サザンビーク王子の覗き見   作:道化師ケダマ

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{わだつみの杖}
攻撃力36。
水系モンスターに特効。
ただし物理に限る。


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「というわけで皇帝から言質はとってきました。とりあえずモシャスを解いて会いに行こうと思います。」

「しかし、危険ではないですか?」

「大丈夫ですよ。職こそ盗賊ですが実質魔法使いみたいなもので全身鉄の塊にできる魔法や瞬間移動ができますからね。」

「…それは魔法使いではないと思います。しかし、そこまで言うのであればこれを差し上げましょう。」

「なんですこれ。」

「我がクランプール家に伝わる家宝の一つ、わだつみの杖と言います。言い伝えでは水に棲む魔物に対して与えるダメージが多いらしいです。」

「具体的にはどうなるんです?」

「たしか……うーむ、書物に書いてあっただけでうろ覚えなのですが何かが作用して杖から不思議な力で魔物に痛みを与える…はずです。」

「なるほど。痛みを。それはいいかもしれませんね。…ただトードマンって水生ですかね?」

「ランドゲーロも一応水の中で産卵するので水生だとは思うんですよ。どうぞお持ちください。」

「うーん…わかりました。ありがとうございます。」

 

 

 

 

「たのもー!!!」

「な、なんだケロ。人間ケロ。」

「皇帝の補佐官殿に招かれたサザンビーク王国第一王子のエリゴスと言う!皇帝と和平を結びに来た!!」

 

ガヤガヤケロケロ

 

 

「おい、まだ見つからないケロ?」

「補佐官殿どこにもいないケロ、どうすればいいケロ。」

 

(あ、しまった。そうだよなまず補佐官通すよな。)

 

「補佐官殿は現在我が街にて歓待を受けている!!決して非礼は働いていないことをエリゴスの名に誓う!!(そりゃ俺だもの、非礼は働かないさ。)」

 

 

「ゲロゲロ。朕を呼んだゲロ?人間の王子。」

「ああ、お初にお目にかかる。私はサザンビーク国、トードマン帝国と戦争中である国の次期王のエリゴスと言う。そちらは皇帝とお見受けする。和平の席を用意していただけると聞いた。」

「ゲロ…交渉事は補佐官に頼もうと思っていたゲロ。」

「安心してくれ、補佐官殿からはこの街を人間側が認め、トードマンを友好的魔族として認知すれば皇帝の望む安寧の地を作る邪魔はできないしトードマンも人間の街を襲わないということになっている。」

「おお!おお!しかし朕たちはお前たち人間の街を奪ったゲロ。そこはどうなんだゲロ。」

「領主からは許可を得ている。この街は正式にお前たちトードマンの街になる。」

「おおおお!!交渉の席など要らないゲロ!!さすが補佐官ゲロ!!本当に戦争しなくてよくなったゲロ!!」

 

『よかったケロー!!よかったケロー!!』

 

(和平の席は要るんだけど…)

 

「もう朕たちは理性ないランドゲーロじゃないゲロ。一人のトードマンとして人間と平等な扱いゲロ?」

「もちろん、ガーゴイルやリザードマンはもちろん、人型じゃないスライムですら魔族なら知性ある生命として平等な国がサザンビークだ。書類を作るために一度街まで来てくれないか?」

「わかったゲロ!おまえとおまえとおまえ!ついてくるゲロ!」

 

「「「かしこまりましたケロ!」」」





エリゴス
王子
4448ゴールド
盗賊Lv19 加護(秘匿) 寄生
HP228/228
MP350/660
ちから132
すばやさ186
たいりょく102
かしこさ220
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
ブレスクラッシュ
???
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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