枚揃えば、烈我の敗北。それじゃ、あと烈我に残されたターンは3ターン」
「嫌、違う。烈我にはもう1ターンしかねぇ」
「えっ?」
呟いた星七の言葉に真っ先に異議を唱えるミナト。
「ミナトさん、どういう事ですか?」
「今烈我の場にはブロッカーになるスピリットがいねぇ。次の攻撃を凌ぐにしても確実に手札を一枚消費する必要がある、それで5枚目。そして次のターン、烈我がエンドステップを宣言した時点で6枚目、二回目のヘルのターンでカードを消費させられて7枚目、つまりゲームオーバー」
「そんな、それじゃあ烈我が勝つには……!」
「ああ。次の烈我のターンで勝負を決めきれなきゃ終わりだ」
光黄もまた状況を理解しているように冷静に言い放つと、バトルを見守る星七の表情はより険しくなる。
「チャンスはあと1ターンだけ」
「あぁ。でもそれも……あくまで次のヘルの攻撃を凌ぐことが前提だ。何もなければ……!」
ライフを守り切れなければチャンスすらもない。もはや綱渡り状態と例えるべきだろうか。渡る綱でさえもか細く不可能に近いほどに。
────第24ターン、ヘルside。
「もはやメインステップは不要だ。アタックステップ!」
「ッ!!」
「デスギルデッドノヴァでアタック! お前の残りライフは一つ! まだ足掻けるかどうか、見せてみろッ!!」
両腕を構え、デスギルデッドが眼光を輝かせた瞬間、まるで地雷原を踏み抜いたかのように周囲に巻き起こる一斉起爆。そのまま爆発が烈我を呑み込む勢いで迫って行くが。
「フラッシュ! リミテッドバリア!!」
爆発に飲まれる瞬間、マジックによる防御壁が爆発の衝撃を受け止め、攻撃の威力に多少揺れながらもライフは死守するが。
「……ハァ……ハァ……」
「ギリギリ凌いだか。だがもう虫の息だな」
「……ッ! うるせぇ、最後のライフ、これだけは絶対守り切ってやる」
「ライフを死守した所で無駄だ。"リミテッドバリア"のカードがトラッシュに置かれたことでデスギルデッドの効果、エルドラシュオンをフィールドに」
5枚目の七罪竜、残りはあと2枚。
「これでどの道お前に残されたターンはあと1ターン、気付いていただろう? あとたった1ターン、それで俺に勝てると?」
「……」
「バジュラも失ったお前に、もう何が出来る?」
「うるせぇッ!!!!」
「!」
長期に渡るバトルの攻防、体力的にはもう尽き欠けている筈だがそれでもなお声を張り上げる烈我。
「最初から言ってんだろ。俺達は勝つって! 前にアンタと戦った時、オメガデッド……俺は正直怖いと思った。バジュラも倒されて、絶望しか見えなかった。でも今は違う!
