告白されたら高校生活が変わりました!   作:オオル

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お久しぶりです!リアルが忙しくて更新が遅れました…なんかウイルスとか出回ってるので手洗いうがいしっかりしましょうね!

それではどうぞ!


青春したことありますか?

 燐子さんから9時に羽丘公園に来るよう伝えられたが家に着けばもう8時すぎ、夜ご飯を作る暇なんてない。

 

 お風呂に入って髪を乾かせばもうちょうどいい時間になるだろ

 

「姉貴ー帰ってきて早々で悪いけどまた外出るけど飯」

 

 と姉貴の部屋にノックせず入ると

 

「んーあたし今手離せないから大丈夫、腹減ったらなんか食べる」

「…………おけ」

 

 姉貴は眼鏡をかけていた。姉貴は普段眼鏡なんかかけずコンタクトで済ませる派の人なんだが入ってる時はよく眼鏡をかけてる。

 

 とは言ったものの多分忙しくて取り外すのがめんどくさいから眼鏡をかけているんじゃないかと俺は勝手に決めつけてる!

 

 風呂に入って髪乾かしてパーカー着て公園に向かう。

 

 このお洒落せずに行くのがポイントだ、変に気合を入れても結果は変わらんだろ?そゆことだ

 

 時刻は8時54分、公園につけばベンチに燐子さんが座って待っていた。

 

 膝の上には…リュックサック?が置かれていた。何を持ってきてるんだ?

 

「……あ!レイ君こっちです!」

「あ、はい」

 

 もう普通に俺と話せる仲までにはなっているようだ、それはまあ?あれだけ話せば仲も良くなるし?

 

 恋愛感情持たれても!?仕方がないよね!?

 

「ちゃんと来てくれて良かったです…」ホッ

 

 ほっ、と胸を撫で下ろすが…なんか、もうその仕草だけで…な?察してくれ

 

「……で?話ってなんですか?」

 

 ここで変に緊張してはいけない!カッコつけるのなら限界までカッコつけよう!それが多分男だぁ!

 

「そ、そうでした!」

 

 燐子さんはベンチから飛び立ち俺の前にやって来た。

 

「……や、やっぱり緊張します…」

「何言ってんですか、俺と燐子(・・)さんの仲じゃないですか?」

「ッ!」

 

 ここでさりげなく名前呼びをしていくー!さっきから心で呼んでたけどね!

 

「…………実は私レイ君を見た時から思ってたんです」

「はい」

 

 き、来たぞ、ここからだ!ここからが重要だぞ神崎レイ!ここであたふたなんかしてたら全てが台無しだぞ!

 

「この人なら私のことわかってくれるって…本当に心からわかったんです」

「…………………………」

「そして…今日確信しました、やっぱりレイ君がいい、いや!レイ君じゃないとダメなんだって」

「……そう、思ったんです」

 

 これは来るぞ…!もう燐子さんがアサシンだ!

 

「あの!言います!」

「はい」

 

「ッ!私と一緒にコミフェスに出てください!」

「はい!喜んで!…………え?」

 

 え、は?こ、コミフェス?

 

「言っちゃいました言っちゃいました!しかも喜んでなんてやっぱりレイ君はサークル活動好きだったんですね!」

「…………へ?」

 

 コミフェス、がわからないみんなに俺が説明してやろう。

 

 コミフェスとは年に2回、夏と冬に行われる日本一の同人誌販売イベントなんだ。

 

 プロ、アマチュア、問わず同人誌販売をしたい!って人なら誰でも参加が可能なイベント

 

 とは言ったものの先程言った通りプロがいる。もちろんお客さんもプロのコミフェス限定同人誌とかを求めてやってくるんだ。

 

 だから…そのあんまりアマチュアの人達が輝けるような場面はないと思う。

 

 いやね?普通に沢山売れる人だっているよ?プロじゃなくてもSNSで人気な絵師などの作品はもー売れまくる!

 

 でも姉貴の手伝いで何回か参加してるけどさ…やっぱり、全然売れてない人だっているんだ。

 

 そんなイベントに燐子さんは参加したいんだとさ

 

「……はぁ、あのですねーコミフェスって何かわかってるんですか!?」

「はい!日本一の同人誌販売イベントです!」

「だったらそう簡単にサークル参加できるもんじゃないことも知ってるんじゃないんですか?」

 

 まずは審査!そこから通ってブース確保!ここまでに落ちる人だって沢山いる。

 

 しかももう夏コミの参加申し込みの期限は終わってんだろ

 

「大丈夫です!ブースは確保できてます!」

「ノリノリじゃねーか!?」

 

 予想以上にノリノリだ。この人は本当にあのコミフェスに参加するつもりなのか?

