DQ7で敵として出る。
何故かゾンビ系扱い。
「ところでお前の職業とレベルは何だ?」
「盗賊のレベル13です。」
「ほう…やはり最近の王族は変わり者が多いな。素直に魔法職を選んでおけばいいものを。」
「それよりはやっぱ、素早さと体力があったほうが生きやすいと思うので。」
「そうか。お前は純粋な人族ではないが復活は受けられるのだぞ?王族ならば護衛も居るだろう。ワレらにくらべて死ぬのが怖くないと思わないのか?」
「いやぁ、死ぬのもそうですけど、痛いのは嫌じゃないですか。できる限り避けます。避けれなければ魔法で防ぎます。」
「ハハハ!親に似たな!クラビウスも痛いのが嫌だから盾で防ぐと言っておったわ。さ、もう聞くことはない。好きにミルヒビークを見て回るがいい。」
「はい、ありがとうございます。お世話になります。」
「おう、新顔。お前も王族か?」
「はい、現在の第一王子エリゴスと言います。あなたは?」
「俺は悪魔王バズズ様の手下でバスモンという。ここでは鍛冶をやっている。お前は何の武器を使っているんだ?」
「このナイフです。」
「…なんだこりゃ、もうダメだろこれ。こっちこい、良いものをやろう。」
「おお、ありがたく。」
「さて、手を見せろ。………よし、ちっと待ってろ。」
「いやぁ、ワクワクします。」
「ほれ、これ持ってみろ。」
「はい…重いですね。」
「王族だろ、普通の短剣だとお前らにゃ軽い。このくらいの重さであれば動きにも支障が出ずに力も籠めやすいはずだ。」
「いやはや、こんなものをいただいてしまってありがとうございます。」
「ふん、人間とはいえ悪魔王バズズ様の子孫だからな。死なれては困る。」
「そういえば、ドワーフの方ですか?」
「白部族どもと一緒にするな。俺はダークドワーフだ。」
「えーと、どう違うのですか?」
「生まれる要因が違う。ドワーフどもは洞窟に適した進化を。俺達は暗黒の瘴気に耐えられる進化をした。いわば俺たちはドワーフの特性を持ちさらに暗黒に耐えられる上位種族であると言っても過言ではない。」
「じゃあダークエルフの方々も?」
「そうだな。魔界の主な権力者は悪魔や竜族のような力のある種族だが、街に居るようなやつらはダークエルフのほうが多い。特にミルヒックはな。ミルヒックが落下した際に死んだ者も多かったが今でもミルヒビークはダークエルフが7割を占める。」
「バスモンさんみたいなダークドワーフは他に居ないんですか?」
「居ないな。元々俺は悪魔王バズズ様に引き抜かれて鍛冶屋としてやってきてんだ。鍛冶をするダークエルフはいても鍛冶をするダークドワーフはミルヒビークに俺だけだ。」
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エリゴス
王子
1863ゴールド
盗賊Lv13 寄生
HP117/117
MP709/710
ちから74
すばやさ116
たいりょく47
かしこさ190
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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