俺には仲間がいる、俺を信じてくれてる人がいる……そして必ず勝つ、勝ってまたバトルしようって……約束した
最後まで戦い続ける事を示す様にヘルを睨む、その目にヘルは。
「……ククッ、ここまで追い込まれた状況でもまだお前の気迫は微塵も衰えんなぁ。それとも、状況を呑み込めていないだけか?」
煽るように烈我へと言葉を投げるヘル。それは単なる余裕なのか、それとも。
「……」
だがヘルの問いに烈我は何も言わずヘルとデスギルデッドを睨み続けるのみ。沈黙は諦めか否か、烈我の目を見てヘルは直ぐに理解した様子で。
「無駄口だったかな。どの道次がお前の、いやこの世界のラストターンだ」
────第25ターン、烈我side。
「俺のターン……!」
ヘルの言う通りこれが烈我にとっては恐らく最後のターン。世界の行方を賭けたラストターンに全ての人間が固唾を飲む。
「……ヘルさん」
「!」
「俺はこの世界に来て色んな奴と会った。それぞれが色んな事情と過去を抱えてる事も知った……勿論アンタにも」
「でも」と声に力を込めながらヘルを睨み。
「アンタにどんな過去があろうと、この世界がどんな闇があろうと、少なくとも俺と戦ってきた奴はみんな前に進むことを決めて来たんだ。ドレイクやガイト、それにルディアも! 俺もそうだ、俺もこのバトルに勝って果たさなきゃいけない約束があるんだよ、他でもない彼奴の……! だから俺達は先に進むんだ! あんたを倒したその先に!!」
「つまり、俺は邪魔者扱いって訳か。ハハ、随分傷付くね……だがそこまで言うからには退かせられるんだよな? 俺を!!」
余裕の笑みから一変、空気が凍り付く様な表情と声で言い放つヘル。目に込められた威圧と殺気は桁外れ。しかし……。
「あぁ、このターンで決めてやる!!」
「!」
殺気を込めたヘルの目に脅える所か、口角を上げて勝利宣言を告げる烈我、絶体絶命な状況を前にすればハッタリとも思える言葉だが、ヘルは少しだけ笑みを浮かべて。
「…………やれるもんなら、やってみろッ!!」
「言われるまでもねぇ、最初から俺はそのつもりだッ!!!」
強く叫びながらカードを引き、文字通りの最後のターンを迎える。
「マジック! 烈光閃刃ッ!! 効果でバジュラを俺の手札に戻す!」
バジュラのカードが手札へと舞い戻ると、その場で実体化して烈我の肩に乗る。
『シャァ! 呼び戻してくれるのを待ってたぜ烈我ァッ!!』
「あぁ、最期の見せ場、お前がいなきゃ始まらねぇだろ!」
『当然だ、奴等をぶっ潰すのは俺達なんだからよォッ!!!』
復帰早々バトルフィールドに出る前から闘志を滾らせるバジュラと烈我だが。
「烈光閃刃はトラッシュ。カードがトラッシュに送られた事でフリーミラルドをフィールドへ! 今更バジュラを戻したところで、もう手遅れだ」
あと一枚でもカードをトラッシュ、又はエンドステップを宣言した瞬間、烈我の敗北は確定する。崖際まで追い込まれもう後がない状況は誰の目にも明白。
「今更お前等が勝負を捨てるとは思えないが、それでも……これ以上の手があるとは思えん。無駄足掻きでしかないな」
正直に言ってヘルはもうこの時点で己の勝ちを確信していた。これで決まるのかと、虚しげな表情を浮かべる彼だが。
「……ヘル、さん」
「!」
「勝負は最後まで、何が起こるか分からない。それが……バトスピです! だから今も俺達は無駄な足掻きだなんて思わない」
『そうだ、何が手遅れで最善化は今ここで決めんじゃねぇ。全てが終わった後に判断しやがれッ!!』
「『だって』」
バジュラと烈我は合わせる様にほぼ同時に、叫ぶ。
「『俺達は勝つつもりなんだからよッ!!』」
「!」
