リアルほたるPと生粋のデュンヌがまさかの社長役、しかも挨拶代わりのつかさをゲット報告と言う徹底ぶり。
やったぜ!です!
アリスギアのファティマ王女、刀使ノ巫女OVAの長船のレイピアさん、雷切丸(千鳥)と来て遂につかさ社長。
私がプレイしてるアプリでビンゴしましたよ!オホホ
346プロダクション・夜
毎度お馴染み、我らがプロデューサーが緑の悪……女神からの
と言うかプロデューサーは彼の他にも居るのに何故彼だけ残業しているのか……それはアイドル事業が立ち上がった時からいたプロデューサーだからなのだ!
スポンサー特権?そんなものはプロデューサーになった時点で死んだ!サヨナラ!
ま…まぁ、めいじ館には彼の家族でもある巫剣が居て、仕事が終われば、社宅に帰らなくてもめいじ館の個室で眠れるから便利ではある。うん?結局ブラックでは?
さておき!そんな残業を高速で処理するプロデューサーの背中へ近付く不審な影が──
「よっ、お疲れプロデューサー」
手に持った缶コーヒーをプロデューサーの頬へピトッとくっ付けるハスキーボイスの少女。
「あははは!何慌ててんの?幽霊とでも思ったワケ?」
少しウェーブが掛かる金髪をサイドテールに纏めブルーヴァイオレットの瞳、同年代に比べてもスラッとしたスタイル、それでいて出るところはしっかり主張しているこの美少女は"桐生つかさ"。
彼が直接担当するアイドルの1人にしてなんと!現役の女子高生社長である。
彼が彼女をスカウトした経緯はまぁそれはもう凄かった。そしてそれを承諾した彼女も凄かった。
ともあれ、年齢を感じさせない信頼関係を築いている2人である。(まゆとかちょっと嫉妬するくらいツーカーな程である)
「んで…それが今度あたしが受ける仕事ってワケね、へぇ悪くないじゃん。さっすがあたしのパートナー」
ビジネス人特有の盛り上がりで会話を弾ませる2人、そこへ新たに部屋の扉を開けて誰かが向かってくるではないか。
「あ、主!居るか?」
少々自信無さげにそろーりそろりと現れた人物は半袖Yシャツの上に袢纏とも襦袢ともとれる着物を纏い、右袖側をはだけさせたパンキッシュな着こなしの美女。
彼女はめいじ館は御華見衆の巫剣、"雷切丸"である。
「ん?あんたは確か……めいじ館の店員だっけ?」
「っ……ああ、あたしの名は雷切丸。貴殿の言った通り、めいじ館346プロ支店の者だ」
自身の主の隣に立つつかさを認識してヘタレ気味だった態度を一変させる雷切丸。音にするならヘナァ~からキリッ!である。
ところでこれは余談ではあるが、外は現在雨風に震える悪天候なのであるが…更に補足するならば雷切丸は元々千鳥と呼ばれ仕えた主と共に雷を斬った逸話の持ち主である。
そして空は雷鳴が光り鳴りと轟くこの状況、雷切丸は必死に耐える。
そう主1人だけなら未だしも、見ず知らずと言っても良い具合いの回数しか対面していない相手にくらいは虚勢を張りたいお年頃……かは兎も角、格好をつけたいのだ!!
「へぇ、雷切丸ね。オッケ、覚えた。あたしは桐生つかさ。ま、宜しく頼むよ」
対してつかさはこの余裕、これが社長力か……!
つかさが差し出した手を雷切丸が取ろうと歩み寄ったその瞬間、
ウ、ウ、ウルフの~♪と言う冗談は置いといてかなり近くに落ちたのか轟音が轟く。
その際、僅かな時間、オフィスの照明が落ちる。
「ひっ?!いゃぁぁああ!!?」
「「!!?」」
可愛いらしい悲鳴を挙げておへそを押さえて屈む雷切丸。そんな彼女を見て驚くつかさとプロデューサー。
チョ、マテヨ!プロデューサーは雷切丸が雷ダメなの知ってんでしょ!
