「し、知らないんです…」
「そのような虚言まかり通るか!お前と行動していたのを目撃したのは何人もいるんだぞ!」
「本当にわからないんです!同じ宿に泊まったのは確認しています!」
「じゃあそこからどう消えたというんだ。門番は誰も目撃していない、船も出航していない、隠れて町を出ようにも積み荷の検査は免れられん。隠し立てしてもいいことなどないぞ!!」
「本当にしらないんです!!」
「ええい、この期に及んで隠し立てするとはまったくもって度し難い!この鞭を喰らいたくなければさっさと吐け!!」
「ひいい!!」
「さて、ジョナタ。いやあっちでそのまま呼ぶとばれるかもしれないからジョン君。これからポルトリンクに行くけど今度こそ漏らさないでくれよ。」
「大丈夫です。頑張ります。」
「ならいいけど。じゃあ【ルーラ】」
「見られてないな?よし、この後はどうするかだけど。とりあえず広場で掲示板を見ようと思う。」
「はい、でももし指名手配されていたらどうするのですか?」
「決まってるだろ、陸路で王都まで行く。どうせ港にも領主の手下がいるだろうからな。」
「そうですか…でも魔物が出たらどうするのですか?」
「倒せばいい。倒せなくても追い払えばいい。」
「エライゴスさんはそんなに強いのですか?」
「聞いて驚け、レベル20だ。」
「…冗談ですよね。子供がレベル20なんて。」
「いいや、本当だ。広場が見えてきたからしっかりフード被ってな。」
「はい。」
【リンキア子爵殺害に関する指名手配:金髪青目の子供、宿屋の記帳からエライゴスを名乗っている。子爵の甥のジョナタ様を誘拐。捕まえた者に1万Gを渡す。】
「やっぱりな。とりあえず町から出るぞ。」
「でも、町の入り口は通れないと思います。」
「ポルトリンクは町の西側に出入り口があるな。だったら東から出ればいい。」
「え…?」
「東側の崖から出るんだよ。」
「えええ、どうやって上るのですか。僕には無理ですよ。」
「空を飛ぶ。ベルガラックを行き来したルーラとは別にトベルーラという魔法があってな。魔力を喰いまくるけどルーラみたいに目的地に縛られない。」
「また飛ぶんですか。」
「飛ぶ飛ぶ。じゃあ行こうか。」
「はい…」
「………」ジロリ
「おい、どうした?」
「あの子供、手配書のガキじゃないか?」
「たしかに金髪だが、青目だったのか?」
「ああ、青目だった。行くぞ。」
「わかった。もし本物だったら1万Gだな。たんまり酒が飲めるぜ。」
◆
エリゴス
王子
9625G
魔人エリゴスLv20 加護(秘匿)
HP270/270
MP499/500
ちから185
すばやさ190
たいりょく130
かしこさ180
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
ブレスクラッシュ
盗む
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
◆