序盤の港町なのに灯台くらいしかないんです。写真家のおっさんは出しません。
「ポルトリンク行き定期便、出航しまーす!!」
カァン!カァン!カァン!カァン!
「やぁ坊ちゃん。君もトロデーンに行くのかい?それとも乗り継いでアスカンタ?」
「あぁ、どうも。僕はポルトリンクで降りてトロデーンですね。」
「へぇー、目的地はどこなんだい?私はトラペッタっていう辺境の街なんだけど。」
「僕は王都ですね。ぶっちゃけ言うとポルトリンクからの道がさっぱりわからないけど。」
「ん?親御さんはいないのかい?」
「一人で旅をしているんですよ。サザンビークを出るのは初めてですけど。(大嘘)」
「はぁ~、それはまた。でも君、さぞかし強いんだろう?その短剣の柄の擦り切れ具合に手の作り、前衛で戦うタイプの職業だろう。」
「いやいや、僕は魔法使いですよ。(大嘘)」
「ふぅ~ん、ちなみに私は吟遊詩人さ。サザンビークのめぼしい場所を巡ったから次はトロデーンへ。その次はアスカンタ。そしてサザンビークって感じに渡り歩いててね。」
「そういえば吟遊詩人って儲かるんですかね?」
「儲かる儲かる。普通の人は一生同じ町に住むモノだからね。他の国の出来事を歌に聞くことで異国に思いをはせるのさ。」
「そういう本って出回ってないんですかね。」
「…そうか、サザンビークでずっと暮らしてるとそう思うよね。サザンビークは紙がとっても安いから本が出回っているけど他の国だと紙が高いんだよ。だから文字を読めない人もいるし、とある田舎では計算は全て他人任せなんて危ういところもあるんだ。」
「うーん、恐ろしい場所ですね。それじゃ誤魔化されても気づかないんじゃないかな。」
「そうなんだよ。実際そういう人も居たんだけど…私が口を出して何か厄介ごとになったら嫌だからそのままにしておいたよ。」
「ところでポルトリンクの見どころってどこかありますかね?」
「そうだね、まずは大灯台だ。定期便の受付なども併設されている巨大な灯台があってね。世界で一番大きな灯台と言われているんだ。そこを出れば市場なんかもあるし、まさにトロデーンの玄関口にふさわしい港町だよ。」
「ほほう。次は?」
「トロデーンで二番目の大きさを誇る大教会だね。現地の人含めて毎日数千人も立ち寄る名所だよ。そこの見どころで言えばその構造の複雑さから再現不可能とまで言われた巨大な管楽器の魔道具さ。あの楽器の演奏は一度は耳にするべきだよ。」
「…なるほど。他にもあったりします?」
「無いよ。その二つだけ。ポルトリンクの外なら世界中のエビラが生まれる海岸とか、大自然の神秘を感じる荒野とかあるんだけど…。まぁあくまで港町って感じさ。」
「なるほどなるほど。とりあえずはその2つをメインに観光することにしますね。」
「サザンビークほど治安がいいわけじゃないから気を付けてね。特に魔物と仲良くしてるところを見られてはいけないよ。彼らの中には魔物は全て滅ぼすべしという思想の人々も居るからね。」
「わかりました。そうします。(大嘘)」
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エリゴス
王子
9836G
魔人エリゴスLv20 加護(秘匿)
HP270/270
MP500/500
ちから185
すばやさ190
たいりょく130
かしこさ180
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
ブレスクラッシュ
???
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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