「『アタックステップッ! 行くぞバジュラ(烈我)ッ!!』」
最後の正念場においてここ一番の闘志と感情を目に宿す烈我とバジュラ、二人を見ながらデスギルデッドは。
『ヘル、構えろ』
「ギルデッド……?」
『貴様が望む願いは己自身が満足できるバトル。だがバトルするからにはやはり欲しいのは勝利であろう? 違うのか?』
「それは……!」
『ならば願え、我は全ての罪にして強欲を司る者。願うならば我は応える……! 貴様の為に、あの二人を────討ち果たすッッッ!!!』
ギルデッドがヘルに対して強く主張するなど初めてだった。二人に神が何を感じたのか、それはヘルでさえも分からない。だがそんな事はどうでもいい、と直ぐに彼は笑った。何故なら神の主張は至極当然の事だから。
「そうだ、やるからには勝ちたい。当たり前の事だよなぁッ!! だからギルデッド、奴等を潰せッ! 俺達の勝利の為にッ!!」
『その願い、確かに聞き入れたぞッ!!』
慢心や油断、嘲りなど邪魔な思考等一切ない。ただ向こうが全力で勝ちを獲りに来ると言うのならば自分達は真っ向から叩き潰すのみ。ただ勝利の為に。
「勝つのは俺達だ、バジュラレッドイグニールでアタックッ!!! 【
『行くぜオラァッ!!!』
同族である七罪竜の効果のみデスギルデッドノヴァに防ぐ術はない。だがそんな事はヘル達も委細承知。承知の上で、ただ受けて立つのみ。
「正面から叩き潰してやる! デスギルデッドノヴァでブロックッ!!!」
『『オオオオオオオォォォォォォォォ────ッ!!』』
二体の龍が吠え、先に仕掛けるはデスギルデッド。目を輝かせ自身の周囲に無数の光弾を形成すると全弾バジュラへと撃ち放つ。全方位を埋め尽くす程の弾幕に逃げ場などないが、バジュラにとって最初から避ける気等更々ない。真っすぐ正面から突っ込み、突き進むルートを阻む光弾のみ拳で粉砕しながら速度を落とす事無く前へ前へと駆け出し、突き進み、デスギルデッドの前へと飛び出す。
『討ち取るぜッ!!!』
『舐めるなァッ!!!』
空中で拳を振りかぶるバジュラだが、それを繰り出す前に巨大な手でバジュラを弾き、吹き飛び後方に足を引き摺らせるバジュラ。
『グゥゥゥッ!!』
『潰えろ、バジュラ! この世界と一緒になッ!!』
「此奴のBPは77777、力の差をどうひっくり返すつもりだァッ!!」
両腕を合わせフィールドを埋め尽くす強大な質量、バトルフィールドどころかこの辺り全てを消し尽くしかねない程のエネルギーを集わせるが。
『烈我ァッ!!』
今にも攻撃が放たれ瑠絶体絶命の状況下で叫びながらバジュラは烈我に視線を向け。
「あぁ、こっからが俺の、嫌! 俺達の独壇場だッ!!!」
バジュラに応えると共に、二人は構えて。
「『【
「!?」
バジュラの全身から天に向けて吹き上がる火柱、熱量に一瞬ヘルは視界を腕で覆うが、視界が晴れた瞬間、飛び交う六つの光がギルデッドの作り出した光弾を掻き消す。
『これは……!』
「!!」
息を呑むギルデッドとヘル、対照的にバジュラと烈我は口角を上げるとバトルフィールドに現れる六つの影。
ガーヤトリーフォックス、ウロヴォリアス、グリードッグ、ヴィーナルシファー、リュキオース、ジャガンナートの6体の姿であった。
「バカな!? 何故破壊した筈のそいつ等が……!!」
「【龍連鎖】の効果、俺のトラッシュに赤黄青紫緑白、全てのシンボルが揃ってる時に各色からスピリットを1体ずつノーコストで召喚できる。ただし召喚したターン、そのスピリットは攻撃はできない」
「今更数を並べて何のつもりだ? 例えトラッシュから蘇生しようがギルデッドの効果は止まらない。バジュラを倒せば、それでゲームセットだ!」
