シンデレラ百剣・斬 アイドルと巫剣   作:ダグライダー

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 こんばんございます!(謎の挨拶)
今回の中の人ネタです。基本中の人ネタばかりでパロディが難しい。今回は強いて言えば本家のネタのパロディ?かな?
 ついでに、今回のお話ではアイドルも巫剣もタイトルの2人以外も喋ってます、まあ …ほんの少しですけど
 そして、今度の天華百剣のイベント楽しみです!
何せストライク・ザ・ブラッド ですから、電撃作品のコラボで以前衣装に雪菜の制服がありましたが遂に本格的にコラボですよ!?煌坂を手に入れなくては!!←コラボキャラを一度も手にしたこと無い隊長。


松永涼と牛王吉光

 

 ──どこの世界にもトラブルメーカーは居る。

 

 「ふぅ、遂に完成だ」

 

 ──本人に悪気が有ろうと無かろうと事件を起こす、

 

 「さてこれを隊長くんに早速試してみようか、ふふ」

 

 ──例え当人は良かれと思って行動したのだろう事でも。

 

 「さぁて、隊長くんはどこかな?」

 

 ──兎に角、問題…げふん!トラブルメーカーというモノは常に何かしらの事件に関わるのだ。

 

 「……お、見つけた♪」 「…退いてくれぇ…!

 

 ──ましてや、確信犯と天然のトラブルがかち合えばどんな結果になるかなど……。

 

 「おーい!隊長くーん!!」 「主、牛王、危ない!?

 

 ──つまり何が言いたいかと言えば。

 

 「えっ?!…しまった!」 「あぁ、またわたしの不幸が!!」

 

 ──ドンガラガッシャーン!!と、こんな具合である。

 

 「隊長くんっ!?」 「あ、あるじぃいいいい?!?!」

 

 

 

 

 

 

 今日も今日とて忙しなくプロデューサーやアシスタント達、或いは関係者が働く346プロのオフィス。

 そのアイドル部門の一室で戯れるアイドル達、そのアイドル中に凛とした空気とパンキッシュなしかしどこか育ちの良さを感じさせる少女。

 百人に聴けば大半は格好いいと答えるだろう美女と言っても差し支えない少女"松永涼"は同僚のアイドル達と談笑しながプロデューサーを待っていた。

 「しかし遅いなプロデューサーサン。何かあったのか……」

 一見、不良ぽく見えなくも無い彼女だが面倒見は良く、また先に述べた通り育ちの良いお嬢様でもある。

 「りょ……涼さん、どう…したの…?」

そんな彼女を心配そうに見上げる、彼女の膝上に陣取った小柄な少女、彼女の名前は白坂小梅。涼と同僚のアイドルである。

 因みに白坂小梅は大のホラー好きでもあり、また視える娘でもある。何せあの子なる友人が居るのだから。

 話は逸れたが、涼は今回の収録に久しぶりにプロデューサーが付き添う事を内心で嬉しく思っていたのだ。………いい加減にしろよプロデューサーのスケコマシ野郎!!

 

 「うん?ああ、プロデューサーサンの奴、遅いなって思ってね。アタシ自身は何ともないよ」

 「良かったぁ……でも、確かに…遅いね…プロデューサーさん」

 と、2人してプロデューサーの事を案じていた頃、346プロの一階エントランス受付では一悶着起きていたのだった。

 「えー、ですからアポイントメントの無い方のお通しは出来なくてですね…」

 「いや、だから拙…わたしは此処のプロデューサーの関係者だと言っているだろう!」

 「ですから、関係者であると言うならこそアポの有無をですね……」

 受付では受付嬢と灰色染みた黒髪の女性が先程から同じやり取りを繰り返している。少し離れた場所に角のような髪飾りをした少女とおっとりとした雰囲気の女性がその様子を伺っている。

 「あらあら、困りましたねぇ。やはり私達だけでは難しいみたいね~」

 「しかし、このままと言う訳にもいかない。隊長くんも今回の仕事は休めないと言っていたしね」

 角の髪飾りの少女は牛王吉光、おっとりとした雰囲気の女性は丙子椒林剣、そして受付嬢に突っ掛かっているのは石田切込正宗、この3人は巫剣である。

 因みに、牛王の胸元には銘治時代の軍服と軍帽を纏ったロップイヤーの灰色のウサギのぬいぐるみが抱き抱えられていた。

 「さて、どうしたものかな」

埒が明かない問答を尻目に頭を捻る牛王と椒林剣、ぬいぐるみも何故か難しい顔をしている。

 そこへ、いつまで経っても現れないプロデューサーを不振に思ってかアイドル部門のアシスタント、千川ちひろが現れた。

 「プロデューサーさんたら一体どうしたのかしら……あら?」

 ちひろは堂々巡りを続ける石田切込を見付け、受付嬢に声を掛ける。

 「どうかされました?」

 「ああ!千川さん、丁度良いところに!実は…」

ちひろの出現に天の助けを見た受付嬢、石田切込を指し説明を始める。

 おおよその事情を聞いたちひろはプロデューサーの手掛かりを得る為に、石田切込そして離れて様子を伺っていた牛王と椒林剣に声を掛け、アシスタント権限で応接室に通す事を決めた。そして──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「皆さん、おはようございます」

