シンデレラ百剣・斬 アイドルと巫剣   作:ダグライダー

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 こんにちはダグライダーです。
今回はあまり中の人ネタ関係無いです。強いて言えば、お嬢の中の人と大三原の中の人が間接的な関係があるのかな?気になった方は調べてみたりしてください。
 しかし広島弁は苦労しました、彼女達のテキストを読んで推察しながら書いたので、何処かおかしな所があるでしょうがご自愛(意味違う)ください。
 序でに、数珠丸が居ないので此処に新田美波投入!オマケに和久井さんもシューッ!超エキサイティン!!



大三原「おひけぇなさって!」 巴「おう!ドコのシマのもんじゃ!!」

 仁義無き地、広島ァ!

 

【BGM:仁義無き闘争】

 

 今、この地に降り立ったアイドルが三人……。

 「帰ってきたのう、広島」

 「凱旋ライブになるのかしらね…」

 「気合い十分!美波いきます!」

彼女達の名は村上巴、和久井留美、新田美波。三人ともこの地に生まれ育ち、そしてプロデューサーによってスカウト或いはオーディションによってアイドルとなった者達!(SE:修羅の國的なアレ)

 「………何だか、さっきからおかしな空気になってませんか?」

 新田美波、BGMとSEの存在を何となく気取る!

しかし認識は出来ない!!

 「ほうかのう、いつも通りじゃけん」

 「どうしたの美波ちゃん?別に何もおかしな事は無いわよ」

 「そ、そうですか?……う~ん、考えすぎかなぁ」

 美波、他の2人の意見から自身の方を疑う!

 「しかし、プロデューサーの話じゃ、迎えが来るハズなんじゃが……」

 村上巴、プロデューサーからの迎えが一向に来ないことを不信に思う!!

 と、そこへっ!!

 「あんた方が主どのの言うとったお嬢さん方かいのう?」

 巴お嬢同様、こってこての広島弁をで三人に声を掛ける一人の派手な着物姿の女性。

 「おう、何もんじゃお前?」

 「ほほう、聞いてた通りの肝の据わった娘じゃのう」

巴お嬢の睨みに臆すどころか、不敵に返す女性。正に一触即発!!

 「待って巴ちゃん!あの貴女は、プロデューサーさんの知り合いの方ですか?」

 剣呑な空気を感じ取り、咄嗟に間に割って入った美波!そう彼女もまた広島の女!

 「おっと、そうじゃった。紹介が遅れた、うちは大三原言う(モン)じゃ、主どの……あんたらの言うプロデューサーの遣いのもんじゃけぇの。よろしくたのむけぇ!」

 大三原と名乗った女性がにっかりと笑う。

和久井留美はそんな彼女をまじまじと観察する、淡い金髪に、烏帽子の様な帽子、白菊の花の髪飾り、一見すると着流しの様に見える着物、その着物の上から胸元以外を覆う形で着込んだ鎧を思わせる謎の服、しかし下半身は存外露出が高い。腿の絶対領域が眩しい!

 そんな彼女のイメージを表すならば、金の錦鯉だろうか!

 「大三原さん…でよろしかったかしら?初めまして、私は和久井留美。この子達は村上巴ちゃんに新田美波ちゃんよ」

 「おうさ!主どのからあんた達のことはよう聞いとるけぇ、安心せぇ!」

 先の空気など気のせいだったかの様に、一転フレンドリーな大三原、これにはお嬢も面を食らう。

 「悪かったのう、村上の。あんたの実家の家業を聞いとってからに、うちも嘗められんように気い張ってとったわ」

 「お、おう…ほうか…ウチの方こそスマンかった。考えてみたら、プロデューサーの奴の知り合いに悪い奴はおらんけ、ウチもまだまだじゃ」

 今此処に、争いは終結した!お嬢と大三原がガッシリと握手を交わす。

 「あの…因みにプロデューサーさんは今、何を?」

美波の疑問が大三原に向かう!