「いいや、倒されるのは……ギルデッドだ!」
「何!?」
「【龍連鎖】の効果で召喚したスピリット全てのBPを、ゲーム中に一度バジュラに加える!!」
「ッ!!!!?」
「バジュラのBPはこれで99000だああああああああッ!!!」
『行くぞお前等ッ!!!!』
バジュラと共に咆哮する6体のスピリット達、全員一斉にオメガデッドへ向けて駆け出して行く。
『小賢しいッ!!』
まとめて吹き飛ばさんと両腕を構えて火球を作り出すギルデッドだが、即座に先頭にウロヴォリアスとグリードッグが飛び出してそれぞれの腕に破壊光線を放つとギルデッドの火球を突き破り、両腕を弾かれる。
『ぐぅッ!! まだだッ!!!』
腕を弾かれながらも目を見開き眼光を輝かせると、地上と天空を同時に覆う程の光弾を作り出し圧倒的物量の弾幕を放つ。
対して今度はヴィーナルシファーとガーヤトリーフォックスが前へ出ると、地上の弾幕はガーヤトリーフォックスの念力によって浮かび上がらせた岩を防壁代わりに喰い止め、空はヴィーナルシファーの起こす雷撃で全て迎撃。
光弾を全て撃ち落とし尽くすとジャガンナートは凍てついた自身の牙を地面へ突き立てると、直線状に掛けてデスギルデッドの足場ごと地面を凍らせる。
『!』
足を凍らされようがデスギルデッドにとって脱出は容易。だが刹那の瞬間を逃さぬように狙いを定めるリュキオース。既に構えていた矢に最大出力の炎を込めてデスギルデッドへ射出。全てを込めた一矢はデスギルデッドへと直撃し爆発を起こしながら、デスギルデッドの身体が地面に突き倒れされる。
『おのれぇッ!!』
直ぐに体を起こそうとするデスギルデッドだが、瞬間自身の視界に飛び込む影、他でもないバジュラの姿。
『これで最後だ、決着をつけようぜ! デスギルデッドォッ!!!』
『ッ!! バジュラアアアアアアアッ!!!!!』
拳を振りかぶりデスギルデッドへ向けて拳を突き出すバジュラ、デスギルデッドもまた倒れながらも口を開き、全身全霊を掛けた光線をバジュラへと放ち、ぶつかりあう光線と拳、相殺しきれない程のエネルギーが周囲へと飛び交う中、バジュラもデスギルデッドも一歩も引かない。
『……バジュラッ!』
『あァ!?』
『貴様に……勝つ!……貴様に勝ち……勝利を……! ヘルの願いを、叶えるッ!!』
『!、ハッ……ギルデッド、テメェがそこまでの覚悟を見せるとは……ただの堅物不愛想野郎と思ってたぜ』
『貴様も我の一部だったというのに、言ってくれる……!』
『そうだな、最初、俺自身がテメェの一部なんて言われて心底クソ食らえと思ってたよ。テメェと俺が同じとこなんて一つもねぇ、そう思ってたが、ンな事はなかった。テメェも俺も、今は同じ気持ち抱いてるからな!』
『同じ気持ち、だと?』
『あぁ、聞こえるだろ?』
『!』
攻撃に気を張りつつも耳を傾けると、聞こえてくるのは周囲の声。
「ギルデッドッ!!」
「バジュラッ!!!」
互いに自分達を呼ぶヘルと烈我、それにバトルフィールドの外でバトルを見守っている光黄達の声。
『テメェがヘルの奴を勝たしてやりたいように、俺も、俺の相棒を勝たしてやりてぇんだよ!! 俺自身、嫌俺達自身の為に!! 他でもねぇ、俺が選び、俺を選んだ一人だけの相棒だからな!』
『バジュラ、お前は……!』
『それに俺もよ、叶えてやりてぇんだ。このバトルの先にある、彼奴の……相棒の願いをなッ!』
「「「行けーーーッ!! バジュラああああっ!!!」」」
烈我や光黄、絵瑠、ミナト、星七達だけでなく世界で見守っているドレイクやルディア達、この世界の誰もが声高々に叫び、彼らの想いは最後の一押しとなって、バジュラは一段と強く声を張り上げる。
