トラペッタに居る魔法と薬の研究してる賢者の末裔
「兵士さん、大変だ!坊ちゃんが居ない!」
「何!?まさか、逃げたか!」
「それが、こんな書置きがあった。」
【執事がムカついたので潜入してきます。夕飯は適当に食べておくので明日南門前で待ってます。なんか面白そうな書類とかあったら持ち帰っておきます。】
「あの坊ちゃん、よりにもよって辺境伯の屋敷に忍び込みやがったんだ。」
「…これはチャンスかもしれない。ライゴは実力者だ、よほどのことがない限り逃げかえるだろう。そして執事と話していた時にライゴは姿を見せていない。我々と関係があるとは思われないはずだ。」
「で、でも。もしばれたりなんかしたら。」
「その時はその時だ。元々指名手配されているのだからな。」
「そう…だな。あんなんでもアローザ様が見極めた子供だからな。信じるか。」
「へへへ、なかなか面白い資料があるなぁ。トラペッタにしか生えない薬草、大樹の上に棲む極楽鳥の解剖データ。編纂者マスター・ライアスってことは恐らく真実なんだろうな。」
「む?資料室の扉が開いていますね。誰か居るのですか?」
(おっと失敗失敗。)
「…ふむ、誰も居ませんね。ここは立ち入り禁止のはずですが何故空いていたのでしょう。」
(行ったか。まさかドアの真上の天井に張り付いてるとは思うまい。このまま別の部屋も見て回るか。)
(物音も話し声もしないな。よし、入るか。)
「しつれぇ~い。」
「……うむ?誰か、来たのか?」
「おや、おじいさんが居た。ここはおじいさんの部屋ですかね?」
「あぁ、そうだ。君は?誰かの子供、かな?」
「あー、まぁ誰しも誰かしらの子供であることは確かです。」
「そうかそうか。哲学的な、子供だね。私は、ティンバレス・ペッティリア。辺境伯だ。」
「ああー、あなたが辺境伯。…もしかして起きれないんです?」
「そうだ、私はもう寿命が近くて、老衰というやつだ。起きることが、出来ないのさ。」
「へぇ、そうなんですか。ところで衛兵たちが悪さしてるのはご存知ですか?」
「なに、衛兵が悪さを…?二年前までは、そのようなことはなかった、というのに。」
「アルバート家が発行した通行許可証を関所で奪おうとしたり、責任を追及しに来た兵士に執事がその衛兵を引き渡して去るように言ったり、王都へ報告しても辺境伯家の権力で握りつぶせるって言ったり。」
「す、すまない。あんまり急に言われても、頭に入ってこないんだ。ゆっくり、言ってくれないか。」
「あぁ、はい。大丈夫ですよ。ゆっくり話しますからね。」
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エリゴス
王子
9625G
魔人エリゴスLv20 加護(秘匿)
HP270/270
MP489/500
ちから185
すばやさ190
たいりょく130
かしこさ180
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
ブレスクラッシュ
盗む
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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