「あ…あー、大丈夫か?……ダメっぽいな。ほらほらプロデューサー!取り敢えずこの娘を落ち着かせるの手伝えよ」
屈んだ雷切丸を覗き込み、彼女の背を支えソファに移動させるつかさ。
プロデューサーはてんやわんやと慌てふためきながら防災頭巾やらノイズキャンセラーやらタオルケットやらを持ち出す。
「いや、落ち着け」
ズビシッ!とチョップを咬ましてプロデューサーを落ち着かせるつかさ。
頭から煙を上げながら自らを落ち着かせた。
「雷怖い…雷嫌だ…雷怖い…雷嫌だ…」
渦中の人物、雷切丸は整端な顔を涙で汚しながらぶつぶつと呟いている。
空模様も大分落ち着き、雷切丸も元の調子を取り戻した。
「す、すまない、あたしとしたことが…取り乱してしまった。ああ…やっぱり雷だけはダメだ…」
「ま、気にすんな。誰だって苦手なモンはあるよ。あたしも最初はアイドルの外側しか理解してなくて、デビュー本番で腰が退けた経験あるしさ、あんたも何時までも落ち込んでるなよ」
雷切丸を励ますつかさ。しかし雷切丸は幾ばかを呟き終えるとYシャツのネクタイをほどき立ち上がると──
「ふふ…済まない。貴殿のような会って間もない者にまで気を遣わせてしまった。やはりあたしのような奴は首を吊って死ぬのがお似合いだ…」
「「!!?!?」」
1人ふらふらとプロデューサーが先程まで座っていた椅子まで歩き、膝を掛け登ったかと思えばネクタイを天井の金具に通し首輪を作る。
流石にまずいと思ったかプロデューサーとつかさがダッシュ!で止めに入る!
今の瞬間を346プロの熱血猪トレイン日野茜が見れば眼をキラキラに輝かせて感心したハズだ!
『ナイストライです!!!!』
多分、きっと、メイビー。
斯くして間一髪首吊りを回避した雷切丸は叫ぶ。
「離してくれぇぇ!あたしなんか生きててもしょうがないんだぁぁああ!!」
暴れる雷切丸を取り抑えるつかさとプロデューサー。
画にすると雷切丸が仰向けの状態で彼女の上にプロデューサーが乗り、プロデューサーの上につかさが乗り抑えている形だ!
意図せず2人のたわわで見事なお山に挟まれたプロデューサー。爆散しろぉぉおおおお!!
──この後ちひろに目茶苦茶怒られた
「ハッ!?」
「どうしたの愛海ちゃん?」
「今、あたしの知らない所でとても重要なチャンスを逃した気がする!!?」
「あら…いけない娘ね…」キュッ!
登場人物紹介
桐生つかさ
クール属性のJK社長。漬物とチーズカツカレーがバズる結構かわいい所も多いアイドル。CV河瀬茉希
辻野あかり、砂塚あきら、夢見りあむ、黒埼ちとせ、白雪千夜、久川凪、久川颯の7人が追加されるまで長らく彼女が最後のシンデレラのアイドルであった。
本編でも記された通り、現役の学生でありながら自らが経営する会社を持つ社長である。
そして第二回ボイス総選挙であかり、あきらに次ぎボイスを獲たシンデレラガールでもある。
某動画サイトの投稿合作動画ではよく世界の破壊者だの天才物理学者だの桐ぃ生ぅちゃぁぁんだのとネタになったりもする。
彼女の発言は自身の経営者としての経験等から来るものである。が、人によってはそれが鼻に衝くと言う方も居るだろうが、彼女は信頼と期待にはちゃんと応える人物であるのでどうか食わず嫌いは止して欲しい。
雷切丸
巫剣、五徳は信、技属性雷、薙払タイプ。CV河瀬茉希
本編でもあったように元々は千鳥の名で馳せた巫剣である。雷を斬った事で雷切丸と名を改めた。
常に冷静に見えるが、その実豆腐のように脆いメンタルの持ち主で何事かあれば首を吊ろうとしたり凹んだり、色々メンドクサイ性格である。
また雷を斬った際に起きたある事がトラウマとなり、雷が怖い。
何度か克服しようと試みるも失敗に終わっている。
また立花の家に仕えていた時代、波泳ぎ兼光からはよくからかわれたりしている。
千鳥時代は五徳が仁、技属性が風と変化し髪型が長髪のポニーテール、服も臍部を大胆に露出した出立ちとなる。
つまるところ雷切丸時はどうあってもヘタレ。だがそれが良い!
因みに衣装の立ち絵スキンに電撃文庫のコラボでストライク・ザ・ブラッドの姫柊雪菜の制服を着る。
その際、隊長を先輩呼びしてくれるので立ち絵の出来も併せて筆者のお気に入りである。カワイイ
雷が苦手な割に鍔は閃光を纏っている。
好きな物は雷おこし、嫌いな物は豆腐である。
勝利の際のディザルト画面で雷で焦げてたりする。
さぁこれで後はのあさんと時子様が来ればあのヴィジュアルの暴力ユニットが見られるぞぉお!
ちゃんまきは純子ちゃんも好きです。
あぁ~早くあのイケボで歌うおねシン聴きたいなぁ。
因みに今回のタイトル元ネタは今秋アニメ化も決定した某熊アニメです。
最近所属した巫剣は会津政宗と九戸来でした。
与太話ですが、デジモン×ハーメルンでお馴染みのハイスクールD×Dで何か一作思い付いてしまったので、これもパイロット版を投稿しようかなぁと思ったり思わなかったり…。