今回は三日前くらいに思い至ったネタです。
また、今回登場した巫剣やアイドルは智絵里の中の人の出演作繋がりでもあります。
ところで天華百剣をプレイしている隊長諸兄の中で私と同じ様に笹貫を評した人は居るのだろうか……?
いやまぁ、他にも居ますけどね際どいなぁって巫剣。
解らない人はGoogle先生他で調べてみると良いですよ?
通学路って何だろう?
家から学校までの道?
ならこれは何なんだろう?
目の前で繰り広げられる光景を見て緒方智絵里は思わずそう考える。
そして現実逃避気味に回想に臥するのであった。
事の起りは昨日プロデューサーより春の特番企画を聞かされた事、それに驚きはしたものの、アイドルになってそれなりに場数を踏んだ彼女はその仕事を受ける事にした。
そして今朝、学校へ向かうべく準備していると携帯に電話が掛かる。
内容は彼女が通う学校協力の元、特番の予行演習という突飛なモノ。正直、そんなことしてる暇があるなら本番に予算を回すべきでは?等と言うツッコミは智絵里には思い浮かべる事は出来なかった。
さておき、玄関の扉を開け最初に飛び込んできたのは見知らぬ少女が待ち構えているという画。
少女の特徴は艶やかな黒髪、にこやかな童顔……までは良い、しかし、しかしだ、何故バニーガールなのか?
ゴールデン枠と聞いた番組の予行演習で何故に露出の高いバニーガールなのかと智絵里は端と疑問に思う。最初は余りのインパクトに意識が飛んだがそれも数秒の事、伊達にCANDYISLAND他でバラエティ慣れしていない、取り敢えず一歩間違えば……いや既に大分間違えているが痴女ギリギリな少女に声を掛ける。
「あ、あの…」
すると待っていましたと言わんばかりに少女が満面の笑みを浮かべ明るく答える。
「初めまして!わたくしは笹貫、今日1日貴女のお供をさせて頂きます」
智絵里の声を遮り自己紹介を始めあまつさえ今日1日を共にすると宣った笹貫と名乗る少女、成る程、行動を共にする、それはまぁ百歩譲ってプロデューサーからの手回しだから良しとしよう。が、何故バニーガールなのか?それを質さねばなるまい。
「あ、はい。緒方智絵里です、よろしくお願いします。……あの失礼ですけど、どうしてそんな格好を?」
嘗ては人見知りだった彼女も今ではすっかり胆が据わり、こうした質問も出来るようになったのだ。オトウサンウレシイ
「ふっふっふ~、よくぞ訊ねて下さいました~!これはですね、主さんからお話を聞いた時にこれだと思いまして、わたくし月のお姫さまなので、月と言えばうさぎさんでしょう?ですから、以前袖を通したこちらのばに~が~るのお着物を持ち出したのです!」
ドヤァと自信たっぷりの顔でふんすふんすと息をつき、露出の高いバニーガール衣装からはその大きく実った双丘が溢れんばかりに揺れる。
それを間近で目撃した智絵里は同僚の十時愛梨を即座に思い浮かべた。それくらいデカイ、及川雫に及ばないまでも向井拓海に迫る程、そして正直何言ってるか全く理解出来ないが多少…多少?天然入った所など十時愛梨に重なる部分がある。
因みに断っておけばプロデューサーは笹貫にはあくまでも常識的な格好を望み、彼女の持つ衣装の中で一番、一番比較的マシなチャイナドレスを着て欲しいと思い、遠回しに彼女に『君が普段着ている服以外で一番君が美しいと思う衣装を着て欲しい』と提言した。が、それはご覧の通り裏切られた。結論、きっちり教えなかったプロデューサーが悪い。
ともあれ、笹貫を伴い通学を始める智絵里。
家より出て徒歩8分余りの場所に最初の難関が現れた。
「はっ!止まって下さい智絵里さん、最初の試練です」
「え?試練…?ですか…」
笹貫に制され足を止める智絵里。正直、企画の為話が通っていなかったら遅刻確定である。
「う~む、何故妾達が此処に配されたのだろうかのう?」
智絵里と同じくらいの背丈の年寄り染みた喋り方の黒と紫の少女、小烏丸。
「さて、わしらである必要が小童の中ではあるのだろうて」
こちらもやはり古くさ…古風な喋り方の小烏丸よりもやや小さい少女、山鳥毛一文字。
「私達である必要とは?」
先の二人に比べ少女というより美女と呼べる、スタイル抜群の月の青さを思わせる少女、天下五剣、三日月宗近
「……この五人である必要がある。と言っていた」
こちらも智絵里と同様の背丈と思われる、銘治時代の軍服を纏い男装の麗人の如き格好の少女、三十二式軍刀 甲。
「うぅ…何かはーだけ場違いじゃないかなぁ…」
こちらはまさかの同僚にして後輩、新人アイドルmiroirの久川颯。
第一の関門は彼女達五人である。勘の良い人はお分かりだろうが、そこはさておき立ち塞がった五人対智絵里笹貫コンビの戦い?が始まる!!
