ゲームでは無理やりドルマゲスが破壊して通れるようになる。
「いやぁ~、風が心地いいなぁ。幕を上げられるタイプの馬車でよかったな。周りが見えるから警戒もしやすいし。」
………
「誰か返事してくれない?」
「グゥー…グゥー…」
「スヤスヤ…」
「なんだ、寝ちゃったのか。まぁこれだけ心地いい風だとなぁ。……ハイハットさん馬車止まってない?」
「グガァー…グガァー…」
「んー!御者が寝てる!まぁ別にいいけどさ。起きるまで俺が御者するか。ハイヨー!」
「……ブルル」
「馬も寝てる!……いくら何でもおかしいだろ、【ザメハ】」
「う、うぅ?はっ!寝ていた!?」
「ヒヒーン!」
「よーうハイハットさん。仕事初日から睡眠とは結構な御身分だな!」
「ち、違う!俺が仕事中に寝るわけねぇだろ!」
「…まぁ馬も寝るなんてことないだろうからただの冗談だよ。で、何があったと思う?」
「……この甘い匂い、おそらくは魔物の仕業だろうが検討つかねぇ。」
「風向きからみるにあの森から届いてるっぽいな。」
「このままじゃ通るやつが全員寝ちまう、急いで戻るぞ。」
「あぁ、わかった。アローザ様に報告だな。」
「森から馬車を眠らせる何かが?」
「へい、ライゴ坊ちゃん以外は全員寝ていやした。」
「エライゴス君。何故あなたは眠らなかったのですか?」
「状態異常には耐性があるので。まぁなんらかの異変が起こってるんじゃないですか?」
「…あなたの腕前を見込んで頼みがあります。このまま森へ調査を送っても全員寝てしまうでしょう。この異変を解決してきてもらえませんか。」
「いいですとも。俺としてもあの森は気になりますので。」
「そうですか、解決して頂くお礼を用意しておきます。気を付けて調査をお願いします。」
「任せてくださいよ、お礼楽しみに待っていますね。」
「さて、甘い匂いがする。ってことはここらへんだな。」
ガサガサ
「………なんだこれ、コレから甘い匂いが。キノコっぽいけどとりあえず持って帰るか。【ルーラ】」
「戻りましたね、どうでしたか。」
「こんなものが。なんかのキノコっぽいんですけど。」
「……私は初めて見ますね。当家の学者に調べさせましょう。今日も泊って行ってください。明日には何かわかるはずです。」
「お言葉に甘えて。ところでお礼はもうあります?」
「ええ、こちらを。」
「ふむ…通行許可証?」
「無くても通れますが、それがあれば検問なしで通ることができます。当家が身分を保証する物です。」
「これは助かりますけど、最初からくれてもよかったんじゃないですか?」
「無暗に発行出来るものではないのです。辺境への関所は国の管理下ですからね。通行証一つにつき10万Gを国に追加で納める必要があるのです。あなた方には10万Gよりもこちらの方が良いでしょう?」
「ごもっともです。それではもう一日お世話になります。」
◆
エリゴス
王子
9625G
魔人エリゴスLv20 加護(秘匿)
HP270/270
MP499/500
ちから185
すばやさ190
たいりょく130
かしこさ180
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
ブレスクラッシュ
盗む
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
◆