サザンビーク王子の覗き見   作:道化師ケダマ

134 / 197
{寄生蜂}
オリジナル要素。
所詮はマデュライト食ったヘルホーネット。


134

「うぃ~ひっく。そんちょ~。」

「む、お前は見張りのニック。何故酔っぱらっている。」

「ちょいともらったんでさ。ところでヤンのやつが死体がちょっと動いたとか神経質になってて俺に報告するように言ってきたんですよ。」

「あ、じゃあ僕行ってきますね。」

「うむ、頼みましたぞ王子殿下。」

 

 

 

 

 

「えーと…あれ?おーい!ヤンさーん!」

「…ドウシタンダイ。」

「あぁ、どうも。なんか異変があったって聞いたんですけど。」

「…ナンデモナイヨ。」

「ところで体調悪そうですね。【みやぶる】」

 

{対象無し}

 

「……ヤンさん死んでるな?」

「…シンデナイヨ。イキテルヨ。」

「で、あんたがあのシードック動かしてたやつだろ?」

「…シンデナイヨ。イキテルヨ。」

「生きてたらすまないが首切りさせてもらうぞ。」

「ドウシタンダイ!ナンデモナイヨ!イキテルヨ!」

 

「ブゴゴゴゴ!!ゴボボボ!!」

「…首なしで喋ってる時点でどうしたもこうしたもあるか。【ヒャダイン】」

 

 

 

 

「村長さん、一大事です。」

「む、なにかあったのですか。」

「簡潔に言うとヤンさんが乗っ取られました。ついでに言えば首落としても喋れてます。たぶんシードッグの死体が喋れなかったのは腐っていたからでヤンさんは死にたてだから喋れてるんじゃないかって思うんです。」

「…え、ヤンが死んだ?お、おい。冗談だろ。」

「いえ、個人的にはこれ以上被害が出ない内にヤンさんごと焼却したほうがいいと思うんですけど、村長さんよろしいですか?」

「………うむ。止むをえまい。相手の正体がわからぬ以上ヤンは身をもって危険を示したのだ。」

「そうですね。それじゃそういうことで焼いてきます。」

「ま、待ってくれ!ほんとにヤンは助からないのか!?」

「いやだって…ニフラムも凍結も首切りも意味ないんじゃ完全に焼くしかないですよ。」

「…う、うぅ、俺がもっと、酒に釣られずに伝令していれば…」

 

 

 

 

 

「さて【ギラ】」

ジュウウウウ

「やっぱ単純に焼くならメラじゃなくてギラのほうが吹っ飛ばないでいいな。さすが光線。」

ミシミシッ…バシュッ!

「ギジジジジジ!!!」

「!?でかい蜂!?【みやぶる】!」

 

{無名 寄生蜂 マ素汚染重大 火傷}

 

「マ素汚染!?つか虫のくせにマデュライト飲んだのか!?」

「ジジジジ、ジジジジジ!!」

「ひえ!【ザキ】!」

「ジジ……」

 

「…効いたか?効いたな?よし。回収成功。」

「エリゴス様、こちらのヤンの遺体もしかしたらまだ蘇生が可能かもしれません。」

「お、ラッキーだな。【ザオリク】!」

 

 

 

 

『王子殿下!!この度は村を御救い下さりありがとうございます!!』

「いやぁ、ヤンさんの蘇生ができてよかったです。それでは!」

「こ、これ!俺の財産だ!追加で受け取ってくれないか!」

「えと、たしかニックさん?」

「俺の不謹慎な行動でヤンが死にかけたんだ。王子のおかげなんだ。どうか!」

「わかりました。ありがとうございます。」





エリゴス
王子
4462ゴールド
盗賊Lv18 加護(秘匿) 寄生
HP213/213
MP650/650
ちから124
すばやさ178
たいりょく95
かしこさ232
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
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