─────
────
───
──
─
いやぁ、わ◯天組は強敵でしたね。
さりとて、無事最初の関門を突破した智絵里達、交差点を越え暫く歩いた後、第二の関門が現れる。
「次は私達がお相手する。大分待った?」
最後を疑問系で閉める少女に智絵里は驚いた。予行演習と聞いていたのにここまでするのかと、大いに驚いた。何故ならば彼女は他社のアイドル、まさかこの企画に協力しているとは夢にも思わなかった。
「どうして……水谷…絵理さんが…?」
そう、876プロのアイドル水谷絵理である。更に
「絵理ちゃんだけやあらんよ!」
その声で絵理の隣を見れば、笹貫とは別の意味で露出の多い少女、徳善院貞宗。
「智絵里さん、油断は禁物ですよ。彼女達は先の五人に匹敵する強敵です!」
笹貫が緊張の面持で唾を飲む。
地獄の第一関門に続き、苦難の第二の試練の幕が上がった。
───
──
─
ともあれ回想を終えた智絵里、その顔はまるで菩薩のように達観していた。
いやはや、CV大西沙◯と水瀬い◯りのアイドルか巫剣が居たら危なかった。因みに別部署の某マフィア◯田のような小山◯志声のプロデューサーが付近で尾崎Pを取り抑えていたのは別の話。
「ふぅ、何とかなりましたね」
智絵里に向け笑顔は向け、額の汗を拭う笹貫。
智絵里としてはもう、何が何だか解らない。因みに途中絵理、徳善院の天使(CV的に)コンビに人間代表助っ人らしい襷を掛けた加蓮が合流したりしたが、先に天使(電撃系コミック的に)コンビが絵理のスケジュール都合でドロップアウトし(他意はない)何とか辛勝?いや快勝か……したのであった。
第二の関門から暫く歩いた所で第三の関門が見えてきた。
流石に智絵里も慣れたのかバニー笹貫と普通に談笑するくらいには余裕が生まれていた。
「あ、次の試練ですね」
「はい、そのようですね~。」
さて、見えてきた第三関門で待ち受けていた人物は──
「ようこそ、第三の試練へ……あの何でぼ…私が?」
「知らな~い、わんちゃんが決めた事だしぃ」
「ところで何でヒロが居るの?」
「にゃはっ♪何でもくじ引きで決めたみたいよ~」
「あの…皆さん、既に智絵里さん達も来ていますし、試練を始めませんか…?」
「その娘の言う通り、お嬢ちゃん達が待ちかねてるよ、さて、次はわっちらがお相手でありんす」
現れた刺客は六人+書割のポップ一体であった。
順に、秋月涼(最近、実は男であるとカミングアウトしたのに今回の企画の為に再び女装させられた)、【影打】ソボロ助廣(やる気無し)、城和泉正宗(影打ソボロの存在に困惑)、金地螺鈿毛抜形太刀(通称らでぃちゃん)、鷺沢文香(皆を何とか纏めようと四苦八苦)、星月夜正宗(文香のフォローに周る)、そして書割は283プロアイドルALSTROEMERIAの
桑山千雪書割ポップ(スケジュールの都合がつかなかった)、以上六+一枚の集団が立ち塞がったのである。
先程の二人や最初の五人以上の強敵である。果たして智絵里と笹貫はこの試練を突破出来るのであろうか……!?
余談ではあるが、プロデューサーはこの関門のメンバーで最後まで奈緒(神谷の方)と星月夜、どちらを配するか迷っていたのであった。
省略!!
