DQ8のスタート地点みたいな国。ゲームだと荒れ地とトラペッタ周辺くらいしか見どころがない。
{トロデ}
後々緑のおっさんになります。
{ミーティア}
エリゴスと同い年の10歳。
主人公も同い年の10歳。
159
「実はこれまで言わないでいたのだが、私の父…お前もあったことがあるであろうガベリヌスはかつて身分を隠して諸国漫遊をしていたのだ。お前がサザンビークをエライゴスという偽名で見て回っていたようにな。」
「あー、うん。外国までは行かなかったけど。」
「その旅の途中、父はトロデーン国の王女と両想いになったのだ。しかし当時、魔族を国民として扱うサザンビークと魔族を魔物と同一視するトロデーンは非常に仲が悪く、二人は別れなくてはいけなかった。」
「…やっぱトロデーンってそういうところなんだね。」
「うむ、今でこそ大きい街では魔族の概念も伝わっているだろうが辺境の街ではまだ魔物扱いが多いだろうな。そして引き離された二人は最後に自分たちの子供を結婚させる約束をしたのだが、まぁ私は男、トロデ王も男で約束は果たせなかったのだ。」
「それで、トロデーンの王女様と僕が?」
「うむ。お前の気持ちを考えていないようだがどうしても父の願いを叶えてやりたくてな。それにミーティア姫はとても美しい姫と聞く。お前にも悪い話ではないと思うがどうだろうか。」
「実際に会ってみないことにはどうにも。」
「この婚約話はトロデ王も賛成しているんだ。そこで、エリゴス一人でトロデーンへ挨拶に行ってみてほしい。産卵期の王家の試練をこなしたお前だからこそ言える事だがな。」
「まぁ気晴らしに旅行気分で行こうと思います。」
「…うむ。まぁどうするかはお前が決めるといい。もしお前が断ってもチャゴスが居る。お前が国王になるのであればチャゴスがトロデーンに入り婿に行くのも手だろう。」
「たしかにその方がいいかもしれないけど最近のチャゴスって…なんか性格が汚くなってません?」
「弟に対して性格が汚いとはなんだ。エリゴスのように波乱万丈の暮らしをしてきたわけではないのだから多少性格がわがままでも仕方ないだろう。」
「うーん、まぁ。」
「それに誰もがお前のように自己を貫けるわけではない。チャゴスは…職業による性格補正が強いだけだ。」
「そういえば聞いたことなかったですけどチャゴスの職業ってなんでしたっけ。」
「遊び人だ。」
「…盗賊よりどうなんでしょう。」
「む?遊び人の何が悪いというのだ。」
「いやだって…王子が遊び人って盗賊よりどうなんでしょう。」
「どうやら遊び人を誤解しているようだが…遊び人は町民にも大人気の職業だぞ?主に芸術家や職人や作家などの発想力が必要な仕事で大成するのは遊び人だ。発想力に優れる以外にも身のこなしに優れ会話力がある貴族としても役立つ職業だ。」
「…悪い点もあるのでは?」
「…一般的に言えば、憶病にして自己万能感が強く傲慢にして、他者の意見を無視してまで己の発想を優先しやすいことだけだ。」
「悪い点デカすぎないですか?」
「んん!!それは置いておこう。それでお前には三日後に身分を隠してベルガラックへと向かってもらう。身分を明かすのはトロデーンの王城へ入るまで。それまではただの旅人として移動してもらう。」
「わかりました。まぁ僕としても次期国王としてチヤホヤされるより気ままに過ごしたいですからね。」
「既に持参品は用意してあるので出発の際に渡す。それまでは城下で出発の用意をするといい。」
「はい。ところで、その。お金のほうは。」
「3年前の出来事で金銭感覚は身についただろう。好きなだけ持っていくといい。」
「じゃあ、1万Gほど。」
「良いだろう。トロデーンはサザンビークより物価は安いとはいえ一部の娯楽品は高いと聞く。あまり無駄遣いはしないようにな。」
◆
エリゴス
王子
10000G
魔人エリゴスLv20 加護(秘匿)
HP270/270
MP500/500
ちから185
すばやさ190
たいりょく130
かしこさ180
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
ブレスクラッシュ
???
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
◆