「本当に今日なのか?」
「そのはずだぜ。なんてったって王城の知り合いに教えてもらったんだからな。」
「ふぅーん。」
「傾聴!!これよりエリゴス第一王子の凱旋を行う!この度殿下は王家の試練を達成し、さらには新種族トードマンの帰化および狂暴化したランドゲーロの女王によるクランプール領侵攻を防ぎ討伐隊とともに王都へ帰還した!もしもその功績を疑う者がいるのであれば実際にクランプール領へ赴けばトードマンの街もランドゲーロの女王の進行被害も目の当たりにすることができるであろう!!」
「なぁ、なんでわざわざ商人に聞くんじゃなくて行くように言ってるんだ?」
「そりゃ新種族の帰化があったからだろ。トードマンってのが王都まで来るんじゃなくて俺らが出向けばトードマンってのも人間慣れするだろ。王都に偏見持ってるかもしれないしな。」
「そういうものか?クランプール領ってたしか街が2個あったろ。どっちかと交流するなら勝手に慣れるんじゃないか?」
「いやなこれまた王城のやつに聞いた話なんだが、最初はただのランドゲーロだったのが養殖の街を奪って自分たちの街にしたところトードマンになったって話だ。養殖の街を追い出されたやつらにしてみれば面白い話じゃないだろ。だからそういう第一印象がない王都の人間を呼び込もうって話だ。」
「…お前の知り合い何者だよ。」
「ほら、伝書鳩係のピーターだよ。あいつ職業柄色んな事知ってるからたまに教えてもらってんだ。」
「あー、でもそれ機密漏洩にならないのか?」
「伝書鳩でやり取りするような内容に機密情報はないらしいぞ。本当の機密情報は馬に乗って届けるらしい。」
「へー。あ、開門するみたいだぞ。」
「うーん、今回も大人数での凱旋になってしまった。」
「殿下、我々が先行しますので殿下はそのまま馬車にお座りください。」
「あーうん。ありがとう。ただもうちょっと…マシな馬車はなかったのかな。」
「申し訳ありません、姿が見える馬車がそれくらいしかなく…」
「あいや、別に責めてるんじゃないんだ。ただ、これなら歩いたほうがマシなんじゃないかと思って。」
「とんでもございません。殿下にはどっしり構えていてほしいのです。今回の主役でございますから!」
「…なあ、殿下の乗ってるアレってさ。」
「ああ、見ての通りだと思うぜ。」
「大八車に椅子乗せて凱旋なんて聞いたことないぜ。」
「こりゃしばらくは殿下の話題で持ちきりだろうな。」
「殿下の顔見るに本人も恥ずかしいだろうなぁ。」
「あれじゃ歩いたほうがマシだろうに。」
◆
エリゴス
王子
4448ゴールド
盗人リゴスLv20 加護(秘匿) 寄生
HP260/260
MP600/600
ちから152
すばやさ183
たいりょく120
かしこさ200
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
ブレスクラッシュ
???
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
◆