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「見えてきたぞ、あの城壁がトラペッタだ。」
「おー。なんか想像よりも小さいな?」
「城壁が先に作られたからな。」
「へぇ。ところでそっちの馬車の衛兵達はどうしてます?」
「…何事もないようだ。気にする必要はない。」
「はーい。」
「くそっ!出せ!出しやがれぇ!」
「もう三日もこの中じゃねぇか。いい加減諦めようぜ。トラペッタに着けばこっちのもんだ。」
「はぁ、あったかい食事が食べたい。」
「くそっ!くそっ!」
「せめて外に声が届けば奴らをビビらせられるんだがな。」
「なんで俺達が護送馬車に入れられなきゃならない!入れられるべきはあいつらだろうが!」
「ふん、王都から来た兵士どもはいつも俺達辺境の衛兵を見下しやがる。辺境の魔物を狩っているのは誰だと思ってやがんだ。」
「俺たちが馬車から降りたら一斉に襲い掛かるぞ、あのガキは強いから先に兵士からだ。」
「そ、それはまずくないか。俺は嫌だぞ。」
「はぁ?テメェもやるんだよ。」
「俺たちだけ働かせるつもりか?いつからそんな偉くなりやがった!オラ!」
「ぐぅ!で、も。王都の兵士はやばいって!いくら辺境伯の後ろ盾があってもそれは揉み消せねぇよ!」
「馬鹿じゃねーか?俺たちが舐められたままじゃ衛兵として示しがつかねぇだろうが!」
「じゃあ何か!?テメェはあいつらに舐められたままで居ろってのか?オラ!」
「はぁ…はぁ…俺は何もしねぇからな。やるならお前らだけでやれよ。」
「ぺっ!意気地なしが!」
「この街には検問はないのか?」
「無い。何故かと言えば辺境伯の方針としか言いようがないが。」
「うーん、納得。」
「この南門を通ると広場に出る。辺境伯の屋敷は東側にある。先導するからついてきてくれ。」
「はいよ。坊ちゃん、馬車に入っててくれ。」
「わかった。何かあったら教えてくれよ。」
「つっても坊ちゃん幌から外見るんだろ?だったら坊ちゃんこそ気づいたら教えてくれよ。」
「はいよ。気づいたらね。」
「ん?馬車の揺れがほとんど無くなったな。トラペッタに着いたか!」
「準備は良いか。」
「もちろんだ、このぼろ雑巾はどうするよ。」
「便所壺にでも突っ込んどけ。もう死んでんだからな。」
「へっ、俺達に逆らおうなんざ百年はええんだよ。」
「三人になっちまったが足を引っ張られるよりはマシだな。」
「武器は没収されたが服の中までは調べなかったようだなぁ。食事も中を見ずに上から入れてくるから気づいてもいない。絶対殺す。」
「へっへっへっ。俺達衛兵を甘く見るとどうなるか思い知らせてやるぜ。」
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エリゴス
王子
9625G
魔人エリゴスLv20 加護(秘匿)
HP270/270
MP500/500
ちから185
すばやさ190
たいりょく130
かしこさ180
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
ブレスクラッシュ
盗む
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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