「今日はトラペッタで宿を取ります。西側に大きな宿があるようですのでそちらへ。」
「へい。ところでほんとにあんな喧嘩別れみたいな感じでよかったんですかい?」
「こちらの意向に従えないのであれば王都に報告するほかない。最悪の場合は辺境伯家は王家に叛意ありという採決になるだろうがな。」
「それはそれで過激すぎる気もするが…」
「この話は止めだ。ここでどうこう言ったところで何も変わらん。」
「へいへい。」
「あ、天窓が開いたぜ!」
「おおい!死人が出た!」
「蘇生させてくれー!」
「わかった、少し待っていろ。」
「…閉まった。わかったっつってたが。」
「いいか?扉が開いたら一気に連れ込んで俺達は外に出て鍵を閉めるぞ。」
「へへへ、わかってるって。」
「開かねぇな。」
「何やってんだ?」
「まさか、嘘ついたんじゃないだろうな。」
ギィィ
「おい、出てこい。中を改める。」
「まず兵士さんが見てくれよ。この惨状を。」
「それは無理だ。まずお前たちが出てこい。」
「(どうする、隊長。)」
「(決まってるだろ、こうなったら三人で兵士をボコすぞ。)」
「(おう。)」
「「「今出るぜ。」」」
「…(おい、聞いてねぇぞ。)」
「(なんでこんなに剣持った奴が警戒してんだよ。)」
「お前たちが暴れないように、念のためにその辺の傭兵を捕まえて警戒させている。変に動けば殺させてもらう。」
「「「…うす。」」」
「酷い状態だな。死んだ兵士は暴行の後に便所壺に頭から突っ込んだな?お前たちは本当に人間か?」
「はっ、そいつは俺達に逆らったんだ。当然の報いだ。」
「では、その逆らった内容について言ってもらおうか。」
「…………」
「どうした、だんまりか。そっちのお前は?」
「………」
「こいつもだんまりか。最後の一人、お前が言わなければ全員危険分子として殺す。」
「…兵士、お前を」
「馬鹿!言うな!」
「大方、私を襲撃して逃げ出そうとしたのだろう。つまりお前たちは王都の兵を殺そうとしたと。この事は辺境伯家の指示か?」
「!!そ、そうだ!辺境伯家からの指示だ!穏便に事を済ませないとお前なんぞ尻尾切りだぜ!」
「ば、馬鹿野郎。そんな事言ったら俺達が尻尾切りだ!」
「そうか、わかった。辺境伯家の命令で衛兵が兵士を襲おうとしたと。ハッキリ王家へ伝えておこう。傭兵達、彼らを見張っていてください。」
「おうとも、俺達はもらった金の分はしっかり働くぜ。」
「死者が出たというのはここですかな。」
「おお、神父殿。この馬車の中です。」
「…これは惨い。あとは我々教会の者にお任せください。」
「助かります。掃除夫も呼んでいるので蘇生のほうをお願いします。」
「はい。修道士君、そこの井戸の水をかけて洗ってさしあげなさい。」
「はい、神父様。」
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エリゴス
王子
9625G
魔人エリゴスLv20 加護(秘匿)
HP270/270
MP500/500
ちから185
すばやさ190
たいりょく130
かしこさ180
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
ブレスクラッシュ
盗む
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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