バトルロードのモンスターマスター達。
金をだせば会員になれるがモンスターは自分たちで用意しなくてはいけない。
{レベルを把握する魔法}
ダモーレ。存在を忘れている。ことにしている。
{魔族}
三角谷みたいに集落を作って暮らしている。
人間じゃないので徴税対象ではない。
{大臣}
ボストロールに攫われるほうではない。
後々次の大臣に追いやられパルミドで暮らすことになる。
サザンビークはイヤな事から逃げ出す人が多い土地柄らしいので嫌がらせでもされるんでしょ。
「殿下、スラぼうを飼育するにしても早急に土地を確保せねばなりません。
檻のままでは魔物嫌いな方に控えめに言えば持ち去られたり撤去される恐れがあります。」
「そうだな、これからも増やす予定があるし土地の確保については任せる。
ところでやはりスライムに殺される者もいるのか?」
「たまにいるそうですね。
魔物にもレベルがあるようで好戦的な魔物は異様に強いんだとか。
そういった魔物を主に捕獲しようとする金持ちもいるそうですが大抵は逃げられてしまうんだとか。」
「あー、魔物にレベルかぁ。
わかる魔法ってあるんだろうか。
もしあったらホイミよりも使うんだろうなぁ。」
「今のところ把握する術はありませんね。魔族たちであれば知ってるものもいるのかもしれませんね。」
「魔族?魔物とは違うのか?」
「魔族は厳密には魔物の一種ですが、文明的にも人と変わりない者たちですね。
ただ、辺境では魔族も魔物とみなされて討伐されることがあるそうですが…
この近辺で言うとベルガラックへの道の付近にガーゴイルの村があると聞いたことがあります。」
「そいつらは襲い掛かってこないのか?」
「うーん、居たとしても人間の盗賊とかもいるのですし性格によるのではないでしょうか。」
「そりゃそうか。」
「それで土地についてですが、
城下町の外の土地を切り開いたほうがよさそうです。
魔物除けの塀を設置すれば野生の魔物に襲われることもまずないでしょうからね。」
「魔物除けか。村の開拓に用いられる建材だったか?」
「そうですね。
飼育する魔物の脱走もなくなるでしょうしこれ一択でしょう。
しかし材料に使う聖水が大量に必要なのでしばらくは聖水が高騰するでしょうね。」
「聖水って何で出来ているんだ?」
「清水に岩塩を混ぜたものにトヘロスを込めるそうです。
直接塀にトヘロスをかけても維持できないとかで聖水は常に一定の需要がある者なのですよ。
しかしこの清水が問題で、そこらの川の水程度では効果が低くなるらしいです。」
「海の水はどうなんだ?塩水には変わりないだろう。」
「海の水はすでに魔力が定着しているためトヘロスが効きにくいそうですよ。」
「殿下、ここにおりましたか。」
「おう、どうした大臣。」
「実は陛下が殿下の取り寄せた魔物について聞きたいことがあるそうで、
殿下に真意を訪ねてくるようにと言われましてな。」
「ふむ、何故兵士ではなく大臣自ら来たのだ?忙しいんじゃないのか?」
「他の者には言えない話もありまして…
殿下の部屋まで同行してもよろしいですかな?」
「ああ、かまわんかまわん。
気にすることなく気軽に来るといい。」
「先ほど殿下の部屋に行ったところ行き違いになったようでしてな…
自室から出るとは珍しいですな。」
「あー、まぁ。部屋から出ないと悪評が広まるだけだと気づいてな。」
「…確かに使用人たちの間では姿を見ないことを訝しむ話が広まっているそうですな。」
「やっぱりかぁ。」
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エリゴス
王子
盗賊Lv2
HP38/38
MP376/380
ちから24
すばやさ45
たいりょく12
かしこさ98
▼とくぎ
なし
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
◆