『オラァァァァァァァァァッッッ!!!』
突き出した拳に炎を極大にまで宿し、吼え叫びながら拳を振り切り、遂にバジュラの拳はギルデッドの光線を掻き消す。
『!!!』
『決めるぜ!! ギルデッドオオオオオオッ!!!』
もう片方の拳を振りかぶり、突き出された拳はギルデッドの額を正確に捉え、爆音の如き轟音がバトルフィールドからの中継を通じて世界中へと響き渡る。
『…………我が、敗れるか……!! 無、念だ。結局、我は、奴の願いを……!!』
心残りの言葉を零しながら事切れると、ギルデッドの身体がゆっくり傾き始め、そして地面へと倒れ伏しフィールド全土を呑み込む程の大爆発を起こす。
「ギルデッドが……敗れた、だと!?」
誰よりも目の前の光景に、信じられない気持ちを抱いたのは他でもないヘルだった。目を見開き視界に映ったソレが受け入れない様に絶句。だが数秒間を置いた後に体の力を抜き。
「……思ってもみなかったよ、お前らがここまでやるとは」
「……」
「どこまでも、追い詰められた絶望的な状況でも決して折れ続けない。俺の期待を裏切らないでいてくれる……お前程諦めの悪い男は生涯で初めてだ」
何を思うのか静かに笑いながら穏やかに呟くヘル、彼の真意は分からない、だが少なくともその表情はとても喜んでいるように思えた。
「以前のバトルで、俺はお前の事を『楽しませてくれる存在じゃなかった』と切り捨てた、だがその考えを改める……お前こそ、世界で唯一俺が求めた対戦相手だ」
『ヘル、お前!』
「……ようやく叶ったよ。心の底から満足のできる相手、久しぶりだ。バトルが楽しいと思えるこの感覚が……!」
『……』
バトルが楽しい、ヘルにとって忘れていた感覚であり生涯でそれを感じる事はもうないと思っていた。だがどうだ、今長らく忘れていた筈の感情が今は心の底から湧き上がる。ヘルに対してバジュラはそれ以上掛ける言葉見つからぬように口を紡ぐが。
「ヘルさん……!」
「!」
そんな静寂を壊すように真っ先にヘルに声を掛けたのは烈我だった。
「?」
『烈我?』
「……ホントはこんな時にこんな事言ってたら絶対光黄達に怒られるんだろうけど」
大きく息を吸いながら、心の中にある気持ちを吐き出す。
「こんな勝負俺は、生まれて初めてだった。世界を賭けてのこの勝負に不謹慎かもしんないけど、でも……!! すっごく楽しかった!!! だから、ありがとう!!!」
「『!』」
真っ直ぐな笑顔での感謝、命どころか世界を賭けた勝負をしているものの感想とは決して思えずヘルもバジュラも驚いた様な反応を見せるが、バジュラはすぐに『ククッ』と口元を緩ませながら。
『ハハハ、こんな時でもテメェは相変わらずだぜ!』
「バジュラ、それどういう意味だよ」
『相変わらず青天井のバカ野郎って事さ! 無茶苦茶で、世界一に面白ぇ奴さ』
「お前、それ褒めてんのかよ!」
『褒めてんだよ。だから俺にとって相棒と思えんのはお前だけだ。ヘル、テメェはどうだ?』
「……まあ、多分お前と同じだよ、バジュラ。こんな楽しい勝負をしてくれる奴と出会えて、俺はもう、満足だ」
最初は少し答え辛そうな間を置きつつも、清々しい表情で答えるヘル。
「ただ一つだけあるとすれば、こんなにも心躍った勝負がもう……終わってしまうという事か」
『あぁ。これで終わりだ。最後に、散々俺達を利用するだけ利用しといてテメェをぶん殴っても怒りなんか収まる訳がねぇと思ってたが、
「ふふ、憤怒を司るお前が随分丸くなったもんだ」
『いいんだよもう。七罪竜とか、憤怒とかそんな肩書はいらねぇ。俺はあのバカの相棒、それだけで十分だ』
「……そうか、お前らしいな」
