ストーリー上必ず戦うことになる雑魚。
ジゴフラッシュは一応魔法なのでエリゴスも使える。
リブルアーチという橋の上の街の下あたりに大量に生息している。
{バフロンズ}
3人組の傭兵集団。
金が入れば酒と女に使い、普段は魔物を狩って生計をたてている。
その実態は依頼を受けて魔物を捕獲するハンター。
しかし性格は強盗である。
{アクズ}
寡黙なほうの手下。
訛りなのか語尾に『がよ』がある。
弓と短槍を使う狩人。
{チャック}
騒がしいほうの手下。
笑い上戸のやせぎす。
短剣と鞭を使う盗賊。
「お頭、無事に水路を抜けたようですぜ!」
「おう、待ち伏せもないな。こりゃまだ誘拐には気づいてないと見える。」
「カシラぁ、でかい竜がこっち見てるがよ。」
「んー?あぁ、ありゃ海竜ってやつだな。
たしかこのあたりに巣を作る珍しい魔物だな。
厄介な魔法を使うらしいからとっとと東へ逃げるぞ。」
「「アイアイサ!」」
(そろそろ起きてもいいかな。)
「うぅ、ここは一体…」
「カシラ、小僧が起きたがよ。」
「おうおう、エリゴス様。ご機嫌はいかがかな?」
「へっへっへ、お前は俺たちバフロンズに誘拐されたのよ!
大人しくしたほうがいいぜぇ?
なんたってお頭はレベル32の魔法使いなんだからなぁ!」
「なんですって、誘拐!?そんな、父上…およよ。」
「はっはっはっは。お頭!こいつ泣いてやがるぜ!ガキだなぁおい!」
「まてまてこいつはたしかまだ5歳だと聞くぜ。
エリゴス様よぉ、お前さん職業とレベルは何だ?」
「れ、レベル2の盗賊だよぉ。」
「はーっはははは!盗賊!王子なのに盗賊だってよお頭!!」
「おい、声が大きいがよ。
もうすぐ外海だから気を引き締めないといけねぇがよ。」
「外海…?もしかして、遠くに売られちゃうんですか!?」
「そうさ、エリゴス様…いや、もういいか。
坊主、お前はパルミドってところで売っぱらうのさ。
お前がどんなやつに買われるかはしらねぇが俺は契約料と坊主の納品で儲かるってわけよ!」
「そうですか…僕はそれまでどうしていればいいんでしょうか。」
「おぉ?しおらしいねぇ女々しいねぇ!!お頭、どうしやす?」
「適当な船倉にでも突っ込んどけ。元々船で輸送するんだから相応の設備がどっかにあるだろ。
おい、アクズは船倉に小僧を連れてって見はってろ。
チャックはその間に船内を探って俺に報告しろ。」
「「アイアイサ!」」
「小僧、お前はここで大人しくしてるがよ。」
「はい、わかりました。
ところで…アクズさん?達は普段から誘拐を?」
「たまにな、たまに。普段は魔物を狩ったり、商隊を襲ったりしてるがよ。」
「そ、それじゃ凶悪犯なのですね。怖いよぅ…」
「……。」
遠くから声が聞こえる
「お頭!たぶん小僧を入れる部屋がありましたぜ!それに酒と食料も!」
「…う……アク……こ…」
「へい!わかりやした!」
「おい、アクズ!ガキを持ってこい!入れる部屋があったぜ!」
「おう。こい、小僧。」
「はい…」
「ここだ!外鍵の部屋で見張り要らずとは準備のいいお人だねぇ!
ま、もう死んでるがな!がーはっはっはっは!!」
「入るがよ。」
「……。」
(なかなかに清掃が行き届いている。用意したのは最近か。)
「じゃ、俺らは楽しんでるからよ、なんかあったら呼べよ!」
「はい、わかりました。」
(さぁて、縛られていないことだし筋トレでもするかね。)
◆
エリゴス
王子
盗賊Lv2
HP38/38
MP360/380
ちから24
すばやさ45
たいりょく12
かしこさ98
▼とくぎ
なし
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
◆