 「それなんじゃがのう、確か新田の娘さん、あんたとこの家さ行って家族に挨拶するとか言うとったのう、その後に和久井の姐御、村上のお嬢と廻る言うとった」

 まるでカチコミの御礼参りの如く言う大三原、しかし存外その表現は間違っていない!強いて言えば、御礼参りされるのはプロデューサーの方である!

 特に新田家からは、美波の父親である海洋学者から、まるで時を止められたかの如く高速連続ラッシュを叩き込まれるのだ!

 「プロデューサーさん、大丈夫かしら…」

美波の心配を他所に、新田家ではまるでエジプトでの最終決戦の如き死闘が勃発していた!!!

 そして忘れてはならない!この後プロデューサーは和久井家を通って、村上家で仁義無きあんなことやこんなことになるのだ!

 

 「さて、うちはあんた方の迎えじゃが、実の所、今の安芸の事はよう解らんけ、一緒に回ろうや!何、心配は要らん、主どのからもゆっくり来るよう仰せつかったけぇ。四人で軽い珍道中と洒落混むとしようや」

 「そうね、折角のプロデューサーさんの好意だもの、甘えさせて貰おうかしら…」

 「留美さんが良いなら私は異存ありません」

 「ウチもじゃ、親父達は首を長うして待ってるじゃろうが久し振りの地元じゃけん、姐御達も問題無いようだし気楽に散歩と洒落混むけぇ」

 こうして彼女達は姦しく広島の地を廻る。

途中、軟派な旅行者が美波目当てに粉を掛けてきたが、大三原とお嬢の眼力にそそくさと退散した。

 

 「おおう、こうして改めて見ると、昔と大分様変りしたのう…」

 「大三原さんはこの辺りに昔住んでいたんですか?」

 「おうさ!あんた達の産まれる随分前の事じゃがの」

 「うん?大三原の姐御は、見たとこ二十そこそこに見えるが?」

 「……もしかして、最近事務所に来てる巫剣の方々と同じ人かしら?」

 大三原の溢した言葉に美波がこの辺りに住んでいたのかを訊ね、お嬢が質問を投げる。そこに留美の姐御がここ最近事務所で起きてる交流を思い浮かべる。

 「おう、その通りじゃ、改めて…うちは巫剣大三原。あんた達のご同輩とうちらの仲間が主どのを通して仲良うやってるけぇ、うちらもよろしくしようや」

 その言葉通り、広島の初日は日が暮れるまで女四人の小旅行と相成ったのであった!

 因みに、大三原は久し振りに食べた虎縞のどら焼きをとても美味しいそうに頬張っていたのだった。

 

 

 

 

 

 ━━広島2日目

 今日は広島出身組のライブ当日である。

 結局、昨日は彼女達が宿に着く頃にはプロデューサーと合流したのだが、彼は大分…いやかなり死に体の有り様であった。その有り様を見た大三原が、主を傷付けられた借りを返そうとカチコミしかけるという一悶着があったが、最終手段(棟方流奥義)をプロデューサーが行使し、大三原からの重い一撃を喰らうと言う捨て身で事なきを得る!

 そして、今!

 「昨日は見苦しいところを見せたのう、ほんにスマンかった」

 「あ、いえ、そんな…むしろ私達の方こそ父がとんだご迷惑を……」

 「ウチからも謝らせてくれ、ウチの若いモンが迷惑掛けたけぇ。この落し前はキッチッと取るけぇの」

 「そこまでにしましょう3人とも。幸い、プロデューサーさんは一晩経ったら全快したし、私達はこれから始まるライブに集中しましょう」

 「はい!」 「じゃな!」

留美の姐御の一声によって即座に切り替わる彼女達。それを間近で見た大三原は大いに感心する。

 「成る程のう…、これがアイドルっちゅうモンけぇ……。主どのが夢中になるんも解らんでもないのう」

 「それじゃあ大三原さん、楽しんでいって下さいね♪」

 「大三原の姐御、ウチらの大舞台に度肝抜かしちゃるけぇの!」

 「これを気に、私達のファンになってくれらなら嬉しいわね」

 そう言い残し楽屋からステージに向かった三人、そしてライブが始まる。後に残された大三原は──

 「ほんに別人みたいじゃ……。あんた方の言葉、うちの魂にしかと届いたで!」

 

 ライブの結果は言うに及ばず、大成功であった!!!