数時間後のオフィスにちひろが現れアイドル達に挨拶をする。そしてアイドル達に集まるよう促す。

 「実は今日アイドルのみんなに大事なお話があります」

「エ,ナニナニ?モシカシテ倒産トカ」 「イヤイヤ、実ハ結婚トカ?」 「マサカー」

 何やら好き勝手言っている者も何人かいるが気にせず続けるちひろ。

 「まずは、話を円滑に進める為、ここにゲストをお呼びしました。さぁ、入ってきてください」

 そう言ってちひろは入って来た扉の後ろに声を掛ける。すると、新たに現れたのは珍妙な格好の3人の女性とその内の1人の腕に抱えられたぬいぐるみであった。

 「どうも~初めまして~」 「やぁ、こんにちは。いや、こういう場ではおはようかな?」 「ぅう、拙者なぞが入って大丈夫だろうか……」

 入って来た順に丙子椒林剣、牛王吉光、石田切込正宗

である。因みに我が346プロの誇る登山アイドルは彼女達の見事なお山に釘付けである事を付け加えておく。

 「え~、こちらはプロデューサーさんのご実家から入らした丙子椒林剣さん、牛王吉光さん、石田切込正宗さんです。」

 「……ちひろちゃん、失礼を承知で聞くけど彼女達とプロデューサー君が来ない事はどう関係してるのかしら?」

 ちひろにそう訊ねたのは川島瑞樹、346プロ年長組アイドルの1人、御歳28歳の美女「美少女!」失礼、美少女?アイドルである。

 「コホン…それで答えてくれるのかしら?」

 「はい、実は…」 「失礼、千川女史。ここは私が説明するよ」

 ちひろの言葉を遮り、前に出て自ら名乗り出る牛王。

 「アイドルの諸君、まず最初に謝罪させてくれ。申し訳無い、この度は此方の手違いにより君達の敬愛する彼は()()()()()()()()()()()()()

 その言葉と同時に彼女が腕を掲げる。その先には先程から腕に抱かれていたぬいぐるみ、何故か顔がほんのり赤くなっている。

 「「「「「「「「「「え……?」」」」」」」」」」

皆、一様に呆け、暫しの沈黙

 『えぇぇえええええええ!?!

 

 346プロに大絶叫が響き渡った。

 

 

 

 「なるほどね、だからPサンは珍しく遅れてたのか」

 「いやはや済まない、まさかこんなことになるとは私達も思わなくてね」

 あれから牛王達の説目によりぬいぐるみと化した経緯をつまびらかにされるプロデューサー。

 涼もプロぐるみを持ち上げしげしげと観察している。

 要約すればこうである。

 

 朝、牛王がとある薬を完成させ、プロデューサーの元へ向かおうと部屋を出た所、プロデューサーが偶然近くに居たのでこれ幸いと声を掛けた時、後ろから何故だかワックス掛けをされ滑り易くなっていた廊下を偶々通ってしまった石田切込が滑り、扉を開け部屋の外に出た牛王とぶつかり、牛王は手元の薬を守ったが偶々、他の薬がプロデューサーの方に飛び薬瓶の蓋が偶々空中で開き、頭からソレを被ったプロデューサーがみるみる内にぬいぐるみに変化していったというのだ。

 

 「やれやれ、私としたことがうっかりだったよ」

 「うっ、す、済まない。私が不幸な巫剣であるばかりに……」

 「いや、別に責めてないさ。しかし、こういったハプニングは桑名江の担当とばかり思っていたからね、以外だったよ」

 と、石田のフォローをしつつもさりげに桑名江に対し失礼な気もする事を宣う牛王。

 「えっと、牛王と石田切込だっけ?……アンタ達は分かったけど、アッチの丙子椒林剣って人はどうして一緒に来たんだ?」

 「それはね、私達だけじゃ流石に不味いと感じたらしく、司令、副司令、小烏丸、隊長…君達のプロデューサーくんで話し合った結果、副司令が同行する事になったんだ。まぁ、城和泉も同行を申し出ていたけど……」

 「ふ~ん、まぁ、とにかくプロデューサーサンが無事…ではないかもだけど命に関わる様な事じゃないのはなによりだよ」

 牛王の話に出た城和泉は最後まで残る事に渋っていたがそれは今は関係無い。

 「ふわぁ…、プロデューサーさん…可愛い…。でももっと…綿が飛び出てたり…とか……目のボタンが…片方外れてるともっと……いいかも」

小梅は目を輝かせて恐ろしい事を言う。しかし可愛いから許す!