 

「……で、コミフェスで何を売るんすか」

「あの私最近絵を描き始めたんですよ」

「は、はぁ」

 

 最近ねーそんな最近描き始めた人がすぐコミフェス参加とは…落ちた神絵師の方がいたら怒られちゃいますよ

 

「これなんですけど…レイ君から見てどう思いますか?」

「ッ!」

 

 リュックサックの中からタブレットを取り出し、燐子さんが描いたであろう絵を見せてくれた。

 

 見た瞬間思ったことは

 

 くそ上手い、ってよくわからない単語ですらないなにかだった。

 

 絵は姉貴の作品である義妹の4姉妹の絵、線のひとつひとつが細かく書かれ色の塗り方も素人と比にならないレベルだ。

 

 でもそれだけじゃない

 

「……これってあね、神奈さんの絵にそっくりだ」

「はい、神奈先生の絵を参考にして独学で描き始めました」

 

 こ、これは確かに…この絵ならいけるのか?

 

「…………でも無理っすよ、俺友人の手伝いで何回かサークル側で参加してますけど」

「ますけど?」

「…………売れてない人っているんすよ」

 

 なんせその人達のブースの近くには俺の姉貴、神奈さんがいるんだ。

 

 それはもう…うちばかり目立ってその他はオタク達の眼中にない、のだろうか

 

 俺が見たところ決して下手くそだったってわけじゃない、なんなら俺は隣の人の作品はスキだった。

 

 終わり際に買ったんだけど

 

「君達はいいよね、沢山売れて」

 

 どうせ僕の作品を買ったのも見せしめるためだろ?なんて言われた。

 

 別にそんな気持ちじゃなくてもそう思われてしも仕方がないんだよ

 

 売れてる人がいればその分売れてない人だっている。簡単に言えば勝者と敗者ってことさ

 

「……あまりこうゆうことは言いたくなかったんです」

「?」

「確かに売れる売れないが大切だと思います…」

「でも、私はそんなのより思い出が欲しいんです!」

 

 燐子さんはその後語りだした。

 

 自分の高校生活が2年の時に日常が劇的に変わったと、Roseliaに入ってバンド活動して…毎日が充実した日々になった、と

 

「私は今年で3年生、もう高校生活も終わりです」

「……ですね」

「だからこそ!最後だから!最高の思い出にしたいんです!」

「バンドだって!サークル活動だって!やるからには本気でやりたいんです!」

 

「私の高校生活最高のページを一緒に作って欲しいんです」

 

 ……はは、なんだよそれ

 

 燐子さんの話を聞いて思い出した。

 

 青春とは呼べないであろう中学生活、厨二病なんて変な病気になってたもんだからさ

 

 最高の高校生活?そんなもん俺だって送りたいっての!

 

「……ずるいなーそんなこと言うなんて」

「や、やっぱりずるかったですか!?あ、あと熱くなってましたけど私そんなキャラじゃないのに」アタフタ

 

 さっきまでのキリッとした顔はどこに行ったのやら

 

「やるからには全力、ですよね?」

「はい!」

 

 でも一つだけ気になることがあるんだよな!

 

「あのサークルに参加するのはいいんすけど他のメンバーの許しとか大丈夫なんすか?」

「大丈夫です!だって私一人しかいませんから!」

 

 笑顔で自分を指で指しながら燐子さんに対して俺はもう何を言えなかった。

 

「私と一緒に最高の同人誌を作りましょう!」

「その冴えカノみたいな言い方やめてぇぇぇええ!!」

 

 深夜の公園にはレイのかん高い声が鳴り響いたのであった。

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 ひょんなことからコミフェスに参加することになった俺、神崎レイは不安を抱えたまま帰宅した。

 

「(なんか車止まってたな)」

 

 両親は帰ってくる時手紙出すし…親ではないことはわかる。

 

 てか誰かもわかるっての

 

「ただいまー」

 

 リビングに行くと姉貴はJapanese土下座をしていた。

 

 それは俺ではなく、ソファーに座っているのは短髪で背丈の低い少女に向かって土下座をしていたんだ。

 

「いやね、僕は怒ってないんだよ」

「はい!」

「君には才能ってのがあるのになんで真面目にしないんだい?神奈先生、いや澪奈」

「すみません!」

 

 なんだなんだ、姉貴のやつまた編集長怒らせたのかよ

 

「今日僕が来なくて別の人が来てたらどうしてたんだい?」

「……まだ終わってないと言って追い返す予定でした」

「だけど君は今日で来月分をもう書き終えた…言いたいことわかるよね?」

「は、はい…!」

 

 今日も今日とて絞られてんなー姉貴のやつ

 