その後も次々と現れる試練と刺客に苦戦しながらも遂に校門前に辿り着く智絵里と笹貫。そして最後に立ち塞がったのは3つの影。
「来ましたね智絵里さん」
作務衣と手拭いを纏った、智絵里には馴染み深い顔、アイドル藤原肇。
「ごめんね智絵里ちゃん、何か色々とゴメン…」
何やら既に罪悪感を出している、同じく智絵里には馴染み深い、おでこの広いつり目がちなキュートな少女、関裕美。
そして──
「っ!?…、はぁ、ふぅ、……か、かば…カバディ、カバディカバディカバディカバディ!」
智絵里達を見た途端、顔を強張らせ、恥を忍んで覚悟を決め深呼吸しカバディを連呼し始める、影打ソボロに似た顔の女性、ソボロ助廣。いやまぁ、彼女の方がオリジナルなのだが…。
ともあれ、恥も外聞も放り投げ…──目元に涙が見えるが──必死にカバディしている彼女。
尚、プロデューサーは後で死ぬ。
「智絵里さん、ここが最後の試練の場です。頑張っていきましょう!」
「は、はい!……眼鏡の人、大丈夫かな…」
ソボロの心配をする智絵里、天使か!天使だった。
30分後
「ゼェ…ゼェ…」
「…………///」
「お見事です、お二人共。先にお伝えした通り試練はこれで最後です。さぁ、校門をお通りください」
虫の息で倒れ伏したソボロ、乙女として何か大切な物を棄ててしまった裕美、そして…やりきった顔の肇に促され校門を潜る智絵里と笹貫。
「ゴールです~!おめでとうございます智絵里さん」
「わわっ…!?」
校内に入った途端、賛辞の声と共に智絵里に抱き着く笹貫。いきなり抱き着かれ、笹貫の胸に顔が沈む智絵里、これまでの経緯はともあれ無事に予行演習をやりきった智絵里は安心してへたり込んでしまう。
そこへプロデューサーが後ろにプラカードを隠しながら近付き、智絵里達の前に立つとプラカードを掲げる。
そのプラカードにはこう書かれていた。
『エイプリルフール企画、ドッキリ!練習かと思えば本番でした!大・成・功!!』とポップな文字で書かれていた。
「ふぇっ?」
「お疲れ様です~。智絵里さん、この度はご苦労様でした、協力してくれた皆さんもありがとうございます~」
何が何だか訳が解らない顔の智絵里に対し、笹貫は智絵里と周囲に労いの声を掛ける。
その声を皮切りに、今まで立ち塞がった者達がぞろぞろと現れ智絵里達を讃え始める。
『おめでとう!』
パチパチと拍手と共に皆が智絵里を囲む。
呆然としていた智絵里だったが、顔を俯かせ、音も無く立ち上がると、そのままプロデューサーの方に歩み寄り、スッと右手を手刀の形にすると振り上げ──
「なんでやねん……!」
そのままプロデューサーに振り下ろした。
必殺ちえりんちょっぷである!
平仮名字面にすると可愛らしいが、その威力はパーフェクトネオジオングを破壊したサイコフレーム覚醒のユニコーンのビスト神拳に匹敵する威力!
正しく血壊麟超賦である!(民明書房より抜粋)
結論、プロデューサーは死ぬ。
因みに、この時の出来事含め今回の企画映像は後日ノーカットで全国のお茶の間に放送された。
登場人物紹介
緒方智絵里
キュート属性のアイドル、セミロングなツインテールの庇護欲を掻き立てる様なか弱い儚さがある少女。CV大空 直美
当初は気弱で少々人見知りの気位があり、自身が不幸体質と言うこともあった。後にそれ以上の不幸体質アイドルが出るとは思わなかったが。
どうにもアイドルをする前は家庭環境に問題が有ったらしく、そういった環境から来る人格形成の為、自分に自信が無かったがプロデューサーと出会い、様々な仕事をこなす内に天使になった。別に説明を省いた訳ではない!断じて!
趣味は四つ葉のクローバー探し。これは過去の経緯から生まれた趣味である。ウサちえりんは可愛い、ウェディングちえりんはプロデューサーは殴られらべき。
笹貫
巫剣、五徳は智、技属性水、標準タイプ。CV小見川 千明
月から来たお姫様を自称する巫剣、明るくお喋りな性格だが前述した通り、月のお姫様だっただの、月からは婿探しに来ただの、虚言としか思えない事を言う。
その為、月に帰る手段を探しているが、進展は一向にない。
また露出具合が非常に際どい、露出の高い巫剣は数居れど、見た感じの破廉恥感が高いのは彼女を含め早々居まい。バリエーションの衣装も本編で語られた通り、露出が際どい物ばかり、バニーガールならば胸元は言わずもがな、下半身も股と内腿の辺りが非常にフェチズム全開である。チャイナも実の所スリットがかなり際どい。
兎に角、笹貫という巫剣を表す言葉は唯一言『際どい』だろうか(個人差があります)
はい、今回サブで出た巫剣で小烏丸とらでぃちゃんと三日月と甲と徳善院と影打ソボロ持ってないので目茶苦茶欲しいです!
徳善院以外は皆、月末の特別ガチャな上に渋いんですよね出現率。
因みに小烏丸の一人称『妾』と前回の歌仙の一人称『わらわ』はちゃんと公式です。歌仙は平仮名なんですよね~。
さて因みに、笹貫の小見川さんですが私の知る小見川ボイスの中で多分笹貫が一番可愛く声を出してる気がします。
それではまた次回お会いしましょう。
今回の総選挙とボイス選挙同時開催、何とか泉、のあさん、マキノ、つかさ社長、千秋、泰葉、琴歌、レナさん、風花、ふぇいふぇい、あかり、洋子さん、時子さま、櫂くん、智夏、志保……駄目だ、書ききれない!
兎に角、声が付いてないアイドルに何としても声をォォォォヲ!!