 「残念だけど、元に戻る時にどんな影響が出るか解らないからね、そう言った事は止してくれ」

 「そうだぞ、流石にプロデューサーサンがグロテスクな様はアタシは見たくない」

 「そっ…か、残念…でも、わたしも…プロデューサーさんが…ゾンビになるのは……まだ良いかな……」

 牛王の言葉と涼に窘められ、反省する小梅。

 「おっと、そろそろ時間か……それじゃ本当に良いんだねPサン」

 涼の問いにぬいぐるみの頭部をコクンと縦に振るプロぐるみ、何と彼はこの姿のまま現場に同行すると言い張ったのだ!

 「心配は無用さ、私も念の為、同行するからね」

とは言え、プロぐるみとアイドル1人だけでは不味いので牛王も収録に同行する次第となった。

 

 

 

 

 

 都内某スタジオにて。

「お待たせ致しました、346さんお願いしまーす!(…ぬいぐるみ?)」

 「じゃ、行ってくるよ」

 スタッフの言葉に涼がブースへと消えて行く。

残されたのは牛王とプロぐるみだけとなった。

 「へぇ~、最近はこんな所で歌を唄うんだね。そうしてあの店で見る円盤になるのか、すごい進歩だ」

 感心する牛王に自慢気なプロぐるみである。

 一方、ブースに入った涼は窓から覗く牛王達を見ながら自身の心のスイッチを入れる。

 「(今日は予想外な出来事だったけど、まあプロデューサーサンと思わぬ形でも一緒に来れた、それにゲストも居る、ならいつも以上に気合い入れて)アタシの歌を聴けぇえ!!」

 

 それから、一発取りで収録を終えた涼であった。

 

 


 

 登場人物紹介

 

 松永涼

 クール所属のアイドル、18歳のバンドボーカル系。CV千菅春香

 元々はライブハウスでバンドを組んでいたが、芽が出ずメンバーが解散、その折に偶々来ていたプロデューサーにスカウトされる。最初期のカードからちょっとワルっぽかったり、ダーティな格好だったり、男勝りな部分があったりする性格等で格好いいイメージが強いが、クールでは珍しいお嬢様である。

 趣味はホラー観賞、同じ趣味の白坂小梅とは仲が良くデュオを組んだりする。因みに、ホラー映画には出演はしたくないらしい(ヒロインは大抵死ぬから)

 スタイルも中々に良い、上から90、56、86である。

小梅以外に親交があるアイドルは、向井拓海、木村夏樹、大和亜季、藤本里奈、佐々木千枝、福山舞等。

 余談だが筆者のお気入りアイドルの1人でもある。

 

 

 牛王吉光

 巫剣、五徳は信、技属性雷、疾風タイプ。CV千菅春香

 

 ゲーム天華百剣を初めてプレイすると最初から使える初期三刀の一人、初期の3人はこの牛王に加え城和泉、桑名江なので五徳各々の色合いを見てもアイマスに通ずる物がある。礼は赤、智は青、信は黄である。補足として、義は紫、仁は緑である。

 藤四郎姉妹の一人でもあり、薬師としての技術や医療の知識などもあり、銘治の世では禍憑退治、めいじ館のウェイトレス仕事の他医者をしていた。

 他人をからかうのが得意なのか隊長や城和泉をよく弄っている。

 背は低いが胸は大きい。個人的には初期立ち絵で損しているタイプだとは筆者の談。

 彼女を含めた初期三刀は成長最終限界突破、親愛度限界、レベルマックスをすると極で見た目が変わる事が出来る。

 因みに、天華百剣コミカライズの1つ─彩─の主役であり、全ての元凶。ぬいぐるみのネタはコレが元になっている。コミカライズの作者は牛王デザインのたかみ裕紀先生。

  




 後書きにて、短めの補足を
 白坂小梅、クールアイドル、ホラー大好き霊感少女。
 
 川島瑞樹、クールアイドル、わ か る わ !

 石田切込正宗、巫剣、不幸、いっしーと呼んであげよう。

 丙子椒林剣、巫剣、福司令版あるよ、桑島法子だけど死なないよ。

 とまぁ、詳しい紹介は当番回でと言うことで、果たして隊長もといプロデューサーは人間に戻れたのか……皆さんのご想像にお任せします。
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