「あ!レイ君!なんだよ!帰ってきてるなら教えてくれよー!」

「相変わらず元気ですね、氷川(・・)さん」

「もーう、君と僕の仲だろ?気安く茉日(まひる)と呼んでくれよん♪」

「は、はは」

 

 この人はマガジンの編集長、氷川茉日さん、この幼女でボクっ娘の氷川さんだがちゃんと人妻だ。

 

 氷川さん曰く自慢の双子の姉妹がいるらしい、詳しい話は聞いたことないけどね

 

「レイ君〜僕お酒飲みたいなー」

「はいはい、車で来てるからオレンジジュースですね」

「子供扱いするなー!」ポカポカ

 

 毎回思うがこの人は本当に母親なのだろうか、この人の娘さん達が少し心配だ。

 

「レイーあ、あたしはストレイで」

「禁酒中だろ」

「ぐは!」

 

 冷蔵庫にあるオレンジジュースを人数分そそぎテーブルに並べる。

 

「ところでレイ君はこんな時間まで何をしてたんだい?心配するじゃないか」

「それはあたしも思う!何してたの?あお」

「ちょっと澪奈は黙ろっか」

 

 姉貴が何を言おうと思ってたかわからないけど俺は公園であった出来事、コミフェスに参加することになったことを伝えた。

 

「えー!レイ今年もうち手伝うんじゃないの!?」

「すまん、参加できそうにない」

「それは困るよ!今年こそ(・・・・)は!うちで澪奈の商品を売りたいのに!」

 

 今年こそ、はまあ後で話す。

 

「でも聞くとこその人最近絵描き始めたんでしょー?」

「……だけど上手いんだよ」

「上手いならあたしも同じだよ、あんまりこの業界甘く見ない方がいいよー」

「うぅ」

 

 確かに姉貴の言う通りだ。姉貴は優しく言っているが内心怒っているのかもしれん、いやわからんけどさ

 

「正直僕も参加することを進めれないなー何か理由があるなら話は変わるけどね」

 

 理由ならあるさ、最高の理由

 

「……高校生活の思い出作りですかね」

「………………ふーん、まっ、最悪な思い出にならないことを祈るよ」

 

 わかる。姉貴怒ってるー!な、なんで怒ってるだ?てか怒ってるって予想当たっちゃったよ!

 

「僕はいいと思うよ!そうゆう青春は人生に必要だよ!僕も冬夜(とうや)君と出会ったのも高校2年の時……」

『(始まったよ)』

 

 冬夜さんってのは氷川さんの旦那さん、この見た目の人と結婚するなんて冬夜さんはロリコンなのかもしれない

 

「……てな訳で僕は冬夜君と結婚してそれから」

 

 と話すこと数分、まだ氷川さんの思い出トークは止まらない!

 

「あなたの思い出トークはもう聞きたくないようですけど?」

『ッ!』

「ちょ!編集長!な、何言ってるんですか!?」

 

 氷川さんの話をとめた人、それは

 

「で、出たな!千紗(ちさ)!何しに来たんだ!?」

「それはこちらのセリフだ、先輩こそ何しに来たんですか?」

 

 これはこれでまた面倒なことに…

 

 立花千紗、弦巻文庫の編集長だ。氷川さんはマガジンの編集長、つまりこの2人は同じ会社に勤めている仲であり大学が同じだった、って理由で最初は仲が良かったらしい

 

 らしいってのは今は仲良くないってことだよ

 

「僕は神奈に用があって来たんだよ!」

「奇遇ですねー私もなんですよ、まあ神奈はうち(・・)の作家さんなのでお引取りを」

「何言うか!僕達のマガジンでも連載してるだろ!?」

「お情けで連載させてあげてるだけさ、うちは漫画じゃなくてラノベなんでね」

「そもそも?漫画よりラノベの方だって売上勝ってますしね」

「ぐ、ぐぬぬ!」

 

 そう、簡単に言うと姉貴の取り合いで仲が悪くなったんだ。

 

 マガジンの氷川さん、弦巻文庫の千紗さん、お互いが姉貴を、つまり神奈は自分のところの作家だろ!って言い張ってるんだ。

 

 俺からしては姉貴を物扱いしてるのはちょっとん?ってなるけどそんなの言えませんよね

 

「だいたい君は僕の後輩だろ!」

「その後輩と同じ位の方はどこのどなたかな」フッ

「ぐぬぬ!鼻で笑ったな!」

 

 位っての仕事での話で同じ編集長って意味だ

 

「10歳も離れてる後輩ちゃんと同じなんですね、先輩(・・)

「うがー!そんなんだから結婚できなんいだよ君は!」

「ッ!結婚はまだしなくてもいいんですー!」

 

 またまた始まったよ…そろそろ終わってくれよ!?

