敵全体にかかっている全ての補助呪文の効果を消し去る。
テンションすら下げる。
大抵のラスボスが使ってくるアレ。
指先から放ったり、額から放ったり、剣先から放ったり、尻から放ったり。
「おお、戻ったゲロ?さすがお前は優秀ゲロ。あの人間全て喋ってくれたゲロ。」
「それはよかったケロ。ところで別の岸にある人間の街を攻める予定はあるケロ?」
「おお!その話をしたかったゲロ。さすが補佐官ゲロ。実は三日後くらいに攻めようと思ってるゲロ。何か案はあるゲロ?」
「そういえば皇帝は他のトードマンと違う能力とかあるケロ?」
「……気にしたことなかったゲロ。【ステータス】……なんか効果はわからないけど凍てつく波動、薙ぎ払い、氷の息が使えるらしいゲロ。…あれ、ヒャダルコが使えたと思ってたけど気のせいだったゲロ?」
「そうケロか。【みやぶる】」
{敵意なし}
(あ、そうだよな。)
「今何か言ったゲロ?」
「さすがですと言ったケロ。凍てつく波動はたしか敵にかかってる呪文を打ち消す魔法だったはずケロ。」
「さすが補佐官、トードマンいち賢くて物知りゲロォ。」
(なんか、こうも褒められると殺すのが惜しくなってくるなぁ。やっぱなんとか戦争回避して引き入れられないかな。)
「皇帝は何故国土を広げようと思うケロ?」
「むむ?よく考えたことはなかったゲロ。ただ単純に安寧の土地が欲しいだけかもしれないゲロ。それと人間が怖いゲロ。」
「どうして人間が怖いケロ?」
「まだ朕が小さなトードマンだった頃、人間と遭遇したゲロ。人間が放った矢が朕に当たった後…気づけば朕の周りに氷漬けの人間があったゲロ。朕たちの意識を失わせる怖い存在ゲロ。」
「……皇帝、それたぶん人間じゃなくてもなるケロ。」
「ゲロ…?そういえば朕はそれしか戦ったことないゲロ。だとすると…補佐官、朕に攻撃してほしいゲロ。そして攻撃したらすぐ逃げるゲロ。」
「ええ、わかったケロ。いくケロ。」
「いたっ…あ、意識が消えないゲロ?」
「トードマンになったからかもしれないケロ。」
「おお!おお!これならもう人間怖くないかもしれないゲロ!」
「でも人間はトードマン怖いかもしれないケロ。それについてはどう思うケロ?」
「む、むむ…人間がどっかいかないと安寧は訪れないゲロ?」
「そうとも限らないケロ。トードマンの他にも魔族が人間側にはいるケロ。そいつらと同じようにトードマンも人間の友になればいいケロ。」
「………上手くいくゲロ?」
「もちろんケロ。皇帝の補佐官である私に任せるケロ。」
「おおお!朕たちの安寧の地を彼らに保証させてくるゲロ。まかせたゲロ。」
「なぁ、なんか俺皇帝の補佐官と間違われるケロ。」
「なんか顔が似てるからケロ。」
「そうケロ?なんだかなぁケロ。」
「さっさとここも塗るケロ。」
「こうすれば巣が燃えにくくなるケロ。ランドゲーロの頃からの知恵ケロ。」
◆
エリゴス
王子
4448ゴールド
盗賊Lv19 加護(秘匿) 寄生 モシャス(トードマン)
HP228/228
MP450/660
ちから132
すばやさ186
たいりょく102
かしこさ220
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
ブレスクラッシュ
???
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
◆