サザンビーク王子の覗き見   作:道化師ケダマ

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{リリルーラ}
消費MP100。
想像した相手の場所に移動する呪文。
空間を飛び越える事さえも可能な呪文で、通常のルーラがあくまで高速で飛翔する呪文なのに対し、リリルーラは本当にその場から消えて瞬間移動する。(wiki)
ぶっ壊れ性能なので人間にはまともに使えないよう消費MPクッソ高くしときましょうね。


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「いやぁ、食ったねぇ。」

「奢っていただきありがとうございます。」

「やっぱ嗜好品だからか1品あたりが少なかったけど久々にお菓子って感じの食べた気がする。」

「思えばパルミドでも王都でもベルガラックでも宿や出店ばかりでしたものね。」

「…よくご存じで。誘拐前はそれなりに食ってたけどやっぱ城のより美味いな。料理人も素材もどっちもいいんだろうな。」

 

「おや?もしかしてエリゴス様でいらっしゃいますか?」

「はい、エリゴスですけど。」

「…なんということでしょう、何故ここにいるのですか。」

「え、せっかく2階なんですし上る前に娯楽施設を楽しんでましたけど。」

「私は悪魔王バズズ様の側近なのですが…実は悪魔王バズズ様は今、エリゴス様が天空庭園に行っていると思い天空庭園に…」

「それ、ちょっとまずくないです?」

「だいぶ不機嫌になると思われます。どうか急ぎ足で天空庭園まで行っていただいてもよろしいでしょうか。」

 

「その…ちょっと無理ですね。つい今まで甘味を食べまくってたもので早歩きは。」

「同じく、元々質量の少ない私もご馳走に預かったので伝令に走るのは難しいです。」

「なんということだ、困った…困った…」

「連絡手段は無いのですか?」

「緊急連絡用の金属管はありますが…それを使っては悪魔王バズズ様が誰も居ない空中庭園にエリゴス様に会いに行ったという醜聞が広まってしまいます。」

「………その、もしかしたら素早く移動できる魔法があるんですけど使ってもいいですか?」

「なんと!ピオラ系ですか?」

「いえ、ルーラ系で…一度も使ったことがないやつなんです。」

 

「ルーラじゃなくルーラ系…?ええ、もうそれで間に合うなら私の権限を持って許可いたします。」

「では分身君、影に戻ってくれ。行きます。【リリルーラ】。」

 

シュン。

 

「き、消えた!?」

 

 

 

 

「どこだ、エリゴス。いないのか?」

 

シュン

 

「うわぁ!?」

「ん!?」

 

ガシッ

 

「何故ワレの上から落ちてきたのだ?」

「その、2階の娯楽施設に居たら側近の方に空中庭園に居ると聞いたので魔法で。」

「…なんという魔法だ?」

「リリルーラです。なんか思い浮かべた相手の場所に移動する魔法で。」

「………聞いたことがないな。どこで知った。」

「あー、その。ややこしくなるのでご先祖様には話ますけど、自分別の世界で暮らした記憶がありましてですね。生まれ変わりってやつです。」

「そうか、別の世界の魔法か。その魔法はルーラ系なのだな?【リリルーラ】」

「あ、ちょ。それやったら。」

 

シュン

 

ドタァン

 

「むぎゅ!」

「む、すまんすまん。慣れないと真上に出るのだな。」

「…………」

「…医療施設まで運ぶとするか。」





エリゴス
王子
1832ゴールド
盗賊Lv13 寄生 気絶
HP83/117
MP609/710
ちから74
すばやさ116
たいりょく47
かしこさ190
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
new リリルーラ
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