 

「君には娘達のありがたみを知らないんだ!ああ紗夜ちゃん日菜ちゃん会いたいよー!」

「本当先輩の娘とは思えないエリートですもんね」

「うがー!だいたい君は紗夜ちゃんと同じ漢字使ってんじゃないよ!」

 

 なんちゅうイチャモン!もう言うことがないのだろうか

 

「私が先に生まれてますので、そっちがパクリですよ」

「そうですね!?」

 

 本当に何言ってんだか…うちに来て鉢合わせたらいつもこれだから来ないで欲しいものですよ!?

 

「それはそうと早く大好きな娘たちのもとに帰ればいいんじゃないんですか?」

「ふんだ!言われなくても帰るよ!」

 

 氷川さんは勢いよくリビングから飛び出て靴を履いたと思えば玄関のドアをうるさく開けた。

 

「うわぁーん!冬夜くんー!」

 

 なんて言いながら帰ってんたんだろうな、ないて帰るもんだから娘さん達に俺達がなんて思われてるのかかなり心配だ

 

「ふぅ…すまんなレイ、少々うるさかったな」

「…………いえ、大丈夫です」

「そ、そうか、ならよかった」

 

 千紗さんこえーからそんなこと言えないっての!てか胸でか!

 

 え?関係ないって?黒髪ボブで巨乳って最強だと思いませんか!?

 

「あたしは赤髪ショートの貧乳だけどね!」

「姉貴の情報なんてどうでもいいんだよ!?」

 

 姉弟派手な髪だね!ってよく近所のおばさん達に小さい頃からよく言われてたよ

 

 まあ両親がそんな髪だったら仕方がないさ

 

「にしても編集長と氷川さん本当に仲悪いっすねー」

「……うるさい、昔は仲良かったんだよ」

「えーなんかあたしのせいみたいに言わないでくださいよ」

 

 頬を膨らませぶうぶう言う姉貴だがとてもお世辞でも可愛いなんて言えるものではなかった。

 

「ではそろそろ本題に移るか」

「本題?」

「知らないの?アニメ化の話しさ!」

「……なるほど!」

 

 結弦さんが胸を張りながら言うもあなたがそんなに自慢げに言ってもいいのか?

 

「結弦!早く資料の準備」

「は、はい!編集長!」

 

 結弦さん大変っすね

 

「レイも早く高校卒業してうちに来い!なに給料は弾んでやるぞ!」

「……い、いえ結構です」

「えー?高卒にしてはかなりの収入だよ?てかうち高卒採用してないよ?」

「だからこそ行きたくねーんだよ!?」

 

 そんなところ入ってみろ!

 

 あいつ編集長のコネで入ったらしいぜ?って!言われるじゃないか!そんな人生は嫌だ!

 

「結弦は特別だ、あいつは一度褒めると調子乗るからな、なかなか褒めれないんだ」

「でもお前は違う!早くうちに来い!そして早く私と結婚しよう!」

 

 こ、これなんだよ、この人さっきは結婚しても意味がないなんて言いながら本当は結婚したい人なんだよ

 

「結婚はまだできないので…」

「そうだよな!18になるまで私は待ってるぞ!」

「…………はは」

 

 もう何を言っても聞かないからいつもこうやって適当な返事をしてすませてます。

 

 思ったけどモカといい姉貴といい千紗さんといい俺は変なやつに好かれる人間なのかもしれない、何その人生!?

 

「編集長!準備ができました!」

 

 何故うちで話をするのか、姉貴が今日は家を出たい気分じゃないとか訳分からんことを言い急遽我が家で行われるようだ。

 

「ちょうどいい、編集者レイ君の意見も聞きたいですな!」

「そ、それは言わないでくださいよ!?」

 

 レイがまたまた叫んだところで会議が始まりレイはその日ずっと千紗と澪奈の相手をするはめになったのであった。

 

 しかしこのサークル活動がのちにレイにとって重要なできごとになるの今の彼はまだ知らないままである。

 

 ここでもう1つ…誰もいない夜の公園、彼女が好みそうですね

 

 

 

 

 

 

 その数分後氷川家では

 

「うわぁーん!冬夜君!」

「はいはい、冬夜ですよー」

 

 大の子持ちの母親は夫の抱き着きながら大声で泣き叫んでいた。

 

「なになにー?母さんまた泣いてんの?お姉ちゃんはい、ポテト」

「…ありがとう、いつもなんで泣きながら帰ってくるのかしらね」

 

 氷川家にとってはこれがほぼ日常だったようです。




この燐子とサークル活動をするにあたって澪奈達は必要な人物なので登場させました!ちなみにオリキャラはもう一人登場予定です!

少しでも面白いと思ったら感想と投票お願いしますね!次回から話はまた進むのでよろしくです!

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