北の関所と王家の山への分岐路のある場所。
{クランプール}
やっぱ名前あったほうがいいかなって。
「お、でかい湖が見えてきた。なぁ分身君、あそこって何だい。」
「ちょうど王都と王家の山の間に位置する東の湖です。この先を左に曲がればリブルアーチ、まっすぐ進めば王家の山。リブルアーチ側には交易の街、王家の山側は養殖場のある産業の街があります。どちらもクランプールという領主が管理しています。」
「…なんかこう、それぞれ名前はないの?」
「無いです。東の湖、交易の街、産業の街です。全部ひっくるめてクランプール領です。」
「風情がないなぁ。」
「ただ、王都で食べられている魚の半分はクランプール産ですよ。」
「うーん、魚かぁ。なんか海魚と違って川の魚ってなんか…泥くさいんだよな。」
「安物ばかり食べるから泥臭い魚に当たるんだと思いますが…この先に1時間湖を沿うように行けば産業の街に着きますよ。そこなら王都よりも美味しい店があるかと。」
「なるほど、じゃあ頑張ってくれよスラぼう。」
「はーい。……なんで歩かないの?」
「道がでこぼこだからだ。それに乗ってればすれ違う人も驚かなかったろ?」
「疲れないからいいけどさ、歩かないと鈍るよ?」
「このくらいじゃ鈍らないさ…というか運動するとだんだん力が増してくるのを感じるんだよね。あんまり張り切るとやばい。」
「そっか、そういえばなんか耳長くなってきてない?」
「(さすさす)……若干長くなってる気がするな。このままじゃ人相まで変わりかねないな。魚の街はほおっておいて先に進んだ方が良くないか?」
「だめです、エリゴス様が王家の試練を受けることは既に周知の事実。それなのに道中にある街に寄らないなど不正を疑われます。一泊は必ずしてください。」
「そうだよな、それなりに賑わってる街なのに誰も見てないとなったら疑われるよな。よし、じゃあそのまま街へ向かってくれ。」
「はーい。」
「次、えーと。それはスライムか?」
「はい、ペットです。スラぼうと言います。」
「んー、魔族か?」
「はーい。ちゃんと喋れるし友好的だよ!」
「自分で友好的って言われてもな…まぁ知性がない魔物じゃないならいいか。通ってよし!」
「「ありがとうございます!」」
「すみません、一泊空いてますか?」
「空いてるけど…そのスライムはどうするんだい?」
「同室ってできますか?」
「うーん、人型以外はちょっと。他の宿あたってちょうだい。」
「はい、お手数おかけしました。」
「…分身君、宿が全滅したんだけどどうするよ。」
「ごめんね、僕がでかいばっかりに。」
「いやスラぼうは悪くない悪くない。ただ馬小屋もダメとなると本格的にスラぼうを休ませられないからなぁ。」
「エリゴス様、それならば領主の館に泊まるのはいかがでしょう。ここの領主は魔族嫌いと聞いたことはありません。」
「なるほど、領主の館なら庭があるし部屋も広いかも。それでいこう。」
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エリゴス
王子
4462ゴールド
盗賊Lv18 加護(秘匿) 寄生
HP213/213
MP650/650
ちから124
すばやさ178
たいりょく95
かしこさ232
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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