上薬草落とすし雑食でしょ。
「おや、おかえり。もう飲みに来てるよ。」
「あら、ありがとうございます。」
「お久しぶりです。手紙はちゃんとベスさんに届けましたよ。」
「ん?おお坊主!助かったぜ。ところでノビルはどうだったよ。」
「ポリポリいただきました。肉と一緒に炒めて食べてみたいですね。」
「そうかそうか。うちの村はワインくらいしか土産物になる物はないからいっそノビルでも売るか!」
「土産物ですか?それならここのおかみさんの息子のモスさんが木を彫って片手で持てるサイズの像にしてるんですけどそれじゃダメなんですか?」
「あー、こういっちゃなんだが。アレはさすがにいかんだろ。使わん木材の利用としてみればいいが、本人がアレしか彫る気ないからな。アレはダメだ。」
「ですか。おかみさん、焼肉と葡萄ジュースおねがいします。」
「はいよ!」
「そういえば村の西のところでインフラさんって方に会ったのですけどあの人ってどこに住んでいるんですか?」
「あぁ、インフラ様は村長の家に住んでいる。代々の村長を見守っているらしい。」
「あの人の種族って知ってます?」
「うーん?いや、知らねぇな。インフラ様はインフラ様ってみんな思ってるはずだぜ。なんてったってガキの頃から世話になってるからな。この村を魔物が襲わないように植林や伐採の時期に指示を出してくれるのがインフラ様だ。」
「へぇ。この辺ってどんな魔物が出るんですか?」
「主にヘルコンドルっつぅ巨大な鳥なんだがよ。そいつらは雑食で肉だけじゃなく草も食べるんだが。その草の好みがわかれるらしく色んな種類の木を植えておかないと行動範囲が広がって村まで来ちまうらしい。」
「どれくらいの大きさなんですか?」
「最後に見たのは俺がガキの頃だが…大人と同じくらいにはでかかったはずだ。間違っても一人で森の中へ入るんじゃねぇぞ。お前みたいな子供はかっさらわれて食われちまうぞ。」
「やぁ、おごってもらってありがとうございました。」
「いいって。わざわざ手紙を届けたことを教えに来たんだ。これくらいはする。なんならうちに泊まっていくか?」
「ぜひお願いします。」
「よし、俺の家は樽加工場の横の長屋だ。ちぃと狭いかもしれんが坊主一人増えるくらいなら変わらんだろう。」
「そういえばこの村って娯楽かなんかあるんですか?」
「おう、それなら今頃長屋の連中が集まってサイコロでもやってんじゃねぇか?お前もやってくか。」
「サイコロ…えーとどんな感じのですか?」
「丁半だったりチンチロリンだったりその日に決まるな。」
「あぁ、なら出来そうですね。ぜひ参加したいです。」
「よぉっし。寝るまでやるか!」
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エリゴス
王子
1863ゴールド
盗賊Lv13 寄生
HP117/117
MP631/710
ちから74
すばやさ116
たいりょく47
かしこさ190
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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