 

 後に大三原は語る。

 「うちは今までアイドルと言うたら、すくーる?アイドルしか知らんかったけぇの、なんちゅうたか、何ぞ水に纏わる名前の娘達じゃけ、そん中の方言が漏れで取る娘はよう印象に残っとる」

 A○oursである!

 花○である!

 

 「ありゃあ、うちもうかうかしてられん。主どののハートを巡るライバルが増えたけぇの、ほんに罪作りな男じゃ……」牝の顔である!!

 

 


 

 

 登場人物紹介

 

 

 村上巴

 パッション属性のアイドル、バリバリの広島弁を話す13歳。CV花井美春

 実家はヤのつきそうな黒服が数多くいる『建築関係(自称)』らしい。

 川島瑞樹の存在と父親の策略でアイドルとなった。義理と人情に厚く、面倒見も良い、趣味は将棋など。

 彼女のソロデビュー曲は、ガチのバリバリのド直球な演歌歌謡である。

 

 

 新田美波

 クール属性の清純派アイドル、断じて(意味深)では無い!……無いハズ…。パッと見、16、7歳くらいだが、実際は19歳の大学生。CV洲崎綾

 何やら色っぽい、兎に角色っぽい。

 趣味は資格の取得と大学での部活動でも行っているラクロス、決して資格取得(意味深)でも○クロスでもない!!

 家族構成が海洋学者らしい父親と母親、弟となっており、そのせいか父親空条○太郎疑惑がある。

 後やたら弟に構う。弟!そこ替われ!!

 最近、プロデューサーとの外堀を埋めに掛かってきた。よく絡む相手はアナスタシアでユニット"ラブライカ"を組んでいる。

 

 

 和久井留美

 クール属性のアイドル、バリバリのキャリアウーマンタイプな外見のクールビューティー……に見せ掛けた重い人。CV無し!はよ!ボイス早よ!

 シンデレラガールズ初期の頃、彼女と三船美優、服部瞳子の三人はクール三重士と呼ばれていた。26歳

 重い人だが猫好き(但し重度のネコアレルギー)という可愛い女性。涙に顔を濡らしながら笑顔で猫を抱くカードは色々と凄まじい。前述した二人とはバレンタイン時にユニットを組んでいる、その名も"バレンタイン反省会"!因みに約一名は重さに無自覚である!

 猫好き仲間である前川みく、上条春菜ともそれなりに絡む。事務所内アイドルでは重さを差し引けば常識人枠。

 

 

 

 大三原

 巫剣、五徳は信、技属性は金属、薙払タイプ。CV高槻かなこ

 明るく、接し易く、誰とでも直ぐ仲良くなるが芯が強く頑固な一面もある。

 好物は『広島』のどら焼き、好きなものは鯉。

 忠誠心が高く、主への忠義と信頼がそのまま戦闘力に直結する。

初出のイベントエピソードでは星月夜正宗と共に登場、広島の仁義を隊長に説き、広島の侠気を語る。

 個別のエピソードでは東京の物の多さに目を回したり、広島"風"と聞いて激怒したり、鯉の競りを見掛け、隊長に買って欲しいとせがんだり、恋心入って、鯉と恋を聞き間違えたり、書店で進められた恋愛小説に嵌まったりと可愛いらしい一面を見せる。

 余談だが、筆者の信属性巫剣の中では親愛度MAXの1人。護刀に設定するくらいにはお気に入り

 

 

 

 




 前書きで書いたモノのヒント的な物としては作中に伏字込みで書いてあります。
 そして、私事ですけれど、一昨日祖父が亡くなり、私、今日、喪服を買い?いや借り?ます。
 未だ実感沸かないんですよね、一緒に暮らしてたのに、うーん、以外と白状だったんだな私
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