「バジュラレッドイグニールの効果、相手を破壊した時上回ったBP10000につき一つ、相手ライフを破壊! これで、終わりだッ!!!」
『あぁ!! 行くぜ!!!』
烈我とバジュラは互いに動きを合わせる様にお互いに拳を突き出し、ヘルの最後のライフを砕き勝負に決着を付ける。
***
「烈我!!」
バトルを終えて帰還する烈我達、自分を呼ぶ声に振り返った矢先、光黄に抱き締められる。
「こ、光黄!!?」
「……信じてた。必ず、勝つって」
「!」
烈我を抱き締める彼女の声は震えていた。烈我の勝利を信じていたもやはりもし負けたらの不安を拭い切れなかったのだろう。普段と違う様子なのも不安から開放され、心身的にも限界だった故の反動だ。
「ありがとう、信じてくれて。お前のお陰で、俺、勝てたぜ」
『光黄ちゃんだけじゃなくて、俺達もお前の事応援してたんだけどな〜』
「「!」」
遅れて合流するミナト達。ミナトの声にハッとした様子で一瞬顔を赤くしながら慌てて烈我から離れる光黄。
「二人だけで盛り上がって、俺も絵瑠も星七も忘れられてるなんて悲しいなー」
「わ、忘れてる訳じゃないって。ミナト達の応援もしっかり届いてたからさ!!」
「ホントかよ? 最後には世界を滅ぼそうとした奴を相手に、楽しいまで言ってたし」
「そ、それは……!」
「全くだ。こんな状況下なのに緊張感がないというか、何というか」
揶揄うようなミナトの言葉に、光黄も気を取り直した様子で便乗してのダメ出し。それには烈我も渋い顔をするしかない。
「こ、光黄までそんな事……!」
「……けど」
「けど?」
「それでこそ、お前らしいと思う」
「はは、それには俺も光黄ちゃんと同感」
「私も同じだ」
「はい! 僕も同じ感想です!」
「俺らしいか、サンキュー皆」
団欒と先程迄張りつめていた空気が嘘のように笑顔を浮かべる烈我達、一方でバジュラはヘルの方へ視線を向け。
『おい、烈我!』
「!」
『まだ全部片付いた訳じゃない。最後の後始末だ」
「……あぁ」
倒れるヘルの方へと歩み寄る烈我とバジュラ、ヘルは起き上がる力はないのか倒れたまま視線だけを烈我達へ向ける。
「……烈我、バジュラ。完敗だった、最後に、最高のバトルが出来て俺は満足だ。惜しむべきことがあるとしたら……そうだな、勝ちたかったな」
『だったら』
「?」
『だったらもう一度立ち上がって挑みに来い。いつでも相手になってやる、だから最後なんて寝惚けた事言ってんじゃねぇ!』
「!!」
『フン』とそっぽを向きながらも烈我の影響か、バジュラももうそれ程ヘルに対して怒りはない様子で相棒の言動に可笑しそうに笑いつつ烈我も。
「ヘルさん、俺からは、ライト達皆を解放して欲しい」
「……分かってる」
ライトやキラーのカードの他にオメガデッドのカードを取り出すと、その場に実体化するオメガデッド。
「オメガデッド」
『あぁ、我が魂を、嫌もうその呼び名は野暮だな。お前達の、大切な相棒たちを解放する』
オメガデッドから放たれる5つの光。それぞれの光は本来のあるべき場所、キラーやライト達のカードへと光は入り込み、そして実体化するライトを始めとする七罪竜達、その姿に光黄達全員すぐさま相棒の元へ駆け寄る。
「ライト……!!」
『こ、光黄様!! 何が何だか状況が掴めておりませんが、一先ず貴方様と再会できて何よりです!!』
「ふっ、相変わらずで何よりだ」
「キラー!」
『よぉミナト。俺様に会えて嬉しいか?」
「あぁ。大事な相棒だからな」
「エヴォル! 良かった、本当に無事で」
『……心配かけてすまなかった。どうやら全て無事終わったみたいじゃの』
「うん。皆烈我達のお陰だよ!」
「シュオン!!」
『……絵瑠、俺は……?』
「もう終わったんだよシュオン。また、一緒に美味しい物でも食べに行こう」
『……そうか。お前がそれでいいなら付き合おう』
かけがえのない相棒との再会にそれぞれ祝う光黄達だが、反対にオメガデッドは体が少し半透明に薄くなり始め。
「オメガデッド!?」
『……我はここまでだヘル。魂を全て解放し、先のバトルで力も使い果たした。だから、お別れだ』
オメガデッドの言葉に驚くように目を見開くが、直ぐに全てを察したのか問いかける事はなかった。
『ヘル……我はお前の願いを……!』
「もういい」
『!』
「お前は、俺の願いを叶えてくれた。俺の為に尽くしてくれた。だからもういいんだ。それだけで、満足だ」
『……そうか』
オメガデッドの体から光が溢れ、薄らと透明になった体はさらに透け始めて行く。
『ヘル』
「!」
『私は、永い月日を生きてきたがずっと孤独だった……我が人間に興味を持ったのは、自分でも無意識に誰かとの繋がりを欲していたからだと思う。だからこそ、お前が我を求めてくれて……嬉しかったのだ』
「……」
『願わくば、いつかまた……お前と共に……』
最後の言葉を言い残すと、オメガデッドは完全に消滅し、その姿を見届けると。
「オメガデッド、お前の相棒でいれて……光栄だったよ」
呟くヘルの姿を暫し何を言わずに静観する烈我達だが、突如地面が揺れ、地響きと共に崩壊していく城。
「これって!!」
『チッ、バトルの影響だな。この城に掛かった負担がデカかったらしい。とっとと逃げんぞ』
『光黄様! 早く!!』
ライト達が先導して城の外へ誘導。直ぐに非難すべく誘導に駆け出して行く。
「烈我、お前も早く……!」
「分かってる。光黄達は先に行ってくれ! ヘルさん!!」
当然見捨てては行けない。倒れるヘルを起こそうと手を指し伸べるが。
『烈我!!』
「えっ!?」
瞬間、頭上の壁が一部崩壊し、瓦礫が烈我へと降りかかる。咄嗟の事に体が動かず、避けられないと思い思わず目を瞑る烈我だが。
「!!」
ドン、と衝撃が体に走る。だがその衝撃は決して瓦礫によるものではない。衝撃に目を開けて時に気付いたのは、ヘルに突き飛ばされた自分の状態だった。
「ヘルさん!!?」
先程まで自分のいた場所に降り注ぐ瓦礫の山、直撃は回避できたものの、瓦礫の山は烈我とヘルの間を塞ぐ壁となってしまい、もうヘルの姿を視認する事も出来なかった。
「ヘルさん!! 何で……!!」
「罪滅ぼし……って言う訳にはいかないよな、これじゃあ」
壁の向こう側から聞こえるヘルの声、すぐに壁をどかそうとする烈我だが。
「余計な事しなくていい。言ったろ、俺はもう満足なんだ。終わる事に未練はない」
「終わるって、さっきまたバトルしようって」
「ふふっ、俺ももう一度挑むつもりだったがな、残念だ。どうも叶いそうにない」
『ヘル! テメェ、馬鹿な事言ってる場合か!! ぶん殴られてぇのか!!!』
「……やれやれキツイ物言いだな。だがいいんだ、もう俺も、さっきの今で気が変っちまったからな」
『何?』
「お前達が二人が俺に挑む姿に、心底思い知らされた。俺にとっての相棒はオメガデッドだけ。その相棒を……置いて行く訳には行かないんだよ」
「何、言って……!」
『おい、ヘル……お前、まさか……!!』
「……じゃあな。二人共!」
別れの言葉を告げた瞬間、さらに崩れる瓦礫がヘルへと降り注ぎ、壁越しにその衝撃音だけが二人に響く。
「ヘルさん!!」
『ヘルゥゥゥゥッ!!』
「烈我、バジュラ! お前達も早く!!」
「でも……! ヘルさんが……!!」
「いいから早く!!!」
光黄達に連れられ城の外へ脱出する烈我達、城を出ると同時に居城は完全に崩壊し、瓦礫の山と化す。
「……ヘルさん」
『最後の最後まで、馬鹿野郎……! ぶん殴って、やれねぇじゃねぇか』
崩れた瓦礫の山を前に呟く言葉は、酷く虚し気に思えてならなかった。
***
『ヘル』
「!」
薄暗い暗闇の中、目を覚ますとそこには消えた筈のオメガデッドの姿があった。
『ヘル、お前……!』
「オメガデッド!? どうして……!」
消えた筈の相棒の姿に動揺を隠せないヘルだったが、己を見る悲し気な表情にヘルはすぐに理解した。嫌、理解せざるを得なかった。
「そっか。そうだよな……俺は」
『ヘル……!』
「言わなくていい。言わなくても、分かる」
『……後悔は、ないのか?』
問いかけるその言葉に、ヘルは。
「…………あぁ。一ミリたりともねぇ。俺が選んだ道だ」
『何故、お前は』
「理由なんて聞くな、俺はお前の願いを叶えてくれた。だから今度は俺の番だ。これからは俺も、お前と一緒だ。相棒として」
『ヘル』
「行こうぜ、一緒に」
『あぁ。感謝する、ヘル』
暗闇の中を共に歩むオメガデッドとヘル。暗闇に前は見えず引き返す事もできない道、けれど互いにいれれば、それだけでオメガデッドとヘルにとっては十分すぎる程の、
皆さま!新年あけましておめでとうございます!!
前回の更新からかなり空いてしまいましたが、無事次話更新でき何より。
そして第45話! ヘルとの決着でした!!!
色々言う事はあれど、まずはデスギルデッドノヴァとバジュラの紹介から!
・終焉罪龍デスギルデッドノヴァ、コスト20(0)、全色、赤シンボル
系統:罪竜、全皇
Lv.1(1)BP77777。
このスピリットは系統:「罪竜」を持つスピリット以外の効果を受けず、相手の『防げない』を含む効果はこのスピリットに適用されないものとして扱う。
Lv.1【
相手のライフ減少時/相手のカードがトラッシュに置かれた時/相手のエンドステップ時の何れかでこのスピリットの下にあるカードを一枚フィールドに置く。この効果で既にカードが6枚フィールドに置かれている場合、フィールドに置く代わりに自分はゲームに勝利する。
・獄神火龍バジュラレッドイグニール/9(5)赤、古竜、罪竜
LV.1(1)BP10000、Lv.2(2)BP15000、Lv.3(4)BP21000、Lv.4(8)BP35000
Lv.1、Lv.2、Lv.3、Lv.4 、【超爆龍王】「このスピリットのアタック時」
このスピリットは相手スピリット/アルティメットに指定アタックできる。その後、相手のフィールドに他のスピリット/アルティメットがなければこのターンの間、このスピリットは最高レベルとして扱う。
Lv.3、Lv.4 【超爆怒獄焉】「このスピリットのアタック時」
BPを比べ相手スピリットだけを破壊した場合、破壊したスピリットとBPを比べ、上回ったBP10000に付き相手ライフ1つをリザーブに送る。
Lv.4【
自分のトラッシュの赤黄青緑紫白の各一色ずつある場合、ゲーム中に一度使える。トラッシュから各一色のスピリットを召喚し、召喚したスピリットのBPを全てこのスピリットに加える事ができる。この効果で召喚したスピリットはこのターン、アタックする事は出来ない。
以上がギルデッドとバジュラのスペックになります!最後はBP勝負となり、最後の最後で制したのはバジュラ!!バトルを終えヘルとオメガデッドは何処かへと。解釈は皆様に委ねますm(_ _)m
無事世界を救った烈我達、けれど物語はまだもう少し続きます。結末はどうなるか最後まで見届けてください!!
それでは最後に新年どうぞ、よろしくお願いします!!!